2015年10月まとめ

2015年10月の読書メーター
読んだ本の数:35冊
読んだページ数:5528ページ
ナイス数:160ナイス

夕方までに帰るよ (モーニング KC)夕方までに帰るよ (モーニング KC)感想
これが連載デビュー作なのか。「変身のニュース」よりどちらかと言うと物語も表現も何処か地に足のついた話運びで奔放さが薄いものの所々インパクトあるコマや台詞が宮崎夏次系らしさを感じさせる。著者が87年生まれと年齢が近いせいかえんぴつ削りの形状とか主人公の靴とかの小物に妙な親近感がわく。家族神話の崩壊、鬱屈としたあの空気、コミニュケーションが不能化する中にそれでも拭い捨てきれないほんの些細な展望をえがく未来。 ちっぽけな希望だけどその分削ぎ落とされた先に集め残った希望を尊くも信じてみたくなってみるのさ。
読了日:10月1日 著者:宮崎夏次系
セトウツミ 4 (少年チャンピオン・コミックス)セトウツミ 4 (少年チャンピオン・コミックス)感想
前巻は私的にあんまりだったけど今巻はよく嵌った。例えツッコミが冴え渡っていてつい笑ってしまった。内海の瀬戸に傾ける絶服の信頼を窺わせる第27話に出てくる「待ってもうすぐ…スーパースターが来るから」のセリフには思わずピンポンのペコとスマイルを思い浮かべた。セトウツミのBL記事でチラッと見たが今巻の腐回はこの話でしょうね。お気に入りの例えツッコミは「ほんでお土産なんなん ヘアワックスや 全国展開で買えるやつやん 10個まとめ買いしてんけど 中国の富裕層か お前」「アルジャーノンに花束をみたいに言うなや」
読了日:10月2日 著者:此元和津也
3月のライオン 11 (ジェッツコミックス)3月のライオン 11 (ジェッツコミックス)感想
そうするべきしかなかった。原風景は同じ。だが、捨男とは大きく違うのはそこから目を背けて逃げたか目を背けずに立ち向かったかの違い。青年が今大人になろうとしている。帰れる居場所を守ろうと救おうと闘っている。闘う人たちの進もうとする一言一言が奮い立たせます。でも、この巻の将棋に対する零の姿勢が如何にも道具として扱っているのが解せない。生き様としての将棋指しであって欲しいが、今後の展開と併せてどう立つゆくのか目は離せない。しかし、ひなちゃん…恐ろしい子ッ!ここまでとは…そりゃあかりさんも目をひん剥くわ。
読了日:10月5日 著者:羽海野チカ
ヴォイニッチホテル 3 (ヤングチャンピオン烈コミックス)ヴォイニッチホテル 3 (ヤングチャンピオン烈コミックス)感想
あぁ10年の歳月が流れていたのですね。最初の最初から追っていた方々には寄りとして感慨深さも一入ではないでしょうか。奇妙奇天烈で混沌とした世界と人物で構築された漫画なのに綺麗に収められた最後は何処かうら寂しく儚げでいて素っ気ない佇まいなのにこれで良かったとも思える申し分ない慈しみが残る充足感にすんなりと浸れてしまえるもんだから何とも言えないね。いい締めでした。有難う御座いました。
読了日:10月7日 著者:道満晴明
かふん昔ばなし1 (MFC)かふん昔ばなし1 (MFC)感想
最近年代が近い世代のエッセイ漫画が増えたのでダイレクトにあるあるネタが響く。かふんの幼少期の容赦のない嘔吐率が高い虚弱体質に若干引きつつも小学生編に入ってからのまさに馬鹿な男子といえるまでに成長した話の数々はクスッとする。著者はラブひなだったけど私の場合は「爆骨少女ギリギリぷりん」とか「オヤマ!菊之助」でオギオギしていたな〜あと、ホラーテイストものもあるがかふんの母親が強すぎて霞むという笑ったらいいのか怖がったらいいのかわからない強烈さ。本書では妙にエロいお姉さんキャラ成分が無いので違う形での出版待たれる
読了日:10月8日 著者:かふん
ジークンドー G=ヒコロウ×雑君保プ×道満晴明競作集 (IDコミックス REXコミックス)ジークンドー G=ヒコロウ×雑君保プ×道満晴明競作集 (IDコミックス REXコミックス)感想
3人とも気が触れていて3人ともいい。1番フツーかなと思い込んでいた雑君保プが思いのほかヤバかった。昔軽く読んだ時はこんな感じではなかったのだがな。ゲーメストに関わった漫画家は独自性のノリを持っておる。ヒラコーも居たし古葉美一(氏賀Y太)も居るしな。
読了日:10月9日 著者:道満晴明,G=ヒコロウ,雑君保プ
究極超人あ〜る(1)【期間限定 無料お試し版】 (少年サンデーBOOKS)究極超人あ〜る(1)【期間限定 無料お試し版】 (少年サンデーBOOKS)感想
文化系サークルの先駆的漫画と伝聞いていたが驚くほどゆるい。時事ネタやパロネタが散りばめられているみたいだが私には皆目見当つかないのが多いですが、それが面白くないという印象は残らず恙無く読める。ノリに関してはまだ掴みかけている。
読了日:10月10日 著者:ゆうきまさみ
究極超人あ〜る(2)【期間限定 無料お試し版】 (少年サンデーBOOKS)究極超人あ〜る(2)【期間限定 無料お試し版】 (少年サンデーBOOKS)
読了日:10月10日 著者:ゆうきまさみ
究極超人あ〜る(3)【期間限定 無料お試し版】 (少年サンデーBOOKS)究極超人あ〜る(3)【期間限定 無料お試し版】 (少年サンデーBOOKS)感想
今となってはそれが当たり前だけどこの頃だと革新的なことでしょう現象が起きている。
読了日:10月10日 著者:ゆうきまさみ
ぱらのいあけ〜じ (キャノプリCOMICS)ぱらのいあけ〜じ (キャノプリCOMICS)感想
エロ漫画家の話ではあるので下品な言動はあるものの行動原則は至って真面目で取り組まれた漫画話は興味を引かれた。紙媒体とwed漫画での視線誘導の違い、縦ロールで読む形式でダ・ヴィンチ恐山の哲学ゾンビを題材にした漫画を思い出して緻密に計算されたコマ割りであったのだと殊更に実感しました。あと、おっぱいバンザイ!おっぱいは偉大なり。
読了日:10月10日 著者:クール教信者
×××のゴアちゃん (メガストアコミックスシリーズ No. 279)×××のゴアちゃん (メガストアコミックスシリーズ No. 279)感想
国民クイズとか菜々子さんとか元ネタがいちいち細かくて濃ゆ過ぎなんだよ。胸焼けするわ。あと、この人の漫画は言葉のサラダみたいな説明の部分を完全に除去された形の断片的で羅列されたネタが散漫としていて、またネタも一コマ一コマに圧縮して濃密にこれでもかと詰め込まれているから恐ろしいほどカオスで非常に体力使う。然しここまで破茶滅茶に描ける漫画家も少なかろう。
読了日:10月10日 著者:Gヒコロウ
ボクの女子力はあの娘のパンツに詰まっている。 1 (バンブーコミックス)ボクの女子力はあの娘のパンツに詰まっている。 1 (バンブーコミックス)感想
牛乳のみおの「女子小学生はじめましたP!」といい勝負のパンツ漫画であった。作風、画風も相通ずるところあるし。パンツはこちらの方がランジェリー感は強いが…。大体パンツを履いって男子力を出すという名の吐精なんだが、何だろうな漫画界隈における男子力、女子力というのは頻尿器から出るものなのか。
読了日:10月10日 著者:柚木涼太
レストー夫人 (ヤングジャンプコミックス)レストー夫人 (ヤングジャンプコミックス)
読了日:10月10日 著者:三島芳治
加納家の事情 新装版 上巻 (IDコミックス REXコミックス)加納家の事情 新装版 上巻 (IDコミックス REXコミックス)
読了日:10月10日 著者:小石川ふに
加納家の事情 新装版 下巻 (IDコミックス REXコミックス)加納家の事情 新装版 下巻 (IDコミックス REXコミックス)感想
この先恋人や伴侶が出来ようともこのような妹達に出会うことも出来ることも無いであろうという真実に、摂理に、現実に枕を濡らさない日は無いでしょう。
読了日:10月10日 著者:小石川ふに
干物妹! うまるちゃん 1 (ヤングジャンプコミックス)干物妹! うまるちゃん 1 (ヤングジャンプコミックス)感想
うまるちゃんのもーいっかい!〜Daft Punkといっしょをメビロテで聞いていたら無性に見たくなったもので。1日10回以上はU・M・R!U・M・R! UMA ぢゃないよ う・ま・る!の声とうまる会議のGIFを見ないと1日しっくりこないまで中毒症状は出ている。えー原作で思うことはサンカクヘッド掴んだな、繋げたなと…っと。可愛いは正義。海老名ちゃんは大正義。妹はジャスティス。いずれ折を見てアニメも観たい。
読了日:10月13日 著者:サンカクヘッド
トクサツガガガ 4 (ビッグコミックス)トクサツガガガ 4 (ビッグコミックス)感想
閉じちゃった世界、内的、自閉的、人とのそのものの関わりの深度、度合いによって違うが「オタク」と呼ばれる人種。グルメ漫画も多いが最近はオタクを扱った漫画も増えて一定数存在していて"好き"に対するアプローチも十人十色。娯楽として純粋に楽しむ為だけの好きなのか、呪詛にかけられた好きなのか、刻まみ築かれたそれはもうその人を形づくったものとしての癖として取り除くことの出来ないLifestyleなのか…。また最近リア充オタクなるものもメデイアに取り上げられていましたね。それな。
読了日:10月14日 著者:丹羽庭
野田ともうします。(6) (ワイドKC Kiss)野田ともうします。(6) (ワイドKC Kiss)感想
多分、初期の頃と比べると野田さんの濃さは他のキャラたちによって若干マイルドになっているが、そこは野田さんで埋没はしていない。あと、久し振りに読んだからというのもあるだろう。違う方向性から男性観が噛み合う対照的な二人の関係性が非常に良かった。ボタンの話やお客様の声弁慶の話もらしさが効いていて質は落ちていない。
読了日:10月16日 著者:柘植文
百万畳ラビリンス  上巻 (ヤングキングコミックス)百万畳ラビリンス 上巻 (ヤングキングコミックス)
読了日:10月16日 著者:たかみち
百万畳ラビリンス  下巻 (ヤングキングコミックス)百万畳ラビリンス 下巻 (ヤングキングコミックス)感想
アドベンチャー系漫画における探究心や冒険心を煽る作品というよりは寧ろ主人公の礼香の類稀なる好奇心が前面に押し出される形としての冒険活劇でそこに面白さがあった。彼女にとって現実世界は狭く窮屈でこのダンジョンでは生き生きとその持ち得る気質を存分に自由に振る舞う様は読んでいて気持ちがよく、またその行動に驚かされつつも感心して次第に惹き込まれていった。そして、その知的好奇心の先にある答えと共に物語が二転三転と転がるように広がっていき、結実を迎え、収束していく展開に繋がっており期待以上の満足度があった。
読了日:10月16日 著者:たかみち
今日のあすかショー 4 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)今日のあすかショー 4 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)感想
カワイイ子が清く正しく全人類を席巻しKawaiiで統治されるユートピアはまだ来ない。
読了日:10月16日 著者:モリタイシ
3月のライオン 手帳&フリクションボールノック付き限定版 11 (ジェッツコミックス)3月のライオン 手帳&フリクションボールノック付き限定版 11 (ジェッツコミックス)
読了日:10月17日 著者:羽海野チカ
僕らはみんな河合荘 7巻 (コミック(YKコミックス))僕らはみんな河合荘 7巻 (コミック(YKコミックス))感想
いや〜危なかったですねぇ。このままモヤモヤしていたら一揆を起こした農民に扮してタマキン狩りを起こす気構えでしたけど無事に元鞘に戻って一安心って所ですけど、焦ったくも初々しくって不器用で危なかしいけど一つ一つ乗り越えて歩み寄っていく二人の関係には如何してもにやけてしまう。何よりもジェラシーに駆られた先輩が普段見せない行動、言動の可愛さの破壊力はすざましいもので御礼と共に駄目だこいつら早く何とかしてくれと願い、それを着実に邪魔する真弓さんが滅茶苦茶大好きです。もし読者が…許してくれる、なら…シロさん弄りを…
読了日:10月17日 著者:宮原るり
みちくさ日記 (tourch comics)みちくさ日記 (tourch comics)感想
読メで知る。読んでいて顕著な認知障害もまた幻覚、被害妄想も無いし何方かというと薬の副作用による症状の方が描かれているのでこの方ほんとに統合失調症なのかと感じたが、まさかの診断結果に落ち着いたのには驚いた。こんなことあるのか。思いもかけず貼られることになったレッテル。そして、それに伴い彼女の人生に落とす影。そんな中で描くことにしたこの漫画は作品ととしては所々文字が滲んでいたり、4コマの枠線はぐにゃぐにゃに歪んでいて、色の着色もたまに枠からはみ出たりと不安定で、絵も決して巧いとはいえない不器用な絵柄で
読了日:10月21日 著者:道草晴子
秋津 2巻 (ビームコミックス)秋津 2巻 (ビームコミックス)感想
本当にくそサイコーな漫画だけど話題にのぼらないのが不思議。あぁくそーもう本当におわちゃうのかーまだまだ続けられそうなのが惜しいのになぁ。言葉のチョイスや台詞回しが比類なくエスプリが効いていて、またキャラたちは大体がアレで変でおかしくてどうしょうもなくダメな人が多いけど、それが妙に人間臭くて愚かしくも駄目なのにそこがとっても愛おしくて、巻き込まれる人達の悲喜交交な劇中も味あい深く人間賛歌としての肯定感にも繋がていく着地が心地よくもつい笑いが抑えられない面白味が至高であった。しょがないじゃないかダメ人間だもの
読了日:10月22日 著者:室井大資
パーソナリティ障害の診断と治療パーソナリティ障害の診断と治療感想
「本棚」を見ればその人の人柄がわかるという格言をもとに何に惹かれ、何を求めたかの特徴性、嗜好性、志向性としての識別符号であるビーコンを打ち付け、自己探求、自己言及、自己対話、自己の同定を追究する為に読メの本棚をデバイスとして機能させ、書物を通じて見た自己をこのHolonに通し、表出させ、役割を与えた訳だがお陰で一側面的なパーソナルデータの可視化に繋がったかと。それと、障害というカテゴライズに埋め込ませ閉じ込ませ狭めさせるものではなく、向き合わせ受け容れた先への広がりに繋げるような治療姿勢が大切だと感じる。
読了日:10月23日 著者:ナンシーマックウィリアムズ,NancyMcWilliams,成田善弘,神谷栄治,北村婦美
第七女子会彷徨 (6) (リュウコミックス)第七女子会彷徨 (6) (リュウコミックス)感想
最初の話で見たこともないキャラが平然と居て前巻から読むのがかなりの間が空いていたので私の頭の記憶が失念しているのかと思いきゃ最後の最後で思わずにんまりとさせるオチには感嘆とする。SFとも違くSF(少し不思議)とも違い、日常ものとも違くて、またホラーと括るにも違うような印象はあるがちゃんと恐怖心が湧く怖さもありいのでジャンル不問の摩訶不思議な感覚が味わえる漫画になっていた。
読了日:10月24日 著者:つばな
第七女子会彷徨 7 (リュウコミックス)第七女子会彷徨 7 (リュウコミックス)感想
まるまる一冊を使った長編作品に仕上がっているのだがこの方はやはり短編の方が映える。長編になると冗長に感じてしまう。鼻水強し。
読了日:10月24日 著者:つばな
第七女子会彷徨 8 (リュウコミックス)第七女子会彷徨 8 (リュウコミックス)感想
ぐらぐらの不安定さに一本筋の通った話の筋道があるからより薄気味悪いというよりもたちの悪い面白さが良いのか悪いのか。
読了日:10月24日 著者:つばな
ふらら一人でできませんっ(1) (アクションコミックス)ふらら一人でできませんっ(1) (アクションコミックス)感想
漫画家がtwitterでよく挙げていたので読んでみた。要介護ヒロインの爆誕。トイレすらままならない、自販機のジュースも買えないとか来るとことろまで来たな。庇護欲、独占欲の願望を詰めて詰め込んでふららが出来、これが一般的に受けたら流石に末期だろうと感じる。
読了日:10月25日 著者:渡邉ポポ
だがしかし 1 (少年サンデーコミックス)だがしかし 1 (少年サンデーコミックス)感想
おっぱいアイスが出て来たのでもう満足です。そして、飛び散らさせたのにも作者分かってらしゃる。あれね、程よく揉みしだきながらガバッといってちゅーちゅー吸わないとやられますからね。今考えなくてもあれ程の卑猥な駄菓子ないよなぁー。この作品読んで昔のことに思い馳せながら純朴な少年は邪な大人になった事に気付いたよ。フエラムネが20年歳月を掛けて成長を遂げたように。何故かフエラムネをフエラ/ムネで区切って空目してた。紅葉合わせの隠語かな。母さん、僕の純情は、どこにいったんでしょうね?知りません。
読了日:10月25日 著者:コトヤマ
だがしかし 2 (少年サンデーコミックス)だがしかし 2 (少年サンデーコミックス)感想
読むと駄菓子が食いたくなる。と同時に昔の思い出が紐ずけで思い出される刺激が面白い。大体、食べてきた駄菓子が出て来てるが地域差が出るのか面白ボーイの代わりに此方の地域はミッキーが覇権を握っていたので地域限定の駄菓子も今後出て来るのか出て来ないかは楽しみの一つ。駄菓子あるあるや薀蓄も絡めつつも女の子の可愛さも存分に描けてるし、ヒロインがアホな子なのも好い。
読了日:10月25日 著者:コトヤマ
ベアゲルター(2) (シリウスKC)ベアゲルター(2) (シリウスKC)感想
見えてなかった背景が綻び始め、点だったものが繋がっていく爽快感と全体像が浮かび上がって見える物語りのドライブ感にはアドレナリンがドバドバ出る。そして、思惑に絡まっていく女性たちが抱えた虐げられたか弱き過去とそれに抗うように毅然たる強情さをもって叛逆の狼煙が立ち籠め始める展開の疾走感がめちゃくちゃサイコーではちゃめちゃに面白い!でも、面白いけど刊行ペースが遅くて登場人物を忘れてしまうのが難点。もうちょい刊行ペースを早くしてくれ。
読了日:10月27日 著者:沙村広明
プリマックス 1 (ヤングジャンプコミックス)プリマックス 1 (ヤングジャンプコミックス)感想
最初、読む気は起きなかったけど読んでみると胸を射抜かれる形で読破してしまった。描いてあることは「男子高校生が女装して踊るだけ」という本当にそれだけなのに読ませてしまう勢いと流れに乗りに乗りまくったハイテンションで説き伏せる力技には素直に感服する。無軌道で無秩序で何が飛び出すかわからない。寧ろ分かろうとすることすら無意味に感じてしまう。つべこべ言わず語らずして赴くままにこのカワイーを体感しろ‼するが良しという圧倒的力量が堪りませんでした。あとは、ワルコはどれだけ毒霧好きなんだよ、グーレトムタかよ。
読了日:10月31日 著者:蒼木雅彦
プリマックス 2 (ヤングジャンプコミックス)プリマックス 2 (ヤングジャンプコミックス)感想
途中まで読んでもういいかなと思いましたが、最後の「フンフンフンフンフンフン」でまたしても胸を射抜かれたので次巻も切実に読みたい。この漫画の説明はソルティー・シュガーもしくはみどりのマキバオーを歌って踊れるアイドルの話で良いのかな?それと同時にブルハのながれものを思い返したよ。
読了日:10月31日 著者:蒼木雅彦

