2017年9月まとめ

2016年9月の読書メーター
読んだ本の数:45冊
読んだページ数:6549ページ
ナイス数:143ナイス

ネトゲ廃人ネトゲ廃人感想
ネットが出来、世界に現実と仮想現実を齎した。ネットゲームの世界には現実の世界では普段は成れない自分に成れ、成りたい自分に成れる虚像の演出があり、虚栄心を擽り、優越感に浸れる仕掛けが其処彼処に仕掛けれている。仲間意識、共有の目標や目的、共有の敵を通して同じ刺激的な体験を通じ、同じ緊張感を強いることで分かち合う目標を達成した時の歓喜と濃密な連帯感と他者から必要とされている実感と得られる達成感。そして、誰かと繋がっている安心感。目に見える形となる報酬。
読了日:9月2日 著者:
櫻井超エネルギー (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)櫻井超エネルギー (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)感想
鉄レンジャーのスポンサーはペ◯シコーラですね、わかります。あと、開いて帯の部分の骨がチンコに見えたので疲れているんだと思う。
読了日:9月2日 著者:櫻井エネルギー
それでもめる子 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)それでもめる子 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)
読了日:9月3日 著者:縁山
みのり研究所 総集編みのり研究所 総集編感想
小意気な表紙でキュート。こちら側とあちら側。こちら側の世界のお話。性行為は一切無くゲロ、乳首責め、スカトロ、リョナ、露出なる性的倒錯が目眩く広がる。突き抜けた渇望、追い求め欲する渇欲。際限なく溢れる渇求のその先へで得られるカタルシスと常識や規範の枠外に外れてしまったことで訪れるカタストロフィが心悲しさを漂わせる。異常と弾糾されるであろうその行為の中に透けて見える直向きさはある種のプラトニックを思わせる。黒羽の眼球をスプーンで掬い取るシーンとゲロ子ちゃんとチクビ子の小悪魔な顔が頭にこびりついて離れない。
読了日:9月4日 著者:みのり研究所
ガルパんガルパん感想
夢を与えるのも大人なら壊すのも大人。そうやって学んで大人になっていくんだね。想定していた75倍酷かった。聖グロ穴女、肛茶、肛門力、壁尻、消し炭みほ、淫蕩な雌豚の血が騒ぎ始めたかしら?、うんち撒き散らしたるねん!!、股の根も乾かないインワイな年が…!!単語、台詞を書き起こしただけでもガルパンじゃねぇラブやんだ!!感。ここまで頭悪いと却って清々しくて良いですね。作者は原作原理主義者ガルパンおじさんにミルク装填されても文句はいえないねぇ。
読了日:9月4日 著者:甲冑娘田丸支店
蝉丸残日録(2)<完> (モーニング KC)蝉丸残日録(2)<完> (モーニング KC)感想
思っていたよりオフィスもの漫画を下地にしつつもその中で生まれる著者お得意の気まずさを入れ込んでシュールギャグとしてやれていた。蝉丸は死に様というより生き様であった。もう夏も終わりですなぁ。
読了日:9月4日 著者:ツナミノユウ
ぐらんぶる(1)ぐらんぶる(1)感想
キューバのスも無かったよ…男の素っ裸ばっかだよこの漫画。
読了日:9月5日 著者:井上堅二,吉岡公威
Battle of ZOUHAN YUURIBattle of ZOUHAN YUURI感想
牧歌的な雰囲気のある原作のカウンターカルチャーなる作品の一つ。文化大革命学院が大洗をT34数百両と紅衛兵を多数引き連れ上陸、侵攻し、実弾による戦争が火蓋を切られるという何ともぶっ飛んだ物語。話的には短く、〆もこれから始まるという体裁なので何とも言えないのが惜しい。全ての全容が明るみ出て描き切った作品が世に出版されるなら物議を醸す作品になる事は間違いないでしょうね。ハイライトシーンはプラウダ高校の面々が吊るし上げにあうシーン。造反有理愛国無罪!!
