2013年の1月の読書メーター

2013年1月の読書メーター
読んだ本の数:49冊
読んだページ数:9380ページ
ナイス数:125ナイス

おもいでだま 1 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)おもいでだま 1 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
読了日:1月31日 著者:荒井 ママレ
侵略!イカ娘 13 (少年チャンピオン・コミックス)侵略!イカ娘 13 (少年チャンピオン・コミックス)
読了日:1月31日 著者:安部 真弘
よるくも 1 (IKKI COMIX)よるくも 1 (IKKI COMIX)感想
富めるものは「街」貧しいものは「畑」その下で深く暗く根差した「森」で住み分けられた3階層からなる世界が舞台。「よるくも」は「森」で育った殺し屋。ある日、「畑」で飯屋を営むキヨコと出会い、飯の面倒を見て貰う事になるが…一巻だけでは何とも言えない。序盤だけあって説明に徹している印象だが、このヒエラルキーで生まれる鬱屈した暗さと淀んだアンダーグラウンドの世界観がなかなか好きな空気。話の展開次第でかなり面白い作品になりそうなので続きが気になりますね。
読了日:1月30日 著者:漆原 ミチ
大好きが虫はタダシくんの―阿部共実作品集 (少年チャンピオン・コミックス)大好きが虫はタダシくんの―阿部共実作品集 (少年チャンピオン・コミックス)感想
前半は絵柄の可愛さとほのぼのした話に言葉のチョイスと言い回しの模索しているように感じて荒削りの作品集かなと思ったけど、そうでも無かった。後半に掛けて見てはいけないようなブラックさがざわざわと心を浸食する様は、もう空灰に繋がるような作風は作り上げられていたんだな〜と感慨深い気持ちながら感情が塗り潰される感じでクラクラくる後半でした。
読了日:1月29日 著者:阿部 共実
坂本ですが? 1 (ビームコミックス)坂本ですが? 1 (ビームコミックス)感想
「秋津」に付いていた小冊子で気になっていたので読んでみたら…やっぱりとんでもない奴でしたww主人公の坂本に掛かればパシリだろうと日常生活だろうとエレガントにエクセレントにこなしてしまう。そんな彼の一挙手一投足はクールで登場人物達を魅力して止まない。何よりも読者を魅力し、彼のスタイリッシュに物事をこなす姿には目を離すことが出来なくなる。出て来る必殺技も意外と実現性が高く、使いたくなるが彼みたいに使いこなす事は無理ですねwwそんな必殺技と併せて読んで欲しい魅力が溢れている主人公でした。
読了日:1月29日 著者:佐野菜見
男子高校生の日常(7)(完) (ガンガンコミックスONLINE)男子高校生の日常(7)(完) (ガンガンコミックスONLINE)感想
マヤの予言と共に終了したが、ギャグ漫画と日常漫画に相応しい地続きのような完成されたのとは違う余韻で締めくくられるラストは男子高校生の日常らしい。地続きで締めくくったのならば…さぁ、さぁ、女子高生の異常の出番ではないのではないかな。地球滅亡しなかったのだから勝手に楽しみして置きますよ。あと、東方サークルのボンバーグレープをやっているのかやっていないのかを教えて欲しいが…闇の中か...
