5月まとめ

2013年5月の読書メーター
読んだ本の数:49冊
読んだページ数:7800ページ
ナイス数:129ナイス

三蔵奉仕三蔵奉仕
読了日:5月5日 著者:桃屋しょう猫
進撃の巨人(10)限定版 (プレミアムKC)進撃の巨人(10)限定版 (プレミアムKC)
読了日:5月5日 著者:諫山 創
エガヨガエガヨガ感想
最初は出来るかのかなぁ…と不安があったんですけど…結構、懇切丁寧に説明されていて意外とマスター出来るものが何個かあって、エガヨガのお陰で一週間で20kg痩せる事が出来ました(笑)こんな事なら早く出会いたかったですね(笑)1日一回は、三点倒立とドーン!!をやってますね(笑)あ、黒スパッツは必須ですね(笑)【個人の感想です】
読了日:5月5日 著者:江頭2:50
よんでますよ、アザゼルさん。(9) (イブニングKC)よんでますよ、アザゼルさん。(9) (イブニングKC)感想
下品の上品さが失われつつあるように感じてしまった。ギャグ漫画なのでしょうがないではあるが…。今巻は、アンダインさんが異常に可愛かった。
読了日:5月5日 著者:久保 保久
もやしもん(12) (イブニングKC)もやしもん(12) (イブニングKC)
読了日:5月5日 著者:石川 雅之
となりの関くん 4 (フラッパーコミックス)となりの関くん 4 (フラッパーコミックス)感想
巻数を重ねる毎に初期の驚きは薄くなってきているので、大きな流れが欲しいではあるが…こう、男子のしょうもないと言われてしまうような妄想とその妄想力を具現化してちまちまと真剣に一緒懸命に取り組んで、遊んでいる関くんももう少し見てはいたいんだよな?まぁ、次巻も買いますけど。
読了日:5月6日 著者:森繁 拓真
キルミーベイベー (5) (まんがタイムKRコミックス)キルミーベイベー (5) (まんがタイムKRコミックス)感想
神はいた。それだけだ。
読了日:5月6日 著者:カヅホ
リューシカ・リューシカ(6) (ガンガンコミックスONLINE)リューシカ・リューシカ(6) (ガンガンコミックスONLINE)感想
あとがきにもの悲しくなってしまった。もう、戻れないのだなと…時間は平等に残酷に訪れる。安倍先生も一児の父親か。
読了日:5月7日 著者:安倍 吉俊
思考の整理学 (ちくま文庫)思考の整理学 (ちくま文庫)感想
知って、記憶して、貯め込むのは機械でも容易に出来る。社会に出れば学生時代のような判を押した答えはない。答えは人それぞれにもっているのかも知れない。その答えを探し出すのは面倒くさい上に難しく大変であるが、考えを辞めた時、人間性の死のにほひがする。そういう印象を私は強く受けた。グライダー型の人間から脱却し、飛行機型の人間へ。忘れる事、寝かせる事で熟成させる大切さ、取拾選択による整理による純化、直ぐに実行へ移すのは出来ないと思うが意識を向けていきたい。
読了日:5月8日 著者:外山 滋比古
薔薇だって書けるよ―売野機子作品集薔薇だって書けるよ―売野機子作品集感想
おぅ、ガツンと響く作品が多くて、これは良い短編集。ただの甘さがたっぷり詰まった恋愛少女漫画に食傷気味の時に読むと良いかも知れない。ただ、付き合うだけで幸せが訪れるだけではない、切なさを筆頭に色んな感情がないまぜに揺れ動くものだということを気づかさせる。
読了日:5月9日 著者:売野 機子
世界鬼 2 (裏少年サンデーコミックス)世界鬼 2 (裏少年サンデーコミックス)感想
あははははははははははははは、いいよ。あぁ…実にいい。絶望が希望に生まれ変わったよ。楽しいね。愉快だよ。こんなクソたれな世界が愛おしく憎い。鬱屈した世界が、彼女にだけ微笑みかける。なんて、こんなにワクワクするのだろう。無口で変化が乏しかった彼女が、笑顔で次の死を望む。そんなあづまがたまらなく好き。もっと壊せ。破壊しろ。殺せ。消滅させちまえ。ぎっひ、病んで病んでイッてしまえ。どんどん加速しろ。
