2015年5月まとめ

2015年5月の読書メーター
読んだ本の数:47冊
読んだページ数:8829ページ
ナイス数:235ナイス

うしおととら (11) (小学館文庫)うしおととら (11) (小学館文庫)感想
今巻は何と言ってもとらと真由子との関係性が素晴らしく花開いて双方ともに魅力あるキャラクターとして高められたインパクトのある物語であった。「ま」「ゆ」「こ」との呼び掛けと、誓いに満面な笑みを浮かべて返す真由子のこの仲には私の中で何かが崩壊した。もう、結婚しちゃえばいいのに。そして、もう一つ、さとりの物語は不器用で嘘をつくのがべらぼうに下手なうしおがついた優しい嘘が切ない。こういう話を創るの巧いな。どんどんと進むにつれて密度が濃ゆくなってきて先が益々と楽しみだ。
読了日:5月1日 著者:藤田和日郎
うしおととら 12 (小学館文庫)うしおととら 12 (小学館文庫)感想
妖大戦じゃーー。懐かしい面々が出てきて嬉しい。熱く、そして、次に溜めながらも白面の者との戦いの為、道筋が出来てきてる。ワクワク。
読了日:5月2日 著者:藤田和日郎
うしおととら (13) (小学館文庫)うしおととら (13) (小学館文庫)感想
遂に白面の者とうしおが接触かつお預け。白面の者、ただただ目力がエグい。すげー眼だけでこうか。此処までか。でも、富士鷹ジュビロも思い返して笑いそうになるので吼えろペンの罪は重い。良からぬ事を考えているノブノブさんと負けず劣らずですなぁ。あと、島津の「津゛」かな。其処は影響受けてんのかなーどんなかなぁ〜
読了日:5月2日 著者:藤田和日郎
ゲッカビジン (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)ゲッカビジン (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)感想
この人の場合、はっきりと言ってH描写なんかよりは第一に何よりも目を惹きつけるのは執念を感じさせる口淫シーンですね。ぷっくらと膨らみの暖かさを感じさせるぷりぷりな唇、ねっとりと這わせる舌、窄めた頬、男性を正面から見据え、上目遣いで見つめ、一生懸命に汁まみれになりながら頬張りしゃぶり尽くそうとする女性のエロいこと、卑猥なこと、堪らんです。感じている表情もまたいい。口は第二の性器とは良く表したエロ漫画とも言える作品ですかね。でも、少し難点を挙げるなら女性がテカリ過ぎなんだよなぁーもう少し抑えられないのかね。
読了日:5月2日 著者:イノウエマキト
駄目な石駄目な石感想
ちっさーーーーこんなに小ささに面白さが収まるのかよ。で開いたらシャープ!絵が、えらいシャープに…。すっきりしている。内容は相変わらず霞のような漫画ではあるが、前よりは日常がにじり寄って来ていて綻びを感じさせる。漫画だけど、用いる文体、文法が大好き。持ち入り方が素晴らしい。捏ねくり出してではない抜け出てきた語る文章。欲しい、この才覚が欲しいと願ったのはモリミー以来だなぁ。羨ましのう、この感性は。正直、この著者は言葉や理屈では収まりきらない大きさだからこそ説明が難しく、中々に野暮に感じられる。
読了日:5月3日 著者:平方イコルスン
うしおととら (14)    小学館文庫うしおととら (14) 小学館文庫感想
とらの出自が衝撃。マジかよ。
読了日:5月3日 著者:藤田和日郎
うしおととら (15) (小学館文庫)うしおととら (15) (小学館文庫)感想
また獣の槍造るって原料出来ても鍛治居らんやん。ギリョウ居ないけどそこは考えてなかったのかよ、妖たちは。説明が無いけどどうにかなるようになっていたのか?それよりクライマックスに向かいつつある。
読了日:5月4日 著者:藤田和日郎
キルミーベイベー (7) (まんがタイムKRコミックス)キルミーベイベー (7) (まんがタイムKRコミックス)感想