読了日:9月5日 著者:あびゅうきょ工房
あそびあそばせ 2 (ヤングアニマルコミックス)あそびあそばせ 2 (ヤングアニマルコミックス)感想
インパクトのある顔芸も相変わらずに送り出しながらも小物から服飾まで女の子の可愛さがちゃんと振舞われるそのギャップで破壊する個性的なキャラクターは健在ではあるが、新キャラの前多の存在がファンシーな存在なので作品がファンタジーになりそうで少し不安。ある遊びの中で現実的な規則がある中での方がインパクトと笑いを生むと思うからその中で頑張って欲しいかなぁ。あとは、作者は意外と作品をコンパクトに仕舞い込むので今後どれぐらい巻数を重ねるのかは気になる。もう一つ気になるのはゴブリン×ドワーフ一体どちらが攻めなのだろうか…
読了日:9月6日 著者:涼川りん
銃座のウルナ 2 (ビームコミックス)銃座のウルナ 2 (ビームコミックス)感想
耳飾に隠されたプロパカンダが綻びを見せることで仕向けられた意義とその行為への正当性化に歪曲され、覆い隠された不都合な真実となるからくりとそのからくりの秘密によって揺らぐ主人公の存在とそこから見え隠れする思惑が足元を掬い、崩壊へと誘う、見ていたものが聞いていたものが崩れていく様を主人公の目を通し、読者を巧くはぐらしてはまだ明かされない謎とともに物語に惹きつける構成が妙に憎らしい。ヅードは不利益なる存在か、脅威を脅かす存在か、邪魔な存在か、何故に殺さねばならないのか?動き出した時は止まらない。殲滅戦が始まる。
読了日:9月9日 著者:伊図透
侵略!イカ娘 20 (少年チャンピオンコミックス)侵略!イカ娘 20 (少年チャンピオンコミックス)感想
溶解ウォッチにゃん天堂が作ってそうなクソゲーな感じが堪らない。本物の方の任天堂スプラトゥーンとのコラボしたイラストも堪らなかった。
読了日:9月10日 著者:安部真弘
僕が私になるために (モーニング KC)僕が私になるために (モーニング KC)感想
性別適合手術(SRS)についてのルポ漫画。男性から女性(MtF)に性を移行した漫画なので食材を利用した分かり易くも詳細な手術内容には男性読者ながらにキュッとなる戦々恐々なる内容で、カバー下にその食材の写真もあるので併せて読むと尚のこと頭に入り易いかも知れないです。興味本位で覗いたので手術自体の痛みや苦しみ他に幻肢痛に悩まされたり、穴が塞がらないように棒を日に何度も入れる苦痛が存在するとか全く知らない未知な世界であり、
読了日:9月10日 著者:平沢ゆうな
まるだしすたー (BAVEL COMICS)まるだしすたー (BAVEL COMICS)感想
ネットで一部取り上げられているのを読んで見てたけど内容は想像の斜め上を上回ってきて腹抱えて笑った。いや〜素晴らしいの一言です。ノリと勢いがヒロユキに通ずる所があるのは確か。「すごいっビンビンっちくびっビンビンっ」「うあああだっだめなのにっあうっふあああああ(格ゲーのアーケードコントローラー如く乳首をくりくりくりする)」→バッ カパァ♡「うあっ!?あ・・・っ!?」こんなもん笑うわ。あと、女性器に集中線を宛てがってカパァという擬音を付けられるだけここまで笑えるものとは思わなかった。表情も違った突出で最高ですわ
読了日:9月10日 著者:なかに
ユリイカ 2014年12月号 特集=百合文化の現在ユリイカ 2014年12月号 特集=百合文化の現在感想
3600冊目登録本。百合文化の現在との表題ではあるが、現代へと至るために積み重ねられ、培われた少女小説からのマリみてなどの経緯を踏まえた上での過去からアプローチの展開が多く、そして、これは切っては離させないので何んともし難いではあるが、百合とレズの相違についての言及からジェンダー論、性マイノリティについての議論まで及ぶので百合を語る上での堅苦しさも感じる。
読了日:9月11日 著者:今野緒雪,天野しゅにんた,月子,綾奈ゆにこ
ちおちゃんの通学路 (4) (MFコミックス フラッパーシリーズ)ちおちゃんの通学路 (4) (MFコミックス フラッパーシリーズ)感想
