2016年1月まとめ

2016年1月の読書メーター
読んだ本の数:34冊
読んだページ数:5173ページ
ナイス数:265ナイス

みすでぃれくしょん (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)みすでぃれくしょん (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)感想
2015年の大本命も大本命のひげなむち先生の3冊目は期待を裏切らない仕上がりだった。エロ漫画には「くやしい…でも…感じちゃう!」「絶対チンポなんかに負たりしない!→チンポには勝てなかったよ…」の原則が存在するが、これは女性が反抗心や葛藤などを抱えながらも悦楽に抗う術なくして快楽の坩堝に溺れ堕ちてしまう事を端的に表したものであるが、これを最大限にして効率的に活用し、最上級の効果が尽くされあげてているのがひげなむち先生の根底にある作家性ではないだろうか。
読了日:1月2日 著者:ひげなむち
ゴールデンカムイ 5 (ヤングジャンプコミックス)ゴールデンカムイ 5 (ヤングジャンプコミックス)感想
謎のホモ展開に爆笑。杉元の「おまえの煌めき忘れないぜ」の意味深な台詞には素でどっちの煌めきだよとツッコミをせざるを得なかった。ヒソカ並みに股間の光る辺見との攻防もつかの間に訪れる谷垣と二階堂の手汗握る熱い攻防にも思わず勃起!キャラ達は濃厚で個性的であるが、出し惜しみすることなく散っていく姿を描き切る潔い姿勢がよりキャラ達を際立たせている。シリアス展開で食傷気味にさせる事なくユーモラスを設けて洗い流す緩急の味付けは変わらず。あと、汁物が中心であったがここにきて料理のレパートリーを広げる采配は恙無い腕前だ。
読了日:1月2日 著者:野田サトル
臆病の穴 1 (少年チャンピオン・コミックス・タップ!)臆病の穴 1 (少年チャンピオン・コミックス・タップ!)感想
主に手塚治虫のタッチを田中圭一史群アル仙が並行して使われていることに漫画の懐の深さを感じる。基本というか大体が鬱蒼とし鬱々とした病的で狂気的な話が多いので読んでいてエネルギーが吸い取られ、酷く気が滅入る。その仄暗い底から産まれるものを愛おしいものと思えない人には読んでいて苦痛しかないだろう。あとがきを読む限り支える人に出会えた様なので今後もその繋がりを大切に今後の創作にも紡いで欲しい。しかし、どの年代にも負のエネルギーを抱えた人が一定数居てそれを変換装置として表現する培養は興味深い。
読了日:1月3日 著者:史群アル仙
うせもの宿 3 (フラワーコミックスアルファ)うせもの宿 3 (フラワーコミックスアルファ)感想
イイハナシダナー(AA略
読了日:1月3日 著者:穂積
宝石の国(5) (アフタヌーンKC)宝石の国(5) (アフタヌーンKC)感想
Ravel-arr.Grainger:La Vallée Des Cloches(1914)を聞き流しつつ。のそのそそわそわイチャイチャ。やったぜーー!構わん続けろ。
読了日:1月4日 著者:市川春子
制服少女の取扱い方 (TENMA COMICS 高)制服少女の取扱い方 (TENMA COMICS 高)感想
初単行本で絵柄に波はあるもののそれ程気にするほどの落差を感じないのは嬉しい。表紙から分かるように眼鏡っ娘率高し。物語は軽めから重めな内容な為に読んでいてどういうスタンスで読み進めれば良いか時折悩む。それ故に一番、自分の好みにフイットした絵柄の話が母親の病気のために身売りをするというヘビーな展開だったのはキツかった。もうスコッティをハンカチに持ち替えました。その他にも包帯女子の痛々しさが残る子や影のある子とか薄幸な少女も多く登場し、心情的にそこは実用性は目減りするかな。報われない子が好きな方にはオススメ
読了日:1月4日 著者:まきお
メガネの処方箋 (セラフィンコミックス)メガネの処方箋 (セラフィンコミックス)感想
右の方からきました。Holonです。好きな女性のタイプは清純無垢のようでいて内に抱えた大胆なエロさを持ち得たメガネっ娘が好きです。宜しくお願いします。あれですね、カレーでも毎日食っていたら流石に飽きるように飽きるね。違う味わい欲しくなってきちゃう。絵柄の好みもあるが嵌ってしまえば、メガネしか愛せない重篤なメガネスキーには家宝となる作品ではないですかね。まだ悩む方は安心して下さ…駄目だ、もう傷んでやがる。出て来る登場人物は漏れなく着用していて眼鏡外しません。
読了日:1月5日 著者:ばーるん
ばらかもん(11) (ガンガンコミックスONLINE)ばらかもん(11) (ガンガンコミックスONLINE)感想
変わりゆくものもあれば変わらないものもある。去る者居れば来る者も居る。島にゆったりと刻々と流れる時間を嚙み締め体感する移り変わる空気や半田と川藤のエピソードに見られるほっこりとはするが、胸にグッと込み上げるものがある話の構成が印象的な巻であった。やはり良いなこの空気。
読了日:1月5日 著者:ヨシノサツキ
良いコミックデザイン良いコミックデザイン感想
掲載されている漫画程よく読んでいた。しかしまぁークルミくんNO FUTUREと犬マユも載っているとは露ほども思わずにおったので驚いた。マイナーどころも押さえるところは抑えており、見識の深さと愛情が感じられる。そして、偏らず様々な漫画のレーベルから輩出し網羅している点も好感触。こういう装丁はビーム系が強い印象があるのでね。電子書籍版も色々と利便性があるが、技巧や趣向を凝らされた紙媒体としての漫画があることにはワクワクするし、遊び心ある漫画は触れては面白いし、また読む際の楽しむ要素の一部としてやっぱり胸が躍る
読了日:1月5日 著者:KT.