読了日:1月29日 著者:山内 泰延
うちの妻ってどうでしょう?(5) (アクションコミックス)うちの妻ってどうでしょう?(5) (アクションコミックス)
読了日:1月29日 著者:福満 しげゆき
海街diary(うみまちダイアリー)5 群青 (flowers コミックス)海街diary(うみまちダイアリー)5 群青 (flowers コミックス)感想
人の縁というのは、不思議なもんで意外なとこに転がっていたり、眠っていたりするもんで、出会いにより繋がり、そして、別れがある中で人は、影響し、影響させながらも成長し、生きてる。死んでも影響を与える。だが、世の中から見たら変わらず時間は進んでいく。形あるものは残らないが、想いは残り、受け継がれて各々の中に形作られ、生きて流れていく。時は移ろう。桜の儚い美しさと吸い込まれる群青色の空がただ、壮大にあるだけに人の悩み、苦悩は小さく感じてしまう。けれども、寄り添いながら、誠実に向き合う人々の姿が良く映える。
読了日:1月28日 著者:吉田 秋生
純情パイン<完全版> (シリウスコミックス)純情パイン<完全版> (シリウスコミックス)感想
完全版としてシリウスから復刊。内容は打ち切られた本編、読み切り、没ネーム、ポエムで本編はもう言うことは無し。読み切りの方が、意外に毒気とシモが強めで笑ってしまった。良く連載に持ち込めたなと久しぶりに感じた。没ネームも変わらない面白い内容で没なのが惜しまれるが読めただけでも満足。打ち切りを皮肉って自虐的にネタにする著者が好きなので順調に時代が追い付いてきている兆しがある近況の著者の姿が寂しくもあり、嬉しくもあるポエムでした。
読了日:1月28日 著者:尾玉 なみえ
キャノン先生トばしすぎ (OKS COMIX)キャノン先生トばしすぎ (OKS COMIX)感想
エロ漫画家のマンガ道。「所詮は、エロ漫画でしょ?」と片付けるには非常に勿体無い作品。どの世界、業界でもその道に対して大きな想いと情熱を持って闘っている人達は居る。そういう方達が居るからこそ軽んじたり、軽蔑の目で見る事は出来ない。エロ漫画だろうと同じである。そんな中でも、オタクに対する迫害を受けていた時代に思春期を過ごした主人公の描かれ方が胸を締め付ける。一度、偏見と猜疑心を持った世間の目は非常に冷たい。その人の、人格など見なくともそういう風に組み込まれてしまい、一緒くたにして排除される。そんな境遇を救った
読了日:1月25日 著者:ゴージャス宝田
ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上1ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上1感想
ニンジャ抗争により妻子を失ったフジキド・ケンジ。彼は死の淵に立たさせれていたが、謎のニンジャソウルが憑衣し命からがら助かる。ナラク・ニンジャに憑衣されたフジキドはその強大な力と燃え上がる復讐心と共に「ニンジャスレレイヤー」として復讐の鬼になった。荒廃した近未来都市・ネオサイタマを舞台に「ニンジャ殺すべし」を掲げソウカイヤとの戦いの日々が始まった…感覚で楽しむ作品。ヒラコー氏みたいな。独特な言い回しに世紀末の荒廃したサイバーパンクの世界観に映し出される一風変わったギミックやガジェット
読了日:1月24日 著者:ブラッドレー・ボンド,フィリップ・N・モーゼズ
恋愛ラボ 5 (まんがタイムコミックス)恋愛ラボ 5 (まんがタイムコミックス)感想
流石、おっさん&乙女の心を持つ著者です。みんな、魅力的で可愛くて、それでキャッキャウフフしているだけでも、それが本当に愉しくてずっと眺めたくなる風景です。どのキャラにも愛が溢れていて読んでいる間中、その空間に居させて貰えているようで幸せな気持ちになります。番外編もキャラの掘り下げで更なる魅力に見させられてしまった。今巻は、エノ兄wwなかなか良い奴で株が上がりました。
読了日:1月22日 著者:宮原 るり