カヅホがやべぇというより編集がカヅホを抑えきれなくなってきていることがやべぇ。なんなのこの展開!氏賀Y太の漫画かよ!になる日も近い。でも、他の作品で発散しているみたいだし、キルミーではそれは無いかな。いってもハピツリかな。
読了日:5月4日 著者:カヅホ
うしおととら (16) (小学館文庫)うしおととら (16) (小学館文庫)感想
帰る場所も失って、もう、その人のやるべき事を頑張るしかないぞ、うしお。ここから見落とせない、見逃せない展開の濁流の波が押し推せる息苦しさが見失うこと是としない。
読了日:5月5日 著者:藤田和日郎
うしおととら 17 (小学館文庫)うしおととら 17 (小学館文庫)感想
とらと白面の者との因縁が分かる。憎悪という負の感情、憎しみの連鎖をどう断ち切るか。
読了日:5月6日 著者:藤田和日郎
うしおととら〔文庫版〕 18 (小学館文庫)うしおととら〔文庫版〕 18 (小学館文庫)感想
怒濤の闘いに読む手が止められぬ。名シーンの連続にくらくらする。これ、すげぇわ。濃ゆい。本当に濃ゆい。惜しみない。全然惜しまない。結実に向かって一直線に突き進むエネルギーのそのあまりの剛直さに心熱くなりながらも心寂しさが綯い交ぜに。あぁ、もう終わってしまうのだなぁと。久し振りに少年漫画を感じる。
読了日:5月6日 著者:藤田和日郎
うしおととら 19完 (小学館文庫)うしおととら 19完 (小学館文庫)感想
終わった…。終わってしまった。終わりに向かって今までの過程が意味を持ち出し、倒されるもの、倒すもの、悪と正義、陰と陽、絶望と希望、守りたいもの、守るべきもの、守っていきたいもの、守ってくれたもの、教えてくれたもの、過去現在が未来に向かって一つに集まり収束して繋がっていく。うしおととら、いいコンビだなぁ。新一、ミギー以来のいいコンビだ。一番変わったのはうしおでは無く、とらだったかも知れないな。とらの最後で最後の台詞が沁み入る。あぁ、終わった。
読了日:5月6日 著者:藤田和日郎
女子かう生(3) (アクションコミックス)女子かう生(3) (アクションコミックス)感想
女子かう生に挟まれたい……そんな日々を過ごしたい人生だった。ごめんねーまたこの子が変な感想書いちゃったみたい、戻りますよー
読了日:5月7日 著者:若井ケン
三ツ星カラーズ (1) (電撃コミックスNEXT)三ツ星カラーズ (1) (電撃コミックスNEXT)感想
よつばと!」の影響を受け、その意思を継ごうとする漫画は幾つか読んだことあるがとうとう「苺ましまろ」も登場したかと思って読んだけど、絵柄、ノリ、アングルは確かに似ている。でも、ギャグセンスやキレはまだまだ弱く感じた。だからなのか、より日常風景が表立って出ている分、よつばと!苺ましまろで割ったような印象。あんまり他作と比べてばかりもアレだが、今後この著者らしさを出していけるのかと期待して追いたいと思う。それと連載は抜かりなくお願いしたい。そこは頼むぞ、マジで。
読了日:5月7日 著者:カツヲ
ムシヌユン 1 (ビッグコミックス)ムシヌユン 1 (ビッグコミックス)感想
ドゥマンギテドゥマンギテドゥマンギテ、どぅまぎたねーどぅまぎたんだからぁ。ここにフリムンヌ漫画極まる。どぅまんぎるよ。
読了日:5月8日 著者:都留泰作
枕魚枕魚感想
忘れているだけでいつしか見て居た見知ってた奥底に眠っていたはずの脳髄からすっぽ抜け出た記憶の中に巣食う存在や整合性の取れていない夢のあの突飛もない奇天烈で不可思議なことが行われ、発生しているのにそこに妙にしっくりと確かにそうあるものなのだと現像を受け容れる腑に落ちたへんちくりんな確証たる自信と存続する産物たち…そして目覚めた時に起こる奇妙な納得のいかない居心地の座らなさの気味悪さが残るが忘れ去られていたこそばゆさも感じる居心地の良さが呼び起こされる刺激ある後味がゾクッとする。よし、枕魚再読して眠りに耽るか