有害都市 下 (ヤングジャンプコミックス)有害都市 下 (ヤングジャンプコミックス)感想
正しさと見えない敵。子供に見せないように臭いものには蓋は言い換えれば子供を信じていない、それを守ってやれない親や社会的な弱さの露呈ではないだろうか。流石に全てを与えることは正しいとは思わないが、選択肢を狭めて奪うのは一つの世界を握り潰すということでこういう世界が広がっているはずが作為的に隠蔽する事で価値観の多様性を消失させるのと同義だと思う。そして、正しさが一般多数から一部の人の権力による健全化という大義名分を得た価値基準によってすげ替えらていく未来予想図は閉鎖的で排他的な悍ましい社会で吐き気を感じる。
読了日:1月6日 著者:筒井哲也
HOLY ROLLYHOLY ROLLY感想
同人誌の画集を始めて買ったが、装丁はまぁ同人誌だなぁという率直な感想で製本は期待していたレベルを超えてきたのでなかなかに嬉しい。これからどう経年劣化するかは分からないが2年経って其処までの紙質に遜色は見受けられない。内容は言うまでもない、ただただ満足である。読んでいて思ったが、この方のサイバーパンクな世界観を観てみたいし、描いて貰いたい。
読了日:1月11日 著者:70年式悠久機関
罪×10(4)(完) (ガンガンコミックスONLINE)罪×10(4)(完) (ガンガンコミックスONLINE)感想
最終巻らしく最終話のはちゃめちゃでめちゃくちゃな投げぱなしな勢いある終劇はある意味笑った。この軽妙なテンポのまま長く続けても作者さんも辛いし、読者も途中でダレ始めると思うで良いのでないでしょうか。そして、婦人警官さんの可愛いさが最高に盛り上がる巻でもあった。
読了日:1月11日 著者:山内泰延
ゴーストライター(1) (ヤンマガKCスペシャル)ゴーストライター(1) (ヤンマガKCスペシャル)感想
キャラクター性は文句無しというか成年漫画の「おこなの?」と言うていた子にほぼ近いキャラなのでなんとも。キャラ以外になると設定や舞台がありきたりな為に他で魅せないといけないが、キャラ達の動きだけでは物語を引っ張り切れずにいてつまらなくは無いが面白くもないという印象。あと、致命的に痛いのが引きの弱さ。引きが余りにも弱い故に次巻まで惹きつけられないままで終わるのはとても痛い。これはテコ入れしないとこのままでは非常に微妙なパティーンのやつで終わるやつなので頑張って欲しい。それと紙袋の人がきんどうに見えた(小並感)
読了日:1月11日 著者:御影夏
トミとチエリ (アクションコミックス)トミとチエリ (アクションコミックス)感想
開いて直ぐ米国の有名なアニメのオマージュだと分かります。軽く読めて最終的にはほっこりとした心持ちに浸れるので肩肘張らずかる〜〜い感じの漫画が読みたい気分の時にオススメ。ほんとうさくん先生は小学生と主婦好きですなぁ。
読了日:1月11日 著者:うさくん
マコちゃん絵日記(9) (FLOW COMICS)マコちゃん絵日記(9) (FLOW COMICS)感想
コミックLOは大変エロいので18歳未満の方はマコちゃんの最新話が読みたくても掲載誌を探さないで下さいや諦めて下さいの作者注意が通例だがな、それで良いのだろうか。どうしても読みたくても読めず本屋の前で泣いて、つらい思いをしてる少年が居るかもしれない。そんな時、大人なら何がしてやれるのか。それは『さーて』『マコちゃん読むかぁ』『よし』『もう読み終わったから』『捨てるか‼誰か拾うだろうきっと‼』と言いながらマコちゃんの部分だけ切り取って放り投げてやる。そういう気遣いの出来る人間でありたい、いや、なりましょう
読了日:1月12日 著者:うさくん
トクサツガガガ 5 (ビッグコミックス)トクサツガガガ 5 (ビッグコミックス)感想