読了日:5月12日 著者:岡部 閏
ハクメイとミコチ 1巻 (ビームコミックス)ハクメイとミコチ 1巻 (ビームコミックス)感想
絵の上手い漫画家さんを見ると感嘆するのもそうだが、実利を産むのかという、アホみたいな考えが浮かぶが…それ以上楽しみがそこにあるから成せるのかと思った。想いと技術が詰まった形式美に酔わせて貰いました。
読了日:5月12日 著者:樫木祐人
巨悪学園(1) (シリウスKC)巨悪学園(1) (シリウスKC)感想
いろいろ酷いわwwwこんな高校嫌だわー。あと、漫画の半分をネームで振り返る鼎談って…もぅ、何だよ。この造り、真面目なのか悪ふざけなのか。
読了日:5月12日 著者:長沢克泰うどん
メンヘラちゃん (上)メンヘラちゃん (上)感想
共依存に陥らずに、出口を模索する3人に心をうたれる。「大丈夫」この言葉の重みと気遣いの有り難みとあたたかさがじんわりと響いてくる。人の暗部と人の優しさが同居した漫画で、不思議とすくわれるような奇妙な読後感を残す。
読了日:5月12日 著者:琴葉とこ
「認められたい」の正体 ― 承認不安の時代 (講談社現代新書)「認められたい」の正体 ― 承認不安の時代 (講談社現代新書)感想
近代化に伴い、人の一元的な価値観は消失した。社会共通にあたる一般価値観を抱き、それを向かって努力を重ねればその抱いた目標に近づき、願いは達成される。それが、近代化するにつれて一元的な価値観、政治的イデオロギーは衰退し、個人間の価値観を生み出し、自由な価値観を各々にもつことになったのだが…それによる自由が創出した「自由と承認の葛藤」という新たな弊害が顕在化してきた。自由な価値観により、生まれた新たな多様で広大な価値観は今までの伝統的、文化的の価値観のせめぎ合いによる齟齬を表しながら自己の存在価値を見出しづら
読了日:5月13日 著者:山竹 伸二
さすらいアフロ田中 1 (ビッグコミックス)さすらいアフロ田中 1 (ビッグコミックス)
読了日:5月15日 著者:のりつけ 雅春
さすらいアフロ田中 2 (ビッグ コミックス)さすらいアフロ田中 2 (ビッグ コミックス)
読了日:5月15日 著者:のりつけ 雅春
さすらいアフロ田中 3 (ビッグ コミックス)さすらいアフロ田中 3 (ビッグ コミックス)感想
まさかの沖縄に上陸wwwそして、ゲストハウスの描写がまんまやwww
読了日:5月15日 著者:のりつけ 雅春
さすらいアフロ田中 4 (ビッグ コミックス)さすらいアフロ田中 4 (ビッグ コミックス)
読了日:5月15日 著者:のりつけ 雅春
さすらいアフロ田中 5 (ビッグ コミックス)さすらいアフロ田中 5 (ビッグ コミックス)
読了日:5月15日 著者:のりつけ 雅春
さすらいアフロ田中 6 (ビッグ コミックス)さすらいアフロ田中 6 (ビッグ コミックス)
読了日:5月15日 著者:のりつけ 雅春
さすらいアフロ田中 7 (ビッグ コミックス)さすらいアフロ田中 7 (ビッグ コミックス)
読了日:5月15日 著者:のりつけ 雅春
さすらいアフロ田中 8 (ビッグ コミックス)さすらいアフロ田中 8 (ビッグ コミックス)
読了日:5月15日 著者:のりつけ 雅春
さすらいアフロ田中 9 (ビッグ コミックス)さすらいアフロ田中 9 (ビッグ コミックス)
読了日:5月15日 著者:のりつけ 雅春
さすらいアフロ田中 10 (ビッグ コミックス)さすらいアフロ田中 10 (ビッグ コミックス)感想
漫画を読むというよりは、一人の男の人生を見ている感じになってきたな。思えば親の目線で見たり、同級生での目線だったりと色んな目線で読んできたなぁ。舞台が広がろうとも田中は田中なので楽しみですよ。あと、村田の動向が見えないので気になる。