読書メーター

2015年9月まとめ

2015年9月の読書メーター
読んだ本の数:34冊
読んだページ数:4551ページ
ナイス数:210ナイス

侵略!イカ娘 17 (少年チャンピオン・コミックス)侵略!イカ娘 17 (少年チャンピオン・コミックス)感想
今までのキャラクター性を壊すことで新たな価値観、新鮮味を生み出そうとする絶え間ない努力が感じられる今巻。あとがきで苦しさを嘆いているが、キャラクター同士のパス回しが巧く立ち回っているのでまだまだ大丈夫な風格すらあるが、無理のない範囲で著者には行けるなら行けるとこまで頑張って貰いたい。
読了日:9月1日 著者:安部真弘
クロス・マネジ 5 (ジャンプコミックス)クロス・マネジ 5 (ジャンプコミックス)感想
スポーツは勝負事だ。いつだって残るのは勝ちか負けかの結果だ。じゃあ、スポーツは勝ちと負けだけしか残らないものなのか?それだけなのか?確かに勝ち負けは重要だが、それだけではない心から楽しめなければそれはあまりにも窮屈で無味乾燥で勝負の喜びも悲しみもなく、ただ虚しいだけじゃないのか?純粋に、ひたむきに、下手でも才能がなくとも駆けずり回り無様でも不恰好になろうとも次に繋げようと駆け回る。辛さも苦しみも立ち向かう怖さも上手くなれた嬉しさもみんなとともに乗り越え、分かち合えたからこそ得られた喜びを噛み締めれる
読了日:9月1日 著者:KAITO
おしえて! ギャル子ちゃん 2おしえて! ギャル子ちゃん 2感想
粉砕骨折しようが肉子に轢かれたい。そして、満身創痍そのままに保健室の先生に介抱されたい。切実に、そう切実に、そう思いました。そういう風に思わせるのは3人組以外にも増えつつあるサブキャラもたいへん魅力に溢れていて引けを劣らないままに関係性が絡み合って話も膨らませてくれるので読んでいて面白い。あと、そのキャラクター性の特色にあった擬音もまた個性的で非常に面白い。それとだが、カバー下の色指定した奴誰だよ!蛍光オレンジって…目がチカチカして読み辛いのなんので目を細めて読みましたよ。
読了日:9月1日 著者:鈴木健也
魔法自家発電 (フラワーコミックスアルファ)魔法自家発電 (フラワーコミックスアルファ)感想
読メで知る。短い物語ながら構成にミステリアスな謎解きから打ち明けに向かいみせる展開と驚きが用意されおり、ファンタジックな描写やSFの設定を跨って著者のセンスと工夫が随所に散りばめられて、また締め括りの心に響くハートフルな目線が心地よくそのセンスオブワンダーに惹かれつつ陶酔とした。最後に収録されている「2人時間」のギミックには途中で勘付いたものの、また精読し直すことで、あぁあれはこういうことで、あぁ、これはそういう事なのかとまだ残る余韻とともにしみじみと唸った。アプローチの仕方が巧いなぁー
読了日:9月2日 著者:谷和野
惰性67パーセント【期間限定無料特別版】 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)惰性67パーセント【期間限定無料特別版】 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)感想
3話まで試し読みのやつ。やだー漫画で男性器を画像検索するなんてもこっち以来じゃないですかーやだーーー。ポコチン戦車やディルドーはYJ的にはOKなんだな。いやしかしジャンプは一体全体何処に向かおうとしているんだ?こんちきも確かジャンプだったけどなにを掴もうとしてるんだか。
読了日:9月4日 著者:紙魚丸
少女とギャングと青い夜 (セラフィンコミックス)少女とギャングと青い夜 (セラフィンコミックス)感想
レオンって意識しすぎじゃ…とは感じたがそこ迄気にする必要は無かった。少女と強盗犯の逃避行を丸々一冊描いた作品。リアティは薄くてシリアス展開よりはどこかコメディチックで軽やかにスピーディーな展開で行われつつ、その状況下から育まれ深まる二人の関係性から最終話に繋げられたヒロインのキリコがあい見せるエロ可愛さのボルテージの昂まりに絵柄が洗練された事もあり非常に濃密的な絡みだった。全体的に駆け抜ける疾走感が多分に含まれていたが、最後の最後に余韻を持って〆かつエピローグのキリコの笑顔がまた最高にキュートで印象が残る
読了日:9月5日 著者:ドバト
楽屋裏-貧乏暇なし編- 3巻 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)楽屋裏-貧乏暇なし編- 3巻 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)感想
前の担当・小柳と比べて影の薄い感じを受けていた覆面小林だったが、最後のある意味のサプライズを残して去って行く辺りやタイプミスの「おさせになっております エロサム小林です」のネタを提供する働きぶりときめ細かな対応は担当者として鑑だった。そして、いつもの楽屋裏で幕閉じると思ったらまさかの切なくも泣かせる話を用意しているとは…!読んでいる間、創造主に頭いじられたのかと思って何度か読み返しても楽屋裏で魔神ぐり子だった。著者は働きたくないとは思いますが次回作も楽しみにしています。
読了日:9月5日 著者:魔神ぐり子
ヲタクに恋は難しい (1)ヲタクに恋は難しい (1)感想
全く合わなかった。Amazonで苛評されてるのはどう考えてもタイトルが悪い。[ヲタクに恋は難しい]って掲げておきながら何の気苦労も無くイケメンの彼氏が出来るという。それな。オタクを扱うのは良いが扱い方をどうにかして欲しかった。オタク趣味と恋愛という水と油の対極的な存在をいとも容易く成立させ、かつオタク趣味が如何に恋愛をする上で枷となる事を謳いながらも繰り広げられる恋愛至上主義には違和感と嫌悪が込み上げてきた。オタクである事への辛苦や葛藤がなく、おざなりでそれに伴う現実感との乖離が甚だしくて理想化された世界
読了日:9月5日 著者:ふじた
ヴァン・ヘルシング 2 (ヤングジャンプコミックス)ヴァン・ヘルシング 2 (ヤングジャンプコミックス)感想
表紙がアメコミ調なのはアメコミでも好評を博したからなのかな?にしてもこの方の描くボケ要員は作中でもツッコミで語られているが、クドイ、古臭い、何なのコイツと言われるがキャラクター性が素晴らしく立っていて最高。一応、ヒーロー的な立ち位置なのに話を重ねるごとにダークヒーローからダメ人間を通り越して人として良いのかと言わざる終えない酷さに墜ちるとこまで堕ちるとこがほんと好き。
読了日:9月7日 著者:行徒
メガネ画報 (芳文社コミックス)メガネ画報 (芳文社コミックス)感想
これはおバカなメガネミステリー漫画。物語はミステリー中心だが殺人事件以外にも眼鏡にまつわる相談事や話も出てくるが、どちらかというと私はそちらの方が好みだった。初めて眼鏡をかけることになる少年の戸惑いや不安を優しく諭す話が特に印象的。あと、主人公のメガネ探偵以外のキャラが弱いのでもう少しキャラ立てをして欲しかったかな。
読了日:9月7日 著者:松本救助
美千代~Femme Fatale~ (リュウコミックス)美千代~Femme Fatale~ (リュウコミックス)感想
歪み帯びる支配する方と支配される側から生じる関係性の百合具合がなかなかなだった。自分にはない強さからの憧れや尊敬が徐々に依存や心酔に変わり、どんどん深みにハマり縋るように美千代にそれを求めるが、それを良しとしない状況下にある美千代の寂しさと気品薫る気高さが最後まで格好良くも麗しい女性であった。しかし、えらいレトロチックでロリータチックな絵柄なこと。もう作品は出さないのかね。
読了日:9月7日 著者:森二きゑ
男子トイレで待ち合わせ 水あさと短編集 (MFコミックス フラッパーシリーズ)男子トイレで待ち合わせ 水あさと短編集 (MFコミックス フラッパーシリーズ)感想
安里か。ナチュラルに変態や残念な人が出てくるがそんなこと御構い無しで軽妙洒脱に進む。陰毛が至るとこから顔を出すのは妖怪陰毛散らしの仕業だからどうしょうもないね。それと、男女間で体操着の貸し借りが出来る学校ってマジかよ。
読了日:9月7日 著者:水あさと
恋は雨上がりのように 1 (ビッグコミックス)恋は雨上がりのように 1 (ビッグコミックス)感想
前から気になってはいたもののどうにも食指が動かずにいたが表紙の女子高生あきらの目力にとうとう根負けして読む。最初から一方的に片想いをするあきらには正直、なぜ?としか思えない相手の店長は冴えない中年男性でしかないのだが、徐々に明らかになる人柄とあきらのぬけた好みのセンスも合わさって、他の人がどう思おうとも真っ直ぐに突き進む初々しい恋路を見ていたらついつい応援したくなり、控え目なあきらがついに内に秘めた想いを思わず出てしまうシーンや出会いの恋に落ちるシーンで幕引きされたらこりゃ2巻読むしかないでしょう。
読了日:9月7日 著者:眉月じゅん
バーナード嬢曰く。 2 (IDコミックス REXコミックス)バーナード嬢曰く。 2 (IDコミックス REXコミックス)感想
3冊同時販売の時には此処まで反響になるとは思いませんでしたがこの勢いで「オンノジ」も読まれることを願いますよ。2巻です。ド嬢が1巻と比べ読書家もどきから読書家になりつつあると同時に神林との間に深まる友情が感慨深い。読書は元来孤独な行為である。まぁ孤独な故に誰にも束縛されず自由にその世界に触れられ、新たな発見と出会い、また新たな見方と価値観の創出の体験に繋がるが、其処にはどうしてもその人がもつパーソナル由来の凝り固まってしまう癖や側面が存在するが、
読了日:9月7日 著者:施川ユウキ
睡沌氣候睡沌氣候感想
装丁も味わい深くていいが内容も引けを劣らず良い。物語を跨ぎ柔軟に縦横無尽に駆け回るワクワクした高揚と宝物を詰め込んだキラキラした宝箱を眺めているような心持ちで入り込める楽しさがとても好い。探る限り佐々木マキ鴨沢祐仁ますむらひろしたむらしげる鳩山郁子の系統か。
読了日:9月7日 著者:コマツシンヤ
けんもほろろ 3 (バンブーコミックス)けんもほろろ 3 (バンブーコミックス)
読了日:9月8日 著者:ハトポポコ
その娘、武蔵(2) (KCx)その娘、武蔵(2) (KCx)感想
このスポーツ漫画を描くことで通すことで著者が何処に行こうとするのか気になる今日この頃。顧問・宮史郎に激似の山田監督が下すアタック禁止令はバレー部監督としての立場ではない武蔵その人を見て成長を導く教育者な目線で、その展開を用意することでまだ不慣れなスポーツ表現の描写にもメリハリの効いた見せ場をつくって補っていながら展開も面白くしている。でも、まだまだ人間関係の構築が中心な為、スポーツ部分の描写は少ないが、次巻の重要となる試合展開をどう描くのかが期待も膨らむが予断ならぬ動向。2月か、長いなぁ〜
読了日:9月9日 著者:田中相
新世紀エヴァンゲリオン (9) (カドカワコミックス・エース)新世紀エヴァンゲリオン (9) (カドカワコミックス・エース)感想