名探偵マーニー 1 (少年チャンピオン・コミックス)名探偵マーニー 1 (少年チャンピオン・コミックス)感想
ぼさぼさ頭の女子高生探偵・マーニーが日当5千円、経費別で推理し、解決に導いてくれる推理ドラマ…ふらんから入った身からしたら少年マンガの縛りで展開されるこの著者の話は新鮮であり、興味深かった。人から見た人間の業の洗い出しで、過激さは影を潜めているが、ストーリーテーラーとしてバラエティに富んだ話は、どれも一話完結でまとめられ、読みやすく見応えもあるから著者の技量は素晴らしいです。人の本質を見つめるのはふらんと通じるものがあると感じ、より身近な存在の目線になった分、これはこれで好きな作風の作品。
読了日:1月22日 著者:木々津 克久
最底辺の男-Scumbag Loser-(1) (ガンガンコミックスJOKER)最底辺の男-Scumbag Loser-(1) (ガンガンコミックスJOKER)感想
匂いフェチの村井雅彦はクラスの底辺をさ迷っていたるがその最底辺の山田のお陰で何とか体面を保っていたが山田に彼女が出来た事により揺らいだ彼は口から自分も彼女が居ると出任せを言い、証明する事に。だが、その翌日に転校してきたのが水沢遥こと吹聴した彼女だったが水沢はもう昔に亡くなっていた。じゃあ、彼女は誰なのか…掴みは面白いんだけど…水沢の正体を隠しては居るんだけどもサスペンス要素が失速している印象を受け、引きの弱さで求心力が失われてしまった。実に惜しい作品。
読了日:1月22日 著者:山口 ミコト
きみが心に棲みついた(1) (KCデラックス)きみが心に棲みついた(1) (KCデラックス)感想
主人公の小川今日子はすぐにテンパって暴走し、挙動不審になる為に通称キョドコ。他人の顔色、意見を伺いながら生きていた。そんな中で大学時代に想いを寄せていた星名の呪縛に囚われていて合コンで吉崎との出会いから変わろうと決意するが、勤め先に星名が現れて…こいつは好き嫌いが別れる主人公だな。どちらかと言えば私は、キョドコよりなので共感し、応援したくなるが合わない人はこのウジウジする様は不快になる。でも、裏を返せばそれだけ造形がリアルであると言える。性格形成される環境で強い影響を与える家庭環境が本当に
読了日:1月18日 著者:天堂 きりん
KEYMAN(2) (リュウコミックス)KEYMAN(2) (リュウコミックス)感想
警察に検死の為に置かれてる初代キーマンと「BOOBY」を謎を説くヒントになると踏んだアレックスはDr.ネクロと共に赴くが、謎の組織の刺客・「PAR」の襲撃を受けて…表紙かっけぇー内容は謎が謎を呼びそして、役者も揃いつつストーリー展開する中、それを支える骨太な画力で描かれるキャラ達が躍動する様はワクワクしない訳が無い。デビュー作の「孫賀がいくさ」も収録されているが、これまた面白く、新人ではあるがこの素晴らしい力量を携えた著者の動向は今後、見逃せないな。
読了日:1月18日 著者:わらいなく
大砲とスタンプ(1) (モーニング KC)大砲とスタンプ(1) (モーニング KC)感想
舞台はトルコみたいな共和国と戦争中のソ連風な大公国のアゲンコ要塞の兵站軍に勤めるマルチナ・M・マヤコフスカヤ少尉を中心に「紙の兵隊」と前線から揶揄されながも、奮闘を描いた架空戦記漫画…鳴り響くキャタピラ、咆哮を上げる兵器、飛び交う銃声、銃弾、死亡フラグを立てる戦友、散り行く戦友…みたいな前線を描いた戦争と思った?残念、お役所もの仕事漫画でした。いや、これが残念では無くてね。前線では無いが紙で処理される数字や状況が物語る戦争を「前線の裏方」から見つめた長引いた戦争のツケで起こる横領や汚職などを
読了日:1月16日 著者:速水 螺旋人
坂道のアポロン (9) (フラワーコミックス)坂道のアポロン (9) (フラワーコミックス)感想