読了日:5月15日 著者:のりつけ 雅春
さよならソルシエ 1 (フラワーコミックス)さよならソルシエ 1 (フラワーコミックス)感想
ゴッホ兄弟の物語。史実通りに進むのかな?と言うかゴッホの弟のテオの色気を振りまく人を食った言動に腹の据えた飄々とした態度は洒落た格好良さ。ゴッホもテオも、こんなイメージ像を持っていなかったが…常識に捕らわれない柔軟な考えに才能、兄弟の絆がこの凝り固まった芸術界にどんな風穴をあけるのかが、もぅ、今から期待大である。そして、最後の終わりは、ただの兄弟愛に包まれただけの物語ではない複雑な感情が入り混じった余韻に著者巧いなと唸りましたね。
読了日:5月15日 著者:穂積
ウインド・ハート・ブレーカー (ビームコミックス)ウインド・ハート・ブレーカー (ビームコミックス)感想
ちくしょう……ちくしょう。なんで。なんでなんだ。なんでなんだよ。本当に…教えて下さい。なんでこの著者の作品はこんなにも読まれないのですか。これほどまでに理不尽な世の中はないですよ。「ファイトじじいクラブ」もそうだが、もっと読まれてもいいはずだ!!そして、評価も受けていいはずだよ…おかしすぎるよ…こんなの。
読了日:5月16日 著者:山本健太郎
神々と人々の日々 1 ギリシャ神話劇場 (ヤングジャンプコミックス)神々と人々の日々 1 ギリシャ神話劇場 (ヤングジャンプコミックス)感想
ギリシャ神話なのに神々がしょうゆ顔の日本人よりwww全然、外人じゃない。その中の神で、愛の神エロスが素晴らしいね。神というよりは男子中学生だよwwあれは。あのエロに対して異様なまでに執着心を表した行動とギラギラした目は…ツボですわ。神ではないが地味にミノタウロスも好き。あと、師匠ががめつくて、こんな師匠イヤだよ。
読了日:5月17日 著者:増田 こうすけ
KOBAN (2) (バーズコミックス デラックス)KOBAN (2) (バーズコミックス デラックス)感想
武田…ハンバーガー食べる武田…可愛すぎだぜ!!その後、何も言わずに頷く姿も(*p〃ω〃q)でも、栄養素は縦にいくのね(笑)
読了日:5月17日 著者:石川 チカ
KOBAN #0 (バーズコミックス デラックス)KOBAN #0 (バーズコミックス デラックス)感想
途中まで再録されたものだって気付かんかったwwwwwwwww
読了日:5月17日 著者:石川 ちか
空が灰色だから5(完結)(少年チャンピオン・コミックス)空が灰色だから5(完結)(少年チャンピオン・コミックス)感想
2200冊目登録本。いろいろと疼かされる作品が終わってみて多かったなと感じた。見てきた、被ってきた傷、痛み、暗部などがこの漫画を通す事でジクジクとまた疼きだす。「痛みを知ってる分それだけ他人に優しくなれる。」があるが優しくなれるなんて言われたらシニカルに感じて薄っぺらい印象であったが、同じ痛み、傷を共有し、その痛みを理解は出来る。この漫画に出て来る登場人物達の叫びにはどう塞いでも足掻いてもわかってしまうのがあって読んでいる間、心を握り締められましたよ。
読了日:5月17日 著者:阿部共実
名探偵マーニー 2 (少年チャンピオン・コミックス)名探偵マーニー 2 (少年チャンピオン・コミックス)感想
抱えるものがあるから見せる人の光と影。探偵物の作品というよりは良質の人間ドラマを観てるみたいだ。依頼されるのもミステリー重視な殺人事件でも何でもなく日常的な事であるのに真に迫る面白さがあるのは、事に至ることになってしまった動機とその心の内。そして、その真相をマニーが暴く事で浮き彫りになる人とというもの。そこにある複雑怪奇な人の心に揺り動かされる。ふらんみたいなグロさないからアニメ化やっちゃいましょうよーーーーイケるって!!!