詰まるところ好きなものを好きであると言える拭い捨てることの出来ない大切な想いの詰まった心根に帰結する。またはオタクの業の深さとも言える(笑)その業に踏ん反り返って威張り散らすのではなく、世間体や一般の認識が押し付ける価値観や差異を否定的に捉えずに目線を少し変えて見たり、学んだオタク趣味で自身を振り返ったりと好きだからこそ譲れないところも好きだからこそ葛藤してしまうところもあるが、杓子定規で測らずに特撮(好きなもの)を架け橋に新たな道筋に導く。その原点とも言える物語が次巻に…待ち遠しい。
読了日:1月13日 著者:丹羽庭
おばぁタイムス2おばぁタイムス2感想
沖縄本屋大賞おめでとう御座います。ノミネート作品に「ムシヌユン」が選出されていないのは気になったけど内容が内容なのでたぶん厳しいのでしょうね。1巻から間の空いた2巻となったせいなのか、3巻も同時販売という嬉しい悲鳴。登場人物は増えるているが、内容は変わらずゆったりした空気が流れており気軽に読める。そして、今巻はおじぃのおばぁに対する愛が溢れ出ていた。テレビCMのパロディネタも多いのでヒロ墓工事社と上間不動産のCMパロディを是非にやって欲しい。
読了日:1月13日 著者:大城さとし
おばぁタイムス3おばぁタイムス3
読了日:1月15日 著者:大城さとし
ハクメイとミコチ 4巻<ハクメイとミコチ> (ビームコミックス(ハルタ))ハクメイとミコチ 4巻<ハクメイとミコチ> (ビームコミックス(ハルタ))感想
たまにその世界に飛び込んでみたいと心底と思えるものが存在するが、この作品はほんとうに訪れたい食べたい触れてみたいと随所に散りばめられた魅力が詰まっていてむずむずと刺激される。食べ物が出て来れば、喉を鳴らし、思わず涎が零れ落ちそうな空腹感を誘う堪らなく美味しそうな食べ物たちで彩られ、賑やかな祭り事、愉快なからくり工作などには胸躍る。そして、その中で暮らす人達が生きとし生けるものとし一生懸命に生活しているのが狂おしいほど好き。それが、薄まらず浅くならずに巻数を重ねるごとに広がり深まっていく世界観が素晴らしい。
読了日:1月15日 著者:樫木祐人
岡崎に捧ぐ 2 (コミックス単行本)岡崎に捧ぐ 2 (コミックス単行本)感想
最近知ったんだが、出て来る杉ちゃんがナードコアテクノのDJやっていてビビる。この巻では出てこないゲームだが、ビーマニDDRからの影響があったのだろうか。85年は山本さほクジラックス、86年はサンカクヘッド諫山創、87年は宮崎夏次系などとエンタメ要素に割り振った作風と暗部を漂わせる作風がそれぞれの紙面で活躍しているのが面白い。いずれ更なる精査をしたい。その当時は子供で知る由もなかったけど振り返ると感じるノスタルジーな感覚がほぼ同世代としてグッとくる。岡崎と山本の2人にしか分かり得ない関係性もまた…。
読了日:1月16日 著者:山本さほ
(成)ガンギメJS撮影会: TENMA COMICS LO(成)ガンギメJS撮影会: TENMA COMICS LO感想
イチャラブ、和姦なんてクソ食らえ如くダークでハードコア系な凌辱女児もの。そして、男性の描き込みもクソ食らえ如く浅黒い似たような体格の男性しか出ない。まー反抗的な子や嫌がり、拒絶する子を催眠術、薬、おもちゃなどを駆使して幼気な少女たちを最終的には悦楽に溺れさせ、呂律も回らなく、蒸気した表情も覗かせしまう自ずからに懇願させる子にまでに聢と堕としまくる様はその変わりようの落差から征服感、背徳感、嗜虐性を最高に刺激する。彦馬ヒロユキ先生にはオイスター先生みたいにかっ飛び過ぎない様にこのままの按配で描き続けて欲しい
読了日:1月17日 著者:彦馬ヒロユキ
鉄風(7) (アフタヌーンKC)鉄風(7) (アフタヌーンKC)感想
二人ともいやらしいほどキラキラしちゃって。お膳立てはもう済んだ、決戦へ。
読了日:1月18日 著者:太田モアレ
鉄風(8)<完> (アフタヌーンKC)鉄風(8)<完> (アフタヌーンKC)感想
