2016年10月まとめ

2016年10月の読書メーター
読んだ本の数:42冊
読んだページ数:3695ページ
ナイス数:149ナイス

憂鬱くんとサキュバスさん 1 (ヤングジャンプコミックス)憂鬱くんとサキュバスさん 1 (ヤングジャンプコミックス)感想
Twitterでの絵にペン入れをした所為で違和感を感じるが概ね他は悪くなし。鬱病患者に取り憑いたサキュバスの物語で、このサキュバスが純朴で世話焼きな性格というかステレオタイプの関西人を当てはめたような性格に近くてそのエネルギッシュな姿勢がとても好い。「そもそも人間なんぞ生きてるだけで恥や 迷惑や! そんなもんや」の台詞やp70でのええんやで?は諭すでもなく戒めるのではないありのままを受け入れる態勢は印象的で鬱に対しての良き理解者。
読了日:10月1日 著者:さかめがね
3月のライオン 西尾維新コラボ小説付き特装版 12 (ヤングアニマルコミックス)3月のライオン 西尾維新コラボ小説付き特装版 12 (ヤングアニマルコミックス)
読了日:10月1日 著者:羽海野チカ
いろいろな何か。〜GuP編〜 Plusいろいろな何か。〜GuP編〜 Plus
読了日:10月2日 著者:おこたんぺこ
あの娘にキスと白百合を 5 (MFコミックス アライブシリーズ)あの娘にキスと白百合を 5 (MFコミックス アライブシリーズ)感想
「あ」「り」「が」「と」うは?うはないの?まさかの「う」がね。うからの〜〜〜ね、ね。ちくしょう最高すぎるぜ。どの巻にもここぞ、これぞというまさに恋とキスシーンを魅力的に切り取って読ませる良さがありますね。そして、西河いつきの重い、めんどくさいは面倒くささはあるもののそこまでのドロドロした重さはなく、番外編で振り返り語られるチョロさの方が印象的なキャラクターでした。
読了日:10月3日 著者:缶乃
いろいろな何か。〜GuP編〜 Zwei.いろいろな何か。〜GuP編〜 Zwei.感想
SDF本。行った、見た、買ったという感じで。久し振りに下着姿を堪能したなぁーっと思いやした。ガルパンを制作したスタッフの拘りの強さもさることながら受け手側であるファンもまたチェックが凄いなぁと感心した次第です。また劇場版観て確認してみるかな、関連本読むたびに見返していると思うがwwあと、本誌の内容に関係ないですけど委託本ではない同人誌を登録するのは七面倒臭いですね。
読了日:10月3日 著者:おこたんぺこ(倉嶋丈廉)
ゲレクシス(1) (イブニングKC)ゲレクシス(1) (イブニングKC)感想
まるで売る気のない表紙だとことよ。内容について何も言えない。予測できない事態が予測出来ない展開でつらつらと行われるので主人公と同様に戸惑いや困惑の渦中に読者もいっしょに巻き込み、ストーリーの輪郭の変化は酷い悪夢に酔う感覚だ。しかし、この広げた風呂敷をどう畳むかによって評価は大きく分かれそうな作品ではあるがどうなることやらである。店長が頭が取れそうなときにアンパンマンかよって心でツッコミを入れて置きました。
読了日:10月4日 著者:古谷実
発情警報 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)発情警報 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)
読了日:10月4日 著者:メメ50
世にも奇妙な人体実験の歴史世にも奇妙な人体実験の歴史感想
訳者あとがきにある、どのページにも、いかにもイギリス的なユーモアがそこはかとなく漂っている。と述べられているが、それも納得な文章である。例えば「愛は過ぎ去るが、梅毒は留まる」という格言の正しさは、ハネムーンで梅毒を移されたビート夫人によって実証された。とか、一九九二年、エリツィン大統領(珍しく素面のとき)などとウィットに富んだ冗談めかした皮肉や社会風刺が散りばめられた文章と合わせて舌蜂鋭く語られる常識人からの目からしてみればイッちゃってるよこいつら未来に生きてんなという感想を思わず漏らさずに負えない
読了日:10月7日 著者:トレヴァー・ノートン
小悪魔のスコアブック小悪魔のスコアブック感想
やっぱりわんぱく先生は最高ですわな。最近はスポーツ少女ものを描いているが氏が描くスポーツ少女の体のラインは素晴らしい。程よい筋肉が付いた引き締まった肉体と浮き出た肋骨の人体デッサンがとても好い。
読了日:10月7日 著者:ぐる〜ぷひのらん
色んなおじさんとヤっちゃう娘色んなおじさんとヤっちゃう娘感想
発行者:あたげ へんりいだ、かにゃぴぃ荒草まほんの絵柄系統に似たフォロー漫画家増えたな。絵柄だけで言えば均一化されて面白味や味気なさは如何しても否めないけど、嫌じゃないから容認してしまう。この方竿役で禿げたおっさん率高いな。そういうフェチなんどうけどさ。
読了日:10月7日 著者:飯食って寝る。
トクサツガガガ 8 (ビッグコミックス)トクサツガガガ 8 (ビッグコミックス)感想
今巻はゴジラを意識した話が多めか。庵野エヴァ直撃世代ですからね。時代を反映した作品の世代間に対する考えや価値の相違、元ネタの元ネタ〜に基づくその人たちが形づくり持っている原点があり、原風景が存在し、そして、その人の中に息づいている。それが脈々と受け繫がれ、時代ごとにカスタムされて、また新たに息づいていく。まさに文化。それは咎められ、貶される比べれるものではないが、どうしても譲れないものもある。その譲れない拘り=面倒臭さを持つ人達は何とも面白いが、やっぱりめんどくせェ(笑)オタクは総じてめんどくせェ。
読了日:10月9日 著者:丹羽庭
キャンディドロップ (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)キャンディドロップ (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)感想
エロマンガにおける過剰な演出がある訳でもなく、わかりやすい表現であるトロ顔やアヘ顔もないけど、主張し過ぎない中にあるそれでもちゃんと伝わってくる豊かな表情が唆る。巧い。ほんと好い。射抜くような眼をした反抗的な表情、上気し、潤んだ表情、追い求め縋るように見つめる表情などなどに加えて女性陣の年齢層も幅広く描き分けられてカバーしており、胸のサイズもバランスが良く取れていてこの一冊で色々なシュチュエーションが楽しめる。物語も基本純愛もので邪魔にならないストーリー性で纏められ、読み進めやすくて質実剛健な作品。
読了日:10月10日 著者:Hamao
月刊少女野崎くん(8) (ガンガンコミックスONLINE)月刊少女野崎くん(8) (ガンガンコミックスONLINE)感想
若松の自ら墓穴を掘りながら結月との仲を公認のものへと自ら外堀を埋めていく姿にはもう笑うしかない、ある意味天才的。恋愛模様は堀先輩と鹿島が映えていた巻でした。酔っ払った堀先輩が漏らす本音は誰よりも可愛かった。恋愛の進展はあんまり無いけどキャラクターが出来上がっているし、ギャグセンスもあるので巻数を重ねても安心して読み進められる。今巻も面白かった。
読了日:10月10日 著者:椿いづみ
侵略! イカ娘(21)(少年チャンピオン・コミックス)侵略! イカ娘(21)(少年チャンピオン・コミックス)感想
今更ながら作品説明のこのお話は…愛と平和の侵略日記でゲソ!!って凄い矛盾を抱えた文章だよな。終わりに向けていつもとはティストが違ったものも含まれているが他はいつも通りのイカ娘。ふっと気になったのは、イカ娘が犬からよく追いかけられるのは南風のおっさんがニセイカを突撃させているからじゃないか。
読了日:10月10日 著者:安部真弘
侵略!イカ娘 22 (少年チャンピオン・コミックス)侵略!イカ娘 22 (少年チャンピオン・コミックス)感想
夏の終わりの寂寥感。1巻の表紙と今の絵柄を比べると歳月を感じさせるのがね…。イカちゃんかわいいはこれにて見納め。もう新連載は始まっているので、その作品でイカちゃんのカメオ出演を期待していますよ。
読了日:10月10日 著者:安部真弘
カー・オブ・ザ・デッド (Kindle Single)カー・オブ・ザ・デッド (Kindle Single)感想
主人公が抱えた過去、その過去の所為で踏み外すことになった人生にケリをつけるべく抗うことになる置かれた非現実の状況から逃げることなく現実へと向きあう事へ繋がる皮肉と主人公の成長が書かれており、また迫り来るゾンビの恐怖や駆け引きも過不足なく書かれていて話自体の短さも相俟ってすいっと読めた。
読了日:10月11日 著者:乙一
加賀さんの事務ヌキ生活加賀さんの事務ヌキ生活
読了日:10月11日 著者:伊東ライフ
宝石の国(6) (アフタヌーンKC)宝石の国(6) (アフタヌーンKC)
読了日:10月12日 著者:市川春子
みそララ 3巻 (まんがタイムコミックス)みそララ 3巻 (まんがタイムコミックス)
読了日:10月12日 著者:宮原るり
みそララ 5巻 (まんがタイムコミックス)みそララ 5巻 (まんがタイムコミックス)
読了日:10月13日 著者:宮原るり
アキオ… (ビッグコミックススペシャル)アキオ… (ビッグコミックススペシャル)感想
情けなくて惨めでみっともない生き恥。それでも縋り付くのはアキオの意地だろうか?男のプライドだろうか?情けないながらにも惨めでみっとなもない姿を晒そうとも奮闘するアキオの姿は滑稽さとペーソスが効いた切なさが物語に漂っている。彼女のためにも娘のためにも、そして、自分自身のためにも道化師となるアキオ。そこまで、そこまでしてもそうありたいのは、それでも愛しているから、人間であるからこそ。
読了日:10月13日 著者:村上たかし
ガールズ&パンツァー 劇場版 ハートフル・タンク・アンソロジー (1) (MFコミックス アライブシリーズ)ガールズ&パンツァー 劇場版 ハートフル・タンク・アンソロジー (1) (MFコミックス アライブシリーズ)
読了日:10月14日 著者:
思春期生命体ベガ思春期生命体ベガ感想
バカミスというジャンル分類があるけど、林家志弦の場合はバカ百合を描かせたら他の追従を許さない才能に溢れている。バカバカしい設定、個性豊かな愛すべきキャラクターに読み込ませる小刻みの良いテンポのストーリー展開、そして、何よりもお座なりにしない芯の通った百合、時折ぶち込まれる下ネタ、下ネタ....この作品は好きな人のために怪獣と戦う特撮的百合でもあるが、その舞台物語に活きてくる設定、その設定に絡んでくる関係性の拗れにいちゃいちゃと林家志弦が描く百合のエッセンスを充分と堪能させてもらいました。
読了日:10月14日 著者:林家志弦
からかい上手の高木さん 4 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)からかい上手の高木さん 4 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)感想
凄く幸せですね。凄く幸せな風景、私には眩しすぎる。西片はこんな時間に生きているんだ。いいですね。羨ましいです。読み終えたら、やり直せますかね。こんなからかいの幸せを私も受け入れられますかね。無理なのは…分かります。だから私は戦うんです。戦い続けるんです。だって、そんな人生…一生受け入れられないから!!私も……青春の喜びを浴びせやがって!西片許さんぞ!青春の喜びを知りやがって西片ばっかし、俺にも!グギギィィ!…からかい…許さんぞ…西片ばっかし…このヤロー…許さんぞこういうことは!カーター!モルヒネ打ってやれ
読了日:10月17日 著者:山本崇一朗
【映画パンフレット・チラシ付き】 聲の形【映画パンフレット・チラシ付き】 聲の形
読了日:10月19日 著者:
あの子と遊んじゃいけません (エヌ・オー・コミックス)あの子と遊んじゃいけません (エヌ・オー・コミックス)感想
帯推薦の岸本佐知子で察せられる漫画。収録されている友人宅全焼しか読んだことなかったが、バイオレンス、グロテスク、ナンセンス、シュールな要素を多分に含んだ内容ながらオチが意外に投げっぱなし(ぶち壊すものはあるが)でないところや風刺や皮肉が込められていて不条理な世界観ながらも辛うじて残った正気だった妙な理性めいたものがキチッと読み込ませる。
読了日:10月20日 著者:どろり
月刊MdN 2015年 6月号(特集:漫画/アニメ/イラスト/アート 少女の表現史)[雑誌]月刊MdN 2015年 6月号(特集:漫画/アニメ/イラスト/アート 少女の表現史)[雑誌]感想
少女は時代とともに姿かたちを変えて、その造形を表し、人々の心を魅了し続けている。一般的な少女イラスト〜オタク的な萌えイラストの境目は次第に消失し、ネットから逐一受け取れる情報に拡散と反映、共有化、均質化、画像描画ツールの発達は、廃れ流行りを加速度化させ、オタク市場は一般に拡散し薄まりつつも浸透していく。美術品でなく工業製品となるイラストレーション。乳首残像なる演出技法が奥浩哉からとは知らず驚いたが、表現技法も踏まえ、道具、時代性の移り変わりともに少女は何処へ向かって私達を何処へ連れ出してくれるのでしょうね
読了日:10月22日 著者:
ちおちゃんの通学路 1 (コミックフラッパー)ちおちゃんの通学路 1 (コミックフラッパー)
読了日:10月22日 著者:川崎直孝
ちおちゃんの通学路 2 (コミックフラッパー)ちおちゃんの通学路 2 (コミックフラッパー)
読了日:10月22日 著者:川崎直孝
ちおちゃんの通学路 3<ちおちゃんの通学路> (コミックフラッパー)ちおちゃんの通学路 3<ちおちゃんの通学路> (コミックフラッパー)
読了日:10月22日 著者:川崎直孝
ちおちゃんの通学路 4<ちおちゃんの通学路> (コミックフラッパー)ちおちゃんの通学路 4<ちおちゃんの通学路> (コミックフラッパー)
読了日:10月22日 著者:川崎直孝
ハルコイハルコイ
読了日:10月22日 著者:末次由紀
ちいさい百合みぃつけた (角川書店単行本)ちいさい百合みぃつけた (角川書店単行本)感想
百合妄想がひろがりんぐなコラム集。普段の日常風景やイベントから趣味のアイドル、ゲームから飛躍する百合妄想は好きなものについて脇目も振らずに語るオタク的な熱心さがあり、その熱量にたじろぐと共に単純に羨ましい。心酔と迸る好きなんだという其れに勝るものの無い想いの強さが、ね。打ち込めるその姿も、想いも何ものにも変えられない。コラムの中で興味深く読んだのは女性から語られる百合男子についてのコラムですかね。昨今は女性だけではなく男性も嗜む人が増えたが、百合に想いを馳せる気持ちは男女問わず尊いものだと思います。
読了日:10月24日 著者:綾奈ゆにこ
もし成人向け同人誌で子供チンコの修正を敢えて施さなかったらどうなるのかもし成人向け同人誌で子供チンコの修正を敢えて施さなかったらどうなるのか感想
これは表現規制に一石を投じる為に闘ったあるサークルの物語である。厳しくなる表現、消されていくチンコたち。著者はその中で一つの問いが生まれた。カリに子供ちんこに修正を敢えて施さなかったらと。闘いが始まった…しかし思わぬ事が起きた、〆切を超えたのである…もう無理だと思われた、だが、みなに届ける為にかき続けた…なにか間に合った。コミケ当日…まさかの事態が起きた…黄紙であった…もうダメだと思われた。みなに届ける為に神に祈った…奇跡が起きた。販売許可が降りたのである。それは包茎ちんこが自由を勝ち取った瞬間だった(棒
読了日:10月25日 著者:ブランコ紳士
あいまいみー (1) (バンブーコミックス 4コマセレクション)あいまいみー (1) (バンブーコミックス 4コマセレクション)感想
アニメあれでまとめられていたことに驚く。漫画の方が無軌道でアナーキー。アニメでも漫画でも掃除機で内臓を吸い出すネタはきょうふのキョーちゃんを思い出す。尖った作風、感性を持ちながらもギャグのバランスを取れるギャグ漫画家は少ないのでちょぼらうにょぽみは貴重な存在であると思う。
読了日:10月27日 著者:ちょぼらうにょぽみ
あいまいみー (2) (バンブーコミックス 4コマセレクション)あいまいみー (2) (バンブーコミックス 4コマセレクション)感想
ツッコミ不在というよりルールや倫理観置いてきぼり漫画に近い。でも、2巻にして慣れたか、ミイが常識人寄りに寄せられたせいかで幾ばくかカオスさが薄れた印象。しかし、砦、汚点、愚、闇で言い表されるキャラクターで構成される漫画もなかなか。顔芸が多かったが、その中でもFXで有り金全部溶かした人の顔はぐぬぬ顔と並ぶほどの発明だと言える。その後、ちゃっかりとFX会社とコラボしたのも笑える。気になったのはp105から突然4コマのタイトルが入って、そして、また消えたので掲載が別の所からの収録なのだろうか?
読了日:10月28日 著者:ちょぼらうにょぽみ
あいまいみー (3) (バンブーコミックス 4コマセレクション)あいまいみー (3) (バンブーコミックス 4コマセレクション)感想
タクシーに乗り込むクラムチャウダーに尽きる。
読了日:10月29日 著者:ちょぼらうにょぽみ
あいまいみー (4) (バンブーコミックス 4コマセレクション)あいまいみー (4) (バンブーコミックス 4コマセレクション)感想
「イトウだって サケみたく勢いよくハラワタ出して死にたいんじゃないかな?って」〜中略〜「これから産卵してるイトウを全部殺してあげればいいんだ!」「なんだー!簡単なことだったんだー!救えるー!私 イトウの事 スクエルー!」〜中略〜「あーーー早く叶えたいなー みんなの夢叶えたいよー」大好き、このくだり狂おしいほど大好き。それと、処女厨がまた勝利してしまったが、この回のアフレコ現場を収録した映像とかDVDの特典に付けたりしなかったのだろうか?
読了日:10月29日 著者:ちょぼらうにょぽみ
ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です! 7<ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!> (コミックアライブ)ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です! 7<ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!> (コミックアライブ)
読了日:10月29日 著者:弐尉マルコ
ちおちゃんの通学路 5<ちおちゃんの通学路> (コミックフラッパー)ちおちゃんの通学路 5<ちおちゃんの通学路> (コミックフラッパー)感想
初期の頃の浦安にいたカンチョーするキャラやカンチョーワールドカップなど昔のギャグ漫画で有り触れていたが最近はあんまり見ることのないカンチョーをここまで推してくると懐かしさを覚える。表紙から判るがテコ入れの新キャラちはるが登場で殆どの話に絡んでくるがその判断が難しい。まだ知り合いになったという程度で、今後更にどう広げていくかによって良し悪しが出て来そうな立ち上がり。でも、付き合って間もないのにちおちゃんの評価がだだ下がりまくりなのが笑える。
読了日:10月29日 著者:川崎直孝
あいまいみー (5) (バンブーコミックス 4コマセレクション)あいまいみー (5) (バンブーコミックス 4コマセレクション)感想
結局東映株価は上がったのだろうか?愛が巻数を重ねる度に周りとの相対効果で可愛くなり、ツッコミの物理力が上がっている。
読了日:10月31日 著者:ちょぼらうにょぽみ
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! (10) (ガンガンコミックスONLINE)私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! (10) (ガンガンコミックスONLINE)感想
現実原則。昔は武器商人や傭兵を夢を見ていたが、ぼんやりと浮かべる将来像を浮かべては自身の力量を推し量り折り合いをつけていく。リア充たちの姿を尻目に自身はぼっちという位置に苦渋を味わい、リア充たちを恨んだり羨んだりしたが、リア充の性根や苦労を知り今では何も思わなくなり寧ろ今のままの方が良いなと安堵する。もこっちの根本のクズな内面は余り変わらないが、理想と現実に抱えるギャップによる必要以上な摩擦や苦悩が減ったのは成長とも言えるが、関わり合いが大人の対応になったとも言える。その変化は寂しくもあり嬉しくもあった。
読了日:10月31日 著者:谷川ニコ