事故で妹を傷つけた事により、皆の前から姿を消す千太郎。薫はその喪失感から律子を傷付けてしまう。そして、東京に上京し、ジャズを通し、「友情は一生もん コケのむすまで」の言葉により薫は…「忘れない」と置く。私は、どちらかといとロックの方を良く聞くのですが、畑が違えども音楽の力は力強く、そして、根深く繋いでいてくれる。あの熱病にうなされるように抑えられない衝動、鳴り止まないピアノの音、ドラムの音。多感な時期を互いにぶつかり合いながらも成長し共に過ごし、
読了日:1月14日 著者:小玉 ユキ
坂道のアポロン (8) (フラワーコミックス)坂道のアポロン (8) (フラワーコミックス)感想
父との溝に思い悩んでいる千は、出稼ぎ先から帰ってくる前に家を出ようとするが、そこには薫の存在のお陰で向き合う事が出来た千。そして、文化祭に向けての猛練習が始まり、文化祭当日を迎えるが一向に来ない千。律子から千が事故に合ったと聞かされた薫は…お、丁度千や。内容は、嫌な大きな展開を迎えているが、次巻で終わりなのが怖さもありつつ、今までのぶつかり合いながらまた、更に輝きを増す若者達に期待しながら、この青春は見逃せないな!でも、文化祭の演奏は見たかったなー3人の楽しそうな姿が本当にありありと伝わっただけに見られな
読了日:1月14日 著者:小玉 ユキ
坂道のアポロン (7) (フラワーコミックス)坂道のアポロン (7) (フラワーコミックス)感想
手編みの手袋を貰った事で揺らぐ薫の心。振られた傷から素直に受け止められず自虐的にぐるぐる想いは巡るが…出稼ぎに出ていた千の父親が戻って来る事で千太郎は…驚いた!驚いたよ…丸尾。5巻から登場人物紹介の座を松岡に取られ姿を消したのに大躍進ですな。そして、春から進展しないまま季節が夏ってwwんーもぅ、じれたいなー。でも、初々しく甘酸っぱい青春もので嫌いではないと言うかこの流れの速さが心地が良いかな。恋路が、ゆったりと流れる中で千の行方が急展開で動き出しそう。
読了日:1月14日 著者:小玉ユキ
坂道のアポロン (6) (フラワーコミックス)坂道のアポロン (6) (フラワーコミックス)感想
文化祭でジャズのセッションで元の仲に戻った2人。そんな中でそれぞれの恋模様が動き出す…激動する時代に翻弄された淳兄が何とも儚いが百合香の芯が強く、家柄や世間体を気にする親御さんをはねのけて支える覚悟を持った姿には、この時代に映えて格好いいな。淳兄もちゃんと考えて大切に扱う様子にも好印象。百合香だけじゃなく、音楽の力の言語を越えた架け橋となる力強い千と淳兄のセッションには痺れました。時代も変わりゆくが律子の心も…また変わりゆく。
読了日:1月13日 著者:小玉 ユキ
坂道のアポロン (5) (フラワーコミックス)坂道のアポロン (5) (フラワーコミックス)感想
松岡の誘いに文化祭でロックバンドをやる千太郎に怒りをぶつけてしまい、仲違いになった薫。そして、文化祭当日、舞台裏で聞いた千太郎の真意に薫は…この2人は、やっぱりこうでないと。ヒロインが薫で、王子役が千太郎みたいな感じでもいけるぐらい相思相愛の2人によるセッションと文化祭からの逃避がこれまでの仲違いの印象を、一気に忘却の彼方へ追いやってくれた。あの2人のセッションは、本当に生き生きしていて笑顔が眩しい。そりゃあ、追いかけられるし、律子の心も変わりますね。そんな中で、淳兄と千の失恋が、不穏な空気で先がちょっと
読了日:1月13日 著者:小玉 ユキ
坂道のアポロン (4) (フラワーコミックス)坂道のアポロン (4) (フラワーコミックス)感想
母に会いに東京へ。なぜか千太郎も。そんな中で、失恋の傷が癒えて帰路へ。年次が上がり、千太郎とは別のクラスに。新たな環境で変わる千太郎に昔の過去を思い出した薫は…青い春と書いて青春。そんな青くも痛々しい時代を謳歌している薫の姿に胸が掻き毟られる。多感で繊細で失ってしまうのを怖れて傷付けてしまう。そんな不器用までに必死なのは、居場所を探すのに必死で、見つけた居場所も他者が入る事で苛立ってしまうのはその空間が何よりも愛おしくて大切な場所だからこその感情の高ぶりであり、抑える事が出来ない不安定な時期。