読了日:5月17日 著者:木々津 克久
千年万年りんごの子(2) (KCx(ITAN))千年万年りんごの子(2) (KCx(ITAN))感想
二人の仲を切り裂く障害となるものが神というのが今更ながらスゴいなと感じた。神から逃れる為に上京した東京の生活で縮まる距離と仲睦まじい姿に、村に戻った際に起こる妻の変化に怯える村人と因習に縛れらてどんどんと距離を置かれ、遠退いていく朝日と…前半と後半の対比のメリハリでひどく悲痛な切なさを残す。民俗学の神秘的な力への畏怖に60年前の謎、帳箱の古文書に書かれた謎解きのヒントとなるものと迫る時間と、雪之丞はどう立ち向かい、朝日を守る事は出来るのかという非常に先が気になる。
読了日:5月18日 著者:田中 相
けんもほろろ(1) (バンブーコミックス)けんもほろろ(1) (バンブーコミックス)感想
キャラの紹介ページでキャラ多いなと思ったけど…そんな心配は無問題!!各々が色んな方向に駆け抜けているので何とかなりましたわー。ストレートKOよりはボディブローのようにじわじわと効いてくる面白みが何とも言えない。
読了日:5月19日 著者:ハトポポコ
もやしもん(12)限定版 (プレミアムKC)もやしもん(12)限定版 (プレミアムKC)感想
付録は発酵食品について。オールカラーやで。
読了日:5月20日 著者:石川 雅之
食戟のソーマ 1 (ジャンプコミックス)食戟のソーマ 1 (ジャンプコミックス)感想
ちょwwwwwwtosh先生、少年誌で何やってんッスか。しかし、ワニマガジンからこうやってエロ抜け、エロ落ちする作家さんの多いことよ。絵の技術が高くて、ストーリーがある程度の水準だとこういう流れになるのね。悲しいけどこれ宿命なのよね。いやはや、中途半端なエロで凋落せずに突き進んで、少年の心と股間を掴んでいって欲しいね。ネットにエロが溢れる中で、制限された少年誌コードでの厳しい戦いですがぶっ壊していく事を願います。でも、ジャンプに載ったという事実が胸アツですね。
読了日:5月20日 著者:附田 祐斗,佐伯 俊
青の時代 (TENMAコミックス LO)青の時代 (TENMAコミックス LO)感想
あれだね、あまりにも圧倒されるものや素晴らしいものに出会うと人って感嘆する溜め息しか出ないね。こんなの感想書いたって野暮たいもん。勝てないって。どんなに取り繕った言葉を並べたって表せないものがここには存在する。エロ漫画を卑猥な本で片付けるのは簡単だよ。けれども、成人向け漫画をファクターとして通す事で見えてくるものもある。たまたま好きになったのが子供だった。好きになったけど…まだ、私が子供だった。でも…。。。繊細な脆さとあどけなさに幼さない儚さと切なさが後を引く。
読了日:5月20日 著者:宮内 由香
コドモの味方 (アクションコミックス)コドモの味方 (アクションコミックス)感想
むーぅ、可もなく不可もなくって感じだな。破天荒な奇行に走る父親に終始振り回されて、唐突に母親が登場しておしまいという感じで急に畳み掛けたようで物語に齟齬を生み、半端な感じで横滑りの印象しか受けなかった。
読了日:5月21日 著者:松本 藍
メンヘラちゃん (下)メンヘラちゃん (下)感想