読書メーター

2017年9月まとめ

2016年9月の読書メーター
読んだ本の数:45冊
読んだページ数:6549ページ
ナイス数:143ナイス

ネトゲ廃人ネトゲ廃人感想
ネットが出来、世界に現実と仮想現実を齎した。ネットゲームの世界には現実の世界では普段は成れない自分に成れ、成りたい自分に成れる虚像の演出があり、虚栄心を擽り、優越感に浸れる仕掛けが其処彼処に仕掛けれている。仲間意識、共有の目標や目的、共有の敵を通して同じ刺激的な体験を通じ、同じ緊張感を強いることで分かち合う目標を達成した時の歓喜と濃密な連帯感と他者から必要とされている実感と得られる達成感。そして、誰かと繋がっている安心感。目に見える形となる報酬。
読了日:9月2日 著者:
櫻井超エネルギー (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)櫻井超エネルギー (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)感想
鉄レンジャーのスポンサーはペ◯シコーラですね、わかります。あと、開いて帯の部分の骨がチンコに見えたので疲れているんだと思う。
読了日:9月2日 著者:櫻井エネルギー
それでもめる子 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)それでもめる子 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)
読了日:9月3日 著者:縁山
みのり研究所 総集編みのり研究所 総集編感想
小意気な表紙でキュート。こちら側とあちら側。こちら側の世界のお話。性行為は一切無くゲロ、乳首責め、スカトロ、リョナ、露出なる性的倒錯が目眩く広がる。突き抜けた渇望、追い求め欲する渇欲。際限なく溢れる渇求のその先へで得られるカタルシスと常識や規範の枠外に外れてしまったことで訪れるカタストロフィが心悲しさを漂わせる。異常と弾糾されるであろうその行為の中に透けて見える直向きさはある種のプラトニックを思わせる。黒羽の眼球をスプーンで掬い取るシーンとゲロ子ちゃんとチクビ子の小悪魔な顔が頭にこびりついて離れない。
読了日:9月4日 著者:みのり研究所
ガルパんガルパん感想
夢を与えるのも大人なら壊すのも大人。そうやって学んで大人になっていくんだね。想定していた75倍酷かった。聖グロ穴女、肛茶、肛門力、壁尻、消し炭みほ、淫蕩な雌豚の血が騒ぎ始めたかしら?、うんち撒き散らしたるねん!!、股の根も乾かないインワイな年が…!!単語、台詞を書き起こしただけでもガルパンじゃねぇラブやんだ!!感。ここまで頭悪いと却って清々しくて良いですね。作者は原作原理主義者ガルパンおじさんにミルク装填されても文句はいえないねぇ。
読了日:9月4日 著者:甲冑娘田丸支店
蝉丸残日録(2)<完> (モーニング KC)蝉丸残日録(2)<完> (モーニング KC)感想
思っていたよりオフィスもの漫画を下地にしつつもその中で生まれる著者お得意の気まずさを入れ込んでシュールギャグとしてやれていた。蝉丸は死に様というより生き様であった。もう夏も終わりですなぁ。
読了日:9月4日 著者:ツナミノユウ
ぐらんぶる(1)ぐらんぶる(1)感想
キューバのスも無かったよ…男の素っ裸ばっかだよこの漫画。
読了日:9月5日 著者:井上堅二,吉岡公威
Battle of ZOUHAN YUURIBattle of ZOUHAN YUURI感想
牧歌的な雰囲気のある原作のカウンターカルチャーなる作品の一つ。文化大革命学院が大洗をT34数百両と紅衛兵を多数引き連れ上陸、侵攻し、実弾による戦争が火蓋を切られるという何ともぶっ飛んだ物語。話的には短く、〆もこれから始まるという体裁なので何とも言えないのが惜しい。全ての全容が明るみ出て描き切った作品が世に出版されるなら物議を醸す作品になる事は間違いないでしょうね。ハイライトシーンはプラウダ高校の面々が吊るし上げにあうシーン。造反有理愛国無罪!!
読了日:9月5日 著者:あびゅうきょ工房
あそびあそばせ 2 (ヤングアニマルコミックス)あそびあそばせ 2 (ヤングアニマルコミックス)感想
インパクトのある顔芸も相変わらずに送り出しながらも小物から服飾まで女の子の可愛さがちゃんと振舞われるそのギャップで破壊する個性的なキャラクターは健在ではあるが、新キャラの前多の存在がファンシーな存在なので作品がファンタジーになりそうで少し不安。ある遊びの中で現実的な規則がある中での方がインパクトと笑いを生むと思うからその中で頑張って欲しいかなぁ。あとは、作者は意外と作品をコンパクトに仕舞い込むので今後どれぐらい巻数を重ねるのかは気になる。もう一つ気になるのはゴブリン×ドワーフ一体どちらが攻めなのだろうか…
読了日:9月6日 著者:涼川りん
銃座のウルナ 2 (ビームコミックス)銃座のウルナ 2 (ビームコミックス)感想
耳飾に隠されたプロパカンダが綻びを見せることで仕向けられた意義とその行為への正当性化に歪曲され、覆い隠された不都合な真実となるからくりとそのからくりの秘密によって揺らぐ主人公の存在とそこから見え隠れする思惑が足元を掬い、崩壊へと誘う、見ていたものが聞いていたものが崩れていく様を主人公の目を通し、読者を巧くはぐらしてはまだ明かされない謎とともに物語に惹きつける構成が妙に憎らしい。ヅードは不利益なる存在か、脅威を脅かす存在か、邪魔な存在か、何故に殺さねばならないのか?動き出した時は止まらない。殲滅戦が始まる。
読了日:9月9日 著者:伊図透
侵略!イカ娘 20 (少年チャンピオンコミックス)侵略!イカ娘 20 (少年チャンピオンコミックス)感想
溶解ウォッチにゃん天堂が作ってそうなクソゲーな感じが堪らない。本物の方の任天堂スプラトゥーンとのコラボしたイラストも堪らなかった。
読了日:9月10日 著者:安部真弘
僕が私になるために (モーニング KC)僕が私になるために (モーニング KC)感想
性別適合手術(SRS)についてのルポ漫画。男性から女性(MtF)に性を移行した漫画なので食材を利用した分かり易くも詳細な手術内容には男性読者ながらにキュッとなる戦々恐々なる内容で、カバー下にその食材の写真もあるので併せて読むと尚のこと頭に入り易いかも知れないです。興味本位で覗いたので手術自体の痛みや苦しみ他に幻肢痛に悩まされたり、穴が塞がらないように棒を日に何度も入れる苦痛が存在するとか全く知らない未知な世界であり、
読了日:9月10日 著者:平沢ゆうな
まるだしすたー (BAVEL COMICS)まるだしすたー (BAVEL COMICS)感想
ネットで一部取り上げられているのを読んで見てたけど内容は想像の斜め上を上回ってきて腹抱えて笑った。いや〜素晴らしいの一言です。ノリと勢いがヒロユキに通ずる所があるのは確か。「すごいっビンビンっちくびっビンビンっ」「うあああだっだめなのにっあうっふあああああ(格ゲーのアーケードコントローラー如く乳首をくりくりくりする)」→バッ カパァ♡「うあっ!?あ・・・っ!?」こんなもん笑うわ。あと、女性器に集中線を宛てがってカパァという擬音を付けられるだけここまで笑えるものとは思わなかった。表情も違った突出で最高ですわ
読了日:9月10日 著者:なかに
ユリイカ 2014年12月号 特集=百合文化の現在ユリイカ 2014年12月号 特集=百合文化の現在感想
3600冊目登録本。百合文化の現在との表題ではあるが、現代へと至るために積み重ねられ、培われた少女小説からのマリみてなどの経緯を踏まえた上での過去からアプローチの展開が多く、そして、これは切っては離させないので何んともし難いではあるが、百合とレズの相違についての言及からジェンダー論、性マイノリティについての議論まで及ぶので百合を語る上での堅苦しさも感じる。
読了日:9月11日 著者:今野緒雪,天野しゅにんた,月子,綾奈ゆにこ
ちおちゃんの通学路 (4) (MFコミックス フラッパーシリーズ)ちおちゃんの通学路 (4) (MFコミックス フラッパーシリーズ)感想
漫画やアニメだと眼鏡キャラが眼鏡を外すと美人になるというベタを裏切ってくるちおちゃんの白湯みたいな顔が一番のツボだった。再登場キャラも多かったが、どのキャラも埋没した個性なく満遍なく活きていた。そして、桃センパイが今巻で大きく方向転換するが、素のキャラもアホな子でみんな濃ゆくなってきて面白い。テンションハイでも椅子に立ち上がる際、ちゃんと靴を脱いで登り、靴を揃えて宣言する桃センパイの姿が細かく人物設定に気を配って印象を与える。
読了日:9月14日 著者:川崎直孝
おかか(1) (ヤンマガKCスペシャル)おかか(1) (ヤンマガKCスペシャル)感想
クソガキっぷりが心地よい。子どもからの目線から大人に対しての疑問、反抗や社会に対して高尚なことを思い巡らしたと思えば、欲望に忠実でお小遣いを計画性もなく散財したり、モノに釣られて結局の所は大人の言う通りに従う姿は実に子どもらしく、子どもという立場上にある設けられた制限の世界の中でもそこに広がる自由奔放な発想、駆けていく自由気ままな、まだ知らないからこその無鉄砲で無敵だった行動は過ぎ去り去った少年時代へのノスタルジックを感じさせる。漫画読んだけど今だにステッカーの人って印象が強いこの方。
読了日:9月14日 著者:まつだこうた
おかか(2)<完> (ヤンマガKCスペシャル)おかか(2)<完> (ヤンマガKCスペシャル)感想
もう少しだけ読んでいたかったがこれにて終わり。夏の雰囲気といい、作風が名残り惜しさをより一層と演出する。子どもが思い知る事になる無力さとかバカさ加減がよく表れていて其れが笑えて童心をとても擽る良作だった。漫画を読んで思い出したのでステッカーを見に行ったが、BOOTHは非公開になっていたしTwitterのアカウントも無くなっていたし忙しいのだろうな。
読了日:9月14日 著者:まつだこうた
エンペラーといっしょ 2 (ジャンプコミックス)エンペラーといっしょ 2 (ジャンプコミックス)感想
読む度、日高トモキチと錯覚してしまう。画風そんなに似てないのに…。日常風景に皇帝ペンギンが居る景色は変わらず。
読了日:9月14日 著者:mato
手品先輩(1) (ヤンマガKCスペシャル)手品先輩(1) (ヤンマガKCスペシャル)
読了日:9月14日 著者:アズ
ふんだりけったり (KCデラックス Kiss)ふんだりけったり (KCデラックス Kiss)感想
うんこはそのままでう●ちは伏せ字にする拘りが最後までよく分からない。変わった感性である。初期の作品から掲載しているのでふみふみこの絵柄の成長が見られるのはファンなら嬉しいが、本当に初期の作品なので全体を通して読んでも絵は拙くて読み辛いのは致し方なしかな。作風はシュールギャグが基調でハマればいいがハマらないと苦痛でしょう。読んでいてふうらい姉妹本秀康を思い浮かべたが、もっと的確な漫画家居そうな。
読了日:9月14日 著者:ふみふみこ
女子かう生(5) (アクションコミックス)女子かう生(5) (アクションコミックス)感想
秋だからだろうかもも子のお肉の余り具合が最高に決まっている。あと、しぶ美にスポット当てたメガネを新調する話は実に可愛かった。もも子との仲も仲良しさが伝わるシーンが多くてこれも沁みじみとよかったなぁ。レッドタートル受けたら女子かう生もアニメ化もあるかなぁとふっと思った。
読了日:9月15日 著者:若井ケン
透明人間の恋 (マーガレットコミックス)透明人間の恋 (マーガレットコミックス)感想
恋愛というより恋愛に結実する迄の想いの気づきが少女マンガとしてたらしめているけど、王子役の男性はどこか変であったり、ズレていたりと読者によって好みの分かれそうな性格が多いな。表題作は気づきによって徐々に色彩を帯び始め再確認していく、マトリョーシカでは余りにも近い存在のために気付かなかった自分の本当の感情や想いを一つ一つ思い返していくことで明るみに出て来る。何気ない中に瞬間的に浮かび上がってくる感情や想いに気づき、恋におちていく。そういう転がった恋を拾い上げる演出が巧い。
読了日:9月15日 著者:安藤ゆき
人工精霊タルパちゃん (KCデラックス Kiss)人工精霊タルパちゃん (KCデラックス Kiss)感想
私もタルパを創り上げるかなと思ったが、窓のない部屋で壁に向かってブツブツ言ってる未来の姿しか浮かばない。タルパについて始めて知ったが、イマジナリーフレンドから思念体を顕在化させるみたいなものなのかな。現実と理想の齟齬をタルパを創り上げることで折り合いや円滑、解消する為に意識変性に向かえばいいが、一歩間違えると……この手の話はオカルトチックでホラーに向かいがちなんだよね。
読了日:9月15日 著者:ふみふみこ
トーキョーエイリアンブラザーズ 2 (ビッグコミックス)トーキョーエイリアンブラザーズ 2 (ビッグコミックス)
読了日:9月16日 著者:真造圭伍
ごきチャ (4) (まんがタイムKRコミックス)ごきチャ (4) (まんがタイムKRコミックス)感想
唯一無二の理解者が登場。博士に体を大きくして貰えばいいじゃんと思ったけど漫画の世界ではリアルのGの形状だったわ。
読了日:9月16日 著者:るい・たまち
ごきチャ (5) (まんがタイムKRコミックス)ごきチャ (5) (まんがタイムKRコミックス)感想
カバー下でごきチャがロケットに乗って飛び立っているので第二部は火星で進化したごきチャと人間の友好が始まるのですね。
読了日:9月16日 著者:るい・たまち
第七女子会彷徨 10 (リュウコミックス)第七女子会彷徨 10 (リュウコミックス)感想
7年間、77回で完結となりました第七女子会彷徨。第77話「あなたが大好き、でした。」を読んで去来したものは寂しさもあるが、それ以上の感嘆でした。全てが最終話に収まりながらも繋がっていき、また新たに始まる。其れまで仲違いした2人を主軸に変わりゆく世界(この世界は青春時代の終わりであったり、現実の崩壊であったりする)を描きつつも、超現実的なものを含みつつ、高木さんに漫画を読ませて「このマンガってもう7年もやってるんだね」とメタ的な視点も入れたりしつつも、SFでホラーであったり2人の友情物語であったりとする。
読了日:9月16日 著者:つばな
ぼくは愛を証明しようと思う。(1) (アフタヌーンKC)ぼくは愛を証明しようと思う。(1) (アフタヌーンKC)感想
井雲くす目当てで読んだ為に内容についてはあまり精査せずに読んだが、これはアレですな。香ばしいヤツで。恋愛工学。原作、漫画のレビューで長文で書かれている南斗鳳凰拳の伝承者のレビューやら調べては出て来る批判や信仰者たちの記事を読んで胡散臭さはついぞ消えなかった。語られるアプローチ理論を覚えるよりは傷つくことばかりを考えるのではなく、恐れをなさずに自信を付けて対峙し、折れることのない強靭な精神を持つことが重要であろう。それと男性に見える傲慢さは女性を不快にさせるのは間違いないだろう。目的と手段を間違えないよいに
読了日:9月17日 著者:井雲くす
プリマックス 3 (ヤングジャンプコミックス)プリマックス 3 (ヤングジャンプコミックス)感想
この漫画の何が凄いって読ませる力、引き込ませる力にあると思う。ストーリー性も話の筋もあってないようなもので結末も目的地も無いので普通ならそこで読むのを辞めてしまうのに繋ぎ止めるパワーが半端無い。キャラの魅力もあるだろうが、それ以上に予測外の展開の連続で息をつかせないように引き留める圧というか勢いが最高に熱くて下らなくて、でも、真剣に全力に動き回っておるから尚更に面白い漫画なんだと思う。起承転結よりは序破急の急急急…………が紡ぎ出すパンドラの箱を開く恐怖よりも勝る好奇心を擽るような途轍もなく変で可笑しな漫画
読了日:9月17日 著者:蒼木雅彦
さくらの園 2 (少年チャンピオン・コミックス・タップ!)さくらの園 2 (少年チャンピオン・コミックス・タップ!)感想
ふみふみこ版の桜の園これにて完結。盛り込まれたものに対してあと一冊分の分量は欲しかったかな。キクチの登場によって急速に萎められた印象が強く残る。あと、サブタイトルは曲名をもじったタイトルってことに今更ながら気づく。LOVEずっきゅんはまんまに近いが他もそうなんだろうな。「ち〜んこっこ ちんこっこ〜 お空もとべるよちんこっこ〜 ち〜んこっこ〜ちーんこっこ〜 なんでもできるよちんこっこ〜」
読了日:9月17日 著者:ふみふみこ
HaHa (モーニング KC)HaHa (モーニング KC)感想
母は強くて偉大なり。押切蓮介(神崎良太)の母親の半生を描いた物語である。母親と言えば押切蓮介のエッセイ漫画によく出て来るあの母親であるが、そのルーツは濃密であり濃厚であった。意外と知らない産みの親である母親の歴史を紐解き、それ以上に描くとなる息子としての気恥ずかしさがあると思うが、其れでも描き切るバイタリティは母親との脈々と引き続く繫りを感じさせ、母親に対しての尊重があるからこそ描けるのであろうと思う。そして、発せられる言葉には血が通い、芯が通った人物であるから重みがあり、染み込んでいく。
読了日:9月18日 著者:押切蓮介
木陰くんは魔女。 1 (マーガレットコミックス)木陰くんは魔女。 1 (マーガレットコミックス)感想
今までのティストと違って吃驚。主人公のユメがよく動き回るタイプで傍若無人でいて魔女(♂)と悪魔(♂)の三角関係に縺れ込む変な展開と設定。そもそも男性なら魔女と言わず魔導師的な呼名になるのではないのか?と疑問は残るが…。ユメと木陰くんとの過去に何かありそうな含みを匂わせているが、この主人公好き嫌い分かれそうなタイプなので作品が受け入れられて続くのかが不安に残る。
読了日:9月18日 著者:小森羊仔
木陰くんは魔女。 2 (マーガレットコミックス)木陰くんは魔女。 2 (マーガレットコミックス)感想
提示される伏線より与えられるヒントが大きいので伏線回収されてもやっぱりとしか思わないけれど物語的に今後どう転がっていくのかは未知数で、それ程巻数は重ねそうではあるわな。設定の恋愛感情がなくなるという縛りが少女漫画だからか凄く魅力的なファクターに映る。あと、何だかんだいってワガママなユメが可愛いくみえてくる不思議。
読了日:9月20日 著者:小森羊仔
青春のアフター(2) (アクションコミックス(月刊アクション))青春のアフター(2) (アクションコミックス(月刊アクション))感想
最悪の形で展開される時をかける少女みたいな。清算したはずの過去と積み上げてきた未来を崩すべく的確に痛くも苦しくなるように神様(緑のルーペ先生)がお膳立てしたさくらが目の当たりにする性行為と明かされることになる過去の日記がパンチが効いていて作品全体を更なる鬱屈としたエグみと凄味に転換し、加速させた。恋愛感情が及ぼす悪意であろうと好意であろうとそれをこうも苦々しく描ける作者よ。ほんとヒドいお方である。
読了日:9月20日 著者:緑のルーペ
ヒナまつり 11 (ビームコミックス)ヒナまつり 11 (ビームコミックス)感想
ヒナが掛けているニコチャンホログラムサングラスならぬイクラチャンホログラムサングラスのせいで謎のジャケ写感が出ていて歴代で一番好きな表紙かも知れない。ギャグ漫画は巻数が二桁辺りにくると大体がマンネリの憂き目によって失速しているが、ヒナまつりはそれを物の見事に回避している。新たに高校編としてスタートし、年数経過によって発生する登場人物の凋落や成長にスポットを当てつつ、また新たな関係間を創り出していて面白い。詩子のやさぐれ、瞳と新田の関係性が実に可笑しい。然し、新田の大人気なさよ。うたげじゃーい‼って(笑)
読了日:9月21日 著者:大武政夫
ガールズ&パンツァー 戦車道少女寫眞集 壱ガールズ&パンツァー 戦車道少女寫眞集 壱感想
基本感想は可愛いしか浮かばない。壱はあんこうチームが中心で殆どがあんこうチームで占められている。ざっと壱〜参まで読んだ中で群を抜いて水着が多くて冷泉麻子のビキニはこの壱でのp42,p46のみなので珍しい。そして、ケイはやはりアメリカビキニになのである(p61)の中でカチューシャぺろぺろしてるノンナいいね。一番好きなのはp92でケイ、アンチョビがハイタッチする後ろでしぃーーーっ‼ってするノンナ、犬耳を恥ずかしそうに付ける秋山、猫を慈しみ深く見る麻子にはほんと……いいぞとしか。
読了日:9月21日 著者:
ヤコとポコ(3)(少年チャンピオン・コミックス・エクストラ もっと! )ヤコとポコ(3)(少年チャンピオン・コミックス・エクストラ もっと! )感想
「つまらなくなってきたって言われてもなぁ」「私は私が面白いと思うようにしか描けないし…」「謝るつもりもないし…」「残念だな ほんと…残念としか言いようがないや」「自分の絵がこの世で一番好きです 私にしか描けない背景があるし 私にしか引けない線がある」「だから私の漫画は背景の隅々まで 私が描かなければならないのです」「でも 読者はそんなこと気にして読んでませんよ?」「私だって私の漫画の読者です 私が許さない」
読了日:9月22日 著者:水沢悦子
ガールズ&パンツァー 戦車道少女寫眞集 弐ガールズ&パンツァー 戦車道少女寫眞集 弐感想
アンチョビ多し。安斎はかわいいです。ドゥーチェ誕生日おめでとう御座います。アニメでは見られなかったカチューシャ、ノンナの民族衣装姿(p28)や髪を下ろしたダージリンオレンジペコの姿(p70,p89)が見れるのはいい。海で騒ぐ各校の隊長の後ろの方でカメラを携えているノンナの姿には笑う。
読了日:9月23日 著者:
アハトゥンク・ガールズ&パンツァー: ガールズ&パンツァー公式戦車ガイドブックアハトゥンク・ガールズ&パンツァー: ガールズ&パンツァー公式戦車ガイドブック
読了日:9月25日 著者:
アハトゥンク・ガールズ&パンツァー2: OVA「これが本当のアンツィオ戦です!」&劇場版 編アハトゥンク・ガールズ&パンツァー2: OVA「これが本当のアンツィオ戦です!」&劇場版 編
読了日:9月25日 著者:
ろみちゃんの恋、かな?ろみちゃんの恋、かな?感想
絵は決して上手いとは言えないし、それ故の読み辛さもあったが、意識し出した先にある特別の存在というのがゆっくりと育まれていく様子で描かれ、それが微笑ましくてよかった。好きだから、大切に想ってるからこその躊躇や戸惑いがあり、そして、それに応えようとする2人の姿がある。ゆっくりとだが、その分壊れないように壊さないように丁寧に丁寧に真剣に気持ちを掬い上げて縮まってゆく関係性が心地よくて、仲が深まるたびに新たな一面を魅せてくれる2人の性格の発露や変遷も可愛いくて読んでいて面白かった。
読了日:9月27日 著者:武田春人
ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です! (5) (MFコミックス アライブシリーズ)ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です! (5) (MFコミックス アライブシリーズ)感想
安心安定の弐尉マルコクオリティ。まほ隊長が虎さんチームと思わず言ってしまうのがオチではあったが、今では逸見エリカが鰐さんチームで弄られるのは間違いないでしょうね。四コマではあるが、「カチューシャを馬鹿にしないで!!こんなお子様プールで満足するわけ…」→10分後は即堕ち二コマに通ずる面白さがあった。あと、五十鈴流家元が何かと米を送りつけるのがツボであった。著者は五十鈴家をイジるのが巧くて他の追随を許さないレベルまで仕上げてる。でも、何処に向かう五十鈴家。
読了日:9月27日 著者:弐尉マルコ
水色シネマ (IDコミックス 百合姫コミックス)水色シネマ (IDコミックス 百合姫コミックス)感想
さわやか百合。もうちょっと何かしらの起伏が欲しかったかな。或いは付き合ってからのエピローグで2〜3話あれば…という感は否めない。あっさりした読後が残る。
読了日:9月27日 著者:乙ひより
テコンダー朴テコンダー朴感想
感想レビューを読むには謝罪と賠償が必要です。 謝罪しますか? はい/いいえ 賠償しますか? はい/いいえ
読了日:9月29日 著者:白正男(作),山戸大輔(画)
宝石の国(6)限定版 (プレミアムKCライツ)宝石の国(6)限定版 (プレミアムKCライツ)
読了日:9月29日 著者:市川春子

