2014年1月まとめ

2014年1月の読書メーター
読んだ本の数:32冊
読んだページ数:5212ページ
ナイス数:199ナイス

性本能と水爆戦 (ワニマガジンコミックス)性本能と水爆戦 (ワニマガジンコミックス)感想
ひょんなきっかけで手に入ったった。2014年見始め漫画。今の作風しか知らなかったが、根底には脈々と流れる道満晴明が居るが、昔の方が乾いた空気、不謹慎な殺伐さ、エロが強くてとても好み。でも、絵柄は今の方が好き。
読了日:1月2日 著者:道満晴明
続・性本能と水爆戦  ワニマガジンコミックス続・性本能と水爆戦 ワニマガジンコミックス感想
勃起は許されるが射精は許されない漫画だった。大変美味しゅうございました。
読了日:1月2日 著者:道満晴明
偉大なる、しゅららぼん偉大なる、しゅららぼん感想
初読みの作家さん。滋賀・琵琶湖を舞台に巡る棗家、日出家との対立と歴史。両家に受け継げられた「力」が齎す事で巻き起こる囚われ、縛られる葛藤、苦悩に駆け巡る青春に壮大なファンタジーが纏わりつく話は、奇想天外奇妙奇天烈な奇々怪々とも云える何ともハッタリの効いた法螺話だとことよ。「しゅららぼん」という言葉じり、その意味しかりして独創ある作家だと感じました。そして、読み終わった後に知った「しゅららぼん」に偉大なると付けるアホらしさにも笑いました。
読了日:1月3日 著者:万城目学
ごきチャ (2) (まんがタイムKRコミックス)ごきチャ (2) (まんがタイムKRコミックス)感想
ある少女の放浪記。健気なしおらしいいじらしさによる愛おしい可愛らしさ。でも、でも、その正体がゴキブリなんです。カサカサ動くし、速いし、壁も歩きます。何よりも人に嫌われてます。それでも、人間の友達を求めてさ迷い続け歩きます。そこで受ける受難、待ち構える苦難、そこから逃れるための避難、そこからの相次ぐ遭難。タスケテ−−それでも、真摯に挑み続けます。ただ、ただ、人の友達が欲しくて〜その一心で〜その姿に揺らぎますぅ〜現実で殺しにくくなりますぅ〜でも、大嫌いなので私は躊躇なく殺しますね。はい。
読了日:1月5日 著者:るい・たまち
となりの関くん 5 DVD付き限定版 (フラッパー)となりの関くん 5 DVD付き限定版 (フラッパー)
読了日:1月7日 著者:森繁拓真
『行け! 稲中卓球部』20周年メモリアルBOX「おめでたい。」 (講談社キャラクターズA)『行け! 稲中卓球部』20周年メモリアルBOX「おめでたい。」 (講談社キャラクターズA)感想
後にも先にもこれほど笑かして貰ったギャグ漫画はない。久しぶりに稲中の面々を見れたので嬉しかったです。20周年誠におめでとうございます。
読了日:1月7日 著者:古谷実
みどりの星 3 (ビッグコミックス)みどりの星 3 (ビッグコミックス)感想
「転」ともいえる大きな転回点。平和だった日々は、唐突に終わりを告げるとともに、高市の自覚と覚悟が冴え渡っていて、みどりを巡る攻防から高市の心に占めるみどりに対する想いが、大きな存在として、大切な存在として膨らみを持っていることを悲劇的に表しながら引き裂かれる運命が惹きつけるねぇ。高市の成長物語であり、冒険譚でもあり、恋愛ものでもある。色んな要素が複合的に含まれていていろいろ読ませる作品だな。
読了日:1月8日 著者:真造圭伍
ダンガンロンパ1・2 Reload 超高校級の公式設定資料集 -再装填- (ファミ通の攻略本)ダンガンロンパ1・2 Reload 超高校級の公式設定資料集 -再装填- (ファミ通の攻略本)感想
超超超ド級のボリューム。デカい、重い、場所を取る。かさばる圧倒的存在感。だがそこが良い。資料集1は買わず、2は見送ってこの本を買った身からしたら大満足でした。その大きさから細部まで明瞭に堪能出来、かつ、重いだけあって網羅された資料の数々は非常に堪らない豊富な量。収録内容はAmazon読めば良いので言及は放棄するが、読んでいてわかったのは、こうも様々な感情を起こし、色んな想いを思わせ、体験させたゲームであったかと。ゲームを時間の無駄だとか言う方々に対して、諸手を挙げて言えるのは、決して無駄では無い
読了日:1月8日 著者:週刊ファミ通編集部
最後の性本能と水爆戦 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)最後の性本能と水爆戦 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)感想
Don't,think.Feel!なにこれえぇぇぇ、しゅごいしゅごいよぉおぉお、え何これ、なんにゃのらめえぇぇぇぇなんだか…切ない気持ちになちゃうよぉぉぉぉぉ頭がおかしくなりそうだよおっっくりゅう!くりゅうよおぉぉ!ひぎぃ!!んっおほっクルクル○ーになっちゃうよおおぉぉぉぉんほぉおおおおおっっ!!