読了日:1月13日 著者:小玉 ユキ
坂道のアポロン (3) (フラワーコミックス)坂道のアポロン (3) (フラワーコミックス)感想
募らせる想いで軽率な行動とってしまった薫。律子に避けられながらも律子の想いを知り、ジャズの練習から足が遠退く。迎えに来た千太郎を突っぱねる中で父親から音信不通の母親の居場所を聞かされた2人は…今巻は薫と千太郎の友情を中心に描かれていてなかなか。青春時代の淡い恋で、未熟な行動・言動に走ってしまい友情に溝が出来てしまい取り返しがつかなくなってしまうが…そんな事にはならないのは千太郎の度量が大きく、優しく包み込んでくれる姿。そんな照らしてくれる千も境遇が同じで同じ痛みを背負っていて
読了日:1月12日 著者:小玉 ユキ
坂道のアポロン (2) (フラワーコミックス)坂道のアポロン (2) (フラワーコミックス)感想
不良に絡まれていた美女・百合香を助けた事により、彼女に恋をした千太郎。そんな彼の恋路を応援する為に薫は動くが…oh...こんな展開なるのか…片道通行の連鎖がどのような結末を迎えるのかが怖くて見るのが不安だけど、先が気になって見たいのもある!恋模様は切なさが漂う感じだが、千太郎と薫の友情は良い具合に深まっていて薫がどんどん変化してるのが目に見張るものがあって見ていて気持ちの良い関係だが、千太郎の何かを抱えている雰囲気が非常に気になる。あと、今巻に収録されているジャズのセッションが絵柄とマッチしていて
読了日:1月12日 著者:小玉 ユキ
坂道のアポロン (1) (フラワーコミックス)坂道のアポロン (1) (フラワーコミックス)感想
1966年初夏、長崎の高校へ転校してきた薫。父の都合で転校が多い薫は、学校の存在が息苦しさを覚える場所になっていた。でも、転校した先で出会った札付きの不良の千太郎、千太郎の幼なじみの律子とジャズを通して変化していくのだった…一巻だけあって、キャラの説明や舞台背景の描写でお膳立ての印象を受けるが、これから面白くなりそうな雰囲気がひしひしと伝わってくるのでワクワクする。60年代と地方という事で純朴でゆったりと流れ空間で、主人公の友情と恋がどう変化を遂げるのが楽しみございます。
読了日:1月11日 著者:小玉 ユキ
ハルコイ (Be・Loveコミックス)ハルコイ (Be・Loveコミックス)感想
これは凄い。短編集で全編通して秀逸な出来なものなんて見かけないが、これはどれもかなりクオリティを保ちながらも最後に温かみを残す読後感で幸せな気分させる。再生に向かってひたむきにそして、精一杯に進む登場人物達には胸に迫るものがあり、最後の綻びが訪れるラストにはグッと来て涙腺を刺激する。短編も長編もこうも料理出来る末次由紀先生のストーリーテラーとしての力量には、ただ、ただ頭が下がります。どれも温かみのあるストーリーで本当に読んでる間、暖かくなりました。有難う御座います。復帰作なのか、成程。
読了日:1月11日 著者:末次 由紀
君に届け 14 (マーガレットコミックス)君に届け 14 (マーガレットコミックス)感想
待ちに待った修学旅行。場所を沖縄に移しそれぞれの時を思い思いに満喫する中で、それぞれの気持ちが揺れ動く。急接近する風早と爽子。千鶴は龍が告白されたと聞いて、あやめは付き合い始めた茂木との関係に不穏な空気が…各々の恋愛模様が旅行中に動き出す…刑務所みたいな高校生活を送っていた身からしたらこの修学旅行の風景が本当に良い青春してんなーという印象。あと、舞台が沖縄なので見知った風景が漫画に出て来て新鮮で面白い。
読了日:1月11日 著者:椎名 軽穂
暗殺教室 1 (ジャンプコミックス)暗殺教室 1 (ジャンプコミックス)感想
