6月まとめ

2013年6月の読書メーター
読んだ本の数:49冊
読んだページ数:7168ページ
ナイス数:166ナイス

君とガッタメラータ! 1 (ヤングジャンプコミックス)君とガッタメラータ! 1 (ヤングジャンプコミックス)感想
ボクサーの主人公・肩岡進は強烈なパンチを貰い、選手生命を絶たれると共にインポになってしまう。バイト先でヌードデッサン中、彼女と出会い、見事にいきり立ったのだ。それから彼女の為に美大受験の予備校に通う事になるが…つかみが最高ですねwwww何をつかんでだと言いましてね。何言ってんだい!感想書くよ。はいっ!!…チンコが勃った!チンコが勃った!は…挿入れる?もぅ、本当にしょうがない奴だね〜そんな事言ってるとチンポコポン来るよ!!ふぇぇ…収拾つかねぇ…チンコに反応し過ぎ自分…落ち着けよ。でも、このつかみは卑怯だ。
読了日:6月1日 著者:松橋 犬輔
愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書)愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書)感想
診断テスト結果:安定型2不安型14回避型15=恐れー回避型愛着スタイル。偉人や著名人の生い立ちを交えながらその背景、特性を触れながら「不安型」「回避型」の愛着スタイル、障害について焦点を当てて解説される新書。思うに子は種であり、親は土壌ではなかろうか。その種子を育てるのも枯らすのも親次第。その土壌の環境を豊かにする為には水と栄養が必要だが、与えすぎても駄目だし、少なすぎても種子はうまく育ちやしないどころか腐ってしまう。程よい距離を取り、自らの力で根を張らさせ、折れない茎を伸ばさせ、実なり花なり咲かさせる。
読了日:6月1日 著者:岡田 尊司
絶対☆霊域(6) (ガンガンコミックスJOKER)絶対☆霊域(6) (ガンガンコミックスJOKER)感想
脱法ロリとな……(ФнФ)ムムム…可愛いがヒナちゃんの方が可愛い。今巻から話が大きく動きそうな引きだな〜。でも、前のやらかしがあるから本当にどうなるやらだな。あと、日々変わらない日常に変化があるのは後藤の周りが賑やかになったのと比例して近所の人から、もう完全に不審者扱いを受けているのはいうまでないだろう。読んだ話の中で、淫コと霊力を補給、供給云々のくだりにグッときた。
読了日:6月2日 著者:吉辺 あくろ
ばらかもん(7) (ガンガンコミックスONLINE)ばらかもん(7) (ガンガンコミックスONLINE)感想
えー半田てぇんてー(残念な人を見る目)……でも、滲み出る良い子さがキュンと来る。心配したり、気に掛けたりするその一つ一つが優しくも温かい安心感を与えてくれる。子供達の成長にハッとしたり、活発な行動に微笑ましくも笑い、大人達の突拍子もない行動、大人気ない行動・言動にはついつい笑ってしまう。この村の人達みんな好きだ。だから、離島で起きる別れの雰囲気には胸がぎゅっと締め付けられます。帰って来れる故郷があるというのは良いものです。それが、優しく包み込んでくれる所なら尚更ね。
読了日:6月2日 著者:ヨシノ サツキ
THE ABNORMAL SUPER HERO HENTAI KAMEN 3 (集英社文庫―コミック版) (集英社文庫 あ 63-3)THE ABNORMAL SUPER HERO HENTAI KAMEN 3 (集英社文庫―コミック版) (集英社文庫 あ 63-3)感想
3巻まで読んだ事によって変態仮面に調教されてしまったのと、20年も前に出版された作品の為にギャグなどの古臭さを感じてしまうが…彩りを変えた変態仮面の登場シーンには心の高まりが抑えきれない。心の中の群集どもが「変・態・仮面!変・態・仮面!(D・V・D!!D・V・D!!の煽りのように)」とコールし、「それは私のおいなりさんだ」のレスポンスに熱狂するのだ。フオォォォォ!!気分はエクスタシー!!