ロールシャッハテストだとしたらトリガーとなったのはアスカ。共感はしないが共鳴はする内在化した存在。典型的な自己愛性人格障害。認められたいという承認欲求に基づいた言動とも見受けられたが、それ以上に見捨てられることへの不安に伴う抑うつという表出。「自分が他者から受け入れもらえる」と信じることができない。自分のようなものは誰にも愛してもらえないだろうから自分のことさえ嫌っている自分など嫌われて当然だという、根源的な自己否定に繋がり、自己愛性を抱きながらも自己嫌悪を持つ歪な自己矛盾を抱えたアンビバレンスな精神構造
読了日:9月10日 著者:カラー・GAINAX
恋は雨上がりのように 2 (ビッグコミックス)恋は雨上がりのように 2 (ビッグコミックス)感想
若いっていいなぁ…とつい呟いてしまった。いや〜〜〜あきらちゃんがはちゃめちゃに可愛くて、ほんと恋する乙女の何たるかをまざまざと魅せてくれる。普段はクールで朴訥としているのだけど店長の事になると頬を染めたり、店長を想ってバタバタしたりと一挙手一投足の挙動にはどうやってもにやけてしまう。そんな中に水を差すように新キャラが出て来るのだが、これが嫌悪感しか湧かないので正直居ない方が良いとは思うが店長とは違う塩対応から店長に向けられる差から生まれるギャップが素晴らしかった。店長も躊躇いながらも汲み取ろうする姿もいい
読了日:9月12日 著者:眉月じゅん
おね僕とろとろ沼セックスおね僕とろとろ沼セックス感想
全体的に粘性の溢れる粘質の高いタッチで描かれたおねショタもの。ショタとおねえさんの身長の高低差をもっとつけてもいいような感じもせんではないが、おねえさんの肉圧迫る圧迫感感じるむちむちのむっちり具合と埋もれるショタの塩梅は勿論のこと、白眉だったシーンは理性がショートして本能赴くままに貪るように行為に及び、逆種付けプレスを決め込み、最後の一滴まで搾りとらんとするばかりに襲い掛かるおねえさんの圧倒的な搾精する痴態には思わず絶景かな絶景かなっと。あと、ハートマーク多いな
読了日:9月13日 著者:ひまわりのたね
好きだらけ (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)好きだらけ (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)感想
う〜〜〜〜ん良くも悪くもなタイプのやつ。情念が無いから取っ掛かりも引っ掛かりもしないが癖のなさが良いという良さがあるというすっきりあっさりな作風。絵柄は嫌いじゃないので化けることを願って次作に期待。
読了日:9月13日 著者:なぱた
濡れる瞳、ぬめる蜜壺 (エンジェルコミックス)濡れる瞳、ぬめる蜜壺 (エンジェルコミックス)感想
Loctek - LLLL Mix 【Ayase Chihaya Radio Ensemble】を聞きながら。一つだけ言いたいのは寝取られは別に構わない。でも、女性の心情の移り変わりを丁寧に描いて欲しい。それほど抵抗することもなく見せることなく、ほいほいと他の男に体を許してしまうから背徳感も征服感もないからグッとこないのです。こんな、貞操という観念が存在しない単純な世界の女性ならダメなのです。描くなら葛藤や二律背反をしっかりと肉付けして下さい。こう書きましたが好きな漫画家なので編集そこんとこ方向性頼む。
読了日:9月14日 著者:風のごとく
VictimGirls15 腹パンデモニウムVictimGirls15 腹パンデモニウム感想
漫画で見受けられるトンデモ理論は数多に存在するが、この漫画も御多分に漏れずぶっ飛んだ理論を振りかざしてくる。『性器を使わずに子宮を犯すセックス、腹パンチ。子宮・脊髄・脳が、全ての内臓が、腹パンという刺激による脳内麻薬で痛みを快楽に変えられ、脳と内臓を侵し続けられ堕ちていく!』という理論を元にねじ伏せ、突き進むぶっ飛んだ世界っていうかイっちゃってる世界は凄惨の一言。相変わらずのマゾヒストとサディストのくっきりと分かれた徹底された男尊女卑の世界はフェミニストが読んだら卒倒もんだよ。
読了日:9月14日 著者:Fatalpulse
ぐちょぐちょさかりちゃん (WANIMAGAZIN COMICS SPECIAL)ぐちょぐちょさかりちゃん (WANIMAGAZIN COMICS SPECIAL)感想
おっぱいデケェなおい、おっぱい(ry 胸もそうだがケツもデカくて基本的にずんぐりとした重みを感じさせるウェイト感ある肉肉しさはむっちりというよりはぽちゃり寄りでそんな肢体をぶるんぶるん、ばすんばすんと揺らし、積極的に行為に勤しむ女の子の圧はなかなかの迫力。内容も陵辱ものからイチャラブの和姦まで取り添えており、絵柄も端麗で作品としては高クオリティな出来栄え。お気に入りは「めざパクッ☆」での布団の中での口淫からことの終わりで布団から顔を出した際の蒸れに蒸れた湿りっ気に滴る汗だく具合が最高に素晴らしいかった。
読了日:9月14日 著者:メメ50
JUNK LAND (メガストアコミックス)JUNK LAND (メガストアコミックス)感想
吊り目、ジト目+眼鏡=最強の生き物。電子版はフルカラーみたいなので、おぉっとなりましたが謎の分割販売、レビューの酷評によりそっ閉じ。あと、アニメ化もされていてそのメディアミックス展開には、また謎。そんなに爆売れした作品だったのだろうか。
読了日:9月14日 著者:紙魚丸
ハイパーウェポン 2008 狂気の現風景−そして真実ハイパーウェポン 2008 狂気の現風景−そして真実感想
B5判118頁 本なんだがAmazonでは何故かホビー&おもちゃに分類されていて読書メーターで弾かれていたがサルベージしました。たぶん絵もあるが模型や写真も多く含まれる為か。基準が判別できませんね。にしてもこういった商品の値段設定の異常さよ。
読了日:9月16日 著者:
ヒナまつり 9 (ビームコミックス)ヒナまつり 9 (ビームコミックス)感想
過去最高の衝撃でしたね。まさかヒナが高校生になるとは思いませんでしたけど、ギャグ漫画で流行っているんですかね。日常もそうでしたけど。ってかこのまま高校生のまま続けるんですかね、それとも戻すのか。どちらにせよ新田の受難は続きヒナは身体以外は成長せずと変わらない日常なのが不憫で不憫なままなのが笑える。あと、高校生の瞳さんも見たいですけど…たぶん女皇、女王と呼ばれる地位に就いていると思うの。前回のアンケートもそうでしたけど娘にしたい登場人物は誰ですか?にはこれまた愚問ですね。アンズ以外の選択肢は無いでしょ。
読了日:9月17日 著者:大武政夫
ゴーゴーダイナマイツ 1 (バンブーコミックス)ゴーゴーダイナマイツ 1 (バンブーコミックス)感想
熱くなり過ぎず冷め切らずの分量で構成された部活動ものでいてチアリーディングという珍しいモチーフ。最初、人物紹介で登場人物多いなとは思ったものの読んでいるうちにしっくりと入り込める丁寧に程された個性的な人物とその各々が抱える悩みや葛藤をチアリーディング部を通して成長を促し、解いていてゆく柔らかさが好い感触。まだ1巻の為に部員集めに終始しているので試合模様はまだ拝めずだが、キャラクターの一人一人を人として描いているので退屈にはならないのは著者の力量かな。2巻も期待。
読了日:9月19日 著者:小池定路
富士山さんは思春期(6) (アクションコミックス)富士山さんは思春期(6) (アクションコミックス)感想
ほら、僕の青春時代ってドブでドブ浚っているだけに終始したまま終わっていたんですよ…そう、終わっていったんですよね…だから二人が歯痒くも眩い。初々しいもどかしさというよりは体験出来なかった、共有出来ない歯痒さが憎いほど微笑ましいんですね。となるとこれはいい作品という事です。今、何とか心の均整を保つ為に二の腕を揉んでいるんですけど、揉めども揉めども我が心は安穏にならず…どうしてなの…?私、これからも、ずっとこのままなの?だったらいっそ、死んだほうがいいよ…死んだ方が良いかな…そう、死んじゃえばいいんだよ
読了日:9月19日 著者:オジロマコト
ペンギン王国 学園初等部先生係のおしごと (TENMA COMICS LO)ペンギン王国 学園初等部先生係のおしごと (TENMA COMICS LO)感想
これあかんやつや
読了日:9月20日 著者:西安
ハルモヤさん 1 (BUNCH COMICS)ハルモヤさん 1 (BUNCH COMICS)感想
いや〜〜〜キツイっす。冗談きついですよ〜まんしゅうさん。笑えないっす。あと、調べたらこの人の活躍の影に清野とおるの働きがあったのか。なるほどね。それと深夜ラジオ→サブカルチャーに傾倒するルートはこの人種に一定数量存在するのかね。
読了日:9月24日 著者:まんしゅうきつこ
櫻井大エネルギー (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)櫻井大エネルギー (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)感想
ネジは外しているけど全体的に飛んではいないから話的に弱く感じる。絵柄が非常にコミカルポップなのでカラーでやりなさい。フルカラーで。あと、気になったのは「貧乏と犬と女」のきたねぇ泣き顔に既視感があってまんまクソヤザと気付いた時に笑った。ウゴウゴルンガガガンダ教の元ネタ的なやつはウゴウゴルーガかな。「主人公クエスト」のモブの中の影の新シリーズは殺人事件の匂いしかねぇ。
読了日:9月28日 著者:櫻井エネルギー
だいたいめる子 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)だいたいめる子 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)感想
メタフィクション発言が飛び交ったりする話があるかと思えば何気ない日常風景を描いた話があったりと飛び越えているようで一定のラインから逸脱しない姿勢が作品全体を通して生真面目さを感じさせる。この界隈で散漫する妙ちくりんな漫画と日常マンガのエキスを掬い取って濾した中間点な作品かな。なにはともあれ食い意地の張った時のめる子の可愛さが普段にましてましにました可愛さが良い。あと、ヒマージョって言葉流行らなそう…
読了日:9月29日 著者:縁山
ホーリータウン (モーニング KC)ホーリータウン (モーニング KC)感想
相対性理論/ミス・パラレルワールドを聞きながら。2010年代を牽引する逸材として注目を集めるとしたら九井諒子阿部共実ふみふみこなどに宮崎夏次系は含まれていくと思うが、この作品は5〜10年経ったときにどういう位置付けとして語られるのかは楽しみではある。今までと比べかなり異色に感じ、なかなかの実験作品になるのではないだろうか。著者本人は真面目に描いているのかギャグで描いているのか気になるところだが。読み切りの体裁を整え砕いて連載形式に繋げ、また自身の他作品の登場人物を絡まさせる並行世界。
読了日:9月30日 著者:宮崎夏次系