読了日:5月9日 著者:panpanya
纏う透き色の 羽住都画集纏う透き色の 羽住都画集感想
初見は乙一角川スニーカー文庫での作品で、乙一を追うと同時にイラストを担当していた羽住都さんにも惹かれて画集を買おうという段になった時には、もう絶版になっていて口惜しい思いしたものでした。次の画集はいつ出るのだろう、いつ出るのだろうと手をこまねいて首を長くして待っていましたが…遂に10年振りの画集が出るという情報が舞い込んできた時には、それはそれは矢も盾もたまらずに購入する為に奔走しました。そして、見つかりました。手に入りました。読むことも出来ました。積年の募らせた想いが叶った。それで充分。感想は要らない
読了日:5月10日 著者:羽住都
ファイアスターター湯川さん (Kindle Single)ファイアスターター湯川さん (Kindle Single)感想
悪くはないのだがもう一つの後押しの足りなさが残る読後感で可もなく不可もなしな印象。これは電子書籍でしか出していないのかな。より掘り下げて連作短編集にしたら面白くなりそうだけど、この短編で主人公とパイロキネシスを操る湯川さんとの関係性、物語としてはほぼ完結しているし、広げられる範囲も限られているからなぁ。まぁいいか100円で購入出来て読み易いし。それよりも色々活動が活発になってきているようでファンとしては嬉しい限りですが、山白朝子名義では乏しいのでそこは頑張って貰いたいです、はい。
読了日:5月12日 著者:中田永一
淡島百景 1淡島百景 1感想
言葉にして表す事への難しい言い知れぬ言い難い感情の余白と余韻。その空白に何を見て、何を重ね、何を想うか。それは風景を何層に折り重ねられた情景たちで人によっては往来するものは変わり、違ったものを届けるであろう。幾つものの景、景慕、景象、暮景、烟景、景趣が押しては引き寄せる人間模様の豊かさをさらさらさらりと描き突き付ける素晴らしさと恐ろしさ。人の持ち得る淡い儚さとそこから滲み出る黒さ、重さの暗部がまたエグ味が効いていることでなかなか。でも、一番リレーまんがの商法がエグいわー他の作品も買わなくちゃーじゃん(笑)
読了日:5月13日 著者:志村貴子
ポム・プリゾニエール La Pomme Prisonniereポム・プリゾニエール La Pomme Prisonniere感想
平常運転な鶴田謙二。だが懐かしさも感じた。久しぶりにこういった漫画を読ませて貰ったからか。フルカラーでこの世界に酔い痴れたいなら画集のひたひたもどうぞ。しかし、何で石黒正数寄稿したんだ、好きなのか、仲が良いのか。
読了日:5月14日 著者:鶴田謙二
となりのロボットとなりのロボット感想
物語も重要だがSFと百合を絡めて指し示す一つのカタチとして百合作品としてある種の位置付けとして語らていく作品になるのではないだろうか。SFとしてのロボットが獲得していく人らしさと心。「好き」という感情の定義とその問答。何故に好きになるのか?惹かれるのか?突き動かせられるのか?その過程で得られるまでロボットと人の差異から生じる好きという認識の差異が切実に迫り、その隔たりから生じる辛苦な境遇が胸を締め付け、そして、その隔たりさえも越えた先にある混じり気のない純粋な愛情は百合的な観点とも併せて見事に昇華した出来
読了日:5月15日 著者:西UKO
となりの関くん 7 (MFコミックス フラッパーシリーズ)となりの関くん 7 (MFコミックス フラッパーシリーズ)感想
もう開いてそでの部分で関くんの遊びに対して感心を示している時点で決していますね。前から遊びに対して参加はしていたが、7 巻では横井さんありきになっている遊びも出て来て1人遊びが2人遊びになっている。それでも負けるな横井、頑張れ横井。
読了日:5月15日 著者:森繁拓真
ショートパンツの女の子の発育が良すぎる件について (TENMA COMICS LO)ショートパンツの女の子の発育が良すぎる件について (TENMA COMICS LO)感想