月の七割を爆発させ、一年後の3月に地球も爆発させると宣言した犯人は…万能の触手を持ち、マッハ20で動く怪物だった。その怪物が望んだのは落ちこぼれ学級のE組の担任になる事で晴れて就任した怪物を暗殺出来たら100億円の報酬が出る中で生徒達から「殺せんせー」と呼ばれ、暗殺する日々が始まるのだが…マッハ20とか100億円とか幼稚ぽい設定に笑いつつも、暗殺教室という物騒な感じが漂うタイトルだが、内容はバイオレンスな印象を受けずに寧ろ爽やかな造りで少年漫画らしい。
読了日:1月11日 著者:松井 優征
星屑クライベイビー (マーガレットコミックス)星屑クライベイビー (マーガレットコミックス)感想
少女漫画だから恋愛模様を描いているのだが、その描かれる切り口が想いをすぐ伝えるものではなく一歩引き、想う人が違うベクトルに向かっている中で、知る想いとその想いを心に終うことが出来ずに溢れでて、爆発した時の届ける為の行動やせき止める事の出来ない想いを伝えた時の姿に、それを感動と呼ぶ。あと、自分の為じゃなくその人の幸せを考え、想い描ける心の美しさと自分の事のように涙を流せる姿はこうもキラキラしているのだな。瑞々しくも切なく温かみのある恋愛物の短編集でした。これは良い短編集だ。
読了日:1月10日 著者:渡辺 カナ
純情ドロップ (マーガレットコミックス)純情ドロップ (マーガレットコミックス)感想
告白し、失恋した桃田。その折りに花瓶の水を換える為に教室を出ようとした時にそこに居合わせた赤居竜一に水を掛けてしまう。赤居はその強面の顔から鬼の赤居と呼ばれていて恐れられている存在だった。そして、弟の迎えに幼稚園に行った先に赤居が現れ、「話がある」と言われて…いいな〜このほのぼのした話。関西弁が良い味わいで2人の仲もゆったりと縮まっていく感じもgood(*^^)ъ第3話で赤居なりの自問自答で出したアイラブユーという名の返答は笑いながらも良かったと思えた。ギャップで大いに笑わされましたよ。特に青山は何だ。
読了日:1月10日 著者:中原 アヤ
厨二くんを誰か止めて!  2 (ドラゴンコミックエイジ)厨二くんを誰か止めて! 2 (ドラゴンコミックエイジ)感想
案外、簡単に止められたね…厨二くん…(´;ω;`)
読了日:1月10日 著者:サンカクヘッド
月刊少女野崎くん(1) (ガンガンコミックスONLINE)月刊少女野崎くん(1) (ガンガンコミックスONLINE)感想
想い人・野崎梅太郎に勇気を出して告白した佐倉千代だったが、誤解されてしまいなぜか、少女漫画のベタ塗りをするハメに。そう、野崎君は男子高校生でありながら「夢野咲子」のペンネームで活躍する少女漫画家だったのだ。それから漫画のアシスタントをする日々が始まった…良い4コマ漫画です。ノリ良し、ギャグ良しでキャラも立っていて勢いがあるテンポで繰り広げられる可笑しな日常に噴き出してしまう。調べたら「俺様ティーチャー」の方だったんだ!!そちらの作品も興味が出るぐらい良い出来の漫画でした。
読了日:1月10日 著者:椿 いづみ
360゜マテリアル 8 (マーガレットコミックス)360゜マテリアル 8 (マーガレットコミックス)感想
混乱する美桜に「1人で考えたい」と言う滝くん。不穏な雰囲気が流れるなかで更に広がる溝。けれども、繋がるは思い出の品と想い。そして、三人の想いは花火大会で交差する。その行方は…う〜ん(-.-;)この結末は良いんだが…ヒロインの美桜が優柔不断すぎたのは痛かったな。最初が正統派の純愛ものの少女漫画だっただけにこれは悔やまれるが、丸井の魅力が溢れてしまった側面もあるし…それも良かった面ではあるが…でも、そのお陰で最後までハラハラドキドキの展開ではあったな。まぁ、この結果はしょうがない。
読了日:1月9日 著者:南 塔子
日常 (8) (カドカワコミックス・エース)日常 (8) (カドカワコミックス・エース)感想
なんてこった。この漫画に不覚なし。ギャグ漫画は寿命短しだが…これは永劫続けられるのではないか。文学的なオチ、催眠術のごり押しでこれでもかとやられたら笑うしかないでしょwコレはww日常の131の巨人のシュールさ、桜井家の面々とゆっことはかせのHONOBONOするやり取りに癒される。この漫画に死角なし!!