読書メーター

2015年8月まとめ

2015年8月の読書メーター
読んだ本の数:40冊
読んだページ数:5179ページ
ナイス数:207ナイス

僕らの境界 (TENMA COMICS JC)僕らの境界 (TENMA COMICS JC)感想
3100冊目登録本。抜け出せない閉塞が覆い被さなる暗澹たる倦怠が漂う日常から抜け出すように遁れるように人の目を盗み憚り重ねる刹那的な甘い欲望に溺れる情事。身を委ね、身悶え、身を焦がし、身を預ける。一時の発散と優越が支配する時間。それを優しく包み込むかのように隔絶と突き離すかのように淫靡にころころと表情を変え、愛くるしさをみせる少女の気持ちが解け溶け合いおこなわれる行為が素晴らしく可愛くてエロくて良いです。表情がまた凄く良い。甘さもあるけど苦味もあるビタースイートな哀切がまた程よい余韻を残す口溶けもまた格別
読了日:8月1日 著者:関谷あさみ
わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)感想
生きとし生けるものに平等かつ確実に訪れ逃れられない死。だからこそ、何を残し、残せるのか。意外と身近な死に直面すると感情の動きもあるが衝撃の方が強く、またそんな余裕少なく、後々になって色々と思い返し揺さぶれる事が多少なりにある。教わった事であったり、一緒に連れ立って見せて貰えた情景だったりとその人、方を通して感じた思い。そして、思い出に……移り変わる。アナグマのように多くの仲間の心の中に残れるような生き方は出来ないかもしれないが、1人ぐらいたまに思い返してくれる人が出来ればそれだけでも御の字かなと思いました
読了日:8月5日 著者:スーザン・バーレイ
ちょっとだけ (こどものとも絵本)ちょっとだけ (こどものとも絵本)感想
これは子供に読み聞かせるというよりは2人目の子供がもし産まれたのなら親御さんが読むべき絵本ですね。お姉ちゃんだから、お兄ちゃんだからという甘えたいけど甘えられない心情の葛藤や我慢が短いお話ながら綺麗に落とし込められている。そして、その健気に頑張っている態度にきちんと気付いてやれるお母さんの素敵な温かい優しさに笑みが零れる。なっちゃん良かったね。
読了日:8月5日 著者:瀧村有子
りとる・けいおす(1) (アクションコミックス)りとる・けいおす(1) (アクションコミックス)感想
この漫画は打ち切りとなる漫画ですが、 読んでいる最中は、 打ち切られないようにと思って読んでいたので、 打ち切られる漫画のようにおもしろくなくはないと思われます。かしこ
読了日:8月6日 著者:涼川りん,八頭道尾
新世紀エヴァンゲリオン ピコピコ中学生伝説 (2) (カドカワコミックス・エース)新世紀エヴァンゲリオン ピコピコ中学生伝説 (2) (カドカワコミックス・エース)感想
Qまで鑑賞済み。北斗の拳はアニメ化決定しましたけど此方はないんですかね?2巻目にして初号機が出てきたけど一応、出すんだなという印象しか浮かばなかった(笑)1巻に負けず劣らずどのキャラもぶっ飛んでいてカヲル君はもうしょうがないとして、リツコは原作との反動からよりはっちゃけてる感じがしてより笑う。でも、太鼓叩いていた人物ですからありえ……ないか。内容はもう原作とはほぼ掛け離れた仕上がりだけど「気をつけて アスカ 含みをもたせつつ何もないパターンだよ絶対‼︎」など揶揄する台詞が大好きです。ドミノ回で真希波は出ず
読了日:8月7日 著者:河田雄志,行徒
りとる・けいおす(2) (アクションコミックス)りとる・けいおす(2) (アクションコミックス)感想
1巻との表紙の落差が凄いけど著者の真骨頂となる強みが表されている。どの絵柄が正しいのではなく何方も正しくて武器である。デフォルトの効きまくったキャラクターたちから写実的に寄せたキャラクターたちを使用してコマとコマでの間を取る緩急から狂気じみたキャラの造形と抱え込んだ闇や毒が吐き出され、垣間見える笑いが癖になるギャグ漫画でしたが…2巻で終了という非常に残念至極。まだまだ物足りないので著者の作品をこれから追っていきたいと思う。まきちゃんの血走った目玉がたまらなく好きでした。
読了日:8月7日 著者:涼川りん
マコちゃん絵日記(8) (FLOW COMICS)マコちゃん絵日記(8) (FLOW COMICS)感想
Amazonの商品説明にある内容紹介はLO編集部が記入しているのか?だとしたら脱線してジャ●プ黄金期について語るあたりさすがだなと思いました。他の作品も書いているっぽいので今後消される前にチェックしておこうと思う。奇しくも此方も一切この作品について触れずに感想を書いていないワケだが、もう言うことなく今まで築き上げてきた礎がブレなく発揮された安定していて読める安心設計。成長を温かい目線で見詰める姿勢も、たまに入る邪な目線も、もれなく詰まっていてもれなくいい。10巻までもうすぐ。突き抜けろ‼︎
読了日:8月8日 著者:うさくん
とりきっさ! 1 (リュウコミックス)とりきっさ! 1 (リュウコミックス)感想
ガラス戸に張り付いて見詰めてくるシーンとぴやーーぴやーー言う擬音がいい仕事している。今後、ハシビロコウやタチヨタカみたいな風変わりなトリビトも出てくるのかどうなのか。
読了日:8月10日 著者:ノブヨシ侍
進撃の巨人(17) 限定版 (プレミアムKC 週刊少年マガジン)進撃の巨人(17) 限定版 (プレミアムKC 週刊少年マガジン)
読了日:8月11日 著者:諫山創
とりきっさ! 2 (リュウコミックス)とりきっさ! 2 (リュウコミックス)感想
変わらずほんわかーしてるけどトリビトが増えて喫茶店が店らしく賑やかになってきた。三羽雀が出てきたら大体オチだな。私的には四コマの方がより楽しめたのだが今後も描いて貰えると嬉しいのだが描いて欲しいのう。
読了日:8月11日 著者:ノブヨシ侍
おぞましい二人おぞましい二人感想
ムーアズ殺人事件を元に構想された絵本。猟奇的な狂気じみた顛末ではなく、平坦に淡々と描かれる行状には薄ら寒い、非常に冷酷で深い深い奈落の暗い底から這い出た悲しみが蠢いては叫び声を上げ覗かせる。それに対してあなたが抱くのは嫌悪か?それとも憐憫か?それとも……
読了日:8月12日 著者:エドワード・ゴーリー
ギャシュリークラムのちびっ子たち―または遠出のあとでギャシュリークラムのちびっ子たち―または遠出のあとで感想
AからZまでの頭文字に由来した名前が付いた26人の子どもたちが登場と同時に次々と死に遭ってしまう話。起こっていることは子供の死という惨状なのにあっさりとあっけなくも終わりを告げるのと同時に韻を踏んだリズミカルな文章の余韻と合わせて読んでいるうちの何処と無く笑うものではないのに可笑しくなる。生と死の隣り合ったあまりにも軽薄でファニーな残酷がユーモアに富んだ絵本。
読了日:8月12日 著者:エドワードゴーリー
統合失調症 その新たなる真実 (PHP新書)統合失調症 その新たなる真実 (PHP新書)感想
精神分裂病と呼ばれていたが、語弊を生む為に呼称変更に伴い統合失調症となった精神病を解説した良書。この病で起こる症例を解説しながらこれまでどういった扱いを受けてたのかを歴史からその背景を汲みながらもそこに至るまでの病理となる脳、神経、遺伝、環境因子、社会因子と様々な複合因子に渡り発症するという事とそれに影響を与える問題は個人間だけで抱えた病ではないものである事、治療していく為には外からの支え無くして成り立たない観点から非常に完治するのには根気と時間を要する病だというのが何とも暗澹とした気持ちにさせるが、
読了日:8月13日 著者:岡田尊司
マコちゃんのリップクリーム(10) (シリウスKC)マコちゃんのリップクリーム(10) (シリウスKC)感想
この二桁巻数に到達することは漫画家にとっては小さな一歩だが、尾玉なみえにとっては偉大な飛躍である。打ち切りという打ち切りの不名誉を欲しいままにしてきた尾玉なみえ。そんな烙印を押された彼女に与えられた名誉ある称号の打ち切り女王という名は今、まさに瓦解したのだ。この眼で、そして、時代を先取りし過ぎた作風に時代が追い付いてきたのを肌で感じる(ただ集英社と合わなかっただけである)。いやはや尾玉なみえ先生おめでとう御座います、赤飯炊きましょう。そして、この世に解き放ってしまった編集者の英断または凶行に有り難う。
読了日:8月13日 著者:尾玉なみえ
満月エンドロール(上) (イブニングKC)満月エンドロール(上) (イブニングKC)感想
暑いって言っているのに、全裸になっているのに、添い寝をするたえちゃんが可愛すぎて……。緩やかに重苦しく切ない展開にシフトチェンジしながらも堅苦しい空気にならないバランスの妙が良い。
読了日:8月13日 著者:野村宗弘
満月エンドロール(下) (イブニングKC)満月エンドロール(下) (イブニングKC)感想
走馬灯に垣間見得た幸せと不幸せの寄せては引いていく塩梅と押し付けがましさのない程よく心に残る余韻が良かった。
読了日:8月13日 著者:野村宗弘
にゃん天堂 (2) (電撃コミックスEX)にゃん天堂 (2) (電撃コミックスEX)感想
残念だけど笑いだけでいったら読み切りの方がやはりパワーがあって面白い。社長のツッコミと新一のヒドさが際どっていてより焦点が当てられていてアクもまた強くて良い。読み切りや他の作品もそうだが、主婦にも向けられるエロがうさくん先生のアクティブで貪欲な姿勢に磨きがかかって光っていた。主婦の格ゲーで駒沢花が居るんじゃないかと思って食い入るように見た人は素直に前に出て来なさい。もっと読みたかったが致し方なしか。あと、社長の奥さんの意外な過去に絡むにゃん天堂の…おっとこれ以上は言えない。この先は君の目で確かめてくれ‼︎
読了日:8月16日 著者:うさくん
東京タラレバ娘(2) (KC KISS)東京タラレバ娘(2) (KC KISS)感想
前巻の引きから夢オチかと思ったら本当にセックスしていたんですよ。なぁ〜にぃ〜⁉︎ヤっちまったな‼︎だが、これは恋愛ではない模様。繰り返すこれは恋ではない模様、繰り返すこれは愛ではない模様。男の魔が差した模様。女の子なら黙って泣く。アラサー女子なら黙らなくても女子会。ネタが古過ぎだよ〜。2巻になり各々の恋愛戦線異常有りで、各々のしがみつきたいけどしがみつけない現状といっそ手放せれば楽なのに手放す事も出来ない未練がグサグサと突いてくる。あと、あとがき読んで思ったけど東村アキコって漫画家って言うより業界人みたい
読了日:8月16日 著者:東村アキコ
クロス・マネジ 1 (ジャンプコミックス)クロス・マネジ 1 (ジャンプコミックス)感想
読メで知る。これはいい。少年漫画らしく熱血ものだがワンクッション設けているからただの熱血ものに留まらずに人の再生と成長ものとして過不足なく描かれているので人間ドラマを観ているようでとても好い。起点となる竹を割ったような明るさを持ち、ラクロスに並ならぬ情熱を傾ける豊口深空とある出来事をキッカケに現実に挫折している櫻井玄哲とのやり取りに見られる豊口の熱くなる言葉、真摯な行動に徐々にだが感化され、向き合っていく展開は胸熱くなり、そして、スポーツ漫画として今後の成長にも否応なしに胸が高鳴る。いや〜青春してんなぁ〜
読了日:8月16日 著者:KAITO
ダンジョン飯 2巻 (ビームコミックス)ダンジョン飯 2巻 (ビームコミックス)感想
ダンジョンを知ることは生と向き合うこと。生命を食べるということはダンジョンを知ることになる。最初の話で普通の食材で作られた料理が出て来て逆に驚くという珍奇な読書体験をしたと思ったら食材元のゴーレムを活用した営農方法には舌を巻いた。そして、発想、奇想もさることながら世界観を見せるだけではない創意工夫を凝らした提示の仕方にも感心する。1巻ではモンスターを食材にする驚きと料理として成り立たせる工程の斬新さがあったが、2巻ではそういった要素が薄いもののファンタジー内における種族間での交流を盛んにし、