僕が決めるロリ巨乳四天王でイコール、ほかまみつり、Noiseの各先生方が安定して鎮座されておられるのだが、あと一人がどうにもなかなかに埋まらない。このままじゃおちおち死んでられないと心残りに思っていたけど、もうこれ今際の際まで決まらないままに逝けた…イケた方が老後の愉しみなるかも知んないと思いましたとさ、はい。今巻はメガネ成分無しで−1「これを見てくれ」と言ってイチモツを見せるで−1で前作よりは微妙な評価になりますね。
読了日:5月15日 著者:Noise
NOW-中村佑介画集NOW-中村佑介画集感想
四畳半や夜は短し歩けよ乙女から多数の収録が嬉しい。デカい、果てなくデカい。そして、重み。いいね。それ町公式同人誌なんてあったのかと驚きつつもそのイラストには見入ってしまった。AKIRA金田のバイクね。うんうん。やっぱり横顔は見惚れる。その横顔とタモリさんの似顔絵のコラボレーションが妙な目新しさ、正面からのサングラス姿の印象が強かったから変な浮遊感のある感じ。あと、今後気になるのはカスヤナガトが第二画集出す時には本の体裁をどのように整いて出版するのかを当方は関心寄せております。
読了日:5月17日 著者:中村佑介
罪×10(2) (ガンガンコミックスONLINE)罪×10(2) (ガンガンコミックスONLINE)感想
マジかよこいつ1巻のノリのまま2巻も終わらせやがった。クックックッ面白い、その威勢とやらがどこまで続くのか見させてもらいますよ。メガネクイッ
読了日:5月19日 著者:山内泰延
オトメの帝国 2 (ヤングジャンプコミックス GJ)オトメの帝国 2 (ヤングジャンプコミックス GJ)感想
最高、どの子も可愛くてどのペアも最高。もう、ほんと有難うございます。
読了日:5月20日 著者:岸虎次郎
オトメの帝国 3 (ヤングジャンプコミックス BJ)オトメの帝国 3 (ヤングジャンプコミックス BJ)感想
エロスが爆発。寸止めなのにこんなにエロいって天才かよ。この巻ヤバい。エロと青春の混ざり具合が素晴らしい。
読了日:5月20日 著者:岸虎次郎
オトメの帝国 4 (ヤングジャンプコミックス)オトメの帝国 4 (ヤングジャンプコミックス)感想
このにやけさせる天才!!!
読了日:5月20日 著者:岸虎次郎
オトメの帝国 5 (ヤングジャンプコミックス)オトメの帝国 5 (ヤングジャンプコミックス)感想
背徳感、罪悪感が産み落とすエロティシズムと妄想とフェチな眼差しが光る隙間、瞬間に埋め込まれた官能的で刺激ある描写が堪んないっすね。ただのエロじゃないですよ、じゃないんですよーこうエロエロしているんじゃなくて、こうエロいことに対して負い目や気恥ずかしさを抱いていた初々しさのこれはイケナイコトでないのかと思いつつも塞き止めることのできない欲望とか切なる欲求とか衝動的に湧き上がる、込み上げてくる意識していなくとも意識せざるおえないタブー薫る変態性が百合、思春期と混ざり合って最高。岸虎次郎好き。大好き。もう抱いて
読了日:5月20日 著者:岸虎次郎
新世紀エヴァンゲリオン ピコピコ中学生伝説 (1) (カドカワコミックス・エース)新世紀エヴァンゲリオン ピコピコ中学生伝説 (1) (カドカワコミックス・エース)感想
ぴったりのBGMがあるので、これで https://soundcloud.com/yzyx/cruel-angels-thesis-game-boy内容はなんというか悪ふざけ、悪ノリで漏れなく過不足なく駄目だこいつら…早くなんとかしないと…と感じるキャラたち、世界観は清々しい程のぶっ壊れ具合でどういう顔をすればいいかわからないままに飲み込まれました。もうその崩壊っぷりは寧ろ気持ち良い潔さ。既存のイメージを覆すキャラ達に笑っちゃ駄目だ笑っちゃ……と思いつつもつい声に出して笑ってしまうギャグ漫画如何ですか?