読了日:1月10日 著者:道満晴明
八日目の蝉八日目の蝉感想
人は、馬鹿で、間抜けで、醜くて、愚かで、弱くて、脆くて、どうしょうもなくて、だからこそ、引かれ、求め合い、埋め合おうとし、寄り添い、守ろうとし、取りこぼさないように、取り逃がさないに、零れ落ちないように、ただただ想って…幸せを願って、間違いを犯し、自身の人生すら失ってでも未来を思い描いて…それを愚かしい行為とするかは、誰にも決められない。
読了日:1月11日 著者:角田光代
坂本ですが? 2 (ビームコミックス)坂本ですが? 2 (ビームコミックス)感想
ツッコミを入れたら負けなのに突っ込み所しかない漫画。ただ、スタイリッシュに物事をこなす坂本君と、その一挙手一投足に痺れるギャラリー達の恍惚した様や、時には大袈裟に心酔していく様は本当にくだらなくてふつふつと笑えた。爆笑というよりは、本人達はいたって真面目に取り組んでいるのに、斜め上な結末になってしまう展開は笑っていけない中に生まれる笑いのようだ。あと、落とし穴とか手押し相撲とかやっている事が小学生並みだよ(笑)
読了日:1月15日 著者:佐野菜見
きんいろモザイク (2) (まんがタイムKRコミックス)きんいろモザイク (2) (まんがタイムKRコミックス)感想
綾の可愛さが良かった。綾の不器用なツンデレ具合に陽子の何気なく綾を立てる言動や意識をさせてしまう行動で引き立てられるこの2人の破壊力ある可愛さよ。シノもアリス、カレンとの絡みがまた素晴らしい。もぅ、みんな可愛すぎだろ。この本の前では、どんないざこざも争いも無意味に思える。Love&Peace
読了日:1月17日 著者:原悠衣
ひばりの朝 1 (Feelコミックス)ひばりの朝 1 (Feelコミックス)感想
うわわわ、これ、駄目。本当に駄目なやつ。見たら駄目。ヤバい。人の取り繕った表面の下に覆い隠される悪意とか歪みとか言語化出来ない暗部を明るみにさらけ出した数々のあれやこれやは泥深泥していて……う〜ん、駄目だ。気持ち悪い。共感出来る部分もあるから尚更、余計に駄目だ。この先に救いはあるのかよ…
読了日:1月17日 著者:ヤマシタトモコ
ひばりの朝 2 (Feelコミックス)ひばりの朝 2 (Feelコミックス)感想
なにが悪い訳でもない早熟してしまった肉体、目を惹くふっとした仕草に宿る未成熟な年相応の心。その容姿から周囲が晒す様相は、男を狂わせ、女を怯えさせ、退けさせ、あらぬ噂を掻き立てさせ蔑む。明確な救いはない。確かな助けもない。僅かな踏み込みもなく、関わることもなく素通りしていった主人公にならなかった見せ掛けの脇役達。心を殺し、息を止め、時を過ぎゆくすべしか持ち得なかった理不尽な現実。現実に明快で明瞭な正解はない。だから、私はこの漫画を読んで何を言った良いのかが浮かばない。ただ、ただやり切れない。
読了日:1月17日 著者:ヤマシタトモコ
暗殺教室 6 (ジャンプコミックス)暗殺教室 6 (ジャンプコミックス)感想
「このマンガがすごい!」オトコ編一位心よりお祝い申し上げます
読了日:1月18日 著者:松井優征
きんいろモザイク (3) (まんがタイムKRコミックス)きんいろモザイク (3) (まんがタイムKRコミックス)感想
世界が汚物のように穢れた不浄なディストピアに感じられるのは「きんいろモザイク」が剰りにも美しいからなのか、それとも、「きんいろモザイク」は何処までもユートピアで在るからこの世は、この世界が荒廃したディストピアなのかを求めることは、人類に課せられた大きな命題であろう。あぁきんいろモザイクは美しい。
読了日:1月18日 著者:原悠衣
きんいろモザイク (4) (まんがタイムKRコミックス)きんいろモザイク (4) (まんがタイムKRコミックス)感想
安定感のある面白さと有り余る可愛さで相も変わらず癒される楽しさ。高校二年の夏も終わりに差し掛かってきたので、卒業式に近付いてきている事を考えてしまい少し憂鬱になる。願わくばずーっとこの日々が続いて欲しいなぁ。