開いて初っ端の話タイトルがゲスの極み乙女ってタイトルで爆笑。才能がありあまることで他者の目や反応によって歪められていった夏央と努力の押し売りで格闘技に傾け続ける情熱の純粋さはヒロインだが、よく見りゃ薄情で他者を顧みない考えないゆず子の決戦は両成敗とはいかず、順当といえば順当な結末だった。物語全体としての畳み方は蟠りが残るので出来ればもう少しだけ読みたいが長期休載とかの問題を考えるとこの巻数ぐらいが丁度良いのかなぁ。取り敢えず、夏央は妹キャラとして萌えるか萌えないか朝まで徹底討論‼
読了日:1月18日 著者:太田モアレ
日々ロック BOOTLEG (ヤングジャンプコミックス)日々ロック BOOTLEG (ヤングジャンプコミックス)感想
若者の青臭いロックも良いがおっさんの泥臭いロックも熱く込み上げてくる。象徴さん…。
読了日:1月18日 著者:榎屋克優
恋は雨上がりのように 3 (ビッグコミックス)恋は雨上がりのように 3 (ビッグコミックス)感想
マンガワンで公開する事になったみたいなのでマンガワンにて読了。最後の店長の突き放すような言動には怒りが込み上げてくるが、実際問題として純粋無垢に一直線なまでに向けられる好意の眩さは齢を重ねて錆び付いた心身にはどうしょうもないだろうなぁ。それ以上に店長の抱える闇をあきらが照らし続けられるのか、店長は年の差や世間体を飛び越えられるのかとこの恋の行く末は読んでいて心臓に悪い。どちらに転ぶにせよ、前に進めるような結末を迎えることを祈る。あと、ジェラシーをみせるあきらがほんと可愛いんですわ。
読了日:1月18日 著者:眉月じゅん
恋は雨上がりのように 4 (ビッグ コミックス)恋は雨上がりのように 4 (ビッグ コミックス)感想
公開分の32話まで読了。あきらのJKらしからぬ華香る昭和レトロチックなエロチシズムは何だろうなと思ったが、上村一夫の描く女性を思い起こさせるからかも知れない。4巻でやっと友達としての関係性になるという超スローペース(笑)でも、性急に仲が進展してもそれはそれで違うと思うの。この距離感はもどかしくもあるが慎ましくていじらくて、そこがとても好い。店長の過去や破れた夢、あきらの挫折や若さ故の青さが混ざり合って重なり合ってほどけていく甘酸っぱさがいいんだわなぁ。尼の内容紹介の空前の【恋雨】ブーム降り止まず!って…。
読了日:1月19日 著者:眉月じゅん
しんそつ七不思議 1 (ヤングジャンプコミックス)しんそつ七不思議 1 (ヤングジャンプコミックス)感想
ぼたん先輩に叱られたい。兎に角だ、ぼたん先輩にダメ出しされたい。その後優しく諭されたい。
読了日:1月22日 著者:かふん
痴情の女 (メガストアコミックスシリーズ No. 211)痴情の女 (メガストアコミックスシリーズ No. 211)感想
サークル名:むうんるうらあ 年齢層高め。陥落していく女性の切実な情欲を描くねっちりとしたいやらしさが素晴らしい。欲情をひた隠しにしてた筈が、抑え込んでいてた筈の欲望が曝け出され、剥がされていく。それも年端も行かない子に。そんな子に手篭めにされる屈辱、羞恥に入り混じる快楽。威勢が弱々しい虚勢に変わり、溢れ漏れる吐息、溺れ堕ち肉欲に染まっていき、求め、縋る。そんな乱れ行く女性が艶かしくもエロエロ。それとエピローグが軽い官能小説。あとは、女性のアンダーヘアは殆どもさもさに生えているので嫌いな方には向かないだろう
読了日:1月22日 著者:月野定規
ハミでるキモチ (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)ハミでるキモチ (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)感想
サークル名:何かのあたま おねショタものの「教えて‼ねーちゃん!」目当てと言っても過言ではない。最近、結構な作品におねショタものが組み込まれていて嬉しい限り。その続きとなる物語があって驚いたが、意味深い〆括りに作者的にシリーズものにしたいのだろうか。女の子は基本的むちむちでむっちり感があって汁気が高く、作者のフェチなのか描き込まれた八の字眉毛が印象的な子が多かった。故に顔のバリエーションの幅がちょっと少なくもあった。絵柄は終始安定いるのだが、最後の話だけがドウモウ先生みたいな画風でなんで?ってなった。
