2015年10月まとめ

2015年10月の読書メーター
読んだ本の数:35冊
読んだページ数:5528ページ
ナイス数:160ナイス

夕方までに帰るよ (モーニング KC)夕方までに帰るよ (モーニング KC)感想
これが連載デビュー作なのか。「変身のニュース」よりどちらかと言うと物語も表現も何処か地に足のついた話運びで奔放さが薄いものの所々インパクトあるコマや台詞が宮崎夏次系らしさを感じさせる。著者が87年生まれと年齢が近いせいかえんぴつ削りの形状とか主人公の靴とかの小物に妙な親近感がわく。家族神話の崩壊、鬱屈としたあの空気、コミニュケーションが不能化する中にそれでも拭い捨てきれないほんの些細な展望をえがく未来。 ちっぽけな希望だけどその分削ぎ落とされた先に集め残った希望を尊くも信じてみたくなってみるのさ。
読了日:10月1日 著者:宮崎夏次系
セトウツミ 4 (少年チャンピオン・コミックス)セトウツミ 4 (少年チャンピオン・コミックス)感想
前巻は私的にあんまりだったけど今巻はよく嵌った。例えツッコミが冴え渡っていてつい笑ってしまった。内海の瀬戸に傾ける絶服の信頼を窺わせる第27話に出てくる「待ってもうすぐ…スーパースターが来るから」のセリフには思わずピンポンのペコとスマイルを思い浮かべた。セトウツミのBL記事でチラッと見たが今巻の腐回はこの話でしょうね。お気に入りの例えツッコミは「ほんでお土産なんなん ヘアワックスや 全国展開で買えるやつやん 10個まとめ買いしてんけど 中国の富裕層か お前」「アルジャーノンに花束をみたいに言うなや」
読了日:10月2日 著者:此元和津也
3月のライオン 11 (ジェッツコミックス)3月のライオン 11 (ジェッツコミックス)感想
そうするべきしかなかった。原風景は同じ。だが、捨男とは大きく違うのはそこから目を背けて逃げたか目を背けずに立ち向かったかの違い。青年が今大人になろうとしている。帰れる居場所を守ろうと救おうと闘っている。闘う人たちの進もうとする一言一言が奮い立たせます。でも、この巻の将棋に対する零の姿勢が如何にも道具として扱っているのが解せない。生き様としての将棋指しであって欲しいが、今後の展開と併せてどう立つゆくのか目は離せない。しかし、ひなちゃん…恐ろしい子ッ!ここまでとは…そりゃあかりさんも目をひん剥くわ。
読了日:10月5日 著者:羽海野チカ
ヴォイニッチホテル 3 (ヤングチャンピオン烈コミックス)ヴォイニッチホテル 3 (ヤングチャンピオン烈コミックス)感想
あぁ10年の歳月が流れていたのですね。最初の最初から追っていた方々には寄りとして感慨深さも一入ではないでしょうか。奇妙奇天烈で混沌とした世界と人物で構築された漫画なのに綺麗に収められた最後は何処かうら寂しく儚げでいて素っ気ない佇まいなのにこれで良かったとも思える申し分ない慈しみが残る充足感にすんなりと浸れてしまえるもんだから何とも言えないね。いい締めでした。有難う御座いました。
読了日:10月7日 著者:道満晴明
かふん昔ばなし1 (MFC)かふん昔ばなし1 (MFC)感想
最近年代が近い世代のエッセイ漫画が増えたのでダイレクトにあるあるネタが響く。かふんの幼少期の容赦のない嘔吐率が高い虚弱体質に若干引きつつも小学生編に入ってからのまさに馬鹿な男子といえるまでに成長した話の数々はクスッとする。著者はラブひなだったけど私の場合は「爆骨少女ギリギリぷりん」とか「オヤマ!菊之助」でオギオギしていたな〜あと、ホラーテイストものもあるがかふんの母親が強すぎて霞むという笑ったらいいのか怖がったらいいのかわからない強烈さ。本書では妙にエロいお姉さんキャラ成分が無いので違う形での出版待たれる
読了日:10月8日 著者:かふん
ジークンドー G=ヒコロウ×雑君保プ×道満晴明競作集 (IDコミックス REXコミックス)ジークンドー G=ヒコロウ×雑君保プ×道満晴明競作集 (IDコミックス REXコミックス)感想