読書メーター

2016年8月まとめ

2016年8月の読書メーター
読んだ本の数:38冊
読んだページ数:4208ページ
ナイス数:137ナイス

正しい魔術の遊び方❤ ビリヤード編正しい魔術の遊び方❤ ビリヤード編感想
エロさ3アホさ7の配分。成年マーク無しで同名作品が出ているが、こちらは同人誌なのでエロくなっているかなという淡い期待を簡単に裏切りましたね。ほんとにバカです。商業誌では黒魔術の物資交換でボウリングボールの入れる穴を膣と交換するのがありましたが、ビリヤード編ということでもう言わなくてもわかりますね。あと、近年八尋ぽち先生の描く女性は愛液や潮の液描写がより凄いことになっているので、ちょっとした水芸を見ているようだった。
読了日:8月1日 著者:ぽぽちち(八尋ぽち)
スクスク赤ちゃんスクスク赤ちゃん感想
発行者:のりパチ 近未来、スクスク育児法が施行され、初潮を迎えた女子が独身男性に宛行われるという物語。よくエロゲーエロマンガにある少子化による女性の子作りを義務化うんぬんというジャンルの系譜であるが、この作品はなんと挿入はしないしSEXもしない。それじゃあ、何をするかというとただただ女の子に甘えるのである。最近は「バブみ」という言葉があるが、まさにこれにあたる。でも、同人誌なのでページ数が少ない故に母性を感じさせる為に些か早急に展開するのでより長くページ数を割いて育みを描いたら面白くなりそうな物語である
読了日:8月1日 著者:ジャックとニコルソン
放尿系少女放尿系少女感想
おしっこに並々ならぬ情熱を注ぐ溢れんばかりの拘りを持つサークルというか作者であるが、今回のテーマは放尿+(ロリ×ショタ)とのこと。素晴らしい、まさに素晴らしき黄金水の定理である。おしっこ好きの変態紳士の方やおぐ(ゴールデンチューブ)が好きな方にオススメかな。
読了日:8月2日 著者:「つ」がみっつ
おし生っ!?おし生っ!?感想
聖水が飲める 聖水が飲めるぞ 聖水が飲めるぞ(尿が飲める 尿が飲める 尿が飲めるぞ)一月は正月で聖水が飲めるぞ二月は豆まきで聖水が飲めるぞ三月はひな祭りで聖水が飲めるぞ四月は花見で聖水が飲めるぞ五月は子供の日で聖水が飲めるぞ六月は田植で聖水が飲めるぞ七月は七夕で聖水が飲めるぞ八月は熱いから聖水が飲めるぞ九月は台風で聖水が飲めるぞ十月は運動会で聖水が飲めるぞ十一月は何でもないけど聖水が飲めるぞ十二月はドサクサで聖水が飲めるぞ(尿が飲める 尿めるぞ 尿が飲めるぞ×12)ごくっごくっぷはー(*゚∀゚)=3
読了日:8月2日 著者:「つ」がみっつ。
HYDRANGEAHYDRANGEA感想
サークル名:嘘 ポスト関谷あさみ。要注目、注視せよ。情感、情景ある物語、毒々しくも痛みを伴う背景、明らかに男性向けではない女性向けに近い線の細さを感じさせる均一化された絵とも違う一線を引かれた繊細なるタッチの絵柄。動向がいまいち不透明なため逃さず、一つ残らず情報を収集せよ。
読了日:8月2日 著者:中村葛湯
LOVE REPLICA総集編LOVE REPLICA総集編
読了日:8月2日 著者:紅茶屋
幼乳魔膳幼乳魔膳感想
どんだけおっぱい好きなんだよ、作者は。ほんとおっぱい好きな。ネットで調べたら作者の夢は「サキュバスにパイズリされて精を全て抜き取られること」とあったが、まさにこの夢を表したような内容。そこに加わって出てくる乳魔の能力による幼児へ退化させるというもので、そこから勇者に施されるエイジプレイが自尊心、羞恥心を擽り、甘美に刺激し、次第に心身とも乳魔というかおっぱいにだが、埋もれ、蕩けて堕ちていく勇者の姿はなかなか。ここまで欲望、性癖を剥き出しに露骨に見せつけられると寧ろ清々しいですわ。
読了日:8月2日 著者:クール教第三支部
ニュクスの角灯 2 (SPコミックス)ニュクスの角灯 2 (SPコミックス)感想
登場人物の関係性の輪郭がはっきりとしてより深みを感じ始める。それに伴い、別れも発生し、何とも先が気になる展開でやきもきする。恋に落ち始めた美世の恋路も、まだまだ窺い知れない何かを抱えているモモも、輪郭がより見えてきた分、隠されたものが、まだ見えぬ行く末が先へ先へと誘います。何よりも「蝶のみちゆき」にも登場しているたまが思っていたよりも物語に絡んできそうでそこも気になりますね。
読了日:8月3日 著者:高浜寛
その娘、武蔵(3)<完> (KCx)その娘、武蔵(3)<完> (KCx)
読了日:8月3日 著者:田中相
エンペラーといっしょ 1 (ジャンプコミックス)エンペラーといっしょ 1 (ジャンプコミックス)感想
Twitterで公開されていた冷蔵庫に皇帝ペンギンが詰まっているシーンを見たことあったが、漫画としても面白く仕上がっていた。普段の生活に皇帝ペンギンが居るというシュールな異空間と皇帝ペンギンことエンペラーののそのそっとした動き、鳴き声も出さないし、表情も窺えないので読み取ることは出来ないが仕草や態度で充分に伝わってくる愛くるしさとユルい共同生活の風景が癒される。皇帝ペンギンの鳴き声が言葉にし難いというので思わず動画サイトで調べたよ。良作。
読了日:8月4日 著者:mato
あさがおと加瀬さん。 (ひらり、コミックス)あさがおと加瀬さん。 (ひらり、コミックス)感想
ピュア百合だけど直球な恋愛少女漫画的な印象。その中で加瀬さんがつい零してしまう山田に対する抑えきれない下心な目線がいい。ドロドロとしていなく爽やかな後味に落ち着いているので読んでいても嫌味なくて読み進められるのでそれも尚更によし。
読了日:8月4日 著者:高嶋ひろみ
おべんとうと加瀬さん。 (ひらり、コミックス)おべんとうと加瀬さん。 (ひらり、コミックス)感想
晴れて付き合うことになってからも加瀬さんに対しての遠慮や嫉妬、勘違いで距離が離れたりするもその都度仲直りをし、その仲をより強いものへと築き上げる仲良しな2人がほんとうに可愛くてニヤニヤしたり、じたじたした面持ちになる。いいねぇ〜〜いいよ。今の所、加瀬さんがぐいぐいと積極的に攻めているので山田の攻めの展望も期待したい。
読了日:8月4日 著者:高嶋ひろみ
ふらいんぐうぃっち(4) (講談社コミックス)ふらいんぐうぃっち(4) (講談社コミックス)感想
相も変わらずな日常。改めて津軽弁って字で見るとまだ何となくニュアンスはわかるが、これを聞き取るとなると見事に外国語だな。あと、アニメ化になっているがくまみこといい東北を舞台にしたアニメが少し盛り上がっていたのかな。いずれにしてもアニメも視聴してみたい。
読了日:8月4日 著者:石塚千尋
女子小学生はじめました P! 公式アンソロジー別冊つき初回限定版 4女子小学生はじめました P! 公式アンソロジー別冊つき初回限定版 4感想
Amazonでは無慈悲な対応で購買は不可にされており、冷ややかな処遇ではあるが、それに打って変わってこの作者が、作品が愛されているというのが伝わってくる程に垣根を越えて集まった兎にも角にも公式アンソロジーの執筆陣の豪華さである。通常版より断然に此方をオススメする。しかし、何で8月2日に販売しなかったんだろう、そこは悔やまれますよ。あと、もうこれ以上の初回限定版を出すにはパンツ付きの限定版かと思われるが、残念ながら世界初でうさくん先生がそれをもう成し遂げているので話題性に欠くと思われる。
読了日:8月13日 著者:牛乳のみお
ガールズ&パンツァー 劇場版 パンフレットガールズ&パンツァー 劇場版 パンフレット感想
エンサイクロペディアをパラパラ読んでいたら読みたくなったので再読。パンフレットの登録は迷っていたが、一つの読み物として、整理・管理の為に登録。何度も足繁く足を運んだ映画作品であり、そして、ガルパンは映画館の大画面、音響で観るのがやはり最適でいて最高であったとしみじみに思う。パンフレットはTV版の粗筋な大切なすべてのことが詰まっているんだよ。あとは、大部分が声優のインタビューでこれは「ガルパンFebri」に似た質疑応答であるが、此方の方がテンションの高揚を感じさせる。その為に劇場版の内容に関する情報は薄い。
読了日:8月13日 著者:
こども・おとな (ヤングジャンプコミックス)こども・おとな (ヤングジャンプコミックス)感想
あの頃見た情景と大人になってしんみりと噛みしめる親への恩情がもの寂しさと触れ合う優しさがさざ波のように寄せては引いていく読後の心地。子供目線からの大人、大人目線からの子ども。今だから見えること、今だからもう見えなくなってしまったもの。大人になってあぁそうだったなと振り返り、思い返される思い出が詰まった漫画だした。
読了日:8月14日 著者:福島鉄平
尻フェチなんかに好かれてたまるか (バンブーコミックス moment)尻フェチなんかに好かれてたまるか (バンブーコミックス moment)感想
尻フェチに好かれちゃったよ・・・引き締まった尻ではなく、ぷりぷりした女尻だった。受けの表情が可愛くて良かったですけど、それ以上にぷりんぷりんした雨宮のプリケツの存在感とそれを気持ち良さように揉み揉みする新城の姿しかもう思い浮かばない(///ω///) あと、Kindle UnlimitedってBLもあるんですね、助かります。
読了日:8月14日 著者:紫妲たかゆき
【映画パンフレット】 シン・ゴジラ SHIN GODZILLA 監督 庵野秀明 キャスト 長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ【映画パンフレット】 シン・ゴジラ SHIN GODZILLA 監督 庵野秀明 キャスト 長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ感想
最初の監督の挨拶でエヴァのことぐちぐち言っていて何だこいつとなる。ファン以上にエヴァに囚われているのは監督ではあろう。ネタバレとあるが、何しろ人が多く出演するので演者の役柄、名前が掲載されているのでネタバレを気にしないのであれば、観る前、二回目を観る際に読むと整理されてよりクリアに挑めると思う
読了日:8月15日 著者:
AIの遺電子 02 (少年チャンピオン・コミックス)AIの遺電子 02 (少年チャンピオン・コミックス)感想
ロボットも登場し、人、AI、ロボット間に差異が当然ながら発生する。その中で共に生活する社会の関わりから照らし出される答えとは迷路のように入り組んでいて不可思議だ。命令によっていかされるロボット、AIに芽生る燻り張り付くしこり。そのしこりも電脳を治療をすれば消せるし、延命処置を施せば限りなく不死に近ずける万能な身体を有する。然し、そこに生じる取捨選択が人らしさをもってして、人を写す鏡として現れる。では、そこに表れるこの気持ちは…ただのプログラムかそれとも人を写す心か。それは見つからない。心は不可思議だ。
読了日:8月15日 著者:山田胡瓜
進撃の巨人(20)限定版 (プレミアムKC 週刊少年マガジン)進撃の巨人(20)限定版 (プレミアムKC 週刊少年マガジン)
読了日:8月19日 著者:諫山創
改訂版 ガールズ&パンツァー エンサイクロペディア改訂版 ガールズ&パンツァー エンサイクロペディア感想
TVシリーズOVA、コミカライズ、ノベライズ、ドラマCDからに加えて更に劇場版を追加した改訂版となるガルパンを読み解く為の【人物】【世界】【軍事】【台詞】【一般】のカテゴリで分類された大事典だが、読めば読むほどガルパンの芸の細やかさ、丁寧な作り込みや造詣深い配慮から作品が一枚岩となっていることに気づき、奥深さが窺い知れる。あとこれは少し残念なことだが、執筆者がガルパンのいちファンとしての目線で書かれているのは構わないが、ほんそれ、小並感などのネットスラングを使用するのは本の体裁上そこは相応しくないと思う
読了日:8月19日 著者:
お世話しないでっフランお姉ちゃん!お世話しないでっフランお姉ちゃん!感想
読んで思ったけどみちきんぐ先生雷ちゃん本描いてくんねぇかなぁ
読了日:8月19日 著者:あんみつよもぎ亭
酔いどれですかっ文お姉さん!酔いどれですかっ文お姉さん!感想
酔った勢いとはいえそこに見え隠れする本当の真意とは……に繋げて引っ込み思案なる照れ隠し的な可愛さといじらしい相思相愛っぷりの関係性に結ぶ構成が短いながら纏っていて物語的にも良い仕上がり。
読了日:8月19日 著者:あんみつよもぎ亭
少女達の茶道ism (TENMA COMICS LO)少女達の茶道ism (TENMA COMICS LO)感想
主人公が女性陣を妊娠させ、ハーレムを築いた裏で私はゴミ箱を妊娠されるまでにティッシュの山を築いていました。どう控えめにいっても最高なエロ漫画でした。本当にありがとうございました。
読了日:8月20日 著者:月吉ヒロキ
ダンジョン飯 3巻 (ビームコミックス)ダンジョン飯 3巻 (ビームコミックス)感想
3巻は水フィールドという事で水棲の魔物が多く登場するが、今や普通に食されるウニやタコは姿形からいっても最初に食した人の気が知れない代物ではあるが人の食への探求は恐ろしいもので美味しいとわかると食文化に組み込まれ、普通のように食されていく事になる。魔物を食物へと開拓していくライオス一行に食の先駆者達を重ねては食のボーダーラインについて思いを馳せる。あと、ダンジョン内の魔物による食物網、食物連鎖のエネルギー循環、物資循環を読み説く群集生物学からの見地を絡めた推論がダンジョン飯という作品を表していてとても快い。
読了日:8月20日 著者:九井諒子
ゴールデンカムイ 8 (ヤングジャンプコミックス)ゴールデンカムイ 8 (ヤングジャンプコミックス)感想
江渡貝くぅぅんの名前、素養から察するにエド・ゲインがモデルと思われるが、舩坂弘、須見新一郎、白鳥由栄、牛島辰熊などとモデルとなるキャラが多いなゴールデンカムイ。物語は勢力図の更新、過去から現在に至るまでエピソードを交えつつ、料理、入れ墨を巡る攻防戦が目紛しく展開し、構造的にも物語的にも入り組んでより複雑に進展してきたが、最終的にどう纏めるか楽しみである。そして、相変わらずギャグとシリアスのジェットコースターでその余りの落差には笑う。
読了日:8月25日 著者:野田サトル
オトメの帝国 10 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)オトメの帝国 10 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
読了日:8月25日 著者:岸虎次郎
ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です! 6<ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!> (コミックアライブ)ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です! 6<ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!> (コミックアライブ)感想
既存のキャラの掘り下げから見て取れる有り余る個性的なキャラクター性を持つガルパンのキャラクター達の絡みは失速感を感じなさせないどころか劇場版からの面々が新たに加入することにより、より深く幅が広くなった。 そして、劇場版のストーリーを踏まえた上での語られなかった部分を膨らませつつも新たな側面を照らして見せる面白さは堪らない。愛娘に向けられる母親目線で語られる家元達の物語は特筆に値するものであろう。のらくろパロも良かった。あと、ノンナ、クラークは写真加工もお手の物でこなせそうでおそロシア
読了日:8月25日 著者:弐尉マルコ
百足 3 (少年チャンピオン・コミックス)百足 3 (少年チャンピオン・コミックス)
読了日:8月25日 著者:フクイタクミ
鬱ごはん 第2巻 (ヤングチャンピオン烈コミックス)鬱ごはん 第2巻 (ヤングチャンピオン烈コミックス)感想
「グループでの食事つまり「会食」は食を媒介とした社会的行為だ。一人飯は単に空腹を満たすコトのみが目的の動物的行為だ。」は文章に起こされた事でより突き付けられる。自意識によって喚び起される囚われた罪悪感や躊躇い、後ろめたさの恐れを他者と共有し、分散することで免罪符として存在しているように思える。まぁ考え過ぎだわな。社会、他者、現実に対して不合しようとも飯を食べるということはそれだけで明日へと確実に踏み出している。その事実は生へと写り、精彩を帯びる。
読了日:8月25日 著者:施川ユウキ
ケイゾクファンタジーケイゾクファンタジー感想
〆が継続高校だったのは文字通り継続という説、ミカの島田流説、コミュ障説と色々と憶測が飛び交っているが、その中でもミカの人見知りな部分(これはよく挙げられるフィンランド人の気質にも関係すると思うが…)に焦点を当て交えた作戦会議で一言話さず終わるこの著者の漫画が好きで購入したけど、肝心のその漫画は無かったよ…。また新しく継続本出すみたいなので購入するか思案中。ミカはネタにしやすいが継続高校は他と比べると蓄積された情報が少ない為に創作を膨らませるのに苦労している印象は受ける。そこは妄想と腕が必要だろうなぁと。
読了日:8月27日 著者:ふなこ
アンツィオ+αおえかき大作戦アンツィオ+αおえかき大作戦感想
デフォルメに崩した絵柄と公式、アニメに準じた絵柄がメリハリ効いて可愛らしく映ったと思えば、格好良く映えたりと相互作用として描き分けられた絵柄が巧く機能している。後半部分はアンツィオ高というより著者の推しカプによるイラストで著者の百合観、百合を嗜む楽しさを感じさせる。組み合わせも他ではあんまり見受けられないカップリングでそういった目線や探索が伝わってきて興味深くも面白かった。
読了日:8月27日 著者:ふなこ
アイドル巴◯ミ総集編アイドル巴◯ミ総集編
読了日:8月27日 著者:風のごとく
蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ (講談社文芸文庫)蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ (講談社文芸文庫)感想
地の文を排した台詞のみで物語が進む三年子の金魚と老齢作家・おじさまの物語「蜜のあわれ」は古めかしさを感じさせない軽妙洒脱で繰り広げられる2人の掛け合いの様子が小気味好い。生意気で何かお小遣いを強請り、悪戯っぽく奔放に時には艶めく妖艶さを閃かせる俗世への執着心、生への膠着と如何許りな老い先短しい死の近しい老人の姿との対比の妙がある構成された独特な世界観。赤子がおじさまをたじたじにするシーンと尻について朗々と語るシーンが好き。古さは感じないので三浦靖冬先生か御免なさい先生がコミカライズをしたら面白そうな小説。
読了日:8月28日 著者:室生犀星
絶対ムテキ少女 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)絶対ムテキ少女 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)感想
著者を知らなかったのでへんりいだ、かにゃぴぃ系の絵柄で描かれた内容かと思ったらいい意味で期待を裏切るものであった。確かに表紙に出てくる水準のままで少女も出てくるのだが、モグ波みたいなグラマーな体格の女性が出てきたと思ったらむちむちなギャルから色気ムンムンな人妻ものも描かれていたりとジャンルとしては統一性は失われているもののこの一冊で様々な体格差の女性キャラと特色を持ったシチュを楽しめる高水準、高画力による纏められた作品で騙されましたよ。要望に応えられ、描きわけられそうなので一般に行きそうな雰囲気。
読了日:8月28日 著者:まりお
ショートケーキと加瀬さん。 (ひらり、コミックス)ショートケーキと加瀬さん。 (ひらり、コミックス)感想
卒業の先も描かれることになったらいったいどうなちゃうのよぉぉーーーと思えるぐらいまでにピュア百合とは?となる進展の塩梅で此れ如何に。グイグイと攻める加瀬さんの抑えられきれないエロいこと考えている表情、挙動がツボでそれを上回る速度で発揮される初心でねんねな山田の純情が眩しすぎる。
読了日:8月29日 著者:高嶋ひろみ
Marked-girls Collection Vol.3Marked-girls Collection Vol.3
読了日:8月29日 著者:Marked-two
はるか18 AllInclusive!!はるか18 AllInclusive!!感想
終盤急にスカトロに舵を切り出してえぇ…ってなる。マジかよ、糞本売ってくるとは……
読了日:8月29日 著者:むうんるうらあ