読了日:6月2日 著者:あんど 慶周
波打際のむろみさん(1) (少年マガジンコミックス)波打際のむろみさん(1) (少年マガジンコミックス)感想
東京で観たアニメが印象に残っていたので読んだら面白れじゃねぇか。むろみさんはウザいし、あざといとこあるし、沙蚕や蚯蚓喰うわ、グイグイ来るし、下ネタは寛容的に言うし、定期的に卵産むけど…バカ可愛い。愛おしいバカキャラだ。流暢にテンポよく進むギャグに博多弁が加わり、神話や魚の生態のうんちくも含まれながら人外萌えが詰まっとるという楽しいマンガでした。むろみさんのアグレッシブな交遊関係で話に幅が広がりこれもなかなか。あと、魚系人外のキャラは、何でこうも男運がない肉食系女子みたいなキャラが多いの?
読了日:6月3日 著者:名島 啓二
天体戦士サンレッド(17) (ヤングガンガンコミックス)天体戦士サンレッド(17) (ヤングガンガンコミックス)感想
善悪なんぞこの世界に在るわけない。ただ、織りなされる日常が心地よい。みんながみんな憎めない。どこか難のある奴、とっきにくい奴でもどこかしら憎めない一面があったりする。もぅ、レッドさん煮え切らないなぁ〜。とっととかよ子さんと結婚しなよ。そして、フロシャイムも呼んで盛大に祝って貰いなよ。ヴァンプさん絶対泣きそうだな(笑)
読了日:6月3日 著者:くぼた まこと
THE ABNORMAL SUPER HERO HENTAI KAMEN 4 (集英社文庫―コミック版) (集英社文庫 あ 63-4)THE ABNORMAL SUPER HERO HENTAI KAMEN 4 (集英社文庫―コミック版) (集英社文庫 あ 63-4)感想
最初の数話が何か変な舌触りで勘ぐってしまったけど何かあったのか?話が盛り上げるに欠けるのもそうだが、主将が似つくわしくないビデオを持ち出したりと変な感じ。あとは通常営業で、蠅手拳使いの敵や怪盗プードリアンが登場しても変態仮面の強さはまさにチート。今巻におまけで載っている影の薄かった狂介の父が活躍する「それ行けハリー」の出来wwwww「男は無口な方がいい」がとても良かった。でも、その道具は五月蝿い奴を黙らす為の道具ですよ。
読了日:6月3日 著者:あんど 慶周
海月姫(11) (講談社コミックスキス)海月姫(11) (講談社コミックスキス)感想
需要と供給。現実と理想。夢と挫折。得恋と失恋。交差しながらも入り交じる。東京ほど棲み分けが進んでいる所はないんではなかろうか。そんな中でもファション業界とオタク業界は油と水だと思ったが、その対象物にかける熱量やそこだけに伝わる専用用語など似たり寄ったりする共通する部分的要素が見え隠れして面白く感じた。寸劇、ギャグ、天水館の存亡、恋愛、買収、ファション業界の現状など色んな方向に拡散しているが、これが今後、どう集約されるかが楽しみだ。新キャラの社長の動向ともにね。
読了日:6月3日 著者:東村 アキコ
波打際のむろみさん(2) (少年マガジンコミックス)波打際のむろみさん(2) (少年マガジンコミックス)感想
#21ツインマウンテンとむろみさんをアニメで観たのかー。大きいの小さいのなんて関係ないです。そこにあるだけで全ていいのです。あるがままに。比べる必要などない一人一人が1つの○○ですよ。はーい、この○○に好きな言葉入れてくんしゃい。ほんわかした雰囲気に時折入る自然の摂理や社会問題、思想、主張の食い違いの齟齬の争いが出て来るが、むろみさんのパワーで中和される凄さ。何だろうね。このマンガ。魚介類などの解説で生存戦略の為の進化に辛辣にダメ出しする著者が良い。
読了日:6月4日 著者:名島 啓二
THE ABNORMAL SUPER HERO HENTAI KAMEN 5 (集英社文庫―コミック版) (集英社文庫 あ 63-5)THE ABNORMAL SUPER HERO HENTAI KAMEN 5 (集英社文庫―コミック版) (集英社文庫 あ 63-5)感想