読了日:5月23日 著者:河田雄志,行徒
ゴールデンカムイ 3 (ヤングジャンプコミックス)ゴールデンカムイ 3 (ヤングジャンプコミックス)感想
スリリングな展開にショツキングなアイヌ料理の調理法が並ぶこの作品も3巻になっても面白さは損なわれず、どんどんと過熱し入り乱れる思惑、陰謀、野望に流れ出ては飛び散る強者どもの野心溢れ、蠢き立つ血なまぐさい渇望に差し込まれる顔芸とアシリパの愛らしさで洗い流される非常にメリハリの効いた痛快さが良いですねー。生きとしていけるものを頂くという事に与する命を繋げる尊厳さと事を成し遂げよう命を懸けてでも遂げようとする覚悟を決め、渾然と燃え上がらせて命を焼き尽くさん限りに立ち行く男の格好良さが映えていた。やっぱり面白い。
読了日:5月24日 著者:野田サトル
JA~女子によるアグリカルチャー~ (7) (カドカワコミックス・エース)JA~女子によるアグリカルチャー~ (7) (カドカワコミックス・エース)感想
ジジイの恰好良さにすべて持ってかれた。
読了日:5月25日 著者:鳴見なる,唐花見コウ
JA ~女子によるアグリカルチャー~ (8) (カドカワコミックス・エース)JA ~女子によるアグリカルチャー~ (8) (カドカワコミックス・エース)感想
この最終巻の表紙より1巻の表紙が最終巻していて笑った。お疲れ様でした。次の農業漫画はピクピクン先生が描く漫画が楽しみだったりします。
読了日:5月25日 著者:鳴見なる,唐花見コウ
マシカク・ロック (マーガレットコミックス)マシカク・ロック (マーガレットコミックス)感想
綺麗なロック。綺麗だなぁ、あぁ綺麗だ。ぶっ壊してやりたい程に。持たらざるものと持ち得るものの違いか。憎悪の欠片もない。不自由も抑圧も弾圧も不条理ももろもろ無い。ただただ爽やかにキラキラと眩く輝く素敵でセンチメンタルな空間。渡辺カナは嫌いじゃないけどこの作品は鼻に付いた。綺麗過ぎたのだな。他の作品なら全然良いんだけど。しょうがないね僕の音楽プレーヤーはファックやマザーファッカー叫んでるししょうがないね。
読了日:5月25日 著者:渡辺カナ
クローバー (IDコミックス)クローバー (IDコミックス)感想
濃ゆくなくけれども薄くなくも甘過ぎずもせず軽くほどけとける甘さと切なさで引き締められた魅力ある後味が素晴らしくて良い。
読了日:5月26日 著者:乙ひより
岡崎に捧ぐ 1 (コミックス単行本)岡崎に捧ぐ 1 (コミックス単行本)感想
涙を禁じ得ない。ピコピコ少年よりこちらの世代の方が断然に近いので小学生の頃に流行ったエポックメーキングな数々のおもちゃたちは堪らないものがある。無いものあったが、ミニ四駆、ビーダマン、ハイパーヨーヨー、たまごっち、デジモンポケモンなどとか、フルーチェ学校の怪談とか文房具もあったなぁ。色んな消しゴム、かみつきばあちゃん…。金色がヤベェんだよなぁ。今思うと友達の家に行って遊んで知る事も学ぶ世界もあったあったんだよ。80年代の漫画家が増えてきたのが悔しくも嬉しくて頑張って欲しい。誇らしく思う。頑張れ!