読書メーター

2016年7月まとめ

2016年7月の読書メーター
読んだ本の数:38冊
読んだページ数:4510ページ
ナイス数:221ナイス

キルミーベイベー (8) (まんがタイムKRコミックス)キルミーベイベー (8) (まんがタイムKRコミックス)感想
Smoke Weed Babyを爆音で聞きながら。あれ、アニメ再配信されたみたいですね。キルミーベイベーは何度でも甦るんだ。そして、殴られても蹴られても折られてもボコられても突き落とされても絞められても何度でも蘇ってはソーニャを煽り続けるやすなはサイコ野郎であり、そんなやすなあって、ソーニャが居て、そんな2人のコンビプレーが巻数進むにつれ、より完成されていくお約束は素晴らしい。完璧なバディだな。
読了日:7月2日 著者:カヅホ
総集編フルセット総集編フルセット
読了日:7月2日 著者:JohnHathway
私の少年(1) (アクションコミックス(月刊アクション))私の少年(1) (アクションコミックス(月刊アクション))感想
聡子の抱える孤独や渇いた心が真修との交流を通すことで徐々に潤い融けていく触れ合いが微笑ましいと同時に2人が内包する年齢差、立場、環境、現実の隔絶された溝が阻む息苦しさにやきもきしながらも目が離せなかった。作者がどう物語を結ぼうともかけがえのないものへと築かれていく2人の関係性が絵柄と相まって美しいものに思えた。利害関係だろうがオネショタだろうと。女性読者層は真修が見せる純粋無垢な子どもっぽさと男らしさに萌えるのだろうか。あとどうでも良いのだが、最近の子の名らしいので結構なのだが、何故かマシュー南がちらつく
読了日:7月3日 著者:高野ひと深
彼とカレット。4<彼とカレット。>彼とカレット。4<彼とカレット。>感想
私にとって「彼とカレット」は昼休みや休憩の合間に読める数ある中で気軽に読める漫画であって、そうであり続けた。途中で著者が多くの連載作品を抱えるにつれて更新ペースはガタッと落ちたが、それでも更新は待ち遠しいものであった。更新が終わり、何処か抜けたような日々を過ごしていたが、今、先程通しで読んでみて、改めて、あぁ終わったのだなと明確に自覚し、それともに去っていた。いやはや、長い間にかけて本当に有り難う御いました。お疲れ様でした。イケダの変態は死んでも治らないし不滅であった。
読了日:7月3日 著者:tugeneko
The Indifference EngineThe Indifference Engine感想
創作上の良さを味あう醍醐味もあるが、読書をすることへの歓喜が彩られている。読書をすることはある種その人との対峙であり、その差、異、なるもの。他者の思考を一度自分の中に落とし込め、根を下ろさせる行為としての喜び。膨らむ想像の余地に拡がるその先への誘い、思い馳せられるその先へと巡り、辿る想像を掻き立てる興奮であったり、好奇心擽る未知との遭遇であったり。著者が遺したもの、そして、喪われてしまい、もう得ることが出来ない事実が残酷に横たわり、その先を見ることが出来ない事実が喚起される嘆き、希求よ。実に惜しい、残念だ
読了日:7月4日 著者:伊藤計劃
ダ・ヴィンチ 2016年5月号ダ・ヴィンチ 2016年5月号感想
一介の乙一フリークから補足させてもらうと載せないのは余りにも勿体無いという意味で作品解説をチョイスすると「ライトノベルを書く!」には密着メイキングとして書き下ろしの小説であるUTOPIAがあり、プロットから作品へ仕上がっていく姿が見れるので創作について興味もあるなら押さえておくのも手である。あと、若干被るが、クイック・ジャパンvol.54で冲方丁と対談で好きなラノベについてより語っている。Uーcafeオツイチ特集号はその他の影響を受けた作品について載っているので今との変遷を比べるのも乙であろう。
読了日:7月4日 著者:
さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポさびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ感想
タイトルはあれだが、描かれることはアダルトチルドレン(他の精神疾患も含む)を抱えた著者の葛藤や苦悩を赤裸々に綴ったものであり、レズ風俗を通して得た経験とそれによって自分を見つめ直すことで歩み出す姿は、人の心を写す人間性が色濃くと残り、それが真に迫ってくる。親との関係性の影響で語られる、p56「自分で自分を大切にしたい 自分の気持ちをわかるようになりたい…!!」の独白、p77「私が私の為に考え行動できるようになるという事は自分の行動を決める権利を勝ち取り続けるということなのか」から受ける葛藤は、
読了日:7月5日 著者:永田カビ
純潔の終わる日々… (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)純潔の終わる日々… (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)感想
汗や唾液、愛液でぐちょぐちょに混ざり合って目合ひあう男女の身体から発せらる蒸せ返る濃密な絡みを描ける裁量と相重なりあって、さりげなくでもあり、あからさまに台詞で時間経過が読み取れる演出や背景で臭わす日常の風景というか日常感から溢れる情事の一時が生み出す匂い立つ空間がエロいというかくそエロい。登場人物らの何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も幾度となく行われたであろう交わりの篭った熱気にあてられ、下卑た想像の脹らみとも果てた。ぬっぷしエロい。ヒロインが気持ちよさそうで良かった。純潔なんて存在しなかった。
読了日:7月7日 著者:駄菓子
だがしかし 5 (少年サンデーコミックス)だがしかし 5 (少年サンデーコミックス)感想
間が空いてから読んだからかアニメ化の影響下なのかはわからないが、終始読んでいてテンション高ッって思いながらだった。駄菓子から溢れた玩具の話もそうだが、ばあちゃんちで出される微妙なお菓子が印象に残る。駄菓子に馳せるワクワクとした昂揚感とは逆の方向性のうーんこのと落胆させられるチョイスは子どもとはまた違った形で菓子文化が形成されていたな。私の場合のばあちゃんちで出される飴はカンロ飴より黒糖飴で出されるせんべいって雪の宿一強でしたね。たぶん今食しても微妙だろう。あと「お前の父ちゃんユーチューバー」は最悪な悪口な
読了日:7月7日 著者:コトヤマ
マコちゃんのリップクリーム(11)<完> (シリウスKC)マコちゃんのリップクリーム(11)<完> (シリウスKC)感想
打ち切り女王の奇蹟、打ち切られずに完結。「この漫画は打ち切り漫画ですが、描いてる最中は打ち切られないようにと思って描いていたので、打ち切られる漫画のように面白くなくはないと思われます。」という屈指の言葉を残し、打ち切られ続けてもそれでも漫画家を辞めず、漫画を描き続けた尾玉なみえ。これ迄は打ち切りの仕打ちに対して、打ち切りを晴らすべく好きなように描き殴り、散り去る、どデカイ打ち上げ花火をぶち上げては消えたが、今回は侘び寂びの趣を感じされる線香花火のような散り際だった。やっと心から言える、本当にお疲れ様でした
読了日:7月7日 著者:尾玉なみえ
はじめての認知療法 (講談社現代新書)はじめての認知療法 (講談社現代新書)感想
療法とあるが、訓練という肌触り。自動思考、スキーマとなる=その人がもつ思考の偏り、ものの考え方や受け取り方のズレてしまった「こころのくせ、こころの法則」となる物差し、現実を悪く、嫌だと捉えられた悲観的にも悲劇的に歪められた真実、思い込み・決め込みで出来た狭められてしまったそのものの世界。これら捉えられた内的にある価値観や判断基準を修正し、問題となる物事を主観だけではなく、客観的に捉えて問題となっているものをバラして、現実に擦り合わせて問題の解消と繋げるのが認知療法の役割であり、現実と向き合わせる方法である
読了日:7月9日 著者:大野裕
うわようじょつよい みんなのコミック ちょびっとうわようじょつよい みんなのコミック ちょびっと感想
3話まで。OTAと呼ばれる異生物を女子小学生が仕留めるスプラッタアクション漫画と思っていたらマグロを食すことを推奨する漫画だった。頭のおかしいというか脳が溶けるような意味の分からない一線を画す独特な世界観は相変わらず健在で好かった。OTAのクリーチャー造形の対比で描かれるデフォの効いたJSが繰り出すモズグスなちゃおを使ったギミックの効いたつかみはインパクト大。「宇宙の…真理?」「イエスロリータ ノータッチ」「イエスロリータ ノータッチは………宇宙の真理」「全世界・全宇宙共通ユニバーサル真理だ」
読了日:7月11日 著者:派手な看護婦
トクサツガガガ 7 (ビッグコミックス)トクサツガガガ 7 (ビッグコミックス)感想
好きという狭間に揺れ動く迷える子羊たちの好きに内包される試練の洗礼を受けながらもそれでも突き進む茨の道で見出す好きなものを好きだと言える熱意や想いの心胸に宿る慕情はかくうつくしきことよ。週間のペースである程度物語は積み重ねられてきたけど、それでも一定のラインの質を損なわずにちゃんとオタクに纏わる悲喜交々や理想や現実に対して描いていることに惚れ惚れするというよりは感心してしまう。作者がここまで出来る方とはお見それしました。巻数を重ねて仲村さんより吉田さんの方がめんどくさい人に成長しているのが個人的にツボ。
読了日:7月12日 著者:丹羽庭
兎が二匹 1 (BUNCH COMICS)兎が二匹 1 (BUNCH COMICS)感想
読メで知る。他の作品から引き合いに出すのも何であるが、「夕凪の街 桜の国」の「しあわせだと思うたび 美しいと思うたび 愛おしかった都市のすべてを 人のすべてを思い出し すべて失った日に引きずり戻される おまえの住む世界はここではないと誰かの声がする」の平野皆美の独白がすずの姿と重なる。不老不死な体に取り残される心疚しい軋みが蝕む追憶とちらちらと揺らめくヒロシマの影。もう結末は1話で提示されているので、これからどう綴じるのだろうか?かなり技量のいる構成であり、新人ではあるがかなり野心的である。
読了日:7月12日 著者:山うた
兎が二匹 2 (BUNCH COMICS)兎が二匹 2 (BUNCH COMICS)感想
先立たれる悲しみと取り残される疚しさ、それに付き纏う孤独は不老不死のテーマとして1話で完結しているが、そこから続くすずのバックグランドが明るみに出すことでより克明により明確に浮き彫りとなる孤独と影を落とす分かち合えないすれ違い合うことになる想いが痛々しくも悲しくなった。最終話の一縷の望みに縋り、寄り添うことになる呈示は希望とも絶望ともいえる続き続けるであろう果てのない道は非情で残酷ではあるが、終わりあとなき後に知り得た喜びや温かさが淋しさをもってして、そして、彼女の指輪から強い意志を感じさせる見事な着地だ
読了日:7月13日 著者:山うた
夏の前日 1 (アフタヌーンKC)夏の前日 1 (アフタヌーンKC)感想
電子無料版。恋風を読みたかったのだが如何にもこうにも見つからないので様子見という事で手に取る。「気が強い年上の女にやさしく叱られたい」という願望を抱く青木に思わず、叱られたいんんだけど優しくなんだよねーってなる。そして、年上の女性として登場する晶がエロいというよりは艶めかしい。この作品は前日譚とwikiで読んだが、将来的に晶にずぶずぶに溺れたヒモになりきった爛れた生活を送る青木の姿しか浮かばない。金の無心をする青木、うるへーと言いながらよそへ家出する青木、それでも私が居ないとあの人はダメになると泣く晶。
読了日:7月13日 著者:吉田基已
Gのサムライ (torch comics)Gのサムライ (torch comics)感想
童貞漫画という皮を被った獣姦、ホモネタ満載のイカイカしいお下劣な下ネタ満載のイカした漫画だった。男は剥くのを止めた時に、そして、童貞卒業をあきらめた時に年老いていくのだと思いました。この道をイケばどうなるものか 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし 踏み出せばその一足が道となり その一足が道となる 迷わずイクよ イケばわかるさ イクぞ〜!!!!!1、2、3、パフォワッ!!!!!前向きに熱り立つ力を与える謎のパワーは心のバイアグラみたいな漫画でした。ありがとうごいました、ウッス。
読了日:7月13日 著者:田中圭一
死んで生き返りましたれぽ死んで生き返りましたれぽ感想
擁護するわけではないが、作者に対して温かく投げ掛けらた言葉の数々もあれば、蔑め、貶められる言葉の数々もある。この素晴らしき世界。この世は無常。 暴力の かくうつくしき 世に住みて ひねもうすうたふ わが子守うた
読了日:7月14日 著者:村上竹尾
よい子のための尾玉なみえ童話集(1)人魚姫 (シリウスKC)よい子のための尾玉なみえ童話集(1)人魚姫 (シリウスKC)感想
なみえにはあるまじきの座りの良さを見せる良い話で纏めるもむずむず感を残していくあたりは流石ですわ。ダメ人間やはみ出し者を救うのは愛じゃなくてやはり情なのかも知れないと思う。なんって☆
読了日:7月14日 著者:尾玉なみえ
彼女はろくろ首(1)彼女はろくろ首(1)感想
電子無料版。面白いか面白くないか以前に物語の方向性、ろくろ首が存在するという付属する世界観、独特なテンポがいまいち掴めない。中高生の青春や恋愛模様を描いていきたいのか妖怪を扱った亜人ものを描きたいのか、一体全体どの部分を楽しめば良いのか良く分からないまま読み終えてしまった。これ、ろくろ首設定いるのか?本作より巻末のやっつけな四コマの方で笑ってしまった。汁椀って、汁椀ってなんだよwwwwwww
読了日:7月15日 著者:二駅ずい
発達障害の子どもたち (講談社現代新書)発達障害の子どもたち (講談社現代新書)感想
発達障害が取り巻く見識の誤解を紐解きながら発達障害とはどういったものなのかを教えてくれる良書。発達障害を単一な障害と思っていたが、PDD、自閉症アスペルガーADHD、LDや発達障害による周りとの間に生じる齟齬、虐めによる他者とのコミニュケーション不全、挫折体験などや親子関係の虐待によって起こりうる愛着形成の不備、情緒的な拗れ、追害体験などの問題に発生する悪循環に陥る内情や知的障害を含むか含まないかと多岐にわたり、個人によってまちまちな形態を模様す為に個人間レベルの対応が必要であると分かった。
読了日:7月16日 著者:杉山登志郎
バーナード嬢曰く。 (REXコミックス)バーナード嬢曰く。 (REXコミックス)
読了日:7月17日 著者:施川ユウキ
midnight animationmidnight animation感想
漫画を読んで思い出してはたっと開いた本。「任意の点P」を読んでそのギミックにふーしーぎーとなって心を奪われ、時間を忘れるまでにボロボロになるまで読み込んで嵌っていたけど、この作品はそこまで奪われるものはなかった。テレビにDVDをセットし、暗闇の中で赤緑に点滅する明光に翳すことで本の絵柄が動き出すのだが、長時間は流石にキツいという事でより読むことへのハードルを上げる代物であった。
読了日:7月17日 著者:佐藤雅彦,ユーフラテス
バーナード嬢曰く。: 2 (REXコミックス)バーナード嬢曰く。: 2 (REXコミックス)
読了日:7月18日 著者:施川ユウキ
いろつき (SPコミックス クリベロンコミックス)いろつき (SPコミックス クリベロンコミックス)感想
値段はお高いがフルカラーで高品質の紙を使用しておる。お話自体が短く、また特殊なシチュエーションも多いが為にエロ漫画として見るのではなく、溌剌としたHシーンも含まれるエロラブコメやエロギャグ的な漫画のインパクトでした。作者の中で男性器に光の表現でキューピィィンって感じで白丸に十字をあてるのが流行っていたのだろうかと思うぐらい多かったけど、何だろうこの表現。あと、もうちょいおっぱい眼鏡を出して欲しかったです。
読了日:7月18日 著者:ZERRY藤尾
喧嘩稼業(1)喧嘩稼業(1)感想
電子無料版。作者は冨樫先生を親愛して止まないので様子見ということで石橋VS十兵衛の試合終了までを読了したはいいが、これがくっっっっっそ面白いので正直困る。完結して読んだ方が心情的にも悶々としなくてもいいとも思うが、読み始めたら止むに止まれずな没入感がありありとある。格闘漫画としての仕立てられる滾らせ、試合に引きづり込ませる殺伐としていながらも熱狂の渦にトリップさせられる魅了は最早文句無し。然し、作者の怠け癖がなぁ……。其処だけが悔やまれる。あと、前作と比べるとかなり絵柄が変わって違和感を感じる。
読了日:7月22日 著者:木多康昭
一九八四年 (ハヤカワepi文庫)一九八四年 (ハヤカワepi文庫)感想
憎悪より愛をこめて。全体主義体制を敷く監視管理社会の恐ろしさを書くディストピア小説。 第1章は監視管理社会でのパラノイア(偏執病)を蝕む人や社会が包み込む息苦しさを 第2章では構築する社会システム、思想の教授、そして、愛し合う2人の一時を交えつつ 第3章はオブライエンによる拷問、尋問にかけられ、徹底に破壊される主人公の思考矯正を冷徹に書き綴る。 舞台となる社会、概念を多彩に彩るガジェットの中で特筆べきものは、二重思考であり、ニュースピークと歴史の改竄による不都合な真実を葬り去ることであると感じた。
読了日:7月22日 著者:ジョージ・オーウェル,高橋和久
大人の科学マガジン エレクトリック・スチールドラム (Gakken Mook)大人の科学マガジン エレクトリック・スチールドラム (Gakken Mook)感想
スティールパンの奏で出す音色、メロディを聞いてからというもの夏になると必ずといっていい程掛ける。その成り立ちもドラマティックで興味深く、本当のところは「祝祭と暴力―スティールパンカーニヴァルの文化政治」が欲しかったのだが、なかなか手に入らないので此方で補おうとしたら、スティールパンを知るには情報量として少ないと感じた。付録付き雑誌なので付録と楽しみながらには丁度いい塩梅なのだろう。あと、ガムランの写真があったのは良かった。欲を言えばチャラパルタも見たかったなぁ。
読了日:7月24日 著者:
だから神様、ボクにしか見えないちいさな恋人をください。 (GOT COMICS)だから神様、ボクにしか見えないちいさな恋人をください。 (GOT COMICS)感想
ミレニアム。執念と業。怨念とも違う執念をここまで絵から滲み出させる作家性もないのではでしょうか。これもまた一つの才覚だと思う。描く、描く……描き綴ってやるという意志がそうさせるのかぶっ飛んだ設定、世界観の構築だが、その中に自ずと吞み込ませられる鬼気迫る勢いと細かく描き込まれた絵にしても埋め尽くされた文字にしても尋常じゃない気迫が魂を削ってでも一滴残らず絞り抜かさせてやる粉骨砕身の拘りな出来でずば抜け続けられる逸品となるだろうという予感ではなく確信である。寡作な漫画家になると思うが、死ぬ限りまで追い続けたい
読了日:7月25日 著者:御免なさい
みつどもえ 17 (少年チャンピオン・コミックス)みつどもえ 17 (少年チャンピオン・コミックス)感想
300話突破、10周年と長期連載に至って円熟の雰囲気漂う馴染んだ安心感がある。キャラ達のキャラ性は確立されているので、キャラ同士の掛け合いやキャラ性に寄与した定番ネタが笑いを誘う。その中でも今巻は三十路が大活躍だった。面白かったし可愛かったです。あと、人気投票企画で3票しか獲得出来なかったみつばが一位を取っていて笑う。投稿者の一言で枕にしたいってあったが、もちろんうつ伏せで寝るんだよなぁ?
読了日:7月25日 著者:桜井のりお
第七女子会彷徨 9 (リュウコミックス)第七女子会彷徨 9 (リュウコミックス)感想
突如として起きる現実が崩壊する感覚や現実の浮遊感がある七女で将来の漠然とした不安や進路について思い悩む姿に違和感を感じるのに可笑しみと怖さを感じる摩訶不思議な感覚。高木さんは金やんから卒業出来るのか?そして、彼女達に待ち受ける未来の姿はどのようなものなのか?次で完結みたいなので77話で手打ちかな?
読了日:7月25日 著者:つばな
自分がツインテールのかわいい女の子だと思い込んで、今日の出来事を4コマにする。: 3自分がツインテールのかわいい女の子だと思い込んで、今日の出来事を4コマにする。: 3感想
アメリカ旅行を収録したアメリカ編もあるが、ルツインテの日常は変わらずのビールを飲んだりジョギングしたりのやたらトイレでのシーンがあったりと脚色なくおっさんの自然体の姿、日常が描かれている。ただ姿形がツインテールの女の子の姿であることを除けばではあるが。ゲップかと思ったらゲロだったって4コマあるけどおっさんあるあるなのかね。私もたまにあるわ。\逆流性食堂炎/ 単行本は他の海外旅行エピソードの描き下ろしもあるのでお得ですよ。あと、まだ少ないが、電子版も表紙の下にあるおまけ漫画を収録するような漫画が増えて嬉しい
読了日:7月27日 著者:ルーツ
セトウツミ 6 (少年チャンピオン・コミックス)セトウツミ 6 (少年チャンピオン・コミックス)感想
絵しりとりの比類なき完成度の高さにスタンディングオベーション
読了日:7月27日 著者:此元和津也
つうがくろ : 1 (アクションコミックス)つうがくろ : 1 (アクションコミックス)感想
バカかと、もうほんとバカかと、一生やってろと言いたくなる程の甘々なニヤニヤしてしまう甘酸っぱい漫画。もうね、2人とも可愛いって反則であり凶器であり、一つ一つの挙動が可愛ってもんじゃないよ。冗談じゃないよ。2人してあわあわと赤面を浮かべ、もうもうと湯気を立て意識しあう初々しくていじらしい通学路はなんんなんすか、もう殺せよ、いっそ潔く殺してくれよっと。この焦れったさはもうね、もうもうもうぐふぅぬぅ最高かよ。もう本当に有難うございました。佐東の笑顔が齧歯類系の女の子ででわたのれの雪風思い出す。
読了日:7月30日 著者:かがみふみを
ハイスコアガール(6) (ビッグガンガンコミックススーパー)ハイスコアガール(6) (ビッグガンガンコミックススーパー)感想
感想はない。私から言えるのはただただお帰りなさいという言葉とよくぞまた筆をとって頂けたことへに対しての作者への感謝があるのみである。
読了日:7月31日 著者:押切蓮介
喧嘩稼業(6) (ヤンマガKCスペシャル)喧嘩稼業(6) (ヤンマガKCスペシャル)感想
最強の格闘技は何か?もあるが、強さは何に起因するのか、そして、真の強さは何なのかという醍醐味がふんだんに詰まっている。したたかなる強さや生き抜くため、出し抜くための術である強さであったり、成し遂げるためのしぶとき食らい尽くす諦めない強さ、学ぶ強さもある。強さ一つとっても多種多様の強さがあり、物語としての面白さがある。生い立ち、境遇から絡む力の源、バックボーン。そこから成り立つ濃密な人間ドラマとそれが絡み合い、ぶつかり合う試合。梶原vs工藤、結果は予測できたが、試合運び、展開は息もつかせない熱い試合だった。
読了日:7月31日 著者:木多康昭
喧嘩稼業(7) (ヤンマガKCスペシャル)喧嘩稼業(7) (ヤンマガKCスペシャル)感想
陰陽トーナメントにおいて十兵衛は最弱。だが、勝つためには何でもする貪欲な強かさは最強とも言えるが、その卑劣なやり口は主人公なのにほんとえげつない。然し、自身の弱さを自ら自覚し、故に講じられるリング内外に張り巡らされる策略、知略、トラップ、思考誘導による心理的揺さぶり、策に次ぐ策、幾重にも用意された罠で場を支配する十兵衛に対して揺るがない佐川徳夫の強さが怖い。佐川徳夫もそうだが、十兵衛の卑怯な手を只の弱さと捉えず、弱さを受け入れた強さとして評価する三種三様の評価が面白い。最新刊まで読んでしまったがどうしょう
読了日:7月31日 著者:木多康昭
休日ジャンクション: 真造圭伍短編集 (ビッグコミックス)休日ジャンクション: 真造圭伍短編集 (ビッグコミックス)感想
良くも悪くもサブカルクソ漫画家な印象になった。最後の「家猫ぶんちゃんの一年」はネコ漫画としてとてもよかった。
読了日:7月31日 著者:真造圭伍