え!どういう事ですか!衝撃のラスト過ぎだよ。文庫化である程度補完しているから良いものの当時だったら釈然としない最終回だったな。勧善懲悪の作品で水戸黄門のように流れはワンパターンだけど…ほら、印籠出す時の、今か今かというあのワクワク感があるじゃない、変態仮面にもそれがあったな。ヒーローだけどただのヒーローじゃなくてパンティを被った変態性と滑稽さ、登場シーンに奴が来るぞ、どう来るという期待感と名台詞ともに現す姿に興奮を覚える。まさに気分はエクスタシーでした。
読了日:6月4日 著者:あんど 慶周
波打際のむろみさん(3) (少年マガジンコミックス)波打際のむろみさん(3) (少年マガジンコミックス)感想
よし!感想書くぞぉ〜〜!!!と意気込んだら、富士さんのちぎれんばかりの胸をギチギチに握り締めて千切ろうとするむろみさんのコマしか思い出せなくなっていた………あざーーっす。感想以上ッスよ。
読了日:6月4日 著者:名島 啓二
ちはやふる(20) (Be・Loveコミックス)ちはやふる(20) (Be・Loveコミックス)感想
吉野大会も決勝戦へ。新、北央の須藤、元クイーンの猪熊、原田先生の強豪が敗退し残ったのは太一、千早。さぁ、勝負の行方は…努力をして、結果を出す。皆から期待込められる。それに応える為にまた努力し、頑張る。それを積み重ねて、集めてうまれたのがこの決勝戦の切符。成長した太一と相対する千早の戦いに試合を見つめる新のくすぶるじりじりした気持ちが交差し、あの部屋から始まった百人一首が此処までたどり着いた事に、これまでの3人の集大成のようで感慨深い。
読了日:6月4日 著者:末次 由紀
JA~女子によるアグリカルチャー~ (5) (カドカワコミックス・エース)JA~女子によるアグリカルチャー~ (5) (カドカワコミックス・エース)感想
また、引きが気になるとこ終了とか鬼でっせ。まぁ、前巻からの引きからハル婆が無事だと分かり、ほっとして、親子の絆にじーんとしました。いい話。後半は次女の繭の初恋、わらしべを挟みつつ農作物泥棒とハートフルな話やホームドラマ、シリアスな展開からコメディありと幅広く扱っていてなかなか飽きのこない漫画ですな。
読了日:6月5日 著者:鳴見 なる,唐花見 コウ
サーバント×サービス(1) (ヤングガンガンコミックス)サーバント×サービス(1) (ヤングガンガンコミックス)感想
区役所に勤める人達を描いた4コマ漫画。良いですね〜4コマ漫画でキャラ設定が巧い人は、読んでいて安心して読める。名前が原因でしっかりした部分があるけど抜けている所がある山神ルーシー(略)と何でもこなせる器用さを持ってるけど性格が軽薄なノリの長谷部豊との掛け合いが面白かった。あと、三好さんがあんまり活躍してないので二巻でどう動いてくるか気になるとこ。公務員は同人活動に向くとか臨時と常勤の人との違いなどリアリティのある側面もあるのに、課長の姿を何であんな風にしたし!!
読了日:6月6日 著者:高津 カリノ
君と僕。(12) (ガンガンコミックス)君と僕。(12) (ガンガンコミックス)感想
(/□\){あなた達が眩しすぎる
読了日:6月6日 著者:堀田 きいち
暗殺教室 3 (ジャンプコミックス)暗殺教室 3 (ジャンプコミックス)感想
修学旅行の京都観光で拉致られた神崎と茅野。殺せんせーお手製のしおりで2人の救出に向かう。そして、旅行から帰ってきた学校に新たなに転校生が来て…成果主義能力主義の競争でつくられるカーストでうまれる劣等感を暗殺を通す事でE組を新たなステージに。そして、自信をつけ成長した生徒達の先にある卒業式はどのような結末が待ち受けるのでしょうね。殺せんせーは一貫して先導する先生の姿勢を崩さないし、真剣勝負そのもので接しているので物語のラストに向けて着々と強固な物語に進んでいる印象。
読了日:6月6日 著者:松井 優征
ヒロイン失格 5 (マーガレットコミックス)ヒロイン失格 5 (マーガレットコミックス)感想