読了日:1月9日 著者:あらゐ けいいち
WORKING!!(11) (ヤングガンガンコミックス)WORKING!!(11) (ヤングガンガンコミックス)感想
一年振りだったんだ!!色褪せない面白さであるのも良かったのと話が今巻で進展しましたね。でも、恋愛模様の進展はじれたいままなのねwwでも、着々と仲は深まりつつあるのでもうそろそろ見納めなのかなと寂しくもなりましたが…あとがきでまだしばらくと書いてあったので安心と同時にまだ、このもどかしさと山田兄弟のウザさにイライラさせられるのかww高津先生有難う御座います。次巻もその次巻も楽しみにしてますので…あ、過去エピソードが面白かったのでもっと、読みたいッス。
読了日:1月9日 著者:高津 カリノ
天体戦士サンレッド(16) (ヤングガンガンコミックス)天体戦士サンレッド(16) (ヤングガンガンコミックス)感想
ギャグ漫画としたら目新しさがもう無くなってきたのでマンネリ化しているのだけども、日常漫画で読むとなかなか心地よく、ほっこりしてしまう漫画になりつつあるな。悪人らしい悪人が見当たらないしwwどう見ても昔のレッド達がえげつない悪人役になってるねww何はともあれ川崎の日常は平和で、かよ子さんとサンレッドの仲にニヤニヤさせられ、カーメンマン、メダリオ、ウサコッツの3バカトリオの仲良しさに癒された16巻でした。あと、そろそろヴァンプ様の料理本出せるじゃね。
読了日:1月9日 著者:くぼた まこと
誰がそれを -田中相短篇集- (KCx(ITAN))誰がそれを -田中相短篇集- (KCx(ITAN))感想
この余韻を残す読後感は、読み手によって捉え方や受け取り方が分岐し、分散化しながも各々に様々なメッセージ性を訴えられながらも心に残す。あなたの心には何が残りましたか?
読了日:1月8日 著者:田中 相
ねじ式―つげ義春作品集ねじ式―つげ義春作品集
読了日:1月8日 著者:つげ 義春
黄色い本 (アフタヌーンKCデラックス (1488))黄色い本 (アフタヌーンKCデラックス (1488))
読了日:1月8日 著者:高野 文子
100─HANDRED─ 高畠エナガ短編集 2 (高畠エナガ短編集)100─HANDRED─ 高畠エナガ短編集 2 (高畠エナガ短編集)感想
いーですねぇ。この疾走感溢ふる短篇集。実に少年マンガらしく良いです。アクションシーンの躍動感、相変わらずの表情の味、突き抜けていくラストと実に面白かった。表題作は読み切りみたいであれだが、メカデザ、アクションシーンが前の短篇集より派手で心躍りましたわ。内容は良いんだが帯の煽りは何だかなぁという印象で他に無かったかね。
読了日:1月8日 著者:高畠 エナガ
3月のライオン 8 (ジェッツコミックス)3月のライオン 8 (ジェッツコミックス)感想
勝負事の世界は、シビアで厳しい。負ければ悔しさの業火に灼かれ、確かに一睡も出来ないだろう…勝てば敗者も出る、敗者の山を築きながらもその想いをただ受けて進む。いや、進まなければならない。将棋の何たるかも解らない私だが、この作品を読んで解るのは、勝負事の世界で繰り広げられる「魂」のぶつかり合いであり、身も精神すらも削る姿、生き様には心揺さぶる。どちらも譲れないからこそ生まれる真剣同士で発せられる輝き。その中でも表紙になってる柳原棋匠の生き様という将棋に捧げた人生の「戦い続ける事」に託された重みを
読了日:1月7日 著者:羽海野 チカ
ONE PIECE 17 (ジャンプ・コミックス)ONE PIECE 17 (ジャンプ・コミックス)
読了日:1月6日 著者:尾田 栄一郎
ONE PIECE 16 (ジャンプ・コミックス)ONE PIECE 16 (ジャンプ・コミックス)感想