漫画やアニメだと眼鏡キャラが眼鏡を外すと美人になるというベタを裏切ってくるちおちゃんの白湯みたいな顔が一番のツボだった。再登場キャラも多かったが、どのキャラも埋没した個性なく満遍なく活きていた。そして、桃センパイが今巻で大きく方向転換するが、素のキャラもアホな子でみんな濃ゆくなってきて面白い。テンションハイでも椅子に立ち上がる際、ちゃんと靴を脱いで登り、靴を揃えて宣言する桃センパイの姿が細かく人物設定に気を配って印象を与える。
読了日:9月14日 著者:川崎直孝
おかか(1) (ヤンマガKCスペシャル)おかか(1) (ヤンマガKCスペシャル)感想
クソガキっぷりが心地よい。子どもからの目線から大人に対しての疑問、反抗や社会に対して高尚なことを思い巡らしたと思えば、欲望に忠実でお小遣いを計画性もなく散財したり、モノに釣られて結局の所は大人の言う通りに従う姿は実に子どもらしく、子どもという立場上にある設けられた制限の世界の中でもそこに広がる自由奔放な発想、駆けていく自由気ままな、まだ知らないからこその無鉄砲で無敵だった行動は過ぎ去り去った少年時代へのノスタルジックを感じさせる。漫画読んだけど今だにステッカーの人って印象が強いこの方。
読了日:9月14日 著者:まつだこうた
おかか(2)<完> (ヤンマガKCスペシャル)おかか(2)<完> (ヤンマガKCスペシャル)感想
もう少しだけ読んでいたかったがこれにて終わり。夏の雰囲気といい、作風が名残り惜しさをより一層と演出する。子どもが思い知る事になる無力さとかバカさ加減がよく表れていて其れが笑えて童心をとても擽る良作だった。漫画を読んで思い出したのでステッカーを見に行ったが、BOOTHは非公開になっていたしTwitterのアカウントも無くなっていたし忙しいのだろうな。
読了日:9月14日 著者:まつだこうた
エンペラーといっしょ 2 (ジャンプコミックス)エンペラーといっしょ 2 (ジャンプコミックス)感想
読む度、日高トモキチと錯覚してしまう。画風そんなに似てないのに…。日常風景に皇帝ペンギンが居る景色は変わらず。
読了日:9月14日 著者:mato
手品先輩(1) (ヤンマガKCスペシャル)手品先輩(1) (ヤンマガKCスペシャル)
読了日:9月14日 著者:アズ
ふんだりけったり (KCデラックス Kiss)ふんだりけったり (KCデラックス Kiss)感想
うんこはそのままでう●ちは伏せ字にする拘りが最後までよく分からない。変わった感性である。初期の作品から掲載しているのでふみふみこの絵柄の成長が見られるのはファンなら嬉しいが、本当に初期の作品なので全体を通して読んでも絵は拙くて読み辛いのは致し方なしかな。作風はシュールギャグが基調でハマればいいがハマらないと苦痛でしょう。読んでいてふうらい姉妹本秀康を思い浮かべたが、もっと的確な漫画家居そうな。
読了日:9月14日 著者:ふみふみこ
女子かう生(5) (アクションコミックス)女子かう生(5) (アクションコミックス)感想
秋だからだろうかもも子のお肉の余り具合が最高に決まっている。あと、しぶ美にスポット当てたメガネを新調する話は実に可愛かった。もも子との仲も仲良しさが伝わるシーンが多くてこれも沁みじみとよかったなぁ。レッドタートル受けたら女子かう生もアニメ化もあるかなぁとふっと思った。
読了日:9月15日 著者:若井ケン
透明人間の恋 (マーガレットコミックス)透明人間の恋 (マーガレットコミックス)感想
恋愛というより恋愛に結実する迄の想いの気づきが少女マンガとしてたらしめているけど、王子役の男性はどこか変であったり、ズレていたりと読者によって好みの分かれそうな性格が多いな。表題作は気づきによって徐々に色彩を帯び始め再確認していく、マトリョーシカでは余りにも近い存在のために気付かなかった自分の本当の感情や想いを一つ一つ思い返していくことで明るみに出て来る。何気ない中に瞬間的に浮かび上がってくる感情や想いに気づき、恋におちていく。そういう転がった恋を拾い上げる演出が巧い。
読了日:9月15日 著者:安藤ゆき
人工精霊タルパちゃん (KCデラックス Kiss)人工精霊タルパちゃん (KCデラックス Kiss)感想