弘光から告白を受け、彼女になったはとりだが、その状況に動揺してた。そんな折に利太から告白をされはとり、利太とともに気持ちがぐらつき始める…クソーーなんじゃ、この少女漫画は!!もやぁとするし、イラッとする。利太の煮え切らなさがハンパないし、そんな利太にヒロインのはとりは、まだ完全に気持ちが払拭出来ずにあたふたするし、弘光はチャラ男だが良い奴でアフターケアが巧み過ぎて心が動くが…よくその心意が掴み取り難ささあってカオスだよ。そんな中で一番格好いいのが中島だよ。もぅ…中島、平定させてやってよ。
読了日:6月7日 著者:幸田 もも子
ヒロイン失格 6 (マーガレットコミックス)ヒロイン失格 6 (マーガレットコミックス)感想
弘光と幸せな日々送るはとりだが、利太から受けた告白、安達さんとの決別で動揺するはとりだが、それ以上に中島の行動に動揺する…え!?中島!おい、中島!!とまさかの冷静沈着なツッコミ役の中島が参戦とは!!思いもよらず声をあげてしまった。そんな中で一途に見守って接する弘光が格好いい。代わりに、はとりがどんどん駄目になっている気がするし、利太は何か駄目な奴だけど母性本能をくすぐる不器用さが出来つつある感じ。結末はどちらに転んでも今のままだと煮え切らなそうだな。
読了日:6月7日 著者:幸田 もも子
サーバント×サービス(2) (ヤングガンガンコミックス)サーバント×サービス(2) (ヤングガンガンコミックス)感想
何も絵の描き込みによる見せ方や壮大なテーマを盛り込んだ漫画だけが面白いわけではない。区役所内で発生する人間関係にスポットライトを当てただけでも十分というか十二分に面白い。職場恋愛での生々しさを出しながらも、ギスギスする事もなく、キャラ達の持ち味が良い塩梅の料理の仕方でニヤニヤしてしまう。ルーシーの他意はない抜けた言動に長谷部の反応といい、今巻は千早の台頭で装いも新たな深みと面白さが増って、とても楽しめました。あと、1巻では余り動かなかった三好も動き始めてgoodです〜。
読了日:6月7日 著者:高津 カリノ
GANGSTA. 4 (バンチコミックス)GANGSTA. 4 (バンチコミックス)感想
ごちゃごちゃしているのと登場人物が増えてきたのであんまりストーリーが頭に入ってこない上に整理がつかない。う〜ん、次の巻では大きな事が起こりそうだが、まとめて読んだ方が良さそうだ。
読了日:6月8日 著者:コースケ
僕らはみんな河合荘 4巻 (ヤングキングコミックス)僕らはみんな河合荘 4巻 (ヤングキングコミックス)感想
帯によると前巻よりは、ラブ成分は1上がり、コメ成分1下がるという内容みたいで前巻より笑った気がしたので間違いと思ったけどそうでもなかった。律先輩の可愛さの破壊力がすんごい可動範囲でヤバかった。「………する」の一言の威力から始まり、チェスのルールを変えちゃう負けず嫌いな子供っぽいとことか宇佐に対してやきもきして落ち込んでいる姿とか本に閉じこもっていた先輩が徐々に外にも見識を広げている姿は…見ていて納得のトキメキもの。
読了日:6月8日 著者:宮原 るり
第七女子会彷徨 4(リュウコミックス)第七女子会彷徨 4(リュウコミックス)感想
「悠久の貯金箱」の出来が凄すぎて開いた口が塞がらない…これだけも読む価値がある。
読了日:6月11日 著者:つばな
第七女子会彷徨 (5) リュウコミックス第七女子会彷徨 (5) リュウコミックス感想
物語は流れでしかなくて、点在する物事が思索の意味を成している漫画。そして、それが非日常の世界の窓口を開き、別の世界にいざなう。そして、空想してしまう。物語にのめり込む楽しさもそうだが、読み終えて、ふっとしたきっかけで訪れる「あれ、もしかして今、この日常は…」と想わせてくれるこの漫画自体が非日常に導いてくれる優れたガジェットである事が面白い。
読了日:6月11日 著者:つばな
ハナコ@ラバトリー(1)(CRコミックス)ハナコ@ラバトリー(1)(CRコミックス)感想
両者の作品はそれ程、深く読み込んでないので何だが、それでもこの組み合わせは意外だと感じた。内容は、現代版トイレの花子さんでおどろおどろしい怖さは全くなくて全体的にいい話が多かった印象。