読書メーター

2016年6月まとめ

2016年6月の読書メーター
読んだ本の数:55冊
読んだページ数:3443ページ
ナイス数:304ナイス

+チック姉さん(9) (ヤングガンガンコミックス)+チック姉さん(9) (ヤングガンガンコミックス)感想
前巻は国木で今巻は新キャラの投入や佐々木の話でどんどんと模型部というか今は書道部だけどその面々の出番が減ってきている。新キャラが面白ければいいのだがそこまでは無いし、佐々木は笑いというよりもはやホラーに近い。ギャグ漫画は才能の擦り減りが激しいが作者には踏み留まって欲しいが、スパッと終わらせる覚悟も必要ではないだろうか。正念場ではある。
読了日:6月2日 著者:栗井茶
アオイココロが地球を割る(削る)(1) (ビッグガンガンコミックス)アオイココロが地球を割る(削る)(1) (ビッグガンガンコミックス)
読了日:6月2日 著者:栗井茶
自分がツインテールのかわいい女の子だと思い込んで、今日の出来事を4コマにする。: 1自分がツインテールのかわいい女の子だと思い込んで、今日の出来事を4コマにする。: 1感想
女の子って何でできてるやろうか、思い込み、ちょっとしたスパイス、すてきなものをいっぱい。全部混ぜると、ツインテールの女の子が出来るやんけ!という着想の女体化ともずれた漫画。なぜ、おじさんのどうでもいい日常ないし4コマどころか3コマ漫画を買ってしまうのか。謎の中毒性があるからしゃーない、電子版に切り替えていく。然し、面白いわけでもなく起伏があるわけでもないのに読めてしまうのか。ついつい読めてしまう敷居の低さがいい。かわいいは正義
読了日:6月2日 著者:ルーツ
自分がツインテールのかわいい女の子だと思い込んで、今日の出来事を4コマにする。: 2自分がツインテールのかわいい女の子だと思い込んで、今日の出来事を4コマにする。: 2感想
見た目はかわいいツインテールの女の子なのにしっかりと中身はおじさんと認知させる造り込んだ異空間が癖になるといえば癖になる。寒いギャグや独り言を呟いたり、酒の呑み過ぎで健康を気にしたり、金玉掻いたりなどと親近感を覚えつつも見た目がツインテの女の子なので不思議な感覚を味わいながらも読んでいられる。2巻も本当にたわいのない日常ではあるが、オチの「おわり」のバリエーションが増えたので新たな楽しみが増えた。あと、トイレで大する話の多いことよww
読了日:6月3日 著者:ルーツ
ガールズ&パンツァー リボンの武者 1<ガールズ&パンツァー リボンの武者> (コミックフラッパー)ガールズ&パンツァー リボンの武者 1<ガールズ&パンツァー リボンの武者> (コミックフラッパー)感想
戦場において逃げ出さない奴はよく訓練された兵士だ!笑い出す奴はイカれた兵士だ‼ホント戦車は最高だぜぇぇぇぇ!ヒヤッホォォォウ!!感想を続けてよろしゅうございますか?重量制限を設けているから戦車戦というより騎馬戦に近いかも知れない。どうしてもアニメでの想起してしまうから機動力を活かした動きや重戦車では現わせる音響の迫力をアニメだとどう補って軽戦車のぶつかり合う音や砲撃音を表現するのかとついつい想像してしまう。内容は基本終始あら^〜主従百合タマリマセンワー御御足美味しゅうございました。
読了日:6月5日 著者:野上武志,鈴木貴昭
夏風〔上〕夏風〔上〕感想
前にげんしけんの本も存在するが、私にとっては此方の方が原点に近しい同人誌かな。関西オレンジなので純愛路線ではなくダークで陵辱な重めなジャンル寄り。穢れてしまった自身の身を洗い流すが如く売春を重ね、インモラルな泥濘に沈みゆく風香を主軸に手を引く首謀者や周りの人達との関係性が幾重に重なって進み出す物語の層が出来上がっていく厚さは読み応えもありながらも原作の画風に忠実に則した画面の威力が相乗効果を発揮している。
読了日:6月5日 著者:関西オレンジ
僕らはみんな河合荘  8巻 (ヤングキングコミックス)僕らはみんな河合荘 8巻 (ヤングキングコミックス)感想
無自覚と自覚の差は大きい。宇佐の事を意識していたがそれがどういった感情のものなのか、どうして意識が向いてしまうかと無自覚であった律ちゃんが自覚した時、律ちゃんの可愛さは勿論の事、今後の展開へ期待は鰻登りに上がる。この恋路、あとは宇佐がヘタれることなく周りの妨害を跳ね除けて突き進む気概あるのみ。然し、自覚していないのに他に対して嫉妬心丸出しなのにこれで自覚したら律ちゃんの可愛さはどうなることやら、其処も楽しみ。それとギャグや個性的なキャラを安定して供給出来る手腕は流石である。今巻も大いに笑わさせて頂きました
読了日:6月6日 著者:宮原るり
ひにひに つらら(プチキス)ひにひに つらら(プチキス)感想
「人に頼るより全部自分でやったほうがずっと楽だもの」家庭を放り投げ出ていった父親の帰りを待ち続ける母親とそれを疎ましくも思い職場の軋轢に苛立ちを抱える娘。其処にお人好しの男性が現れるくるのだが、其処には激情が駆け巡ることはなく、ただただ静かにほんとうに静かに流れ、らしさ、存在意義、触れ合っていく温かみがじんわりと染み渡っていく。短いお話ながら効きますなぁ〜こいつは。
読了日:6月7日 著者:池辺葵
λ-Cityλ-City感想
クリアファイル、アドベンチャーノベル、土地空間権利書同封。魚眼レンズを通して見たような先にある微細に描き込まれた込み入った街並みの景観が癖になる絵師。実物を手に取り読んでみたかった背景絵師の一人なので念願叶って良かった。あとは六七質、帝国少年だが手厳しいかなぁ。
読了日:6月7日 著者:JH科学
やがて君になる (2) (電撃コミックスNEXT)やがて君になる (2) (電撃コミックスNEXT)感想
二人の好意が対角線上に存在するのではなく好意の平行線上であるが故に成り立つ恋。好意は平行線を進みながらそれを許さない心情の揺らぎが複雑に絡み合い、そして、二人を雁字搦めに絡め取ってゆく。決してその想いが交わらないからこそ保たれ、届かないからこそ結ばれる関係。「好き」という感情が二人を近ずけてまた遠ざける。この恋愛が悲恋になるのか、それとも諸恋となるかは未だ読めないが刮目して相待つべく正座待機。
読了日:6月8日 著者:仲谷鳰
プリンセスメゾン(1) (ビッグコミックス)プリンセスメゾン(1) (ビッグコミックス)
読了日:6月8日 著者:池辺葵
プリンセスメゾン(2) (ビッグコミックス)プリンセスメゾン(2) (ビッグコミックス)感想
光差し込む陰影で表されるものであったり、台詞少なに削がれた余白と流れる余韻であったりと、最少の情報量でも心を揺さぶるようなシーンが見せびらかすわけでもひけらかすでもなく迫る柔和な凄味が心地好い。でも、要さんの眉毛まで消さなくても(笑)強かさというよりは逞しさ。取捨選択のある人生の中で選び取った潔い生き方だと思う。
読了日:6月8日 著者:池辺葵
富士山さんは思春期(7) (アクションコミックス)富士山さんは思春期(7) (アクションコミックス)感想
ぎゅっとしたいしぎゅぅぅぅとされたいなぁ……そんな私も今ではおじさん…あれ、目から血が…
読了日:6月9日 著者:オジロマコト
富士山さんは思春期(8) (アクションコミックス)富士山さんは思春期(8) (アクションコミックス)感想
「それ食わず嫌いでしょ 好き嫌いしていると大きくなれないよ」「長寿のお守り これおばあちゃんに買ってあげたいな」の台詞、2コマで滲み出る富士山さんの人柄さがもうね。良い彼女で良き嫁ですよ。あと、最後の最後で階段の駆け上がりが同着になったので身体的にもカンバの成長を感じる。でも、身長が…となるが、もうお似合いの立派な蚤の夫婦。本当に今で有り難うございました、お疲れ様でした。然し、双葉社ってかがみふみを先生や甘酸っぱい青春ものを描かしたらというイチャラブの名手を育成、輩出するの上手いな。
読了日:6月9日 著者:オジロマコト
僕のカノジョ僕のカノジョ感想
74点。今の所どころかかなり端折られて終了しているので評価に困る。関西オレンジなのでシリーズ化したら…と思うと興味半分怖さ半分の怖いもの見たさだが、原作が原作だけにあんまり気が乗らないなぁ。富士山さんならきい先生が描くものを読んでみたい。
読了日:6月9日 著者:関西オレンジ
夏風〔下〕夏風〔下〕感想
性交を重ねに重ねて穢れの上書きを図ろうにもついぞ洗い流すことも消すことも出来なかった風香を優しく諭すように抱く小岩井さんと抱かれるよろこびと繋がる幸福の微睡みが情交を通してエロく儚くやっぱりエロく描かれていてとてもいい仕上がりな下編でした。シリーズものとしては名を改めて再スタートしているのでそれもいずれ読みたい。
読了日:6月9日 著者:関西オレンジ
ドリフターズ  5巻 (ヤングキングコミックス)ドリフターズ 5巻 (ヤングキングコミックス)感想
巷では黒王の正体で大川隆法ジョン・レノン説が出ていて爆笑。好い。MajiでKaisenする5秒前の5巻。歴史を紡いできたもの達がまた新たな歴史を築く。その瞬間、刹那、廃棄物が蠕動し漂流者が躍動す。様々な方向に向かっていた思考、思惑が、散り散りに飛び交っていた技術、戦術、戦略の差異に流れていたものが、今、まさにひとつになろうとしている。支流から本流へと、奔流となり、清流が濁流となり、何もかも呑み込まんとす。それらに呑み込まれていく幸福なことよ。何よりも血が滾り胸が高鳴り心が踊る。楽しい楽しい。何んとも愉快
読了日:6月11日 著者:平野耕太
残酷な神が支配する(1) (小学館文庫)残酷な神が支配する(1) (小学館文庫)感想
今更ながら読む。愛を囁きながら暴行し、愛していると言いながら縛り付ける。愛という名の暴力に吐き気を催す。愛ってなんでしょうね。
読了日:6月12日 著者:萩尾望都
残酷な神が支配する(2) (小学館文庫)残酷な神が支配する(2) (小学館文庫)感想
グレッグの性的虐待によってジェルミの心身が徐々に蝕まれていく様が丁寧に執拗に描かれていて読んでいるのが息苦しく、救いもない先の見えない理不尽さに苛立ちが募る。心を壊され、体を傷付けらてもなおも、母親の幸福を祈るために献身を捧げるジェルミは健気ではあるが憐れでもある。それが悲劇的で悲愴感を誘う。そして、黒々と塗り潰されて芽生える殺意が、憎悪が、吐き出される「死ね」という呪詛が、心を抉り突き付けてくる。
読了日:6月12日 著者:萩尾望都
残酷な神が支配する(3) (小学館文庫)残酷な神が支配する(3) (小学館文庫)感想
「母親を不幸にすることそのため母親に見捨てられること恐れているために耐えている」「耐えている患者が心から愛する者を得たとき事態は変化する」「愛する者とは子供 恋人 いろいろだが」「"アビー"も母親ではない別の女性に出会えれば母親の呪縛から解放されるだろう」見捨てられる不安、恐怖、二律背反。救済、救援が摘まれるレベルではなく芝刈り機で刈り取られていくレベル。何よりもイアンのバカ。明確な殺意は刃となりグレッグに向かう。
読了日:6月12日 著者:萩尾望都
ドリフターズ 5巻 アニメDVD付特装版 (コミック(YKコミックス))ドリフターズ 5巻 アニメDVD付特装版 (コミック(YKコミックス))
読了日:6月13日 著者:平野耕太
パラダイスバードパラダイスバード感想
なかせよしみKindle作品を見ていたら関連本でこれが出て来て、軽く調べるのちにpanpanyaのようなものかなと推し量ったが、当たらずと雖も遠からずとも言える系統の漫画ではあった。此方は見つける、見つかる、路地裏を覗いた先に、秘密の扉を開けた瞬間に其処に拡がる不思議な乱雑に層をなした建造物とヘンテコな世界観に吸い込まれて行くような楽しさ。俯瞰した景観と登場人物の掛け合いを分断した構図のコマ割りがぼーっと眺めていられるのも面白い。物語は掴み所のない日常/非日常を行き交う捕らえどこのない説明不可なジャンル
読了日:6月13日 著者:佐藤明機
新世紀エヴァンゲリオン ピコピコ中学生伝説 (3) (カドカワコミックス・エース)新世紀エヴァンゲリオン ピコピコ中学生伝説 (3) (カドカワコミックス・エース)感想
ちょいちょいアニメの台詞を入れてくるから腹立つ。新劇の葛城ミサトと比べるとまだ可愛げはあるものの別の方向性で汚い大人は隠せないのが辛い。リツコはもう隠す気はない。使徒を倒した後に開かれる酒処地下帝国ドグマの打ち上げの話は狂おしいほど好き。まさかミサトの「ごめんナス」から発展した許してんぷらがもういろいろ酷い。でも、笑えるけど読んで体力も削られるのが傷ではある。あと、本巻とは関係ないがエヴァ展の販促コーナーにこの作品があってギャグかなと思いました。
読了日:6月14日 著者:河田雄志,行徒
残酷な神が支配する(4) (小学館文庫)残酷な神が支配する(4) (小学館文庫)感想
一巻の冒頭に繋がる4巻。脅威はなくなり、安寧なる日々に戻るかと思ったら新たな呵責がジェルミを襲う。まだ巻数が控えているがどうなるのだろう、先が読めない。1巻から泣き顔がデフォだったジェルミだったが、やっと見せた笑顔がやり切れない。それも束の間だったし。然し、ここからサイコサスペンスみたいな装いなるのかなぁ。
読了日:6月14日 著者:萩尾望都
残酷な神が支配する(5) (小学館文庫)残酷な神が支配する(5) (小学館文庫)感想
なんという引き。堪らず次へ。
読了日:6月15日 著者:萩尾望都
残酷な神が支配する(6) (小学館文庫)残酷な神が支配する(6) (小学館文庫)感想
本当の孤独とは支える人、信頼出来る人が居ようとも居なくとも、自身すらも信頼できない心の在り様ではないだろうか。ジェルミの性暴力によって受けた傷は心の奥底まで深く根を張り、グレッグの影に怯え、苦しみ続け、犯罪の呵責が罪悪感としてジェルミを責め続ける。そして、何度もの裏切りにより深く閉ざされた心に果たして声は届くのだろうか?人は人によって傷付けられるが、人は人によって救われる。矛盾した人の心。残酷で醜い世界があるように慈愛に満ちた美しい世界があるはずだ。信じ、許し、他者を委ねられるように、救済があらんことを。
読了日:6月15日 著者:萩尾望都
ガールズ&パンツァー リボンの武者 2<ガールズ&パンツァー リボンの武者> (コミックフラッパー)ガールズ&パンツァー リボンの武者 2<ガールズ&パンツァー リボンの武者> (コミックフラッパー)感想
展開が荒々しくて端折られている部分の不平はあるが、その分スピーディに物事が動き、邪の道を征する楯無高校がアニメで描かれた無名校であったを大洗女子学園を優勝校までに押し上げた王道スポ根風味として、ジャイアントキリングとしての大洗と相見える時の化学反応は期待。そこに加わる乱戦に発展し易いルール条件下にある共同戦や裏切り、それに生じる混乱、混戦、奇襲戦に起こる臨機応変に変化する戦局と先の読めないアクシデントが起こりやすい戦場は正に群雄割拠の下剋上が楽しみを撹乱させる。そして、アンツィオの扱いはもう様式美である。