読了日:5月26日 著者:山本さほ
働かないふたり 4 (BUNCH COMICS)働かないふたり 4 (BUNCH COMICS)感想
段々と春子の輪郭が丸みを帯びてきて角が取れてますますと微笑ましく見守りたくなる庇護欲を掻き立てるのびのびとしたダメで立派な存在感がある。お兄ちゃんも変わらずに茶目っ気ある悪戯心あるエニートだし、そんな子供達を優しく見守る父親と厳しく諭す母親の生活にお隣さんの倉木さんや兄の友達が加わって徐々に広がりを見せる中でもやっぱり兄妹中心の話は安心感あるほのぼので癒し効果。でも、いつ働き出すんだろう。千葉県からニートが立候補していたけどお兄ちゃんもいずれしたら面白そう。なんてたってエニートだし、そういう目をしている。
読了日:5月27日 著者:吉田覚
日々ロック 6 (ヤングジャンプコミックス)日々ロック 6 (ヤングジャンプコミックス)感想
2巻を越える衝撃、衝動はもう感じられなかったが、サクセスストーリーと謳っていたのだから垢抜けさせずに泥臭さ、青臭さを残しながら登り詰めさせるのは難しい。黎明期に勝るものは無し。見えない大きな敵に向かって闘うものからあの人のために伝えたい、届けたいものに変質していったのでこじんまりとした感じを受けたが、どちらも切っては捨てられない存在ではあるので悪くは言えないが、もう少し、もうちょっと読んでいたかった。それと著者が燃え尽きてないことを祈る。次も楽しみにしているから頼みます。
読了日:5月27日 著者:榎屋克優
ふらいんぐうぃっち(2) (講談社コミックス)ふらいんぐうぃっち(2) (講談社コミックス)感想
前巻より魔女の要素が上がってきてこのまま上がっていくことを期待している。日常ものの難しさというのも存在するのでしょうがなくはないが、日常ものとしたら物語の起伏の付け方や見せ方が淡白な印象をどうしても受けてしまうので魔女要素や田舎ライフがもっと起爆剤になればいいと思う。取り敢えずもう一度ケモミミとかケモミミやらケモミミを入れればいいと思うよ。
読了日:5月27日 著者:石塚千尋
ふらいんぐうぃっち(3) (講談社コミックス)ふらいんぐうぃっち(3) (講談社コミックス)感想
可愛いはあるけど萌えは薄いって感じかな。今時、萌えというのもアレですけれども…。いや、違うんですよ。自分はケモノを望んでいたのに獣が出て来たことについてでは無くてですね、でも、頷くキツネさん可愛いかったねーねーけれども、獣はキツイっす。自分キツイっす。空を放浪するクジラの話が良かった。あと、圭の料理に対するひと工夫が地味に試したくなる。良いお嫁さんになりますよ、彼は。
読了日:5月28日 著者:石塚千尋
蟲師 特別篇 日蝕む翳 (KCデラックス アフタヌーン)蟲師 特別篇 日蝕む翳 (KCデラックス アフタヌーン)感想
新作出ててたのかよ、言ってよ〜分からないまま来てしまった新作となる蟲師ですが、余りの久し振りさにたどたどしく読み始めたが程なく思い出す蟲師と蟲の纏わる世界に引き込まれました。前編と後編に分かれた日蝕に纏わる話。日蝕に騒めき現さなかった存在が動き出す蟲に絡む日蝕の今となっては薄まってしまった畏怖する現象であった鮮烈なる記憶とその解決の糸口になる数奇な運命を辿った双子の流転する関係性とその関係性に覆い重なる影と光を含み表した対比が見事でした。次の新作も楽しみです。
読了日:5月28日 著者:漆原友紀
波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンKC)波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンKC)感想