私もタルパを創り上げるかなと思ったが、窓のない部屋で壁に向かってブツブツ言ってる未来の姿しか浮かばない。タルパについて始めて知ったが、イマジナリーフレンドから思念体を顕在化させるみたいなものなのかな。現実と理想の齟齬をタルパを創り上げることで折り合いや円滑、解消する為に意識変性に向かえばいいが、一歩間違えると……この手の話はオカルトチックでホラーに向かいがちなんだよね。
読了日:9月15日 著者:ふみふみこ
トーキョーエイリアンブラザーズ 2 (ビッグコミックス)トーキョーエイリアンブラザーズ 2 (ビッグコミックス)
読了日:9月16日 著者:真造圭伍
ごきチャ (4) (まんがタイムKRコミックス)ごきチャ (4) (まんがタイムKRコミックス)感想
唯一無二の理解者が登場。博士に体を大きくして貰えばいいじゃんと思ったけど漫画の世界ではリアルのGの形状だったわ。
読了日:9月16日 著者:るい・たまち
ごきチャ (5) (まんがタイムKRコミックス)ごきチャ (5) (まんがタイムKRコミックス)感想
カバー下でごきチャがロケットに乗って飛び立っているので第二部は火星で進化したごきチャと人間の友好が始まるのですね。
読了日:9月16日 著者:るい・たまち
第七女子会彷徨 10 (リュウコミックス)第七女子会彷徨 10 (リュウコミックス)感想
7年間、77回で完結となりました第七女子会彷徨。第77話「あなたが大好き、でした。」を読んで去来したものは寂しさもあるが、それ以上の感嘆でした。全てが最終話に収まりながらも繋がっていき、また新たに始まる。其れまで仲違いした2人を主軸に変わりゆく世界(この世界は青春時代の終わりであったり、現実の崩壊であったりする)を描きつつも、超現実的なものを含みつつ、高木さんに漫画を読ませて「このマンガってもう7年もやってるんだね」とメタ的な視点も入れたりしつつも、SFでホラーであったり2人の友情物語であったりとする。
読了日:9月16日 著者:つばな
ぼくは愛を証明しようと思う。(1) (アフタヌーンKC)ぼくは愛を証明しようと思う。(1) (アフタヌーンKC)感想
井雲くす目当てで読んだ為に内容についてはあまり精査せずに読んだが、これはアレですな。香ばしいヤツで。恋愛工学。原作、漫画のレビューで長文で書かれている南斗鳳凰拳の伝承者のレビューやら調べては出て来る批判や信仰者たちの記事を読んで胡散臭さはついぞ消えなかった。語られるアプローチ理論を覚えるよりは傷つくことばかりを考えるのではなく、恐れをなさずに自信を付けて対峙し、折れることのない強靭な精神を持つことが重要であろう。それと男性に見える傲慢さは女性を不快にさせるのは間違いないだろう。目的と手段を間違えないよいに
読了日:9月17日 著者:井雲くす
プリマックス 3 (ヤングジャンプコミックス)プリマックス 3 (ヤングジャンプコミックス)感想
この漫画の何が凄いって読ませる力、引き込ませる力にあると思う。ストーリー性も話の筋もあってないようなもので結末も目的地も無いので普通ならそこで読むのを辞めてしまうのに繋ぎ止めるパワーが半端無い。キャラの魅力もあるだろうが、それ以上に予測外の展開の連続で息をつかせないように引き留める圧というか勢いが最高に熱くて下らなくて、でも、真剣に全力に動き回っておるから尚更に面白い漫画なんだと思う。起承転結よりは序破急の急急急…………が紡ぎ出すパンドラの箱を開く恐怖よりも勝る好奇心を擽るような途轍もなく変で可笑しな漫画
読了日:9月17日 著者:蒼木雅彦
さくらの園 2 (少年チャンピオン・コミックス・タップ!)さくらの園 2 (少年チャンピオン・コミックス・タップ!)感想
ふみふみこ版の桜の園これにて完結。盛り込まれたものに対してあと一冊分の分量は欲しかったかな。キクチの登場によって急速に萎められた印象が強く残る。あと、サブタイトルは曲名をもじったタイトルってことに今更ながら気づく。LOVEずっきゅんはまんまに近いが他もそうなんだろうな。「ち〜んこっこ ちんこっこ〜 お空もとべるよちんこっこ〜 ち〜んこっこ〜ちーんこっこ〜 なんでもできるよちんこっこ〜」