読了日:6月16日 著者:野上武志,鈴木貴昭
残酷な神が支配する(7) (小学館文庫)残酷な神が支配する(7) (小学館文庫)感想
こんなに苦しいのなら・・・ こんなに悲しいのなら・・・ 愛などいらぬ!!!!!なジェルミに片思いするイアンに明日はあるのか。巻数が進むにつれ、性的虐待、売春、同性愛、ドラックなどのテーマ性が登場人物とも複雑化してきた。ナディアの此れ迄見せてきた側面から窺い知れない女性の嫉妬、独占欲がより一層混迷を極める。
読了日:6月16日 著者:萩尾望都
あげくの果てのカノン 1 (ビッグコミックス)あげくの果てのカノン 1 (ビッグコミックス)感想
読メと帯に惹かれて。先ず書いて置きたいのはとんでもない引っ張りを持ってきたなっと、これはどのようにしても次巻は読まざる終えない引き込みがドラマティックでやられましたの一言。引きもさることながら未だ明かされない不穏さと散りばめらた伏線と共にヒロイン・かのんのキャラクターの特性が持つ際立った異常性が魅力的であり、先輩を想い続け、突き進む恋愛は不毛で、乱暴で、歯痒くも、痛々しいけど、抑え止めることの出来ない純粋、不純の入り交じる思い通りにいかない想いには一瞬たりとも目が離せない。あと、表情が特に惹かれた。
読了日:6月17日 著者:米代恭
ガールズ&パンツァー リボンの武者 3<ガールズ&パンツァー リボンの武者> (コミックフラッパー)ガールズ&パンツァー リボンの武者 3<ガールズ&パンツァー リボンの武者> (コミックフラッパー)感想
アニメでは内しか映っていなかった大洗の面々を外から見るとどう映るかということがスピオフらしく現されているけど、みんな凶悪な顔ばっかりで笑う。その中で西住殿のその姿は正に軍神そのもの。西住戦車隊長の歌が制作されるレベル。前半は大洗戦で後半はボンプル対プラウダ戦の構成で物量戦より遊撃戦の優位性が働く。劇場版ではオールスター戦の装いだったが、タンカスロンだと個々の高校が揃い踏みで大規模な戦いが描けそうだし、描きようによっては滅茶苦茶面白くなりそう。
読了日:6月17日 著者:野上武志,鈴木貴昭
hなhとA子の呪い 1 (リュウコミックス)hなhとA子の呪い 1 (リュウコミックス)感想
読メと激ヤバから知る。飽和した漫画が出版される中でも久し振りに読んでいる最中になんだこれとなり読み終えた後もなんだこれとする漫画はまだあるんだなというのを甚く実感する怪作に相応しい怪作。たぶんもクソもなく一般には絶対売れないであろうが、作者に云いたいことを云わせるだけ云わせて結んで欲しい、そういう気概を出版社には見せて貰いたいですね。表現、絵柄、台詞、物語、どれをとって特殊性溢れる個の塊。然し、膨らむチンコを無理やり鎮める話かと思ったら真実の愛を彷徨い求める話でした。いやー実に阿呆らしく馬鹿真面目で好い。
読了日:6月17日 著者:中野でいち
NシップNシップ感想
ドキッ!女だらけの潜水艦戦記。ポロリもあるよ!でも、丸ごととはいかずあと半分は空中戦を描いた物語となる構成。歴史改変で架空の国を描いたものだが、其処に息づく架空のフェアリーランド王国の歴史や内情それに伴う文化が練られていて、かつ潜水艦の中での日常は姦しく愉快でドタバタしていて陰鬱とした空気を一切感じさせない明るさで面白く読める。女性だらけの中で艦長の気遣いの気苦労が伝わってくるのもなかなか可笑しかった。空中戦を描いたサーカス物語は引き裂かれた恋情と教官と訓練生の絆が巧くのっていてこれも楽しく読ませて貰った
読了日:6月18日 著者:M.WOLVERINE(えむ・うるぶりに)
歌うキーボード ポケット・ミク (大人の科学マガジン特別編集)歌うキーボード ポケット・ミク (大人の科学マガジン特別編集)
読了日:6月19日 著者:
契りの家 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)契りの家 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)感想
肉質的な肢体の下に隠れた秘めた淫靡さが発散とされる淫らに乱れる女性の漏れ出る野性味溢れる嬌声に溺れ堕ちて浮かべる牝々しい恍惚とした表情が唆り、それを貪り求める男性とぶつかり合い発する互いの匂い立ち込める汗滴り、体液まみれにべったりともぬらりともしたむっしりとした蒸せたHの描写がとても卑猥でよろし。苦言を呈するのなら顔のバリエーションがもう少し多いと嬉しい。
読了日:6月19日 著者:駄菓子
発情ラヴァーズ発情ラヴァーズ感想
Kindle版のエロ漫画はもう購入しないと決意。消しの驚きの白さ。
読了日:6月19日 著者:まばん
幕張 1 (highstone comic)幕張 1 (highstone comic)感想
電子版にて再読。小中学生時分に読んで以来なんだが、意外にジャンプネタが多いことに気がつく。スラダン、るろ剣ドラゴンボール忍空、男塾などとジャンプ黄金期からのネタが事欠かない。でも、死んでくれにいさんのなかにし礼は流石に通じないと思うぞ、少年には。それと電子版だとあるネタが姉歯建築士の名前に差し替えられていてもやもやが残る、高校生の飲酒はまだ差し替えられてはいないが…致し方なしなのかな。然し、ガキの頃に読んでいた漫画のロリコンにまさか自分がなるとはな。
読了日:6月20日 著者:木多康昭
幕張 2 (highstone comic)幕張 2 (highstone comic)感想
広末涼子ポケベルはじめる!!に時代の流れを感じる。広末涼子似という名の赤木キャプテンことゴリことゴリ子の登場。ゴリ子とヤった宣言をする度に死ぬ塩田には笑う。28歳でかめかめ波を出そうとする鬼瓶が出ててくるが、これ以上に弄られていたテンテンくんの作者をふっと思い出す。最近新刊出す予定だったったけ。
読了日:6月20日 著者:木多康昭
幕張 3 (highstone comic)幕張 3 (highstone comic)感想
有名人をイジるネタは続いているが、それにも増して作者のジャンプ編集部の人達を茶化して登場させることが激化してきた。 担当編集を女装キャラに仕立てたり、編集長のマシリトをカツラにした上につるっ禿げ頭にドラゴンボールのサインを書く所業。 これにOKが許される大らかな時代ではあるが、やりたい放題である。 なおこの後作者は許されなかった模様。もし本当にガモウひろしとコンビ組めていたらデスノートはどうなっていたんでしょうね。
読了日:6月20日 著者:木多康昭
幕張 4 (highstone comic)幕張 4 (highstone comic)感想
ポケベル時代短し、もう携帯電話になってる。吉六会の召集から世界最優秀高校生大会への展開するスピード意味がわからない(笑)その中で歌われる作者のもう休ませてほしいという懇願と近所の人へるろ剣和月の名を偽り語る作者の謝罪、月島薫先生への陳謝という呈した歌詞が悲しく響き渡る。何処まで本当なのかわからないのが怖い。
読了日:6月21日 著者:木多康昭
幕張 5 (highstone comic)幕張 5 (highstone comic)感想
ガチャピンかと思っていたけどガチョビンなのな。ジャンプの洗礼かバトル物に変貌するが、塩田が強過ぎて無双するが流石おっぱいに勝てない。おっぱい星人の鑑である。あと、この漫画ホモネタ多くないですかねぇ。大体出て来る男性キャラがホモ化ないしホモ扱いにされていく。今巻ではぬ〜べ〜のパロネタ、地獄のチンポがとっても良かったです。
読了日:6月21日 著者:木多康昭
幕張 6 (highstone comic)幕張 6 (highstone comic)感想
バトル展開も終わりいつも通りに戻る。シノラーとか加藤家、家訓に懐かしさを覚える。桜井可愛かったはずの記憶だったけどよく見ると絵上手くはないな。ゴリ子は性格もあるがあんなにも殺意を覚えるほどのフェイスなのに…。ブスを描けるギャグ漫画家は強い。
読了日:6月21日 著者:木多康昭
幕張 7 (highstone comic)幕張 7 (highstone comic)感想
奈良が剥けたり小栗君が掘られたりとオトナの階段登る巻であった。作者はジャンプ作品が好きなのは伝わるがそれが良い関係性に結んでいないのは哀しい。まぁ、つの丸の名を語りナンパして貶めたり、和月の偽サインを流布したりしてるからしょうがないといえばしょうがない。あと、ワイルドハーフの懐かしさに震える。懐かしさの余りGoogle先生に聞いたら一応まだ活動はしていた。それと気になったのは裏ビデオのAV女優が落合夫人ではなくなっていること。フクシくんサイドから抗議があったのだろうか。
読了日:6月22日 著者:木多康昭
幕張 8 (highstone comic)幕張 8 (highstone comic)感想
オトナの事情で小栗かずまた退場。何が凄いって怒られているのに更に弄りだすから凄いね。関係ないけどトランプマンの正体はいったい誰だったのだろう。「気をぬくと皮かぶっちゃってテンテンくんなだけに」「仮性なだけだろう」「お前ちょっと大きくなっとるやん」「年頃なだけに テンテンくんといえども女の子の前だからちょっとね」「そう言えば寒くないのにサイダネ袋がちぢんでおりますなー」「いやはやめんぼくない」
読了日:6月23日 著者:木多康昭
幕張 9 (highstone comic)幕張 9 (highstone comic)感想
やってられるかボケ解散。主人公不在のままで終了。様々の人を怒らせ、呆れさせ、傷付け、何よりも瓶子吉久に傷痕を残し散っていた。ひとえに笑いを取るため、敢えて各方面に喧嘩を売ることで一人でも多くの方に笑って貰いたがためにこの姿勢を貫き通したのは褒められる事ではないが、私は面白かった。有り難う木多康昭。そして、バイバイジャンプ
読了日:6月23日 著者:木多康昭
性活週間 (キャノプリCOMICS)性活週間 (キャノプリCOMICS)感想
3500冊目登録本。「禁欲部」と「姉体験週間」を収録した作品。禁欲部も悪くはないのだが、それ以上に姉体験週間の出来が秀逸な為に主にそれの感想になる。絵柄は表紙のクオリティであり、描かれる女の子も柔肌の沈み込む抱き心地良さを感じさせて好い。そして、構成が殊更に良し。ある事情で兄妹の兄がショタ化し、おねショタものとして展開し、ショタ化が解けた後にも妹たちとするという抜け目のない抜かせるシチュの姉もの(おねショタ)と妹もののを味わえる一粒で二度美味しい構成が単純にエロかったです。妹達の性格づけも各々で好い。
読了日:6月25日 著者:みちきんぐ
性活週間性活週間
読了日:6月25日 著者:みちきんぐ
楽園通信社綺談 ビブリオテーク・リヴ楽園通信社綺談 ビブリオテーク・リヴ
読了日:6月25日 著者:佐藤明機(さとうあきとき)
黒─kuro─ 3 (ヤングジャンプコミックス)黒─kuro─ 3 (ヤングジャンプコミックス)感想
終始漂う不穏さから意外に早い幕引きには拍子抜けはしたが、終わってみればいい物語であった。夢から醒めた後に残る見た不可思議な悪夢の恐怖や浮遊感は、確かにそこに居て側で守ってくれた頼もしい存在が浮かび上がっていき、心に明確な灯火として込み上げては溶かしていく。それは安堵として安らぎが包み込む温かな余韻の残る読後であった。猫耳のココ可愛かったなぁ。
読了日:6月25日 著者:ソウマトウ
ひとり暮らしの小学生(カラー4コマ135P)ひとり暮らしの小学生(カラー4コマ135P)感想
導入部は無料にして集客を募る形式だが薄い。頁数ではなく物語が薄い。導入部しか読んでないので今後の展開次第で評価は変わるかも知れないが私はもう良いです。魅せ方が悪いのか設定のつくり込みが甘いのかどちらにせよ同情でお金貰えるなら苦労は無いでしょう。サイバラや「びんちょうタン」を読みましょう。
読了日:6月26日 著者:松下幸市朗
アホガール(7) (講談社コミックス)アホガール(7) (講談社コミックス)感想
途中まで4コマでないことに気づかんかった。4コマでなくなったせいか締まりのない落ち着かない漫画になってしまった。週刊ではなくなったので密度が上がるかと思ったが、本当に勢いのみになってしまったが主人公が主人公だけに逆にパワーアップはしている。果たして僕はついていけるだろうか加速し続けるよしこのアホさに。
読了日:6月26日 著者:ヒロユキ
人間椅子人間椅子感想
VR人間椅子を出しましょう
読了日:6月26日 著者:江戸川乱歩
空が灰色だから 4 (少年チャンピオン・コミックス)空が灰色だから 4 (少年チャンピオン・コミックス)感想
朗々としていたら急に暗闇の奥底に沈み込んだりと感情の揺れ動くジェットコースターな揺り返しがチクチクと心を痛めつけられる。強迫観念、逼迫した精神の現れや擦り減った不安定感が鎌首をもたげる瞬間を切り取る巧さはどこからくるのだろうか?精神構造を知りたい。阿部作品を読むと空灰でも描かれてはいるが、創作ではない私小説、自伝の含みや意味合いを色濃く残した阿部共実なる人の家族観、家族像を読んでみたいと心の内から純粋たる純然たる欲求が湧き上がる。長編で描いてくれないかなぁ。阿部共実をたらしめるものを。
読了日:6月26日 著者:阿部共実
あいこのまーちゃんあいこのまーちゃん感想
出版される前に色々と取り沙汰されていたけど、女性器の擬人化、生理時の吐血といった表現が奇をてらっているだけで内容は至って真っ当。思春期時代の女性が抱える心と体の不一致、成長の戸惑いが危ういバランス上で成り立っていて、そして、それが順応し成長へと繋がっていく姿が描かれているだけである。読んでいて何が問題でそういう経緯に至ったのかは疑問符しか残らなかった。絵柄が想像していたより可愛らしく描ける人みたいなので奇をてらわずしても描けそうなのだが、そこんとこどうなんでしょうね。然し、まーちゃんの肉食女子たるや(笑)
読了日:6月30日 著者:やまもとありさ
リプライズリプライズ
読了日:6月30日 著者:佐藤明機
特殊清掃 死体と向き合った男の20年の記録特殊清掃 死体と向き合った男の20年の記録感想
風呂場でぶよぶよに膨らんだ水死体画像は見たことあるが、それは辛うじて人の形を留めているものであった。それはまだ画像を通してるが故に、緩衝されている部分があるが、現実にそのものと対峙することを考えると著者の経験には頭が下がります。平易な文章で読み易く、書かれることは意外とおどろおどろしくない。寧ろこざっぱりとしている。著者の人柄の善人ではないが悪い人でもない日々の仕事に対して憤りや不平を感じたり、悩んだり、故人または遺族に対して想うことを想い時には涙する。
読了日:6月30日 著者:特掃隊長