作者買いなんで内容は其れ程に値踏みはしないで買ったのでまさかラジオが舞台とは。もうね、はっきりと言わせてもらいますけどね、これめちゃくっっっっそ面白い。話や物語とかの面白味も確かにあるがこの表紙を飾る鼓田ミナレの掻き回すパワフルさが最高かつ素晴らしい。口の悪い毒舌、横暴さにスカッとする真心。これよ、これぞラジオDJ。でも、1巻はカレー屋の切り盛りをしているという意味の分からなさ(笑)
読了日:5月28日 著者:沙村広明
内向型を強みにする内向型を強みにする感想
3000冊目登録本。3000冊目にふさわしいと思わんかね(いや思わないわけがない)私は強迫性(回避性≒スキゾ)パーソナリティ障害の気質を多分に含んでいるみたいなので内向型もクソもないんですが、この社会は外向型の人で回ってるし、中心として動いている。だからと言って内向型は決して外向型になる必要性はないし、ある必要性は必ずしもない。内向型である事実を受容し、そうであることに対して否定ないし否認してはいけない。寛容であるべきである。恥ずべきでもそれが悪いというべきでもないのである。
読了日:5月30日 著者:
マンガで分かる心療内科  アドラー心理学編 (ヤングキング・コミックス)マンガで分かる心療内科 アドラー心理学編 (ヤングキング・コミックス)感想
シーモア無料版。やだ、このアドラー先生恰好良い抱いて。ギャグを多く取り混ぜサクッと読めて大まかな概要が分かる漫画。一時期アドラー関連本がアホみたいに出版されてたけどあれは何だったんだろうな。謎である。前は途中までしか載ってなかったけど、アドラー心理学Wikipediaのリンクにこの漫画が貼られているので興味がある方はご購入の参考に覗くのも良いでしょう。でも、リンク貼られているけどあれは良いのか、真面目の方に怒られはしないのか(笑)
読了日:5月30日 著者:ゆうきゆう・原作,ソウ・作画
蟲師 外譚集 (アフタヌーンKC)蟲師 外譚集 (アフタヌーンKC)感想
読んだことのある人が豊田徹也今井哲也しか居なかっ…あら、やだテツヤ繋がり、たので蟲師が持つ世界観とその執筆者が持ちている世界観の溶け具合の判別がつかないのもあるので判断が難しいものがあるが、熊倉隆敏が描く蟲師が原作に准ずる近さが一番あったのかなぁーと感じた。それを初めに持ってくる優しさね。読んだことない執筆者で好きなのは…っと言っても5人しか居ないので限られるが、吉田基巳が良かった。そろそろこの人の作品も読みたいと思う。
読了日:5月30日 著者:芦奈野ひとし,今井哲也,熊倉隆敏,豊田徹也,吉田基已
月影ベイベ 4 (フラワーコミックスアルファ)月影ベイベ 4 (フラワーコミックスアルファ)感想
盛り上がってまいりましたーーーースロースペースながらも気持ちに気づき始めた光の淡い恋心に引き裂かれるような嫉妬の揺れ動きが引き込ませる。この片想いは届くのか?気が気でならい展開。
読了日:5月31日 著者:小玉ユキ
彼とカレット。3彼とカレット。3感想
大体イケダがセクハラ→ボコられるというスタイルが主流の四コマなんですが…見てくださいよこれ、もう表紙から分かるでしょイケダの変態行為が。スッとね、スッとイスとして忍ばせてくる飽くなき勤しむ変態行為ね。そして、その後にボッコボッコにされる姿が目を瞑らなくても浮かびます、もうそれぐらいまでに完成され尽くされた様式美なんです。でも、男性陣はロボも犬も留学生も居ますけど惜しむらくは何奴も変態という誠に残念ですが、そこが素晴らしく思います。今巻読んで感じたがミヤの友達のタマちゃんの今後の方向性が非常に楽しみです。
読了日:5月31日 著者:tugeneko

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