読了日:1月18日 著者:原悠衣
ちはやふる(23) (Be・Loveコミックス)ちはやふる(23) (Be・Loveコミックス)感想
名人位・クイーン位挑戦者決定戦。猪熊遥が先にクイーンへの挑戦権を勝ち取り、残るは名人への挑戦権だが、新か原田先生か…今巻は違う方向で息を呑む展開の連続だった。この漫画が少女漫画だったのを思い出させる恋愛要素が大きく動いて面食らってしまった(笑)新の今日まで積もり重なった想い、かなちゃんに対する内に秘めた想いを募らせる机くんと色々絡み合ってきたが、ほんとどうなるのだろう?太一達はかるたで決着でも着けるのか?先が読めない。
読了日:1月19日 著者:末次由紀
少年ノート(6) (モーニングKC)少年ノート(6) (モーニングKC)感想
表現の仕方も素晴らしいが思春期の不安定なバランス上の内情を丹念に掬いとった話は読み込ませてくれる。体の成長だったり、心の変化だったり変わっていくもの、変わらないもの。それを是か非かの答えを導き出すには一概には言えない難しさがある。その過程には行き着くための様々な苦悩、葛藤、痛みがあり、それぞれの道があり、答えが待っている。勿論、苦しみもあるが、もがき苦しんで乗り越えた先に広がって見える満ち足りた光景が眩くも美しく、力強く訴えかけてくる。うん、素晴らしい作品だ。
読了日:1月20日 著者:鎌谷悠希
ぼくらのへんたい 4 (リュウコミックス)ぼくらのへんたい 4 (リュウコミックス)感想
内容もさることながら、コマ割りの視覚的効果が活きていて紙面に引きずり込まれる魅力に溢れた漫画やな〜。遺伝的に芽吹き始めたな。確実に。真造圭伍、市川春子田中相、西村ツチカ、宮崎夏次系、ふみふみこetcと高野文子の根ざされた影響力よ。ある体系から枝分かれし、個々がまた新たな局面を迎え、進化を遂げる様は読んでいて愉しいな。内容については、歪んで、軋んで、曲がっていながらもそこに対して、どう折り合いをつけいくのかが気になるとこ。
読了日:1月21日 著者:ふみふみこ
乙嫁語り 6巻 (ビームコミックス)乙嫁語り 6巻 (ビームコミックス)感想
アミルのカルルクを思慮深く思いやる優しさが垣間見える夫婦の営みから一転、明暗分ける父・ベルクワトの襲撃には、今までにない緊迫感が生々しいまでにあって固唾を呑んで動向を見守った。遊牧民である矜持を、他部族、他人種に委ね解決しようとする父親の愚鈍さが兄・アゼルの誇り、雄々しさとお婆様の凛々しい格好良さを際立たせていた。生きていくのは厳しく、争いも起きる。だから、その中で成り立っているありふれた日常が掛け替えがなく愛おしいものだとより一層と強く感じられた。
読了日:1月22日 著者:森薫
君に届け 20 (マーガレットコミックス)君に届け 20 (マーガレットコミックス)感想
チョコを渡せなかった後悔が残っていた想いが募るバレンタインを迎えて爽子は…考えすぎてしまいうわーうわーと堂堂巡りしてにっちもさっちもゆかなくなる不器用さ。何でも上手くこなせて自身の枠組みの範囲に収まってしまう不器用さ。踏み出そうと意気込むあまり後込みしてしまう不器用さ。不器用ながらも少しずつ進もうとするみんながきらきらしてますなー。(不穏な空気もあるが…)あと、ピンは良く生徒を見ているなとまた再確認。良い先生だよ。
読了日:1月22日 著者:椎名軽穂
同人音楽を聴こう! (三才ムック VOL. 167)同人音楽を聴こう! (三才ムック VOL. 167)感想
DJ TECHNORCHのログで知る。同人だから出来ること、同人でしか出来ないことは大きい。ワールドミュージックの様々なジャンルの要素を複合させ確立していった音楽性が在るように、同人音楽は、更に日本固有のアニメ(漫画)、ゲーム文化のエスニックからも吸収し、形成し、変化を遂げて形作られる独自なる音楽である事が分かった。07年発行と情報としては、古いが現在も活躍するサークルはそれだけ力を持ったサークルともいえるし、歴史、成り立ち、サークルを知るに色々と捗る本と重宝しそうだ。こういった情報誌あまり無いからね。