読了日:8月16日 著者:九井諒子
オトメの帝国 8 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)オトメの帝国 8 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
読了日:8月19日 著者:岸虎次郎
クロス・マネジ 2 (ジャンプコミックス)クロス・マネジ 2 (ジャンプコミックス)感想
表紙どうした⁉︎ちょっと怖いんですけど…。前巻もそうだが著者近影下の文から滲み出る燃え尽きた感や内面に背負い込む繊細さが漂っていて著者について要らぬ心配が出てくる。大丈夫なのでしょうか?内容についてはラクロスのマネージャーという設定といい、恋愛要素といいジャンプのカラーとしたらかなりの異色作ではないでしょうか。挫折や失敗、現実を知ってしまう恐怖や絶望などを抱えた負の一面から這い上げる豊口の持ち前の明るさ、情熱と櫻井の冷静な分析力と豊口に押して貰った想いが部のみんなに伝わり、波及して成長していく姿は熱い。
読了日:8月20日 著者:KAITO
クロス・マネジ 3 (ジャンプコミックス)クロス・マネジ 3 (ジャンプコミックス)感想
試合のテンポが畳み掛けるように終了したのであ……(察し)となりましたが、面白い作品と売れる作品は違ったのかと。櫻井のきめ細やかな配慮、不器用ながらもエスコートの巧さがハーレムものに直結してフラグを立てまくっているが、鈍感という才能で台無しにする様には天は二物を与えずか…と。スポーツ漫画で、そこには競争があり、必ず生じる勝ちと負けがあり、才能も確かにある。努力しても報われなかった踏み滲められた想いや努力しても得られるものも掴むことものもなかったであろうと決め付け、無駄なこととして切り捨てしまう悲しみも喜びも
読了日:8月20日 著者:KAITO
歯車歯車感想
統合失調症の流れから知る。未来に対する底知れぬ不安、拭いても決して零れ落ちることなく拭い落ちることのできぬ漠然とした不穏、埋め尽くされ覆い尽くされていく塗り潰される不快な憂欝、逃れよとも隠れようとも消し去ろうとも付き纏い迫ってくる影と囁かれる被害妄想。疎外。孤独。分断された溝、壁。狂ってしまったのは私なのか?私?それともこの世の中がおかしいのか…。思い浮かび踊るは死。死死死死……希死念慮。終わり無き針の筵。先が見えない煉獄。狂気との狭間から紡ぎ出された蝕まれる苦しみがありありとしていて息苦しかったです。
読了日:8月21日 著者:芥川竜之介
天沢君とカムナちゃん (IDコミックス REXコミックス)天沢君とカムナちゃん (IDコミックス REXコミックス)感想
読メで知る。人造人間だった……ビビったすたひろおかしくなちゃったのかと思ったよ。
読了日:8月22日 著者:すたひろ
チチチチ 1 (ヤングチャンピオン烈コミックス)チチチチ 1 (ヤングチャンピオン烈コミックス)感想
適当教典で高田純次が「おっぱいの中には何が入っているの?」という4歳の子からの質問に「おっぱいの中には希望が入っているの。みんな希望を吸って大きくなっていくんだよ。でも、もんだりしたらだめだよ。"希望"が"欲望"に変わっちゃうからね。」と答えていたが、この漫画には男の願望という名のロマンが入っていました。それと胸は90%は脂肪だから水に浮くけどDカップ以下は浮かないのでそこから導き出される真実はいつもひとつ、いやふたつ、彼女のカップ数はD以上‼︎あと、体格差が凄くてあって、おねショタみたいになるのも満足。
読了日:8月22日 著者:クール教信者
オニクジョ (ヤングジャンプコミックス)オニクジョ (ヤングジャンプコミックス)感想
作者の蛇口に対する並みなならぬ偏愛を感じる。絵柄も独特で話も何処か変だけど寂寥を残して去っていく侘しさが堪らなかった。最後の最後での後日談でがっつりホラーで落としたのも少し捻りがあって良かったかと。あと、集英社で描かれる日が来ようとは思いもしませんでしたよ。
読了日:8月22日 著者:阿部洋一
みだらぶ (TENMA COMICS LO)みだらぶ (TENMA COMICS LO)感想
ヤンマガでレビューして幾月も経ちましたが今更ながら読了。過程が非常に練られていて巧い。その最もたるのがH描写での男女間に生まれる戸惑いや拙さを携えながらもお互いの気持ちが解けていき、たどたどしくも優しくお互いの気持ちが触れ合い、確かめ合って、結ばれていく丁寧に描写される様子は物語の盛り上げにも登場人物たちの想いの高ぶりにも付与していて読んでいて思わず幸せな気持ちに。そして、ユーモアの無駄使いから創り出される女性キャラ造形の可笑しみからハッとする表情やドキッとさせられる表情が垣間見える瞬間が本当に素晴らしい
読了日:8月23日 著者:大塚麗夏
とろけあい (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)とろけあい (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)感想
Amazonで6月4日に情報が上がって2〜3日後に消失して音沙汰が無かったから、フライングかと嘆いていたら発売の一週間前後にまた情報出て無事発売されたけどAmazonでの発売までの変な軌道は一体何だっんだろうな。最近じゃワニでも消すし。えろまんがかんそうぶんが休止してから久しいがエロ漫画のレビューを参考にする場所が少なくなるのは心苦しいぜ。前作にあった「犬耳」「職業」といったまるまると括った題材で描かれてきたが、三冊目にして初となるテーマ縛りのないコンセプトらしくシュチュエーションに若干幅が出ているかなと
読了日:8月23日 著者:いぬぶろ
影感想
嫉妬に駆られ、妄執に囚われた男の悲愴とそこに入り混じる男女の憎悪劇から急転直下を迎えるミステリに富んだお話で纏まりはあるが、少し分かりづらいとこがあって面食らった。
読了日:8月24日 著者:芥川竜之介
あばばばばあばばばば感想
少女嗜好の崩壊。至る所でネタとして使われる「あばばばば」がこういう形でくるとは思いもしませんでしたよ。初々しいくも可憐で何処かほっとけない感じのするはにかみ屋の生娘に悪戯心に好意を寄せる主人公が或る日、行方をくらましていた娘の突如の変化に受けた衝撃、戸惑いと、もう其処にはない娘の面影を探り、失ってしまったあの日の頃の娘へに想いを馳せ、また女性に変貌した事への物憂げの残滓を残して去っていく〆が最高にキマっていて良かったです。
読了日:8月24日 著者:芥川竜之介
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(8) (ガンガンコミックスONLINE)私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(8) (ガンガンコミックスONLINE)感想
特別編4で電マネタ〜然りげ無く野々村ネタを入れてきてめちゃくちゃ笑った。私モテ小ネタやパロネタ多いけどこれは流石に耐えられなかったよ。本編は修学旅行に突入とぼっちには避けては通れない大きな試練という苦行だが班決めシーンが目を覆いたくなる惨状で公開死刑に等しかったので、いざ始まった修学旅行では意外に班メンバーとなんだかんだの擦った揉んだ(寧ろ摘んで捻った模様)でヤンキーとも仲良くなって痛々しい空気にならずに安心しました。でも、もこっち人脈が広がっていくとゲスクズ度も増すから彼女の評価にとっては良いことなのか
読了日:8月28日 著者:谷川ニコ
ゴールデンカムイ 4 (ヤングジャンプコミックス)ゴールデンカムイ 4 (ヤングジャンプコミックス)感想
尊重し、魂を懸けて奪い、奪われる命のやり取りから信念、信条を傾けた生と死の先にある煌めきがある中で、辺見という新キャラの快楽的に、一方的に搾取を犯す様がこの漫画では非常に気持ちの悪いものとして映って、その異常性と相合わさって本当に気色悪さが漂う不穏なキャラ。そして、脱獄王こと白石がギャグ要員として君臨して止まらない状態で新キャラも既存キャラも今後、物語にどう絡み、躍動するのかまだ先の見えない謎とともに注視していきたいが、これかなり長期戦になりそうな感じがするが打ち切りだけは御免被りたい。マジ頼みますよ。
読了日:8月28日 著者:野田サトル
侵略!イカ娘 18 (少年チャンピオン・コミックス)侵略!イカ娘 18 (少年チャンピオン・コミックス)感想
表紙とは裏腹に内容は相変わらずなので特段として感想を書くことがイカちゃん可愛いしか浮かばない。
読了日:8月29日 著者:安部真弘
侵略!イカ娘 19 (少年チャンピオン・コミックス)侵略!イカ娘 19 (少年チャンピオン・コミックス)感想
オチがあれで終わった感じをさせない事で何気ない日常を壊さずに安定した日常感を生み、忘れた頃に良いオチで落とす事により鮮明な印象づけを行う手法をイカ娘効果といわないか?穴抜き看板のオチがほんと良かった。とうとう20巻、遂に此処まできたかと感慨深い。
読了日:8月29日 著者:安部真弘
みつどもえ 15 (少年チャンピオン・コミックス)みつどもえ 15 (少年チャンピオン・コミックス)感想
可愛い絵柄で描かれた小学生たちに意中の人の陰毛を吸い込ませる話にはみつどもえの格としての違いがまざまざとあらわれていた。今までのこぼれ話でほぼ週刊が収録されるようになったが、長期休載で単行本を売った人は涙目なんだろうなと思いました。
読了日:8月29日 著者:桜井のりお
ヴァン・ヘルシング 1 (ヤングジャンプコミックス)ヴァン・ヘルシング 1 (ヤングジャンプコミックス)感想
端麗な人物イラストなのにそのヴァン・ヘルシングの中身は、完全におふざけでふざけてふざけ倒してもはや再起不能な倒壊しまくったキャラ造形で絵のギャップから終始何言ってんだこいつと思わす言動、珍妙奇天烈な行動の数々にはイラッとするのは請け負いで兎に角酷い。何よりもまぁーーー下らない。下らな過ぎて愛想をつかれそうですが私はそこがとっても大好きです。
読了日:8月30日 著者:行徒
クロス・マネジ 4 (ジャンプコミックス)クロス・マネジ 4 (ジャンプコミックス)感想
青春、恋、スポーツと詰め込んでいるがどれも遜色なく絡まって輝いていくから読み進めるうちにぐんぐんと読む面白さが増して物語の過熱に引きずり込まれる。強豪相手・蝶蘭との試合で一矢報いる為に編み出された秘策が成功するシーンには此方ものめり込むようにその試合の顛末を仰ぎ、そして、試合の中で違う火花散る恋愛模様もまた良い。櫻井が思わず洩らす形になる相手への賛辞に豊口の「見てて」宣言には思わずにやにやしつつも、試合の先がますます気になる展開に。それと、調べたら声優の名前で色々あったんですね。なるほどねぇーそうですか。
読了日:8月30日 著者:KAITO
ラブやん(22)<完> (アフタヌーンKC)ラブやん(22)<完> (アフタヌーンKC)感想
途中から流れはもう出来上がっていたので来るべくしてきたという締め括りで奇をてらった終わりではない最後には素直に良かったなと。そうかぁ…15年という時が流れていたのですねぇ(遠い目)お疲れ様でした。
読了日:8月31日 著者:田丸浩史
をのころん (マンサンコミックス)をのころん (マンサンコミックス)感想
知ればあなたの生活に彩りを与えることはないが無駄な知識は増える知らざれる男の世界を描いた作品。シモが多いかなと思ったが、後半からは世界というよりは中年の生態に近い。オナホと個室ビデオの話が特に印象的。あと、高本ヨネコはもう恋忍を描く気はないのだろうか。
読了日:8月31日 著者:ルノアール兄弟