読了日:9月17日 著者:ふみふみこ
HaHa (モーニング KC)HaHa (モーニング KC)感想
母は強くて偉大なり。押切蓮介(神崎良太)の母親の半生を描いた物語である。母親と言えば押切蓮介のエッセイ漫画によく出て来るあの母親であるが、そのルーツは濃密であり濃厚であった。意外と知らない産みの親である母親の歴史を紐解き、それ以上に描くとなる息子としての気恥ずかしさがあると思うが、其れでも描き切るバイタリティは母親との脈々と引き続く繫りを感じさせ、母親に対しての尊重があるからこそ描けるのであろうと思う。そして、発せられる言葉には血が通い、芯が通った人物であるから重みがあり、染み込んでいく。
読了日:9月18日 著者:押切蓮介
木陰くんは魔女。 1 (マーガレットコミックス)木陰くんは魔女。 1 (マーガレットコミックス)感想
今までのティストと違って吃驚。主人公のユメがよく動き回るタイプで傍若無人でいて魔女(♂)と悪魔(♂)の三角関係に縺れ込む変な展開と設定。そもそも男性なら魔女と言わず魔導師的な呼名になるのではないのか?と疑問は残るが…。ユメと木陰くんとの過去に何かありそうな含みを匂わせているが、この主人公好き嫌い分かれそうなタイプなので作品が受け入れられて続くのかが不安に残る。
読了日:9月18日 著者:小森羊仔
木陰くんは魔女。 2 (マーガレットコミックス)木陰くんは魔女。 2 (マーガレットコミックス)感想
提示される伏線より与えられるヒントが大きいので伏線回収されてもやっぱりとしか思わないけれど物語的に今後どう転がっていくのかは未知数で、それ程巻数は重ねそうではあるわな。設定の恋愛感情がなくなるという縛りが少女漫画だからか凄く魅力的なファクターに映る。あと、何だかんだいってワガママなユメが可愛いくみえてくる不思議。
読了日:9月20日 著者:小森羊仔
青春のアフター(2) (アクションコミックス(月刊アクション))青春のアフター(2) (アクションコミックス(月刊アクション))感想
最悪の形で展開される時をかける少女みたいな。清算したはずの過去と積み上げてきた未来を崩すべく的確に痛くも苦しくなるように神様(緑のルーペ先生)がお膳立てしたさくらが目の当たりにする性行為と明かされることになる過去の日記がパンチが効いていて作品全体を更なる鬱屈としたエグみと凄味に転換し、加速させた。恋愛感情が及ぼす悪意であろうと好意であろうとそれをこうも苦々しく描ける作者よ。ほんとヒドいお方である。
読了日:9月20日 著者:緑のルーペ
ヒナまつり 11 (ビームコミックス)ヒナまつり 11 (ビームコミックス)感想
ヒナが掛けているニコチャンホログラムサングラスならぬイクラチャンホログラムサングラスのせいで謎のジャケ写感が出ていて歴代で一番好きな表紙かも知れない。ギャグ漫画は巻数が二桁辺りにくると大体がマンネリの憂き目によって失速しているが、ヒナまつりはそれを物の見事に回避している。新たに高校編としてスタートし、年数経過によって発生する登場人物の凋落や成長にスポットを当てつつ、また新たな関係間を創り出していて面白い。詩子のやさぐれ、瞳と新田の関係性が実に可笑しい。然し、新田の大人気なさよ。うたげじゃーい‼って(笑)
読了日:9月21日 著者:大武政夫
ガールズ&パンツァー 戦車道少女寫眞集 壱ガールズ&パンツァー 戦車道少女寫眞集 壱感想
基本感想は可愛いしか浮かばない。壱はあんこうチームが中心で殆どがあんこうチームで占められている。ざっと壱〜参まで読んだ中で群を抜いて水着が多くて冷泉麻子のビキニはこの壱でのp42,p46のみなので珍しい。そして、ケイはやはりアメリカビキニになのである(p61)の中でカチューシャぺろぺろしてるノンナいいね。一番好きなのはp92でケイ、アンチョビがハイタッチする後ろでしぃーーーっ‼ってするノンナ、犬耳を恥ずかしそうに付ける秋山、猫を慈しみ深く見る麻子にはほんと……いいぞとしか。
読了日:9月21日 著者:
ヤコとポコ(3)(少年チャンピオン・コミックス・エクストラ もっと! )ヤコとポコ(3)(少年チャンピオン・コミックス・エクストラ もっと! )感想
「つまらなくなってきたって言われてもなぁ」「私は私が面白いと思うようにしか描けないし…」「謝るつもりもないし…」「残念だな ほんと…残念としか言いようがないや」「自分の絵がこの世で一番好きです 私にしか描けない背景があるし 私にしか引けない線がある」「だから私の漫画は背景の隅々まで 私が描かなければならないのです」「でも 読者はそんなこと気にして読んでませんよ?」「私だって私の漫画の読者です 私が許さない」
読了日:9月22日 著者:水沢悦子
ガールズ&パンツァー 戦車道少女寫眞集 弐ガールズ&パンツァー 戦車道少女寫眞集 弐感想
アンチョビ多し。安斎はかわいいです。ドゥーチェ誕生日おめでとう御座います。アニメでは見られなかったカチューシャ、ノンナの民族衣装姿(p28)や髪を下ろしたダージリンオレンジペコの姿(p70,p89)が見れるのはいい。海で騒ぐ各校の隊長の後ろの方でカメラを携えているノンナの姿には笑う。
読了日:9月23日 著者:
アハトゥンク・ガールズ&パンツァー: ガールズ&パンツァー公式戦車ガイドブックアハトゥンク・ガールズ&パンツァー: ガールズ&パンツァー公式戦車ガイドブック
読了日:9月25日 著者:
アハトゥンク・ガールズ&パンツァー2: OVA「これが本当のアンツィオ戦です!」&劇場版 編アハトゥンク・ガールズ&パンツァー2: OVA「これが本当のアンツィオ戦です!」&劇場版 編
読了日:9月25日 著者:
ろみちゃんの恋、かな?ろみちゃんの恋、かな?感想
絵は決して上手いとは言えないし、それ故の読み辛さもあったが、意識し出した先にある特別の存在というのがゆっくりと育まれていく様子で描かれ、それが微笑ましくてよかった。好きだから、大切に想ってるからこその躊躇や戸惑いがあり、そして、それに応えようとする2人の姿がある。ゆっくりとだが、その分壊れないように壊さないように丁寧に丁寧に真剣に気持ちを掬い上げて縮まってゆく関係性が心地よくて、仲が深まるたびに新たな一面を魅せてくれる2人の性格の発露や変遷も可愛いくて読んでいて面白かった。
読了日:9月27日 著者:武田春人
ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です! (5) (MFコミックス アライブシリーズ)ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です! (5) (MFコミックス アライブシリーズ)感想
安心安定の弐尉マルコクオリティ。まほ隊長が虎さんチームと思わず言ってしまうのがオチではあったが、今では逸見エリカが鰐さんチームで弄られるのは間違いないでしょうね。四コマではあるが、「カチューシャを馬鹿にしないで!!こんなお子様プールで満足するわけ…」→10分後は即堕ち二コマに通ずる面白さがあった。あと、五十鈴流家元が何かと米を送りつけるのがツボであった。著者は五十鈴家をイジるのが巧くて他の追随を許さないレベルまで仕上げてる。でも、何処に向かう五十鈴家。
読了日:9月27日 著者:弐尉マルコ
水色シネマ (IDコミックス 百合姫コミックス)水色シネマ (IDコミックス 百合姫コミックス)感想
さわやか百合。もうちょっと何かしらの起伏が欲しかったかな。或いは付き合ってからのエピローグで2〜3話あれば…という感は否めない。あっさりした読後が残る。
読了日:9月27日 著者:乙ひより
テコンダー朴テコンダー朴感想
感想レビューを読むには謝罪と賠償が必要です。 謝罪しますか? はい/いいえ 賠償しますか? はい/いいえ
読了日:9月29日 著者:白正男(作),山戸大輔(画)
宝石の国(6)限定版 (プレミアムKCライツ)宝石の国(6)限定版 (プレミアムKCライツ)
読了日:9月29日 著者:市川春子

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