読書メーター

2016年5月まとめ修正版

2016年5月の読書メーター
読んだ本の数:50冊
読んだページ数:5603ページ
ナイス数:62ナイス

故人サイト故人サイト感想
『故人サイト』とある様に発信者亡き後、ネット上に途切れ遺されたサイトを紹介した本書であるが、そこまでに至る経緯の事故死、病死、災害死、自殺などと様々でブログ、SNSに残された過程や痕跡を分類形態で分別して掲載されているのだが、そこまで至る経緯によってそのサイトの抱える性質が大きく変貌する。事故死、災害死はその不本意な運命に対して嘆き、死者を偲ぶモニュメントとして働くのに対し、「自ら死に向かったサイト」で取り上げらるサイトの負のエネルギーは読んでいるこちらも思わず引き摺り込まれる力を持っていて読む際にはある
読了日:5月3日 著者:古田雄介
メイドインアビス(4) (バンブーコミックス)メイドインアビス(4) (バンブーコミックス)感想
あぁ^〜ナナチ可愛すぎるんじゃぁ^〜ほんとナナチがかわいすぎてそれ以上に読んでいて辛くなってくる。 あいも変わらず愛らしい絵柄と主人公たちを待ち受ける手厳しいエグい洗礼が息つく暇なく襲ってくるアビスの試練は読んでいて辛いものだが、それ以上に冒険心を擽り探求することへの飽くなき人の好奇心がより輝きを増して描かれながらその平行線上にある人の混沌とした業や欲望も描き綴る姿勢は、細部まで造り込められたアビスの世界観と合わさって巻数を経てもなお圧倒し続ける。
読了日:5月3日 著者:つくしあきひと
少女の異常な愛情 (別冊エースファイブコミックス)少女の異常な愛情 (別冊エースファイブコミックス)感想
あとがきに書かれている「貧乳ショートカット娘バンザイ!!」が全てを表す。「ひたはしる、憂鬱」の野心的な挑戦のコマ割りが面白くそれでいて物語と溶け合っていて1番好きな話。
読了日:5月5日 著者:海野螢
組曲・子供の情景 (ワールドコミックススペシャル)組曲・子供の情景 (ワールドコミックススペシャル)感想
音楽と童話をモチーフにした連作短編集。 判別出来る範疇で この素晴らしき世界前後編 狼なんか怖くない=狼、赤ずきん 小麦色のマーメイド=人魚姫 誰も寝てはならぬ=眠り姫 ムーンライト・セレナーデ=かぐや姫 赤い靴=赤い靴 まっくら森の歌=ヘンデルとグレーテル まぼろしの街=マッチ売りの少女 翼をください幸福の王子 なんだが、翼をくださいが当たっているのか当たってないのかでもやもやする。 本作の内容に触れるなら子供チンコの熱の入った丁寧な描写が凄かったです(小並感)
読了日:5月5日 著者:海野螢
そんっなに妊娠させたいの? (セラフィンコミックス)そんっなに妊娠させたいの? (セラフィンコミックス)感想
本作に収録された作品の多くが初期の頃に描かれたものが多い為に画の古さや時代を感じるが、作風は一本気の筋の通った今も通じる根底に流れるゴージャス宝田先生のスタイルが垣間見える瞬間がある。それよりもエッセイ漫画風のガハハも11に出て来るアシスタント・ごんぞーにキュンとした、男だけどね。女性だと東雲龍先生も忘れてはならない可愛さであった。
読了日:5月5日 著者:ゴージャス宝田
空想少女綺譚 (ミッシィコミックス)空想少女綺譚 (ミッシィコミックス)感想
SF要素をガジェットとして使うのは良いが展開が性急過ぎて興醒めを覚える話が多い。「ヒトヅママルインチュウトウブ」は左右のコマの同時進行という実験的な試みなのだが、これは著者も触れているので何とも言えんがその通りの読み辛さ。
読了日:5月5日 著者:海野螢
かふかふ世紀末 (1) ~かふん昔ばなし~ (MFC)かふかふ世紀末 (1) ~かふん昔ばなし~ (MFC)感想
装いも新たな1巻からの再スタートですが、前作の「昔ばなし」の続編となる作品であり、前巻のp74でのエピソードに添えられているザリガニを16匹殺してケツピン棒されたという回想がこの作品にはエピソードとして収録されていたり、他にも大改装から土砂崩れにあった話もありつつ、ラブひな前の格ゲーで女キャラを使い、エロい奴と認定され掛かるエピソードがあったりと話が前後して語られているので嵌った方には前作の「昔ばなし」も購入することを強くオススメするぞ‼︎
読了日:5月6日 著者:かふん
坂本ですが? 4 (ビームコミックス)坂本ですが? 4 (ビームコミックス)感想
流石、坂本君、退き際もエレガント。敢えてこの先の余白部分を想起すると今後、宇宙規模で坂本君のスタイリッシュが響き渡ることになるであろうと思うと笑える。お疲れ様でした。
読了日:5月6日 著者:佐野菜見
ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です! 1 (コミックアライブ)ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です! 1 (コミックアライブ)感想
好いスピンオフ作品。 田尻さんが思いの外ウキウキで動き回っているのが笑える。ダー様はほんと良いいじられキャラであり、愛されキャラ。 アヒルさんチームが「時が来た」と言ったコマがあったが、続けて「それだけだ……」と呟いていたら蝶野も笑いを堪えるのに必死でしたね、これは。 あと、ニーナはカチューシャのことをちびっこ隊長って呼んでいるって事がバレてたら…おや、誰か来たようだ
読了日:5月6日 著者:弐尉マルコ
それでも町は廻っている  15巻 (ヤングキングコミックス)それでも町は廻っている 15巻 (ヤングキングコミックス)感想
何気ない日々、何ともない日常をどの様に肉付けしていくかでその作品の真価は問われるが、これは作者の才覚に大きく付与してくるのだが、それ町は時系列シャッフルという舞台装置がここにきて殊更に先鋭化した演出としての役割を果たしている。ここ数巻で感じさせる物語の収束と共にそれに紐付けされていた思い返されるされる数々の思い出の日々と積み重ねられた日常が、読者に寂寥感を投げ掛け、掛け替えのない日々へと誘う全体的な構成が憎たらしいほど巧いのである。紺先輩と歩鳥の語られる繋がりはこれ迄の歩みを思い返すとしみじみと心に沁みる
読了日:5月8日 著者:石黒正数
踊る!クレムリン御殿踊る!クレムリン御殿感想
こんな共産圏ジョーク知ってるかしら? 赤の広場で、泥酔者がウオッカの空瓶を振り回しながらスターリンに対してスターリンの馬鹿野郎、大間抜けと侮辱発言を喚き散らしていたそうよ。そして、直ぐに駆け付けた当局者に連行された彼の罪状は国家元首侮辱罪と、国家機密漏洩罪だったそうよ。この漫画は国家元首侮辱罪、国家重要機密漏洩罪を平気で犯しまくったものあり、この後粛清されたんだよね、この漫画家と噂れても何ら不思議でもないソ連の秘密を暴露したハラショーな作品である。
読了日:5月10日 著者:駕籠真太郎
富士山さんは思春期 : 2 (アクションコミックス)富士山さんは思春期 : 2 (アクションコミックス)感想
「アダルト」に尽きる。普段の富士山さんも可愛いいけどデフォルメ化した富士山さんも可愛いい。
読了日:5月12日 著者:オジロマコト
輝け!大東亜共栄圏輝け!大東亜共栄圏感想
ちょくちょく読んではいたですけど、ほんとうんこなんですわ。それがキツくて読んでは断念していたけど漸くですよ、読了。私の中でアングレーム国際漫画祭に出展してみて欲しい漫画ですかね。
読了日:5月13日 著者:駕籠真太郎
子供だってエッチなの (MUJIN COMICS)子供だってエッチなの (MUJIN COMICS)感想
あぁ^〜ちんちんがシコシコするんじゃ^〜
読了日:5月16日 著者:国崎蛍
フラクションフラクション感想
叙述トリックを漫画で表すとどうなるかを考察し、体現した作品。叙述トリックは読者の先入観、思い込み、偏見を逆手に取ったトリックであると触れられているが、小説の場合は見えない部分、隠された部分が多い為にこれは大きく作用し、驚嘆へと導き易い。 然し、漫画となるとそうはいかないが、それを成し遂げるのである。漫画という表現表式の隙間を縫うように常人の及ばない奇想な発想を持ってして。 だが、そのトリックは余りにも馬鹿馬鹿しいにも程があり、人の評価を二分に分けるだろう。正に一分もない素晴らしきバカミス
読了日:5月16日 著者:駕籠真太郎
富士山さんは思春期 : 3 (アクションコミックス)富士山さんは思春期 : 3 (アクションコミックス)感想
背中に向けられた視線や背中のラインが意識的に描かれている印象を受ける3巻。太眉の女の子が恥じらいながら「うがー」「うが」と発している可愛さは万物に響き渡る。
読了日:5月16日 著者:オジロマコト
アナモルフォシスの冥獣アナモルフォシスの冥獣感想
大掛かりな舞台装置に呆れ果て投げ出すか、驚嘆をもってして賞賛とするかは人それぞれ。風変わりで見た事のない漫画を望み、臨む人にはうってつけなエログロ抑えたミステリ仕立て。
読了日:5月17日 著者:駕籠真太郎
ハーレムエンドハーレムエンド感想
出てくる声優やアニメ分らないでも無いが、もう少し詳しければよりなお良しだったのだろうか。
読了日:5月17日 著者:駕籠真太郎
さよーならみなさん (ビッグコミックス)さよーならみなさん (ビッグコミックス)感想
女子高生がチャリに乗る話。独特な作風、ダイナミックな構図などに惹かれるものがあるが、やはり宮崎夏次系は好きだが、西村ツチカは嫌いになれないが好きにもなれない。面白くないというわけではなく、自身にハマらない。
読了日:5月19日 著者:西村ツチカ
愛羅武勇より愛してる (IDコミックス 百合姫コミックス)愛羅武勇より愛してる (IDコミックス 百合姫コミックス)感想
優等生×ヤンキーの百合。優等生・理沙のアタックにたじたじのあたふたしつつ、主導権を奪い返そうと奮闘するも奮闘虚しく主導権握られぱなしにデレデレに照れる不良・かずみの可愛さは約束されたギャップ萌えである。 そして、同性が故の壁に戸惑い、躊躇するかずみの迷いや苦しみを鑑みずに破るのではなく、無理強いすることなく優しくそっと寄り添うように初々しくも結び合っていく様子は読んでいて微笑ましくも温かい。 でも、話的はコンパクトに纏まっているためにもう少しのエピソードがあっても良かったかな〜とは思う。
読了日:5月19日 著者:くみちょう
自分がツインテールのかわいい女の子だと思い込んで、今日の出来事を四コマにする。自分がツインテールのかわいい女の子だと思い込んで、今日の出来事を四コマにする。感想
恐ろしい漫画です。取るに足りないおっさんの日常、生態をかわいいツインテール女の子の姿にする事で飽きさせる事なく読み込ませる漫画に仕上げてることではなく、最後の4コマ目に「おわり」という文字のメッセージを入れる事でサブリミナルに読者に危機感を煽り、絶望感を抱かせ、復活への願望や渇望を与え、それがてーきゅう7期という途方もない記録へと繋げている事が恐ろしいのです、いや、たぶん違う。おっさんだと目も当てられない尻の毛を剃る姿がツインテールの女の子だと大丈夫なのは、もう魔法だと思うの。本当にありがとうございました
読了日:5月19日 著者:ルーツ
フルチャージ!! 家電ちゃん 2 (ジャンプコミックス)フルチャージ!! 家電ちゃん 2 (ジャンプコミックス)感想
お話の方向性が四方八方と進んでいるが、主人公につかえるあくまでも家電としてのアイのコンセプトは変わらず。ライバルとしてロボットであるケイ登場でそのオンボロスペックっぷりを遺憾なく発揮しているが、それにへこたれる事なく、その健気な姿に胸を打たれ…ないが、肩肘張らず気軽に読めて笑える漫画となっておる。
読了日:5月19日 著者:こんちき
まめきちまめこニートの日常 (MFC)まめきちまめこニートの日常 (MFC)感想
人前で思ったことをすぐ口に出してしまう癖が分かりすぎるぐらいわかる。
読了日:5月20日 著者:まめきちまめこ
ガールズ&パンツァー 4コマアンソロジーコミック (MFコミックス アライブシリーズ)ガールズ&パンツァー 4コマアンソロジーコミック (MFコミックス アライブシリーズ)感想
どの4コマも池上遼一の一枚絵に勝てないというインパクトにはベテランの凄みを見た。完全なる出落ち漫画であった。
読了日:5月20日 著者:
臆病の穴 2 (少年チャンピオン・コミックス・タップ!)臆病の穴 2 (少年チャンピオン・コミックス・タップ!)感想
こういった作風なのでケチをつけるわけではないが、どの話も重苦しくも痛々しくヘビーであるが故に読んでいる内に息苦しく覚えるが、こうも淡々と繰り返し繰り返しだと冗長を覚える。息抜きを排して生まれる空気ではあるが、娯楽として漫画としての間やユーモアが欲しかったというより読んでみたかったという思いが残る。
読了日:5月21日 著者:史群アル仙
働かないふたり 6 (BUNCH COMICS)働かないふたり 6 (BUNCH COMICS)感想