読了日:6月11日 著者:秋★枝,施川 ユウキ
ハナコ@ラバトリー(2)(完) (CRコミックス) (CR COMICS)ハナコ@ラバトリー(2)(完) (CRコミックス) (CR COMICS)感想
唐突の終わりに感じられたが、締めくくりのトイレの花子さんがメインとなった話は巧みな納め方で悲しさはありつつもいい話で収まったので気持ちよく読み終える事が出来た。良作でした。
読了日:6月11日 著者:施川ユウキ,秋★枝
アホガール(1) (少年マガジンコミックス)アホガール(1) (少年マガジンコミックス)感想
アホは固定観念や既成概念すら破壊し、真理や物事の本質を炙り出す鏡かもしれない。ヒロインの自然体のままに赴く様は、頭をからっぽにして読め、真面目に悩みながら生きてるのが小さく感じられるぐらい生き生きしている。ヒロインの超絶なアホっぷりに、ときめきは…残念ながらおきないが、真っ直ぐで嫌みのない明るい前向きな一貫したアホっぷりな行動、言動に笑いながらも、貫く姿勢、信念は見習いたいと思わせる魅力に溢れてる。アホになるのも重要と感じる。でも、よしこ、高校どうやって受かったんだよ。
読了日:6月11日 著者:ヒロユキ
待て! モリタ (エフ×コミックス)待て! モリタ (エフ×コミックス)感想
ドMのモリタ(26)童貞と天然ドSの彩ちゃん(16)処女がモリタを虐め抜く話「生きろ!モリタ」の続編。天真爛漫の笑顔で焦らしたり、責めたり、放置したりと相変わらず奔放に動く彩ちゃんに振り回されるモリタはヘタレなのは変わらないが、確実に男を上げた巻でしたね。受け身一辺倒ではなくて言うときは言って、行動するときは行動して生まれたゴールインでしたなぁ。おめでとうモリタ。彩ちゃん共々お幸せに。
読了日:6月13日 著者:松本藍
セカイ魔王 (2) (まんがタイムKRコミックス)セカイ魔王 (2) (まんがタイムKRコミックス)感想
一緒に旅を続けていた最強魔王の妖精の姿をした分身・マオと最弱勇者・アルシャ。だが、マオは勇者に別れを告げ新たに「魔物とは何か?」について魔物・ニッカと旅する事になったが…魔王の周りが随分と賑やかになり、勇者側はその分、影が薄くはなっているので魔王中心に進むがあんまり気になんないかな(笑)時に共存の糸口を探って悩む魔王と厳しい現状が、シリアスを醸し出して物語の牽引に繋がって次巻が気になる感じ。あとは、今後、勇者がどうなっていくのかも。
読了日:6月13日 著者:双見 酔
さきくさの咲く頃さきくさの咲く頃感想
覗きが趣味な女子高生・澄花と幼なじみの双子でいとこの暁生・千夏。そんな3人の関係と奈良の四季折々の経過と共に進む恋と青春の物語…同性愛、異性愛が存在する中で想う相手へのすれ違う切なさと苦しさ、報なわれない関係に山々に囲まれた閉じられた土地の中での息苦しさ、思春期の成長過程の稚拙さがいやいやしく、独り善がりな事に気付く澄花と、ラストに向けての余韻と四季のサイクルがいれ変わりながらも成長してった3人の姿が情緒的な終わりを迎えて素晴らしい出来でした。
読了日:6月13日 著者:ふみふみこ
ぼくらのへんたい 2 (リュウコミックス)ぼくらのへんたい 2 (リュウコミックス)感想
性の立ち位置というか性のあり方が、グチャグチャのドロドロでいて、その中身は男や女の体という性差の殻に封じ込められている。まだ、蛹の段階であって蛹の中身がどのような羽化を遂げるのかかが気になりますね。
読了日:6月13日 著者:ふみ ふみこ
なんらかの事情なんらかの事情感想
ようこそ、マジックリアリズムのエッセイへ。どこまでが日常で、どこまでが岸本さんの脳内世界なのかがわからなくってしまう。それは想像力なのか妄想力なのか…または洞察力なのか。その濁流は異世界に連れて出される。驚いたり、笑わされたり、共感する部分があったりする愉快な一つ一つの短いエッセイが綴られているので好きな時に掻い摘んで読もうとしたが、その一時が余りにも楽しいもので一気に読んでしまった。日常から、言葉から、人物から、物から、出来事から、事象から、妄想の飛躍はバラティに富んでいて飽きの来ない楽しさだ。