読書メーター

2015年7月まとめ

2015年7月の読書メーター
読んだ本の数:41冊
読んだページ数:5440ページ
ナイス数:204ナイス

人工知能は人間を超えるか (角川EPUB選書)人工知能は人間を超えるか (角川EPUB選書)感想
ログで知る。kraftwerkないしAutechre聞きながら。人工知能の歴史のあらましから特徴表現学習、深層学習(ディープラーニング)を獲得した先に待ち受けるAIの未来が今後どうなるのかを平易な文章で明瞭に語った本書は知的好奇心を満たしてくれるものであった。今、AIは人の手から離れ出し特徴表現学習を獲得し歩き出そうとしている。まさにこれからなのである。読んでいて胸が高鳴るものがある。未来が描けるというのは面白い。途方がなければ無いほど膨らみ募った想いの先にある未知との遭遇。 もう夢物語ではない未来予想図
読了日:7月30日 著者:松尾豊
空が灰色だから 2 (少年チャンピオン・コミックス)空が灰色だから 2 (少年チャンピオン・コミックス)感想
Very important beepあるいはRhubarb-Orc-1953-Revを聞きながら。分かり合える不幸か分かり合えない幸福か。信じ合える幸福か信じ合えない不幸か。差分と亀裂。偏執的に文字、文章に対してこだわっているのは分かるが、フォントだけであぁ阿部だなーと判別できるカラーを持った漫画家も珍しい。背景に浮かぶクラシック明朝などを見ただけで滲み出てく心の波風を荒立てる薄気味悪さと絵の相乗的に揺さぶる気持ち悪さが独創的だよなぁーと改めて。特に大多数の人が騒いでいるシーンに多いのかな?
読了日:7月30日 著者:阿部共実
CD付き よんでますよ、アザゼルさん。(12)限定版 (講談社キャラクターズA)CD付き よんでますよ、アザゼルさん。(12)限定版 (講談社キャラクターズA)
読了日:7月29日 著者:久保保久
オトメの帝国 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)オトメの帝国 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
読了日:7月29日 著者:岸虎次郎
ニッケルオデオン 青 (IKKI COMIX)ニッケルオデオン 青 (IKKI COMIX)感想
次は黄色だったのかなぁ。ポケモンかなと思ったが三原色の方がまだしっくりくる。互いに独立していながら重なるところがあって最初の発端となる物語から最後の収束するお話まで美味しうございました。
読了日:7月29日 著者:道満晴明
マイ・フェア・ネイバー (KC デザート)マイ・フェア・ネイバー (KC デザート)感想
前哨戦。年の差ラブものかつ恋愛ものから少し砕けた少女漫画。良いやん。恋以前に生まてしまった愛着や情からどんどんと恋愛に結び付いて愛が育まれる様子が、不器用ながらも丁寧に寄り添い優しく深くほどけてくお互いの気持ちの確かめ合いは読んでいていてほっこりとしつつ微笑ましい。そして、カバー下の未来の話で昔の心境を語る事のなかった佐久良の心情の告白には思わず、にまにましてしまう。
読了日:7月27日 著者:森野萌
西遊奇伝大猿王 (1) (ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ)西遊奇伝大猿王 (1) (ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ)感想
漫画というよりは良くも悪くもアート集な印象。続きは出ないだろうと踏んでいたら出てた。
読了日:7月27日 著者:寺田克也
神主さんと僕の彼女 (マーガレットコミックス)神主さんと僕の彼女 (マーガレットコミックス)感想
少女マンガ然としてるといえばそうだけれどもふみふみこ然とはしてないのが微妙であり残念。
読了日:7月27日 著者:ふみふみこ
ぷらせぼくらぶ (IKKI COMIX)ぷらせぼくらぶ (IKKI COMIX)感想
売れないなぁ。この一冊で終わらすのには実に惜しい存在。宮崎夏次系は認知され、阿部共実は大々的に取り上げられ、そして、奥田亜紀子未だにこの作品のみと。山田花子における「人間の暗部・残酷さ・偽善・エゴイズム」「人間関係における軋轢・抑圧・欺瞞・不条理・差別意識」「孤独と疎外」「本音と建前」など露悪的ともいえる描写で人間の善悪やモラルを問い続け、一貫して描き続けた共通のテーマは、「人間のエゴイズム」と「不器用な人間が抱えている闇や苦しみ」の系統分化した漫画家の1人として今後も描き続けて欲しいのだが…無理なのか
読了日:7月25日 著者:奥田亜紀子
わんぴいすわんぴいす感想
少女を犯すことでロリコンの罪と性をも犯す悪魔の囁きを描いた稀代な作品。退くことなく、ゆるむことなく、怯みなくロリコンの疚しい情欲を描き切れる才能には右に出る者はないだろう。字数があまったのでうたいます。だだっぴろい世界見渡してみても これだけのレイパー見つかんないぜ 一流の愚者 乗り込んだHIACE それまでの常識捨ててから来いよ エブリディハンティング!ヤったもん勝ち 一番のお宝を捕まえるHIACE 最低のヤツらって最高に笑うんだ ありったけの夢をかき集め探し物を捜しに行くのさ これがぼくらのわんぴいす
読了日:7月21日 著者:クジラックス
みだらなけもの (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)みだらなけもの (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)感想
黒目が強い胸のデカイ女性が全体的に強く印象に残る。えー余談ではありますが、残念なことながらオナニーの日に1日平均冊数0.72とするいってみようやってみようでいきましたが0.69ということに相成りました。慙愧に堪えませんがこの悔しさをバネに精進してまいります。以上、解散
読了日:7月21日 著者:石川シスケ
少女は今日、 (TENMAコミックス LO)少女は今日、 (TENMAコミックス LO)感想
Hなことに興味津々な少女の凶悪なる可愛さたるや。絶妙のふにゅふにゅぷにぷに感も合わせて掴んで離さない。
読了日:7月21日 著者:雪雨こん
天然恋色アルコール (TENMAコミックス)天然恋色アルコール (TENMAコミックス)感想
描かれる女性がむっちりともちっとした肉付き、腰付きでやらしい体つきと赤らむ赤面が素晴らしのなんの。そんな女性とショタが絡むおねショタものは埋もれ、埋めるショタが女性の肉体に沈みゆく様が女性の豊満さ、柔らかさを存分に表し、活かしていて非常にエロくて良い。そして、物語もある程度割かれていて心理描写も描かれており、ひょんなことからやきもちを妬くショタとそれを優しく包み込むお姉さんの渦巻く展開の関係性は甘酸っぱくも甘々の胸キュンで読んでいて終始微笑ましくて抜群の可愛いさ。ほんと群を抜いて好きな話。
読了日:7月21日 著者:有馬侭
ナマイキ少女 (TENMA COMICS LO)ナマイキ少女 (TENMA COMICS LO)感想
たまにデジタル絵が進み過ぎて気味悪さを感じることがあったときに無性に読みたくなるのがこういった絵柄なんだけれど、主流じゃないからあんまり存在しないのよね。らいむみんと先生然り。貴重な存在。身体のラインから肌の質感に妙な艶があって唆る色香が全体を通して素晴らしい。女子高生ものも収録されているがこれまた良しの出来。
読了日:7月21日 著者:ポンスケ
だらしなオッパイとあそぼー (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)だらしなオッパイとあそぼー (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)感想
やはりケモミミ率高し。タイトルに書いてあるだらしなオッパイとあるが、重さを感じさせる重量感ある巨乳から慎ましくも奥ゆかしい貧乳までときちんと描き分けられておりあまり選り好みしなくて良いかと。大きい子が多いけど。特色を挙げるとしたら内容は万人向けで毛に対する執念を感じさせる。整えられ描き込まれた眉毛とかボーボーの腋毛とかもじゃもじゃの陰部とかの描写から滲み出る熱さがその嗜好の人には堪らないのではないでしょうか。あと、意外に男が可愛い所ある。私の中で「田舎の女」「猫っかわいがり」が白眉。
読了日:7月21日 著者:もじゃりん
むちプリ (TENMAコミックス RiN)むちプリ (TENMAコミックス RiN)感想
感想書いてる場合じゃねぇ!そんなことよりオナニーだ!#マッドマックス怒りのデスオナニー
読了日:7月21日 著者:有馬侭
BRUTUS特別編集合本・本屋好き (マガジンハウスムック)BRUTUS特別編集合本・本屋好き (マガジンハウスムック)感想
様々な本屋の形。その本屋でしか出会えないもの。ただ本を並べ連ねるのではなくその場所の中で持ち得る空間をプロデュースした本屋を眺めるように訪れるように読んだ。言うまでもなく東京強し。地方だとお目にかかれない本屋が目白押しなのでわくわくしながら一端を触れられた気がする。それ故にネット書店の大きさも感じた。身近にあるのはどうしょうもなく便利だ。あと、本に関するイベントで「みんなで黙読する、DJイベント」なるものが楽しそう。でも、集中力無いし、強制的な雰囲気であれだがコンセプトは面白い。
読了日:7月20日 著者:
アマリリス (ヤングジャンプコミックス)アマリリス (ヤングジャンプコミックス)感想
倒錯、劣情、破滅的衝動、隔絶された世界で、拒絶された世界で、狭間に揺れ動く胸間が抉り、突き刺す衝撃。
読了日:7月18日 著者:福島鉄平
亜人ちゃんは語りたい(1) (ヤンマガKCスペシャル)亜人ちゃんは語りたい(1) (ヤンマガKCスペシャル)感想
天然たらしデコ助野郎と亜人(デミ)が語る漫画。亜人という生い立ちから社会的立ち位置の特殊性から生じる葛藤や悩みを先生が優しく精神的にも物理的にも包み込む様は微笑ましい軽さと切実な重みが混在したメリハリが効いた展開。悩みにフォーカスが当てられているが、先生が今後どう外の世界と折り合いを付けて成長を促していくのかが気になる。そして、その先の展開性も。でも、根本的な解消は、たぶん、難しい。社会に出たインキュバスの佐藤先生から受けるに。何だかんだ書いたが亜人はかわいい。
読了日:7月18日 著者:ペトス
少女終末旅行 2 (BUNCH COMICS)少女終末旅行 2 (BUNCH COMICS)感想
ユーリ、能天気のおっぺけぺーなやつと思われたが侮れないやつだな。作中の「もっと絶望と仲よくなろうよ」に見受けられる能動的にこの荒廃した世界を飲み込んで取り込んであっけらかんと流す達観した姿勢は興味深い。荒涼とした無常観ある侘しさ寂しさ残る中でそんな彼女が居ればほんわかするでしょうし、ハトポポコフェイスの脱力感がゆるゆると終末を緩めている。いいね、この終末日常感。当たり前の日常で享受しているものが喪失した世界で装いも新たに写る新鮮味とどうしてこう成ったのかという謎と妄想膨らみ入り交じる旅中が楽しい。
読了日:7月16日 著者:つくみず
とよ田みのる短編集 CATCH&THROW (ゲッサン少年サンデーコミックス)とよ田みのる短編集 CATCH&THROW (ゲッサン少年サンデーコミックス)感想