読了日:1月24日 著者:ぴかお
海街diary 7 あの日の青空 (flowers コミックス)海街diary 7 あの日の青空 (flowers コミックス)感想
人の人生なんて選択の連続でその中での取捨選択に対して「ああしてれば、こうしてれば」の自責の念に駆られることや後悔を抱くことは生きてれば必ず訪れる。その後悔や岐路に対してどう向き合い、どう汲み入れ、どのようにして立ち向かってゆくかによってその人の生き死には形成されていくが、この漫画には噛み締められたほろ苦い苦しみも悩みもある分、思いやる想いや寄り添う優しい眼差しがしんしんと沁み渡っていく。時は流れ、季節も移ろい、四姉妹の恋路も移ろいでいく。ただただみんなの幸せを祈るばかりです。
読了日:1月25日 著者:吉田秋生
カタワレノワレワレ (IKKI COMIX)カタワレノワレワレ (IKKI COMIX)感想
よくもだましてくれたアアアア‼だましてくれたな‼ノッツよおおぉぉぉ‼23歳Dカップ女子大生ではないじゃないか。最近、素顔の写真が挙がってきたが、確認したら彫りの深い好青年って感じじゃないか。でも、23歳Dカップ女子大生は漫画を描く上での仮初めなカタワレな存在だったかも知れない。なら許すよ、許す。ただし師走の翁、テメーダメだ。一応、作品の感想を…食材を持ち寄り、溜まり場で男女みんなでひとつの鍋をつつき合いながらもモラトリアムな日々を過ごし、思ひ出に浸れるようなそんな学生時代を過ごしたいだけの人生だった
読了日:1月26日 著者:ノッツ
女子小学生はじめました P! 3 (ジェッツコミックス)女子小学生はじめました P! 3 (ジェッツコミックス)感想
シリアス展開がシリアスになっていない件。帯の20万部目前とあり、思えば雨蘭の「無邪気の楽園」も100万部突破してるし、どうなってるんでしょうね、この国。白泉社も転生ものとして無邪気の楽園とネタとしては被っている部分があるのにGOを出すなんてどうなってるんでしょうね、パンツだけに。某漫画家での感想・レビューで烈火の如く拒絶反応が示されているのを見受けられるが、ロリ魂はロリ魂でもどちら側に立っているのか。ロリになりたいのか、ロリコンでありたいのか。その心理機構に迫っているのかも知れない、この作品は(適当
読了日:1月27日 著者:牛乳のみお
フルチャージ!! 家電ちゃん 1 (ジャンプコミックス)フルチャージ!! 家電ちゃん 1 (ジャンプコミックス)感想
山田秀樹名義ではなくこんちき名義での掲載となる作品。恙無く巧くて面白い。古き良きドタバタギャグコメディの体裁を思い起こさせられる。主人公の元に送られてきた汎用型家電と言い張る少しドジどころか、かなりのドジを起こすも健気に奮闘するロボット・アイの愛しさを感じさせるポンコツ加減さやそれによって巻き起こるハプニングに笑いつつも時折まぜらるその日常風景にほんわかしたり、たまに入るお色気にドキッとさせられたりと話、話に色々な趣向が凝らされており、最後まで飽きずに楽しめる安心安定な漫画であった。
読了日:1月29日 著者:こんちき
ワイルド ファンシー ダイナマイト!(1) (講談社コミックス月刊マガジン)ワイルド ファンシー ダイナマイト!(1) (講談社コミックス月刊マガジン)感想
想像していたより何マン倍もバカで下らない漫画だった。でも、pixivで挙げてる作品の方が面白い。あと、ちょぼらうにょぽみ以上に名前が覚えられないので検索する時にめんどくさいのなんの、正確に覚えられる自信ないですわ。で、2巻の予告は無かったが出ないのかな?
読了日:1月31日 著者:フムアルヌクファムップアッファ

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