3人とも気が触れていて3人ともいい。1番フツーかなと思い込んでいた雑君保プが思いのほかヤバかった。昔軽く読んだ時はこんな感じではなかったのだがな。ゲーメストに関わった漫画家は独自性のノリを持っておる。ヒラコーも居たし古葉美一(氏賀Y太)も居るしな。
読了日:10月9日 著者:道満晴明,G=ヒコロウ,雑君保プ
究極超人あ〜る(1)【期間限定 無料お試し版】 (少年サンデーBOOKS)究極超人あ〜る(1)【期間限定 無料お試し版】 (少年サンデーBOOKS)感想
文化系サークルの先駆的漫画と伝聞いていたが驚くほどゆるい。時事ネタやパロネタが散りばめられているみたいだが私には皆目見当つかないのが多いですが、それが面白くないという印象は残らず恙無く読める。ノリに関してはまだ掴みかけている。
読了日:10月10日 著者:ゆうきまさみ
究極超人あ〜る(2)【期間限定 無料お試し版】 (少年サンデーBOOKS)究極超人あ〜る(2)【期間限定 無料お試し版】 (少年サンデーBOOKS)
読了日:10月10日 著者:ゆうきまさみ
究極超人あ〜る(3)【期間限定 無料お試し版】 (少年サンデーBOOKS)究極超人あ〜る(3)【期間限定 無料お試し版】 (少年サンデーBOOKS)感想
今となってはそれが当たり前だけどこの頃だと革新的なことでしょう現象が起きている。
読了日:10月10日 著者:ゆうきまさみ
ぱらのいあけ〜じ (キャノプリCOMICS)ぱらのいあけ〜じ (キャノプリCOMICS)感想
エロ漫画家の話ではあるので下品な言動はあるものの行動原則は至って真面目で取り組まれた漫画話は興味を引かれた。紙媒体とwed漫画での視線誘導の違い、縦ロールで読む形式でダ・ヴィンチ恐山の哲学ゾンビを題材にした漫画を思い出して緻密に計算されたコマ割りであったのだと殊更に実感しました。あと、おっぱいバンザイ!おっぱいは偉大なり。
読了日:10月10日 著者:クール教信者
×××のゴアちゃん (メガストアコミックスシリーズ No. 279)×××のゴアちゃん (メガストアコミックスシリーズ No. 279)感想
国民クイズとか菜々子さんとか元ネタがいちいち細かくて濃ゆ過ぎなんだよ。胸焼けするわ。あと、この人の漫画は言葉のサラダみたいな説明の部分を完全に除去された形の断片的で羅列されたネタが散漫としていて、またネタも一コマ一コマに圧縮して濃密にこれでもかと詰め込まれているから恐ろしいほどカオスで非常に体力使う。然しここまで破茶滅茶に描ける漫画家も少なかろう。
読了日:10月10日 著者:Gヒコロウ
ボクの女子力はあの娘のパンツに詰まっている。 1 (バンブーコミックス)ボクの女子力はあの娘のパンツに詰まっている。 1 (バンブーコミックス)感想
牛乳のみおの「女子小学生はじめましたP!」といい勝負のパンツ漫画であった。作風、画風も相通ずるところあるし。パンツはこちらの方がランジェリー感は強いが…。大体パンツを履いって男子力を出すという名の吐精なんだが、何だろうな漫画界隈における男子力、女子力というのは頻尿器から出るものなのか。
読了日:10月10日 著者:柚木涼太
レストー夫人 (ヤングジャンプコミックス)レストー夫人 (ヤングジャンプコミックス)
読了日:10月10日 著者:三島芳治
加納家の事情 新装版 上巻 (IDコミックス REXコミックス)加納家の事情 新装版 上巻 (IDコミックス REXコミックス)
読了日:10月10日 著者:小石川ふに
加納家の事情 新装版 下巻 (IDコミックス REXコミックス)加納家の事情 新装版 下巻 (IDコミックス REXコミックス)感想
この先恋人や伴侶が出来ようともこのような妹達に出会うことも出来ることも無いであろうという真実に、摂理に、現実に枕を濡らさない日は無いでしょう。