読了日:1月25日 著者:
聲の形(2) (少年マガジンコミックス)聲の形(2) (少年マガジンコミックス)感想
惑い迷わされ、戸惑い困惑し、悩み苦しみ、へこんだり落ち込んだりとあちらへこちらへと行ったり来たりと忙しく動くのに、ふわふわのぐにゃぐにゃとした覚束ない足取り。未成熟で何とも頼りない痛々しい青春時代。そんな時代に戻りたいと言ったらめんどくさいので、私は遠慮しますよ。大人となったいまでは。けれども、愛おしく思えるなぁ。不器用でも不格好が出来て必死に突っかかって何かを変えようとする。将也は第一歩を踏み出しているので安心はするが…問題は他の同級生なんだよな…見るのが怖いよ。
読了日:1月26日 著者:大今良時
現代漫画博物館現代漫画博物館感想
参考までに
読了日:1月27日 著者:
あずまんが大王 全3巻 完結セット (少年サンデーコミックススペシャル)あずまんが大王 全3巻 完結セット (少年サンデーコミックススペシャル)
読了日:1月27日 著者:あずまきよひこ
宝石の国(2) (アフタヌーンKC)宝石の国(2) (アフタヌーンKC)感想
積み重ねられた幾重の層をゆっくりと捲り解きほぐすように少しずつ解明していく戦う宝石のお話は、まだまだ窺えもしえない濃く、深遠なる深部に包まれていると言うのに計り知れない娯しみが待っていると感覚に訴えかけられる。こぼれ落ちる「市川春子」の才覚の雫が紙面に広がりみせる感性には、艶やかな色っぽさに当てられ、軽妙洒脱な台詞回しに酔いしれ、表現、構図の連なりに震える。ただ…打震える。つまるつまらないじゃなくて、彼女は一線を超えまくっている。
読了日:1月28日 著者:市川春子
名探偵マーニー 4 (少年チャンピオン・コミックス)名探偵マーニー 4 (少年チャンピオン・コミックス)感想
ホームランもあれば三振もある。ホームランばかりではお話になりませんからね。宿敵登場で今後どう引っ掻き回すか。
読了日:1月30日 著者:木々津克久
げんしけん 二代目の伍(14) (アフタヌーンKC)げんしけん 二代目の伍(14) (アフタヌーンKC)感想
呼ばれた気がして…斑目に...うん…。私の中でげんしけんは初代で終結しており、二代目を読む事はしなかった。迷いを残しながら見送り続けてきたが…この表紙!この表紙を見たときにざわめきしか感じ得なかった。こんなもの手に取るしかないよ。斑目の言葉には何も言うまい。というよりは、何も言えない。ただ、ただ受け止めるしかなかった…ヘタレで最低な告白だったが、この目にしかと焼き付けたよ。一区切りつけ、終わらすことで次のステージに進めるつもりか著者は。しかし、知らない顔増えたなぁ。う〜ん斑目の為だけでも読みたくなってきた
読了日:1月30日 著者:木尾士目
8月のソーダ水8月のソーダ水感想
短文投稿サイトにて知る。地元が沖縄なので親近感を持って読み進められたが、濃淡色濃く残す海というよりは、どこまでも淡く澄み渡った清涼感溢れる青という印象が強く残った。この街が、この場所が、遠く離れた場所に存在しているというよりは、水平線の向こう側に繋がっていて、ここではないどこかにある場所であって、そこに吸い寄せられ、留まる居心地の良さと、不思議な話でありながら読者を置き去りにさせない世界観が、すっーと染み込む気持ちよさで味わい深い感触だった。とりあえず、夏に読んだ方がより一層楽しめたかも(-з-)プゥー
読了日:1月30日 著者:コマツシンヤ
Candid GirlCandid Girl感想
ひげなむちのなら余裕で抜けるっしょと勇ましく立ち向かったが無理だった。わたしも老いたものだ。非常に残念だ。
読了日:1月31日 著者:まいまいまい!
月刊少女野崎くん (4) (ガンガンコミックスONLINE)月刊少女野崎くん (4) (ガンガンコミックスONLINE)
読了日:1月31日 著者:椿いづみ

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