ダメだ涙止まんねえ書いたら冷静になれるかなと思ったけど思い出して余計にダメだ。隣のおばさんがすげー見てるけど止められない。こいつらの想いを逃す事が出来ない。チクショーだから、ちらちら見んじゃねえ。あぁ、完全に涙腺壊れた。
読了日:1月6日 著者:尾田 栄一郎
煩悩寺 3 (フラッパーコミックス)煩悩寺 3 (フラッパーコミックス)感想
一巻でイチャイチャを見させられ、二巻ではラブラブを見せられ、三巻は予想はしていたゴールだが、イチャラブのバカプルっぷりを発揮されてしまったら独り身の身としたら何も言えね。いそ殺してくれ。何はともあれおめでとう。そして、末永くやってなさい。私モテよりも破壊力あるんですけど…あっちは寧ろ親近感を感じてしまう私はこのままじゃダメになる…すべてがダメになる大いなる予感!!福満せんせーー!!福満しげゆき先生で思い出したが、行動力ですね。漫画で述べていた通り行動力なのです。それが分かりましたわ。
読了日:1月5日 著者:秋★枝
機械仕掛けの愛 1 (ビッグ コミックス)機械仕掛けの愛 1 (ビッグ コミックス)感想
ロボットが心を持ってしまう話と言えば、あぁ、そういう話ねとかよくある話ですねと感じるぐらいそういう話は色んな形態の媒体で使い果たされた感があるが…それでも、ロボットから見た人間という人の心をそれぞれの時を送ってたロボット達から見つめた時、人間は、愚かしくも汚いと思いながらも、ロボット達が人に対してひたむきに接する事で人では無い機械が心を開花させ、誠実に行動する時、その純粋な想いは捨てたものではない人が持ちうる一つの心の側面だなと感じ、目頭が熱くなってしまう。やっぱり良い。
読了日:1月4日 著者:業田 良家
ハイスコアガール(3) (ビッグガンガンコミックススーパー)ハイスコアガール(3) (ビッグガンガンコミックススーパー)感想
まさか年内に出版されるとは…内容も更に面白くなっていて押切先生の手腕と相変わらずの速筆ぶりには脱帽。歓喜でゲボ出ちゃいそう。内容は、恋愛ものも良いが青春ものが等身大で描かれていて更なる見応えが加わり深みが。一巻はゲームを通してのラストへ向けての疾走感ある演出が堪らないカタルシスだったが、今巻は物語の演出によるカタルシスと引きが秀逸。大野とゲームを通して語り合う姿、そして、リアルファイトと大野の見開き、受験の人生転換期と格ゲーの転換期が重なる中でハルオの想いの揺れ動きのストーリー展開と奮闘する姿、そして
読了日:1月3日 著者:押切 蓮介
変身のニュース (モーニング KC)変身のニュース (モーニング KC)感想
何が凄いって良く載せたな。モーニング・ツーよ。大英断ですよ。これは。21世紀のニューウェーブ漫画の台頭を肌で感じる。市川春子、西村ツチカ、ふみふみこなど…そして、今、宮崎夏次系が加わり、この作品群をリアルタイムで追っていけている事に至福を感じます。
読了日:1月2日 著者:宮崎 夏次系
+チック姉さん(プラスチック姉さん)(6) (ヤングガンガンコミックス)+チック姉さん(プラスチック姉さん)(6) (ヤングガンガンコミックス)感想
初笑いは+チック姉さんから…と思ったがあまり前巻ほどの爆笑ネタは少なくなってる。インパクトが少なくなってはいるが、こなれてきた印象。何よりも作画をパソコン化したのか?と思うぐらい絵柄の向上がハンパなく小綺麗化してる。料理の話から特にそう感じた。本誌で見たコピー芸が収録されていて笑ったが、欄外の悪ふざけは載せないんだな。さぁ、今巻で絵柄が向上し、荒々しさや勢いのある感じを受けなくなったが今後どのように影響を及ぼすのか先が楽しみです。まぁ、モロコシでのギャップの演出で片鱗は出ているな。
読了日:1月1日 著者:栗井 茶

読書メーター