読了日:10月10日 著者:小石川ふに
干物妹! うまるちゃん 1 (ヤングジャンプコミックス)干物妹! うまるちゃん 1 (ヤングジャンプコミックス)感想
うまるちゃんのもーいっかい!〜Daft Punkといっしょをメビロテで聞いていたら無性に見たくなったもので。1日10回以上はU・M・R!U・M・R! UMA ぢゃないよ う・ま・る!の声とうまる会議のGIFを見ないと1日しっくりこないまで中毒症状は出ている。えー原作で思うことはサンカクヘッド掴んだな、繋げたなと…っと。可愛いは正義。海老名ちゃんは大正義。妹はジャスティス。いずれ折を見てアニメも観たい。
読了日:10月13日 著者:サンカクヘッド
トクサツガガガ 4 (ビッグコミックス)トクサツガガガ 4 (ビッグコミックス)感想
閉じちゃった世界、内的、自閉的、人とのそのものの関わりの深度、度合いによって違うが「オタク」と呼ばれる人種。グルメ漫画も多いが最近はオタクを扱った漫画も増えて一定数存在していて"好き"に対するアプローチも十人十色。娯楽として純粋に楽しむ為だけの好きなのか、呪詛にかけられた好きなのか、刻まみ築かれたそれはもうその人を形づくったものとしての癖として取り除くことの出来ないLifestyleなのか…。また最近リア充オタクなるものもメデイアに取り上げられていましたね。それな。
読了日:10月14日 著者:丹羽庭
野田ともうします。(6) (ワイドKC Kiss)野田ともうします。(6) (ワイドKC Kiss)感想
多分、初期の頃と比べると野田さんの濃さは他のキャラたちによって若干マイルドになっているが、そこは野田さんで埋没はしていない。あと、久し振りに読んだからというのもあるだろう。違う方向性から男性観が噛み合う対照的な二人の関係性が非常に良かった。ボタンの話やお客様の声弁慶の話もらしさが効いていて質は落ちていない。
読了日:10月16日 著者:柘植文
百万畳ラビリンス  上巻 (ヤングキングコミックス)百万畳ラビリンス 上巻 (ヤングキングコミックス)
読了日:10月16日 著者:たかみち
百万畳ラビリンス  下巻 (ヤングキングコミックス)百万畳ラビリンス 下巻 (ヤングキングコミックス)感想
アドベンチャー系漫画における探究心や冒険心を煽る作品というよりは寧ろ主人公の礼香の類稀なる好奇心が前面に押し出される形としての冒険活劇でそこに面白さがあった。彼女にとって現実世界は狭く窮屈でこのダンジョンでは生き生きとその持ち得る気質を存分に自由に振る舞う様は読んでいて気持ちがよく、またその行動に驚かされつつも感心して次第に惹き込まれていった。そして、その知的好奇心の先にある答えと共に物語が二転三転と転がるように広がっていき、結実を迎え、収束していく展開に繋がっており期待以上の満足度があった。
読了日:10月16日 著者:たかみち
今日のあすかショー 4 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)今日のあすかショー 4 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)感想
カワイイ子が清く正しく全人類を席巻しKawaiiで統治されるユートピアはまだ来ない。
読了日:10月16日 著者:モリタイシ
3月のライオン 手帳&フリクションボールノック付き限定版 11 (ジェッツコミックス)3月のライオン 手帳&フリクションボールノック付き限定版 11 (ジェッツコミックス)
読了日:10月17日 著者:羽海野チカ
僕らはみんな河合荘 7巻 (コミック(YKコミックス))僕らはみんな河合荘 7巻 (コミック(YKコミックス))感想