読了日:6月14日 著者:岸本 佐知子
ベルセルク 37 (ジェッツコミックス)ベルセルク 37 (ジェッツコミックス)感想
もう…最近、ガッツさんが三浦先生に見えてしまう。あまり無理をなさらずにお身体を気遣いながら頑張って下さい。
読了日:6月15日 著者:三浦 建太郎
日々是… (ヤングコミックコミックス)日々是… (ヤングコミックコミックス)感想
ほら、ぼく…全然モテないじゃないですか………人に指をさされながらも………爆笑されるぐらいモテないじゃないですか………みんなそれぞれの道のりを曲がりなりにも歩みながら大人になっている現実を見せつけらている人生なのに………漫画までも現実を見せつけてくる現実!!現実………また、PCの電源を入れるだけに帰る部屋とそんな人生………うっうっう〜〜あーあーーー…それでも日々は……続く…………………………さみしくて死にそうだ…………………………………………………………
読了日:6月15日 著者:かがみ ふみを
聖☆ピスタチオ学園(1) (少年マガジンコミックス)聖☆ピスタチオ学園(1) (少年マガジンコミックス)感想
むろみさんから来た読者だが、むろみさんを創る上での礎な部分が点在と見られるが、毒が強かったり、エロが強かったりと違う側面もあって楽しめる作品ではありました。でも、時事ネタが古かったり、言葉遊びが少しくどいかなと思える所があったので、再開されることで補えると思えるので再開希望〜〜〜〜♪
読了日:6月18日 著者:名島 啓二
猫背を伸ばして 新装版 (フレックスコミックス)猫背を伸ばして 新装版 (フレックスコミックス)感想
旧版と内容は大体同じだが、描き下ろしが気になったので読んだが彼女さん…演技性パーソナティ障害みたいな感じで俺クオリティ発揮しているが、らしいと言えばらしい。さらっと読める後味が良いのと母の一言が凄みを帯びた偉大さ。この母にして今の押切蓮介(神崎良太)有りだな。そして、母へのリスペクトが伝わる。かなり認知されるようになってきましたなぁ〜。黒押切、白押切って言われているから乙一か!!と思った。
読了日:6月18日 著者:押切蓮介
琴浦さん1 (マイクロマガジン☆コミックス)琴浦さん1 (マイクロマガジン☆コミックス)感想
人の心が読めてしまう為に傷付いてきた孤高の琴浦さんが徐々に溶解し、打ち解けて救済されていくのは展開的にはありふれたものだが、やっぱり読んでいて気持ちいい。より人の醜悪な暗部を晒して見せているから、ESP研や真鍋の馬鹿さや明るさによってすくい上げられる琴浦さんが読んでいてやはり気持ちが良かった。この緩急とテンポが良い。
読了日:6月18日 著者:えのきづ
けいおん!!ヴァーサスけいおん!!ヴァーサス感想
表紙はメイド姿だが内容には一切関係せず1人別キャラが紛れ込んどる状態…で、内容は酷い。あれがあれで、あそこがあれで酷い。まぁ、端的に言えば酷い。まぁ、褒められるところと言えば、酷い所だ。いやーでも…うん、やっぱりこれは酷い。けれども…うん、そうだな、酷すぎるな。いや、しかし、見ようによっては…うん、酷い。あ、でも、ほら、あそこは…うん、そうだな、酷いな。それでも……あそこはいけるんじゃないと思うが、酷いな。そして、何よりもごはんはおかずのネタが特に酷いですぅ…
読了日:6月19日 著者:大泉
LIMBLEGIONLIMBLEGION感想
主催:Zトン

人外っ娘のエロ同人誌。タコなんだけど…よく、タコはその触手で女と絡む話のはあるけど、これは犯られちゃう話。乳首が吸盤とか膣内が吸盤状になっていたりと人外萌えのギミックが活かされていて夢が広がる。
読了日:6月20日 著者:SHIS
モテないしリョナられる!モテないしリョナられる!感想
主催:氏賀Y太

バットエンド!!!