心洗われるね。ていきてきに読みたくなる。澱んだしみったれた感傷の発露を一蹴する胸間の奥から今にも溢れ出んばかりの熱い想いが偽りなく溢れ出した瞬間を捉えたときの気持ち良さは何もにも代えられない。清々と凛々しく向き合い、立ち向かう困窮さと賛辞。逃げたい気持ちを否定したい気持ちを見捨てたい気持ちをそれでも信じてみようと思わせてくれ繋ぎとめてくれるこの気持ちも、それを大切に仕舞い込んでおきたくなる気持ちも、シャキッと活を入れる想いも、素敵が詰め込まれた短編集。
読了日:7月16日 著者:とよ田みのる
孤独の価値孤独の価値感想
私のシゾイド気質がそうさせるのかは分からないが、言うほど孤独に対して恐怖心を抱いているか?世間も人も。タイトルの「孤独の価値」という提議よりはその場が産み出す空気と同調圧力への警鐘の方がしっくりくる印象が残る読後。あと、読んでて孤独である事への価値観を高める余りに取り巻かれる事像を咎める面(部屋の明るさなど)は少し客観性が欠け、そこまでの絶対悪ではない筈が扇情的、感情的に書かれているので疑問符も残るが、データを取った書物では無いのでそこはご愛嬌か。却ってデータ無しでここまで持論を拡げられる事に感服した。
読了日:7月15日 著者:森博嗣
怪談えほん (1) 悪い本怪談えほん (1) 悪い本感想
悪い子だ〜れだ………おまえだあああぁぁぁぁあああ、みたいな、感じで、人形やぬいぐるみがある日を境に得体の知れないものに変貌する薄気味悪さは誰のせい?の漂う気持ち悪さはある種子供から大人の通過儀礼でもある。寧ろ悪いことも悪いと露程にも思わなくなること、善意の押し売りの方が大人になった今では厄介である。
読了日:7月14日 著者:宮部みゆき
トクサツガガガ 3 (ビッグコミックス)トクサツガガガ 3 (ビッグコミックス)感想
逸らしつつ、良識ある話に繋げるのが巧いなと思いました(小並感)好きが高じたゆえの盲信というか下手をしたら血を血で洗うことになりそうなオタクの取り巻く環境や議題をどちらが是が非ではなく、どちらも尊重し、敬う姿勢が心地好く読ませて貰える。作中に出て来る通り「突き放すではなく歩み寄って…変わった先は、いいものだなと伝えなくては。」が全体的によく表せれている。で、北代さんが此れにどう関わってくるかは、楽しみだ。
読了日:7月13日 著者:丹羽庭
さよならトリガー(2) (講談社コミックス)さよならトリガー(2) (講談社コミックス)感想
米兵はフランクに話してくるぞ!気をつけろ!
読了日:7月12日 著者:千田大輔
姉のおなかをふくらませるのは僕 1 (ヤングチャンピオンコミックス)姉のおなかをふくらませるのは僕 1 (ヤングチャンピオンコミックス)感想
食欲は性欲
読了日:7月11日 著者:恩田チロ坂井音太
わがままちえちゃん (ビームコミックス)わがままちえちゃん (ビームコミックス)感想
気持ち悪いものやら薄気味悪いものを煮詰めてそのものをふんわりとデコレーションで包んでみせても確実に息の根を止めに来るエグみやモヤモヤと心に残す後味の底意地の悪さが天才的だなぁと。酷いおひとだ、志村さんは。
読了日:7月11日 著者:志村貴子
ちおちゃんの通学路 2 (MFコミックス フラッパーシリーズ)ちおちゃんの通学路 2 (MFコミックス フラッパーシリーズ)感想
やべぇ、1巻より面白くなっていて笑った。それと引き替えにゲス度が増してるけど清々しい程のちおちゃんの汚い笑顔見れたから良し。炎上ネタに自身の同人誌ネタを自虐して武器にするあたり好印象。その心意気嫌いじゃない。これは続きも期待。
読了日:7月11日 著者:川崎直孝
びゅーびゅーびっち (SANWA COMICS No.)びゅーびゅーびっち (SANWA COMICS No.)感想
男女のパワーバランスが逆転したものでこうも軽妙さを有してしまったロリビッチものはないのではないかと感じるほどの勢いで埋め尽くす少女たちは旺盛な性欲、緩い貞操観念そして素敵な何もかもで出来ていて、男性はチンカス、金玉で成り立っており、少女を恍惚な悦びへ、快楽の渦に誘う為だけの棒切れまでコキおろされ、搾取され、ヤリ捨てられる男性がこれまで産まれた既存のエロ漫画を分解し、反転化させたような可笑しみと哀愁漂う男の後引きが素晴らしい。でも、あまりにも突き抜けてる為に実用性は人によりけりである。
読了日:7月10日 著者:五月五日
ロリ乳牧場 (オークスムック 334)ロリ乳牧場 (オークスムック 334)感想
「a乳牛life」を読んだ時に既視感があって何だろうと思ったがこれだった。あちらは乳牛の一生を擬人化してみせるエグさだが、こちらは人間性を排して快楽漬けにする鬼畜もののエグさである。って言うかAmazonでまだ売られていて驚いた。
読了日:7月10日 著者:
のぞえもん (1) (ニチブンコミックス)のぞえもん (1) (ニチブンコミックス)感想
アウトだよ!?それ余裕でアウトだよ!?と読者の声を代弁した如く、自身が此処に居てはいけないことを察して溶鉱炉に沈んで未来に強制送還となりましたが…のぞえもんがもう少し過去に誕生していたらまだ居場所の余裕はあったかもしれない。それでも堂々と暈すことなく立ち向かっていったのぞえもんの勇姿を忘れられることは出来ないよ。ありがとうのぞえもん。そして、さよならのぞえもん。また逢う日まで逢える時まで別れのわけは聞きたくないよ。
読了日:7月10日 著者:藤崎ひかり
うせもの宿 2 (フラワーコミックスアルファ)うせもの宿 2 (フラワーコミックスアルファ)感想
ああしたいこうしたいと最後まで意地汚くも縋り付くように未練を抱いてまだまだやり足りないことを夢想し残して死するより全てにおいて満足しきって死んでいくのとではどちらがより生きたのか、幸せだったのかと判断し、いえるのだろうか。
読了日:7月10日 著者:穂積
無能の人・日の戯れ (新潮文庫)無能の人・日の戯れ (新潮文庫)感想
どこにでもないどこかに連れ立ってゆく瞬間のゆわんと押しつぶされる感覚が良くも悪くもダウナーに浸れる漫画だった。p357〜始まる山井との会話が突き刺さる。「ようするにあんたはなんの役にも立っていない 存在価値がない」「ひどいことを言うね結果はどうあれオレは一生懸命やっている 努力しているんだ」「ふりをしているだけでしょう」「誰も相手にしてくれません 誰からも期待も依存もされません 役立たずとして社会から捨てられます 捨てられた私は存在してないも同然です 「いながらにしていない」ということです」
読了日:7月9日 著者:つげ義春
どぶがわ (A.L.C. DX)どぶがわ (A.L.C. DX)
読了日:7月9日 著者:池辺葵
俺物語!! 9 (マーガレットコミックス)俺物語!! 9 (マーガレットコミックス)感想
君届みたいになるんだろうな。猛男にはどっしりと構える強さであり続けて欲しいけど、普通の高校男子として思い悩む男になったか。弱さも抱えてそれを踏まえての強さもあるが、猛男にはそんなものでは靡かない屈しない規格外で少女漫画をぶち壊す男性像であって欲しかった。その為に出させたパティシエも痛い上に今までに無かったキャラクターで読んでいて不快を催すし、当て馬としても魅了に欠け、ハラハラもしない。それをまだ引っ張るのか。残念ではある。あと、猛男と砂川に流れるBLな空気の顕著化すごいな。これ、砂川の方がライバルじゃね?
読了日:7月9日 著者:アルコ
GODSPEED 1 (ヤングジャンプコミックス)GODSPEED 1 (ヤングジャンプコミックス)感想
提示は完了。で、次に…と感じでどんどんと広がっていくはずだけど次巻で完結となると盛り上がらずに振るわなかったのかな。短編から見ると表情が弱く、荒っぽさが残る絵柄になっていたが連載に合わせてマイナーチェンジさせたのだろうか。
読了日:7月9日 著者:高畠エナガ
メイドインアビス 3 (バンブーコミックス)メイドインアビス 3 (バンブーコミックス)感想
電子版で購読しているがどうしてもこの巻だけでも手元に置きたくついぞ購入。遍く優れた冒険譚。アビスの穴をめぐる、直撃するそこに転がっているシビアな生と死の残酷で非情ゆえの煌めく美しさ、悲愴が少女少年を通してこれでもかと突き付ける事実には暫し打ちのめされ、震える。そんな容赦なく襲い掛かるエグ味がグツグツに煮詰め込まれる中でも、それでも尚、朽ちる事なく、尽きる事のないひとのあくなき好奇心、探求心には此方も心惹かれ、心を奪われ、引きづり込まれる。
読了日:7月8日 著者:つくしあきひと
クイック・ジャパン (Vol.23)クイック・ジャパン (Vol.23)感想
読む音楽で知る。「ナードコア・テクノの夜明け」の記事につられて。その当時の様子を窺わせる。あなたはノストラダムスの大予言って信じていましたか?オカルトブームと相まって盛り上がり見せ、UFO,UMA、超能力、新興宗教などなど出て来て流行りました。で、今現在も更新しているという事は予言は外れました。あたしの人生は1999年の夏で終わっていたはずなのに終わらなかった。それまで囚われていた観念は乙一のZOOに収録されている落ちる飛行機の中でに出てくる
読了日:7月7日 著者:
メイドインアビス(3) (バンブーコミックス)メイドインアビス(3) (バンブーコミックス)感想
ぼろ泣き。感想書いてる途中でも思い出しただけで涙が溢れ出てくる。あんまりだ、エグい、本当にエグい。こんな非情なものなのか。ここまでなのか。キツイ、こんなん。あああちくしょう、くそ。ダメだ。正常でいられない。人の存在ではなくなったミーティに対するせめてものの餞にナナチの「ミーティを殺してくれ」の懇願に込められたその決意と意志、決断、それらをつぶらな瞳で見つめるミーティ、別れを告げ、大切なものを喪った後に慟哭するナナチの姿がもう思い出しただけでもダメだ。こんな残酷で優しい救いなどあるのか。切な過ぎるよこんなの
読了日:7月3日 著者:つくしあきひと
あの娘にキスと白百合を 3 (MFコミックス アライブシリーズ)あの娘にキスと白百合を 3 (MFコミックス アライブシリーズ)感想
永遠なのか本当か時の流れは続くのか いつまでも経っても変わらないそんな物あるだろうか 変わってしまうものと変わらないもの…いつまでも変わらない気持ちがあることを知った時に訪れる祝福。侵してしまった拭いきれない過ちを洗い流すように赦し赦された契り交わされる主従関係。そして、誓い合うように交わされるくちずけと。その風景はあまりにも危うくも辿り着いた甘美で眩い光景でした。あと、番外編の白黒コンビの白峰さんの簡単に騙されてキスしちゃうちょろカワイイ性格どうにかなりませんかね。悶え死にそうなんですけど(半ギレ)
読了日:7月2日 著者:缶乃
マリさん (モーニング KC)マリさん (モーニング KC)感想
読メで知る。後半からラストスパートに掛けてのえーーなんじゃこれのぶっ飛んだ展開が白昼夢を見ているようで傷を残して去っていく犯された感漂う読後が跡を引く。序盤はただのサークルクラッシャーかと思ったがそんな次元に収まる話じゃなかった。彼女は平等に愛を与える天使でした。それ故の主人公の童貞故の視野の幻想、葛藤、苦しみが痛々しいほど迸り、砕かれる神聖化された女性像、穢れを知らない純潔を願う願望を純情で仇なす仕打ちの数々と鈍痛。
読了日:7月1日 著者:矢寺圭太