メンヘラというよりはネガティブな内に引きこもりがちな女の子でそれ程、ややこしさがある重い人物に描かれないのがこの巻でいい働き。負→正に向かう中で支えるけんこうくんに戸惑いを生むのが良いね。知っているメンヘラが居なくなる、変わっていく=支える人が居なくてもいい…じゃあ、僕は居なくても…からの振り戻しと居るだけでもいい間柄を勇気を出して2人で掴みとり、築いてきた過程に、今までの事を振り返ってジーンとしちゃうな。
読了日:5月21日 著者:琴葉とこ
クルミくん NO FUTUREクルミくん NO FUTURE感想
内容はIKKIと同じだ!!それだけだ!!ウェーイ
読了日:5月21日 著者:KNOTS BAND
苺ましまろ 7 (電撃コミックス)苺ましまろ 7 (電撃コミックス)感想
4年ぶりの新刊ということで絵柄の雰囲気が変化していて、伸恵が特に変化したのと美羽の怒涛のボケと漫画太郎のコピー芸が少し気になって、面を食らったものの…総じてきゃわわでした。好きな話は、笹塚の積もりに積もった積年の想いを乗せた会心の一撃とセル画の話。
読了日:5月21日 著者:ばらスィー
鬱ごはん(1) (ヤングチャンピオン烈コミックス)鬱ごはん(1) (ヤングチャンピオン烈コミックス)感想
就職浪人中の鬱野たけしが妄想上の猫型妖精と共に日々の一人飯を淡々と綴った漫画。グルメ漫画が沢山生まれる中でこれはかなりの異色な作品ではないか。如何に美味しくみせる為に努力するのが普通なのに逆をいく凄さ。出て来る飯も美味そうに見えないというかチェーン店の飯だったり、ジャンクフードだったりするので当たり前にはなってくるのだが、そこに加わってくるのが主人公の肥大化した自意識の思考で孤独で味気ない一人飯を演出する。
読了日:5月22日 著者:施川ユウキ
オンノジ (ヤングチャンピオン・コミックス) (ヤングチャンピオンコミックス)オンノジ (ヤングチャンピオン・コミックス) (ヤングチャンピオンコミックス)感想
誰も居なくなった世界でボケをかましたり、ツッコミをいれたり、言葉遊びを繰り出したりとちょこまかと忙しなく動くミヤコが可愛かった。絵柄はそれ程巧くはないけど、この愛着溢れるキャラ造形がなんとも。世界を明るく灯すミヤコだが、時折入る不安が哀愁の呼び水として非日常に揺り戻される切なさが胸を突き刺す。純愛と哀愁の入り混じった笑いに産み出されたこの2人が示した世界がラストにはとても愛おしいものに思えてきた。あなたが居るだけで御の字。
読了日:5月22日 著者:施川ユウキ
え!?絵が下手なのに漫画家に? (ヤングチャンピオンコミックス)え!?絵が下手なのに漫画家に? (ヤングチャンピオンコミックス)感想
エッセイ漫画なんだけど施川版「まんが道」って感じ。福満しげゆき著「僕の小規模な失敗」と似た鬱屈した自意識の鬱積した印象を受けるものの、この鬱積が淡々と進むためにサクサク読める進む分、読み終わったらいつの間にか精神がささくれ立っていた。だから、私にとっては精神衛生上よろしくない漫画。面白くないのではなくあんまりにも共感する部分がありすぎて自分じゃないかと思いつつ絶望した。そして、こんな人生もありじゃないかと思って安心しようとしたら自分の現実の矮小さに涙が滲み出てきた。
読了日:5月23日 著者:施川 ユウキ
恋愛ラボ(6) (まんがタイムコミックス)恋愛ラボ(6) (まんがタイムコミックス)感想