いや〜危なかったですねぇ。このままモヤモヤしていたら一揆を起こした農民に扮してタマキン狩りを起こす気構えでしたけど無事に元鞘に戻って一安心って所ですけど、焦ったくも初々しくって不器用で危なかしいけど一つ一つ乗り越えて歩み寄っていく二人の関係には如何してもにやけてしまう。何よりもジェラシーに駆られた先輩が普段見せない行動、言動の可愛さの破壊力はすざましいもので御礼と共に駄目だこいつら早く何とかしてくれと願い、それを着実に邪魔する真弓さんが滅茶苦茶大好きです。もし読者が…許してくれる、なら…シロさん弄りを…
読了日:10月17日 著者:宮原るり
みちくさ日記 (tourch comics)みちくさ日記 (tourch comics)感想
読メで知る。読んでいて顕著な認知障害もまた幻覚、被害妄想も無いし何方かというと薬の副作用による症状の方が描かれているのでこの方ほんとに統合失調症なのかと感じたが、まさかの診断結果に落ち着いたのには驚いた。こんなことあるのか。思いもかけず貼られることになったレッテル。そして、それに伴い彼女の人生に落とす影。そんな中で描くことにしたこの漫画は作品ととしては所々文字が滲んでいたり、4コマの枠線はぐにゃぐにゃに歪んでいて、色の着色もたまに枠からはみ出たりと不安定で、絵も決して巧いとはいえない不器用な絵柄で
読了日:10月21日 著者:道草晴子
秋津 2巻 (ビームコミックス)秋津 2巻 (ビームコミックス)感想
本当にくそサイコーな漫画だけど話題にのぼらないのが不思議。あぁくそーもう本当におわちゃうのかーまだまだ続けられそうなのが惜しいのになぁ。言葉のチョイスや台詞回しが比類なくエスプリが効いていて、またキャラたちは大体がアレで変でおかしくてどうしょうもなくダメな人が多いけど、それが妙に人間臭くて愚かしくも駄目なのにそこがとっても愛おしくて、巻き込まれる人達の悲喜交交な劇中も味あい深く人間賛歌としての肯定感にも繋がていく着地が心地よくもつい笑いが抑えられない面白味が至高であった。しょがないじゃないかダメ人間だもの
読了日:10月22日 著者:室井大資
パーソナリティ障害の診断と治療パーソナリティ障害の診断と治療感想
「本棚」を見ればその人の人柄がわかるという格言をもとに何に惹かれ、何を求めたかの特徴性、嗜好性、志向性としての識別符号であるビーコンを打ち付け、自己探求、自己言及、自己対話、自己の同定を追究する為に読メの本棚をデバイスとして機能させ、書物を通じて見た自己をこのHolonに通し、表出させ、役割を与えた訳だがお陰で一側面的なパーソナルデータの可視化に繋がったかと。それと、障害というカテゴライズに埋め込ませ閉じ込ませ狭めさせるものではなく、向き合わせ受け容れた先への広がりに繋げるような治療姿勢が大切だと感じる。
読了日:10月23日 著者:ナンシーマックウィリアムズ,NancyMcWilliams,成田善弘,神谷栄治,北村婦美
第七女子会彷徨 (6) (リュウコミックス)第七女子会彷徨 (6) (リュウコミックス)感想
最初の話で見たこともないキャラが平然と居て前巻から読むのがかなりの間が空いていたので私の頭の記憶が失念しているのかと思いきゃ最後の最後で思わずにんまりとさせるオチには感嘆とする。SFとも違くSF(少し不思議)とも違い、日常ものとも違くて、またホラーと括るにも違うような印象はあるがちゃんと恐怖心が湧く怖さもありいのでジャンル不問の摩訶不思議な感覚が味わえる漫画になっていた。
読了日:10月24日 著者:つばな
第七女子会彷徨 7 (リュウコミックス)第七女子会彷徨 7 (リュウコミックス)感想
まるまる一冊を使った長編作品に仕上がっているのだがこの方はやはり短編の方が映える。長編になると冗長に感じてしまう。鼻水強し。
読了日:10月24日 著者:つばな
第七女子会彷徨 8 (リュウコミックス)第七女子会彷徨 8 (リュウコミックス)感想
ぐらぐらの不安定さに一本筋の通った話の筋道があるからより薄気味悪いというよりもたちの悪い面白さが良いのか悪いのか。