読了日:6月20日 著者:氏賀屋
ぼくらのへんたい 3 (リュウコミックス)ぼくらのへんたい 3 (リュウコミックス)感想
ただの男の娘や女装男子を描いた漫画ではなくて、ジェンダーの深遠なる心のありようが、まざまざと鋭く、じわっと突いてくる。私ではない私。これではない私…違和感。嘲笑する外界。また、集合し、交差し始める3人の想い。次巻が新章みたいなのでこの3人の行く末を見守りたい。儚いがゆえに弱々しい立場がために、真摯にその姿がどう変態するかを見つめたいと思う。
読了日:6月20日 著者:ふみ ふみこ
月影ベイベ 1 (フラワーコミックスアルファ)月影ベイベ 1 (フラワーコミックスアルファ)感想
伝統行事「おわら」を踊りつぐ町で繰り広げられる謎を含みつつ、青春や恋愛模様が描かれる富山県を舞台にした物語…叔父さんと蛍子との関係の謎と過去、秘密がミステリーな後を引き、蛍子に惹かれ始める光の初々しい感情、恋愛模様に慎ましく思いながら読み進められ、おわらの踊りの描写の、スッ スッ スッと滑らかに滑って一連の動作に繋がりを持つ動きに胸が踊る。地域の行事を学校の取り組みで習っていくのは何処にでもあるんだな〜と感慨深くなった。チムワサワサのチムドンドンだねん。
読了日:6月20日 著者:小玉 ユキ
東京都北区赤羽 2 (GAコミックススペシャル)東京都北区赤羽 2 (GAコミックススペシャル)感想
東京の大都市の発展した建物やサービスなどよりも、こういう方たちの言動や行動のほうが衝撃を受けて、何時までも印象に残るんだろうな〜
読了日:6月20日 著者:清野 とおる
東京都北区赤羽 3 (GAコミックススペシャル)東京都北区赤羽 3 (GAコミックススペシャル)感想
赤羽の人達と建物も凄いが、著者の飽くなき探求心と冒険心溢れる行動がより一層赤羽を輝いて魅せる。
読了日:6月20日 著者:清野 とおる
東京都北区赤羽(5)(GAコミックススペシャル)東京都北区赤羽(5)(GAコミックススペシャル)感想
お馴染みになっている店「ちから」の盛衰がこの一冊に凝縮されており、読み応えと2人の行く末が気になる憎い作り。あと、ウロウロする男がゴロ寝して入口を塞いでいるのにそれを我関せずに突き進むスルースキルの高い住民にこの土地の本質を見ましたね。赤羽もゆっくり散策してみたいが、荒川区、足立区も散策してみたいな。たぶん、座り小便しながらガタガタとおののいていると思うが(笑)
読了日:6月20日 著者:清野とおる
バーナード嬢曰く。 (REXコミックス)バーナード嬢曰く。 (REXコミックス)感想
堅苦しい読書家よりは「読書あるある」を含んだ堅苦しく読むのではない読書のあり方に気兼ねない読書道の門戸を開いてくれる、読書好きの琴線を触れる漫画。「本は読みたいと思ったとき読まなければならない」の下りの一言は、耳が痛いが納得な一言であるある過ぎる。
読了日:6月20日 著者:施川 ユウキ
もっと! Vol.3 2013年 08月号 [雑誌]もっと! Vol.3 2013年 08月号 [雑誌]感想
花めくり
読了日:6月24日 著者:
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! (4) (ガンガンコミックスONLINE)私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! (4) (ガンガンコミックスONLINE)感想
居場所を作れなかった事、どこにも属する事が出来なかった現実による劣等意識は、シニカルで斜に構えた態度をとることで自分を傷つけないように必死に擁護しても、現実は確実に首を絞めてくる。折り合いがつかなくなった辛い現実と抱いていた自己愛的な理想像とのギャップは、軋轢を生じ他者を貶めることでしか自我を保てなくなるまで人間性を著しく損なわせる。それは周りを呆れさせ、自ら遠ざける結果になる。それでも、優しく接してくれる善意に怯るんだり、泣いてしまう。そして、見放されてしまう怯え、恐怖で相手の顔色を敏感に窺ってしま
読了日:6月27日 著者:谷川 ニコ
マチキネマ2 (Next comics)マチキネマ2 (Next comics)感想
そんなスペクタルがあるわけでもない何気ない日常に気付いたこと、感じたことで、それは人に話しても「何だよそんなことかよ」と一蹴されてもおかしくないぐらい本当にたわいもない事柄だったり、話すまでもないものだったりするもんなんだけど…それがたまにふっと頭をよぎって、その情景があんまりにも懐かしいもので…ついつい、フッフッと笑ってしまう。追想の彼方に…追想の彼方に…いざなうその情景、感情を鮮やかに蘇らせ、そっと彩る。そんな風景…
読了日:6月28日 著者:サメマチオ

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