養いたいこのダメさから養いたいこの良い娘さにシフトチェンジしてきた春子であるが、長期連載体制で新キャラ投入で春子の友達枠からユキちゃんや遠藤の彼女・稲森さんが登場だが、これまた個性豊かなキャラ達が揃い踏みで嬉しいが兄妹のエピソードが目減りするのが少だけ悲しい。巻数が進むことにより石井家のお父さんの親バカっぷりが進み、丸山のいじられキャラの成長が著しい。
読了日:5月22日 著者:吉田覚
働かないふたり 7 (BUNCH COMICS)働かないふたり 7 (BUNCH COMICS)感想
何で守の礼の仕方は任侠映画に出て来る仕方なんだ、謎である。更に新キャラ投入で春子の男友達の友晴君が登場だが、まさかの恋愛にハッテンするとはたまげる。#341〜#343の怒涛のオナラ推し、牛乳ブシューッと今巻は守で大笑いさせて貰ったけど戸川さんと接触しそうでしないけど…今後どうなるのだろう?
読了日:5月22日 著者:吉田覚
ばらかもん(13) (ガンガンコミックスONLINE)ばらかもん(13) (ガンガンコミックスONLINE)感想
先生の中で島の存在はもう一部となり、重要な存在として位置しているのが出た巻であった。田舎のスローライフのほのぼのした日常を切り取りながらも先生の答えの模索でもあり、この決断で、この決心であると思うのだが、文字を書くにしてもこの判断は少し詰めの甘さを感じさせるが、今後の行く末は作者のみぞ知るかな。お嬢が良いキャラだったので早々に登場して絡んで欲しい。あとは、できた大根でこのもん作るんだの台詞は振り返っても死亡フラグ立っているな。
読了日:5月22日 著者:ヨシノサツキ
女子かう生(4) (アクションコミックス)女子かう生(4) (アクションコミックス)感想
ちょいとサイレントである事が厳しくなってきたか。夏という事で露出が多い塩梅でとても良かったです。
読了日:5月22日 著者:若井ケン
トリドリ恋歌トリドリ恋歌感想
さらっとしているけどそれぞれの測りあぐねる距離感なり思い悩みが詰まっていて好い。それと巻末の広告の寝起きが悪い女の子のジト目がカワイイ!という煽りの「ねむりめ姫」が気になるが、たぶん刊行ペースが察せられるので読んでみたいが今読んだらやきもきしそうだ。
読了日:5月22日 著者:宇仁田ゆみ
昏倒少女 (マーガレットコミックス)昏倒少女 (マーガレットコミックス)感想
出会い、恋に落ちる瞬間を変則的なようですとんっと訪れさせるのが妙に長けていると感じさせる人が人に惹かれる瞬間の煌めきや好きになるときめきの祝福が何の変哲もなく鮮烈に描けている筆の軽やかさが揺蕩う心地の好い読後と共に素敵だと至らしめる作者の力量に感服する。まる
読了日:5月22日 著者:安藤ゆき
さよなら、またあしたさよなら、またあした感想
ハルキストのこじらせ童貞は面倒くさいと証明された。
読了日:5月23日 著者:松本藍
登校途中の出会い頭の偶然キスはありうるか?実験登校途中の出会い頭の偶然キスはありうるか?実験感想
エログロ路線〜ミステリ仕立てを経てブラックユーモアな風刺漫画に至るまで積み重ねられて詰まった濃度がある。ブッとんだ世界観の中で奇天烈な世相が繰り広げられる衝撃というか愉快さが追い読み進めて薄まってきた感は否めないが刺激に慣れるとそういう面白さは難しいのかも知れないな。
読了日:5月23日 著者:駕籠真太郎
異物混入―駕籠真太郎高濃短編集異物混入―駕籠真太郎高濃短編集感想
時事ネタを絡めたらこうなるのか、なるほど。人体のデッサンがきちっとしているので発想、タブーに拍車が掛かり良いですね。
読了日:5月23日 著者:駕籠真太郎
恋愛ラボ 11 (まんがタイムコミックス)恋愛ラボ 11 (まんがタイムコミックス)感想
これ、完全に殺しにきてるね、作者。甘々を見せつつ、気なる存在ゆえの誤解だったり、好きゆえの仲違いや語弊によるギスギスが次の関係のステップ段階だと考えるとこれ以上の激甘な恋愛模様や青春謳歌が待ち受けていると考えるとこれ、完全に悶え殺しの溜めが決まっているね、これ、もう逃れられないぐらいに。くそぅ楽しみ過ぎるぜ。早く文化祭こい‼︎次巻こい‼︎これ以上にないぐらいの死ねる覚悟はもう出来てるぜ。
読了日:5月24日 著者:宮原るり
水色の部屋<上>水色の部屋<上>感想
悪意、敵意、好意に纏わりつきへばり付いてくる気持ち悪さが頁を捲る毎に滲み出て、胸が早鐘を鳴らし、そして、心臓を鷲掴みにキリッキリッと締め上げる痛み、込み上げる心許なさ、吸う空気の薄い息苦しさが、あぁなんて気持ちの悪いものなんでしょうね。あぁとても気持ちわるい気持ちわるい
読了日:5月24日 著者:ゴトウユキコ
水色の部屋<下>水色の部屋<下>感想
やり場の無い抑圧から目的を持った内なる矛先に変貌を遂げる殺意が見事に描き得ていた。憎しみなき怒り、欲動、罪悪、虚無…それでも日常はまわる。もし河野と出会う事なく、壊れることなく、続いていていたのなら、正文や京子、サエにはどのような未来があったのだろうと思い巡らせずにはいらない。壊された先にある生まれた形。静寂が揺蕩う終わりには素晴らしいものがあった。好い。
読了日:5月25日 著者:ゴトウユキコ
人造人間の怪 呪みちる初期傑作選I人造人間の怪 呪みちる初期傑作選I感想
描いていることはアレだけど構成とかオチへの誘導がめちゃくちゃ真面目で思わず唸るような逸話を聞かされたような読後を受ける。ぶっ飛んでいるけど突飛ではなく、禍々しい恐ろしさというよりひたひたと忍び寄ってくる歪みや狂いが丁寧に綴られている。初期作品の割には絵柄に拙さも見られないのも完成された方向性がある。「時計屋敷の少女」のオチの爆走するトチ狂った絵が好き。サイドカーに乗っている人形がノリノリで良いね。関係無いけどAmazonで初版、2刷で別けて販売されたりとか再収録の情報とか見る限り、蒐集するの骨折れそうな。
読了日:5月25日 著者:呪みちる
アイアムアヒーロー 公式アンソロジーコミック: 8 TALES OF THE ZQN (ビッグ コミックス) (ビッグコミックス)アイアムアヒーロー 公式アンソロジーコミック: 8 TALES OF THE ZQN (ビッグ コミックス) (ビッグコミックス)感想
水沢悦子これ、アンソロにかっこつけてSEX描きたいだけだろ。笑うわ。トップバッターでこれだったのでどういったものなのか分かったけど、純粋なアンソロジーというよりはアイアムアヒーローを下地にしたアンソロと理解した方が正解。原作を求め過ぎるとイラッとする作品であるが、作家陣のネームバリューが凄いので気になる漫画家が居れば読んでみるのも手かも。
読了日:5月25日 著者:水沢悦子,横槍メンゴ,石黒正数,オジロマコト,伊藤潤二,鳥飼茜,乃木坂太郎,吉本浩二
プリンセスメゾン 1 (ビッグコミックス)プリンセスメゾン 1 (ビッグコミックス)感想
住まうことへの放浪記なる切り口が斬新とも言えるが、独身女性の家に対する憧れを思い描き現実として抱える諸事情、問題をチクッと刺しつつも沼ちゃんの慎ましくも邁進する力強さが沁みわたる。 汗水垂らしながら働いて未だ手に入らない沼ちゃんがいる一方、ぽんっと一括で家を購入する女性も居る。家庭を持った女性も居る一方、持たない女性も居る。 そこに比較されてしまう格差や孤独が都会の立ち並びマンションやそこに住まう人の情景と相まって無情に流れるが、そこから垣間見えてくる生きていく直向きさもある。起きて半畳寝て一畳。
読了日:5月25日 著者:池辺葵
感じるおっぱい発育中感じるおっぱい発育中感想
乳臭くてイモ臭い。そんな芋乳粥みてぇな女の子がぼくは好なんだな。おかわりなんだなぁ。
読了日:5月25日 著者:ほかまみつり
富士山さんは思春期 : 4 (アクションコミックス)富士山さんは思春期 : 4 (アクションコミックス)感想
富士山さんの一つ一つの挙動が可愛く、2人の挙動が初々しくも甘酸っぱくて読んでいてにやにやが止まらない。この巻から甘酸っぱい恋愛、青春模様の描き方を作者が掴んだのかと見違えるほどサービスカットへの力点よりも仲睦まじい2人を描くことへの巧さが働いていた。 あと、久しぶりの再読なので思い出しつつなのだが、キスシーンは電子版ではかなりぶっ切りで富士山さんの後頭部しか写ってなくてそこからスワイプしたら目にグサッー刺さっていて可笑しかった。
読了日:5月26日 著者:オジロマコト
ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!  2 (MFコミックス アライブシリーズ)ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です! 2 (MFコミックス アライブシリーズ)感想
表紙から大活躍を果たすダージリンだった。ガルパンの登場人物たちのキャラ性を捉えつつ壊さない範囲で新たな可能性を進めているのが不快なくも面白く読み込める。その中でエリカ×みほの話ではエリカがみほの好みについて詳しくて可笑しくも憎いのも好意の裏返しがよく効いている。次回予告では男版ガルパンでしたが、やはり変わり果てたダー様と大して変わらないノンナの対比に笑う。
読了日:5月27日 著者:弐尉マルコ,ガールズ&パンツァー製作委員会
ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!  3 (MFコミックス アライブシリーズ)ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です! 3 (MFコミックス アライブシリーズ)感想
表紙はプラウダ高の面々ですが、前巻の静かさを吹き飛ばす如く劇場が公開されたことによりアンチョビ率いるアンツィオが大暴れ。要点をまとめるとアンチョビはチョロくて、ノンナは母親で、ニーナは粛清だった。ノンナのつけてる日記がカチューシャの成長日記で同志の目線ではなく母だった。ニーナは「ニーナ ガルパン」で検索すると粛清がサジェストされぐらい粛清されているみたいだがその度生還しているみたいなのでトロツキーになる日も近い。アンチョビはドゥーチェ ドゥーチェドゥーチェ ドゥーチェドゥーチェ ドゥーチェドゥーチェ ドゥ
読了日:5月27日 著者:弐尉マルコ,ガールズ&パンツァー製作委員会
おしえて! ギャル子ちゃん (3)おしえて! ギャル子ちゃん (3)感想
表紙が胸→お尻→足ときているので次がどうなるかが少し楽しみ。 今巻はいつも通りのベースラインとした話と文化祭での話。文化祭では最終回を感じさせる青春謳歌と友情讃歌でジョシ〜という擬音にいい表される。 それとだが、肉子のお肉サンバで腹肉と胸に目が行きがちだが、脇と日焼けの焼け方がいい。フットサルで焼いたかと思わせる健康的な首元と腕の境界線くっきりと分かれた焼け具合がとてもよい。それより僕と踊りませんか。 BGM:Samba de Janeiro
読了日:5月27日 著者:鈴木健也
talk of little lovetalk of little love感想
恋愛マスター秋★枝ガルパンで百合を描いているという事で手に取りました。尊い尊いものがありました。でも、同人誌なので多くは語れず描けずなので其処まで真に迫るものでは無かった。
読了日:5月27日 著者:ロケット燃料★21
恋の格言恋の格言感想
西住殿と秋山殿のデートを覗く体のどう見てもダージリンとペコのデートですね、わかります。本当にありがとうございました。
読了日:5月27日 著者:
或阿呆の一生或阿呆の一生感想
書いていることが断片的、そして、人に見せしめる為のものではないので断絶した芥川の自伝に近い。陰々滅々と陰鬱とした心持ちを取り留めもなく吐露し、生きることや社会に冷淡として一笑とする一貫とした態度は不安に苛まれ追い詰められ、磨り潰された心の叫びとも押し潰された呻き声とも言える。 「ええ。──いえ、死にたがつてゐるよりも生きることに飽きてゐるのです。」
読了日:5月28日 著者:芥川竜之介
富士山さんは思春期 : 5 (アクションコミックス)富士山さんは思春期 : 5 (アクションコミックス)感想
冬のひと時、彼女がリズミカルに刻む包丁の音を聞きながら料理を待つコタツで微睡む瞬間を何というか、幸せ。富士山さんのウェデイングドレス姿を見れたので満足。
読了日:5月28日 著者:オジロマコト
富士山さんは思春期 : 6 (アクションコミックス)富士山さんは思春期 : 6 (アクションコミックス)感想
ほら、僕の青春時代ってドブでドブ浚っているだけに終始したまま終わっていたんですよ…そう、終わっていったんですよね…だから二人が歯痒くも眩い。初々しいもどかしさというよりは体験出来なかった、共有出来ない歯痒さが憎いほど微笑ましいんですね。となるとこれはいい作品という事です。 今、何とか心の均整を保つ為に二の腕を揉んでいるんですけど、揉めども揉めども我が心は安穏にならず・・・ぐす・・・女の胸と二の腕が同じ柔らかさで自分自身の二の腕を揉むしかないなら・・・私死ぬしかないじゃない!
読了日:5月29日 著者:オジロマコト

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