読了日:10月24日 著者:つばな
ふらら一人でできませんっ(1) (アクションコミックス)ふらら一人でできませんっ(1) (アクションコミックス)感想
漫画家がtwitterでよく挙げていたので読んでみた。要介護ヒロインの爆誕。トイレすらままならない、自販機のジュースも買えないとか来るとことろまで来たな。庇護欲、独占欲の願望を詰めて詰め込んでふららが出来、これが一般的に受けたら流石に末期だろうと感じる。
読了日:10月25日 著者:渡邉ポポ
だがしかし 1 (少年サンデーコミックス)だがしかし 1 (少年サンデーコミックス)感想
おっぱいアイスが出て来たのでもう満足です。そして、飛び散らさせたのにも作者分かってらしゃる。あれね、程よく揉みしだきながらガバッといってちゅーちゅー吸わないとやられますからね。今考えなくてもあれ程の卑猥な駄菓子ないよなぁー。この作品読んで昔のことに思い馳せながら純朴な少年は邪な大人になった事に気付いたよ。フエラムネが20年歳月を掛けて成長を遂げたように。何故かフエラムネをフエラ/ムネで区切って空目してた。紅葉合わせの隠語かな。母さん、僕の純情は、どこにいったんでしょうね?知りません。
読了日:10月25日 著者:コトヤマ
だがしかし 2 (少年サンデーコミックス)だがしかし 2 (少年サンデーコミックス)感想
読むと駄菓子が食いたくなる。と同時に昔の思い出が紐ずけで思い出される刺激が面白い。大体、食べてきた駄菓子が出て来てるが地域差が出るのか面白ボーイの代わりに此方の地域はミッキーが覇権を握っていたので地域限定の駄菓子も今後出て来るのか出て来ないかは楽しみの一つ。駄菓子あるあるや薀蓄も絡めつつも女の子の可愛さも存分に描けてるし、ヒロインがアホな子なのも好い。
読了日:10月25日 著者:コトヤマ
ベアゲルター(2) (シリウスKC)ベアゲルター(2) (シリウスKC)感想
見えてなかった背景が綻び始め、点だったものが繋がっていく爽快感と全体像が浮かび上がって見える物語りのドライブ感にはアドレナリンがドバドバ出る。そして、思惑に絡まっていく女性たちが抱えた虐げられたか弱き過去とそれに抗うように毅然たる強情さをもって叛逆の狼煙が立ち籠め始める展開の疾走感がめちゃくちゃサイコーではちゃめちゃに面白い!でも、面白いけど刊行ペースが遅くて登場人物を忘れてしまうのが難点。もうちょい刊行ペースを早くしてくれ。
読了日:10月27日 著者:沙村広明
プリマックス 1 (ヤングジャンプコミックス)プリマックス 1 (ヤングジャンプコミックス)感想
最初、読む気は起きなかったけど読んでみると胸を射抜かれる形で読破してしまった。描いてあることは「男子高校生が女装して踊るだけ」という本当にそれだけなのに読ませてしまう勢いと流れに乗りに乗りまくったハイテンションで説き伏せる力技には素直に感服する。無軌道で無秩序で何が飛び出すかわからない。寧ろ分かろうとすることすら無意味に感じてしまう。つべこべ言わず語らずして赴くままにこのカワイーを体感しろ‼するが良しという圧倒的力量が堪りませんでした。あとは、ワルコはどれだけ毒霧好きなんだよ、グーレトムタかよ。
読了日:10月31日 著者:蒼木雅彦
プリマックス 2 (ヤングジャンプコミックス)プリマックス 2 (ヤングジャンプコミックス)感想
途中まで読んでもういいかなと思いましたが、最後の「フンフンフンフンフンフン」でまたしても胸を射抜かれたので次巻も切実に読みたい。この漫画の説明はソルティー・シュガーもしくはみどりのマキバオーを歌って踊れるアイドルの話で良いのかな?それと同時にブルハのながれものを思い返したよ。
読了日:10月31日 著者:蒼木雅彦

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