あーーーもぅ、可愛いなーーちくしょーーー!!なんなんすかこれ!もぅ、なんなんすか!!この人達。最初の頃、ただ女の子同士でキャッキャウフフやっていただけでも十二分に楽しかったのに男子達にときめいたり、恥じらったり、どぎまぎしたりと恋愛実践に入ってからは、ただ単純にギャグに笑うだけじゃなくて違うニヤニヤが止まらない。その中でも表紙のリコが大活躍で、男気溢れる快活なリコが魅せる女のしおらしさの感じが茶化したり、小突きたいレベル。いいなぁ?この青春模様と恋愛模様は。ずっと眺めていたい気分。
読了日:5月24日 著者:宮原 るり
Z~ゼット~(1) (ニチブンコミックス)Z~ゼット~(1) (ニチブンコミックス)感想
朝日、石黒大賞、Radioで知る。流行りのゾンビもん。「発生初期?中期?後期」と分かれ前後しながら、話により主人公が変わるオムニバスの群像劇。ゾンビの大元である定義を踏襲しているが新たなペーストを加え、死を知らないゾンビが所狭しと動き廻る様は絶望しかない。だが、後期になるにつれゾンビに対する処分の作業化の様子、日常に潜む落とし穴的な存在になったゾンビに浮き彫りにされる人の悲哀、滑稽さが笑いながらも唸ってしまった。何よりもある程度、明かした「後期」の話を最初に持って来て、最後に発生原因の建物を持って来た構成
読了日:5月27日 著者:相原コージ
1DK (アクションコミックス(コミックハイ!))1DK (アクションコミックス(コミックハイ!))感想
読メで目視。何これ!この生々しいまでに色めかしくも初々しさのじれたいもどかしさは!!メーデーメーデー!衛生兵!衛生兵を呼べ!失神者多数!負傷者甚大!!メディ?ーッッック!!!!チクショウ!何だよ、この漫画は!!戦車を早急によこせ!!よし、撃てーーー-!!!ダメです…微動だにしません…撤退----!撤退ー---!!殿戦に備えよ!!!かがみふみを前に完全なる無条件降伏!!繰り返す……我々はかがみふみを前にして完全なる敗北に帰したのだ………全軍撤退ーーーーーーーーー--ー!!!!!!!!!
読了日:5月29日 著者:かがみ ふみを
ねこぐるい美奈子さん 3 (ヤングジャンプコミックス)ねこぐるい美奈子さん 3 (ヤングジャンプコミックス)感想
猫カフェで働く事になった美奈子だが…相も変わらずの猫狂いを発揮し、早くも閑古鳥状態だが新たなにシャム猫・しゃむりんが加わって…今、最も勢いがあるマンガ。むしろ、勢いしかない。清々しいまでに勢いしかない。奇人、変人(いや、あれは人なのか…)達がフルスロットで突き進む様は、もう圧巻でありながらも読者を振り落とさんばかりである。出て来るキャラ、ストーリーどれをとっても常軌を逸してる。それ以上にこれを連載させてる担当、編集部と描き進めている著者はピーーーであろう。
読了日:5月31日 著者:青稀 シン
かくかくしかじか 2 (愛蔵版コミックス)かくかくしかじか 2 (愛蔵版コミックス)感想
漫画家というのは身を削り、心をすり減らしながらも切り売りする難儀な職業だと思うが、その中でも東村アキコ氏の精力的な活動には目を見張るがその根底に息づいている熱量が過去を知る事で何となく分かった気がした。満足しない心、妥協しない行動にもがき続ける信念。そこには、先生から教わった教えと先生への後悔、無念。そして、自分に対しての不甲斐なさと申し訳なさが入り交じる罪悪感。この漫画は先生に対する贖罪とともに名作になる事で幼かった過去への清算の一石になれば良いなと一読者として感じた。
読了日:5月31日 著者:東村 アキコ

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