読書メーター

2015年6月まとめ

2015年6月の読書メーター
読んだ本の数:54冊
読んだページ数:7604ページ
ナイス数:223ナイス

ちはやふる(27) (BE LOVE KC)ちはやふる(27) (BE LOVE KC)感想
沈み淀み翳り行く中で知る照らしてくれていた灯の大きさと温かさ。主要の2人が抜けてしまうという内容的にはもっと不穏漂う重苦しい空気になるかと思ったら脇役に焦点を当て、照らすことで浮かび上がらせる仲間の支え、助けなくして成り立たぬ本当の強さとは、本当の結束とは、という仲間の力強さが垣間見える今巻はハラハラしながらもグッときたり、キュンときたりしたんですが、どちらも机くんに対してなんですよ。もう一度書きますけど机くんなんですよ。いや〜机くんの格好さが決まっているんですわーシビれました。こんな仲間居たら安心でしょ
読了日:6月1日 著者:末次由紀
逃げるは恥だが役に立つ(4) (KC KISS)逃げるは恥だが役に立つ(4) (KC KISS)感想
拒絶が怖いから見捨てられるのが怖いから恥だから…羞恥心や罪悪感で苛まれ、塗り固められた囚われた観念。傷つくぐらいなら失うぐらいなら痛みと苦しみを伴うならいっそ諦観で片付けてしまい、傷つく事のないよう恐れを感じないように壁や殻を生み出しそこから距離を置く。でも、欲しいのは承認と接触。拭いきれない抗いきれない事実に平匡が揺らぎ、みくりはときめきだす。でもそれは今後契約結婚として成り立つのか?寧ろ風見の方が経験から培った達観とした割り切ったドライの関係性で進められる気がするが…でも何かが違う。そこが面白い。
読了日:6月1日 著者:海野つなみ
逃げるは恥だが役に立つ(5) (KC KISS)逃げるは恥だが役に立つ(5) (KC KISS)感想
なるーほど、みくりの過去にそんな事が…っと分かってから2人の歩み寄りが可愛くてしょうがない。中高生を扱った恋愛漫画や恋愛小説などよりもこそばゆくも慈しみ深くてそして、焦れたくて焦れったくて、恋愛に対してもう新鮮では居られなくなる筈の妙齢の女性と高齢童貞が初々しくも、もどかしい恋愛をしている新鮮さが斬新。拗れていて捻れている分、社会に出てる分、それがより複雑に絡み合ってきて、ふれあいというより向き合おうとする人を真摯に描いていて、それが結婚の在り方、意義までに及ばす恋愛模様は感慨深く興味深い。
読了日:6月2日 著者:海野つなみ
NON VIRGIN 【Limited Edition】 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)NON VIRGIN 【Limited Edition】 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)感想
画力に対しての不満は一切ありません。でも、話のセンテンスが非常に短いのでねっとりとしたボルテージの盛り上げに欠けるのが惜しい。もっと惜しいのは大体女性が堕ちるパターンが多いのでそれとは別のパターンがあると嬉しい。それと、もっと言いたいのはソフトMが引くぐらいのドSな女性を出して。気高い品性のある色香薫る人妻や熟した女性が乱れ堕ちてしまう背徳とか罪悪感を抱きつつも快楽に溺れる姿も良い。が、多過ぎる気がする。もっと主従関係をはっきりと分けさせて、服従させる女性の物語もあればバライティーが豊かになると思う。
読了日:6月2日 著者:織田non
プチヘブン (ムーグコミックス)プチヘブン (ムーグコミックス)感想
何がヤバいって物語のヤバさより描かれる女の子ね。肉体の発育途中を感じさせる浮き出た肋骨、膨らみかけている胸とかまだまだ未熟さが残る肉質感の身体をデフォルメを少なくした真性さがかなり犯罪臭漂う。そして、助長する男側がアレ。クンカクンカhshsしたりとか…なかなか。最初はまだ普通だったのにキモオタから爺い、果ては人ではないものにグレードアップしていく攻め側の謎の幅広さには草。ロリコンの炉マンが開かれるヘヴンズドアなエロ漫画じゃないすかね。無邪気の楽園が100万部売れる中この作品はどれぐらい売れたのだろうなぁ。
読了日:6月3日 著者:千家カゲロー
アフタヌーン 2015年 07 月号 [雑誌]アフタヌーン 2015年 07 月号 [雑誌]感想
波を聞いてくれの続きが読みた過ぎてとラブやんの最終回となっているので勤しんで馳せ参じた次第。波を聞いてくれはレディオまだ始まったばかりでまたまた読みたいけど…幾分は欲が収まった。麻藤さんビックリするぐらい誕生日の時に被る三角帽子似合わな過ぎでしょ(笑)流れでドリルタンクやって欲しかった。ラブやんは前号が実質の最終回だが、後日談として今号でお終いというやつで、やはり感無量ですね。もうフサさんは歳を取ることは無いのか。
読了日:6月3日 著者:
監禁お遊戯(オールカラー) (別冊エースファイブコミックス)監禁お遊戯(オールカラー) (別冊エースファイブコミックス)感想
読メで知る。マンガ読破!EXで読了。読むまで著者について知覚してなかったけど、リリィの人であーってなってあやかしの…であーあーとなってこの作品については全く知らんかった。内容は監禁と謳っているがその要素は薄くてベースが純愛テイスト。気の強い女の子も良いが、男の陽平のヘタレ具合というか駄犬具合が擽るような愛くるしさで男女共楽しめる作品に仕上がっているかなと感じた。幼馴染も出て来るが平気でピッキングする幼馴染は嫌だよ(笑)怖えぇよ。ヤンデレ要素あった陽平ヤバかったな。
読了日:6月4日 著者:佐藤沙緒理
月刊少女野崎くん(6) (ガンガンコミックスONLINE)月刊少女野崎くん(6) (ガンガンコミックスONLINE)感想
どのキャラ達も強烈にキャラクターが立っているのでどのキャラ同士が絡んでも産まれ出てくる笑いのテンポが小刻み良く、また恋愛の距離感も素晴らしく、くっつきそうでくっつかない、進展してなそうでゆっくりと進んでいる絶妙の残念さが巧いバランス感覚で保たれているから笑えて、また笑えてしまう。巻数を重なえ続けても衰えない面白さが病みつきになってしまう魅力で溢れてる。Amazonのレビューの評価で星1を付けている人もKindle化の遅さに対してで作品を待ちわびている期待の高さを感じる。でも、星1を付ける意味が分からないよ
読了日:6月4日 著者:椿いづみ
Stripe cats (別冊エースファイブコミックス)Stripe cats (別冊エースファイブコミックス)感想
マンガ読破EXにて。最近千家カゲロー先生の作品を読んで久しぶりにらする先生の作品を読みたいなと思ってた矢先に無料で公開されているという渡りに船な情報に直ぐ飛びつきましたが、こんなにも月日が経っていたのか。作品はこの商業本一冊のみであんまり活動的ではないがどうやって生活して居るのだろう?同人誌は出し続けてるみたいだが…。内容はH描写までの展開がかなり性急で話もムードもないが描かれる一枚絵やイラスト的な意味での女の子の可愛さが好きなので良いです。かわいいは正義
読了日:6月4日 著者:らする
Little GirlLittle Girl感想
主催:らする ある少女とミュージシャンの話。30数ページというとても短い区切られた中で語られるものと語られない余白に想い込み上げる悲哀とも歓喜とも言える切なさ切り裂く余韻。はっきりとは語られないが、言動や容姿から少女は不老不死と思わせるのだが…またそれとは別にミュージシャンにとって福音を齎す迷信があるのだが、その迷信や変わらない姿に関係なく愛し続けてくれた男の半生と深い愛情を注いでくれた事実は彼女にとっては刹那な時ではあったもののその愛情を分かち、受け入れる事の出来た一時の幸福ととも
読了日:6月4日 著者:MIEOW
ヒストリエ(9) (アフタヌーンKC)ヒストリエ(9) (アフタヌーンKC)
読了日:6月5日 著者:岩明均
セトウツミ 3 (少年チャンピオン・コミックス)セトウツミ 3 (少年チャンピオン・コミックス)感想
ソフマップに出てくるような女来た。続刊が出る度に深まり落とす影がね、闇がね、正直笑えない。だが、ある意味そこがスゴい。正直引くレベル。
読了日:6月5日 著者:此元和津也
膣内でオシッコ (別冊エースファイブコミックス)膣内でオシッコ (別冊エースファイブコミックス)感想
漫画読破にて。消防団員兼コメ農家兼ボーカルとマルチに活躍するイケメンエロ漫画家ピクピクン先生の通算4冊目となる作品なんですが、癖のあるエロ漫画はあるけどほぼ癖しかなかった。正直、私は乗り切れなかった。それと消しがあり得ないほどの真っ白でもう何がなんだか。あとは女性の断面図描写が独特で火砕流を想起したが、このような描写をまた見ることも読むことも無いだろう。貴重な体験をありがとうピクピクン先生。追記:天然猫肉汁アリス缶詰氏のレビューで『断面図はもはやグロを通り越したSF。』という表記に笑いを禁じ得ない。
読了日:6月5日 著者:ピクピクン
アイアムアヒーロー 17 (ビッグコミックス)アイアムアヒーロー 17 (ビッグコミックス)
読了日:6月6日 著者:花沢健吾
お尻触りたがる人なんなのお尻触りたがる人なんなの感想
合間に描かれるラフ画の方がエロいってなんなの。答:眼鏡っこが多いから。あっしゃーーーーす。その眼で見下した感じでオナシャス
読了日:6月6日 著者:位置原光Z
跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること感想
本著に出てくる「感動とは 、自分が知らなかった世界を見せてもらえた時 、感じるものなのでしょう 。」に尽きる。読むまでは正直、独断と偏見による差別的な目で見ていた事に恥ずかしさを覚える。人は余りにも一側面しか見れていない事に驚かさる。内面の広がりを読み、その強さを知り、想像するだけで如何に先入観や欺瞞で接していたのかと。別世界でしかない、なかったものが読む事で知り得る、こう見えて、こう感じ取っていて、こういう風に考えて、培い得た心情の豊かさに触れられた瞬間、見方が変質する衝撃と人の多様性を感じさせてくる。
読了日:6月7日 著者:東田直樹
オトメの帝国 3 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)オトメの帝国 3 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)感想
やましいという想いに駆られるいやらしさのいかがわしさが漂わせるエロティクな百合具合は今のところこの巻が真骨頂。浅水×市ノ瀬の先輩と後輩関係に見る独占欲と嫉妬が纏わり付く葛藤と渇望。誰のものにもなって欲しくないと願い、私のものだけになって欲しいと想いながらもそれが内心いけない事だと分かってたはずだけど、その想い虚しく止められる事もなく加速する想いと交差するある行為と共に訪れるリビドーが噴出する危うさが堪らない。
読了日:6月7日 著者:岸虎次郎
それでも町は廻っている 14巻 (ヤングキングコミックス)それでも町は廻っている 14巻 (ヤングキングコミックス)感想
日常ものにおいてどう意味付けをし、どう味付をしていくかでいったらそれ町ほど他の追随を許さない日常ものは無いのではないかと思える。それぐらい話は練られていてミステリーもの、ホラーもの、SFもの(少し不思議も含む)、コメディーものなどとジャンルに富んで幅広く構成された話と時系列シャッフルから積み重ねられていく話の繋がり、浮かび上がっていく全体像からくる物語としてのダイナミズムある奥深さの巧妙さ。今巻のテーマは「似たもの」「似て非なるもの」と静ねーちゃんと歩鳥が中心となった夢現小説、夢幻小説が秀逸で素晴らしい。
読了日:6月8日 著者:石黒正数
日々ロック 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)日々ロック 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)感想
思い知る挫折、否定に次ぐ否定、フラストレーション溜まり揺らぎ続ける抑圧された助走から「ロックンロールやってる奴は2種類にわけられる ロックンロールをファッションのように着こなすクソ野郎とロックンロールで闘う奴だ」の台詞ともに加速度的に整い、始まり、走り出すライブ、フリーハンドで描かれる描線が醸し出すライブシーンの熱、躍り埋め尽くす歌詞の文字に日々沼のロックンロールで闘う姿が最高に格好いい。そして、最後の笑顔の余韻にまたシビレる。また折を見て読もう。そうしましょう。
読了日:6月9日 著者:榎屋克優
天盆天盆感想
読メで知る。将棋を模した天盆に見初められた少年と家族を取り巻く蓋という国に纏わる話。天盆の棋戦が動けば、呼応するかのように渦巻きうねり出す潮流。人が動き、歴史が動く。それが疾走感を持って駆け抜けていく気持ちよさとそれにともに引き連れだって教えてくれる人の生き様、待ち受けるドラマに相対する明朗なる愉快さが実に心地よい。凡天が天盆を通して辿り着いて見据えた光景と家族の絆が紡ぎ守り通せたそのものの想いが重なり、国までもが波に飲みこまれた歴史、証はどう生きたかではなくどう生き抜いたかに直結し、収束する。楽しかった
読了日:6月10日 著者:王城夕紀
平成生まれ (2) (まんがタイムKRコミックス)平成生まれ (2) (まんがタイムKRコミックス)感想
なんだただの天才だったのか。時代を終えるのには尚早過ぎやしませんかと思ったら「2」になって帰って来てた。殺伐とした空気に佐藤のウザさが好きでした。
読了日:6月10日 著者:ハトポポコ
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)感想
疲れた。でも、心地の良い疲労と思索が激しい思い巡る読後だった。生命至上主義、ヒューマニズムが齎すニヒリズム。引き抜かれたアポトーシスによる全体主義、生命主義のネクローシス。 自由意志の問題。自然。未知だったはずの砦、不可領域に介入することで訪れた意識の消滅が慈愛と優しさに満ちたシステム社会と合致した瞬間、哲学的ゾンビが跋扈する創り出された未来。そこには科学の発展と人類の繁栄を願って祈った結果、到達した合理化された痛みも苦しみもないなにものにも縛られないなにもないエデンの園。これが人が待ち望んだものなのか?
読了日:6月13日 著者:伊藤計劃
下ネタという概念が存在しない退屈な世界 マン●篇 1 (BLADE COMICS)下ネタという概念が存在しない退屈な世界 マン●篇 1 (BLADE COMICS)感想
何というディストピア。何を…ナニを考えているのでしょうね。振り回し、振り下ろし、握り潰す様を読んでるだけで私なら3秒も堪えられませんよ。こんなの頭おかしくなっちゃうよぉ。ラノベのコミカライズという事で何ですが、言葉遊びがかなり削られているのでは?と感じちゃうとこあるのですがぁ〜そこはどうなっているのでしょね。あと、コミカライズのせいなのか展開が早急で物語が性急過ぎて先走りし過ぎかなと思いました。それと、気になったのはマンコ・カパックとかチンポー湖みたいな人名や地名はどういう扱いになっているのか気になります
読了日:6月13日 著者:赤城大空,柚木N\'
勇者ヴォグ・ランバ(1) (アフタヌーンKC)勇者ヴォグ・ランバ(1) (アフタヌーンKC)感想
伊藤計劃の作品「ハーモニー」の設定から換骨奪胎した作品。核戦争はまだ発生してないが、核戦争はなくともいずれ起こりうるかも知れない不確定な不安より確定されたペインフリーによる緩やかな生存戦略は財布は使いこなせず、貯金箱に走る脳という喩え思い出す。人は痛がり屋ですからねぇ。ハーモニーには無かった発現や這脳の特色ある設定が今後どう切り崩すのかが楽しみである。キーハのヴィジュアルが決まった中で「理性ノナイ物ニ敬意ヲハラウ用意ハナイ」の台詞を吐くコマが好き。でも、この濃度を2巻で収めきれるのか不安は残るが期待も募る
読了日:6月13日 著者:庄司創
勇者ヴォグ・ランバ(2)<完> (アフタヌーンKC)勇者ヴォグ・ランバ(2)<完> (アフタヌーンKC)感想
面白さにも色々あるということ。爽快な面白さもあれば纏わり付いて離さない面白さもあるということ。でも、後者は思考する面白さだから人によって浸透する量は違う。故に売れにくいだろうなと。「虐殺器官」「ハーモニー」を下地に独自性と、2巻というコンパクトに纏めたので説明不足は否めなったが、真摯に問い掛けに対して向き合って取り組んだ漫画ではあったかな。記号、価値観、流動、更新。壮大で何とも途方も無いが、何とも有意義な。
読了日:6月14日 著者:庄司創
弟の顔して笑うのはもう、やめる 1 グループ・ゼロ弟の顔して笑うのはもう、やめる 1 グループ・ゼロ感想
秀麗で美麗な絵柄とは裏腹に流れる秘めやかな不穏が目に焼き付ける巧さ。紙一重の上で成り立つギリギリに零れ落ちるか零れ落ちないかの一線を決定的に踏み込ませず、越えさせずにひらりとかわして揺さぶり動かす危うさがね、覗かせては魅せる焼きつかせ燃え上がれせるせきせきと募らせる禁忌の恋情が何方に傾くのかが先が恐いようで気になりますね。如何しても。でも、何方に転ぶにせよ傷なしでは済まないだろうな。ひぇぇ、怖えぇ。
読了日:6月14日 著者:神寺千寿
カードゲーム付き 宝石の国(4)特装版 (プレミアムKC アフタヌーン)カードゲーム付き 宝石の国(4)特装版 (プレミアムKC アフタヌーン)
読了日:6月15日 著者:市川春子
宝石の国(4) (アフタヌーンKC)宝石の国(4) (アフタヌーンKC)感想
表紙いつになくキラキラして素敵やん。愛染明王みたいの出てきたと思ったら…何だこの生き物は…!モフらせろ、もふもふさせろってなりました。奔放で掴み所がないけどキュートでコミカルさは堪らないね。夏服、もふもふ可愛い。
読了日:6月15日 著者:市川春子
オトメの帝国 6 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)オトメの帝国 6 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)感想
くそっくそっめちゃくちゃくそ可愛いな。おい、めちゃくちゃ可愛いぞ。どうするのこの可愛いさ。なんだろうなこの可愛いさは、エロいし。まったくもって最高。満点。光な。陰影をつけた表現は散見するけど光だけで演出する感性な。窓辺から差し込まれる木漏れ日に照らされる日常と非日常感の演出にはもう感動すら覚える。嫉妬、ジェラシー、焼きもちを妬き、そこから発露する心情、表情の情念には抑え難きものとすくわれた気持ちに訪れる甘美な光景には堪らないものがある。また一生追っていこうと思える漫画家が出来た。追う。
読了日:6月16日 著者:岸虎次郎
オトメの帝国 7 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)オトメの帝国 7 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)感想
どの恋仲も良いですけど何より大きく変わったのはほのかとエリーシャでしょうね。筋金入りのオタクでそのせいでイジメにあって拗れて人に心をなかなか開くことのなかったほのかが自由奔放のエリーシャによって徐々に氷解して連れ立っては見せてくれる新しい出会い、新しい世界、見ようとしなかった景色たち。その中で今回描かれる夏祭りの終わってしまう儚さといずれ来るであろう別れの物悲しさが重なる切なさが心を締め付けます。人の心情をきちんと丁寧に吟味して考慮し描いているから読んでいて幸せが伝わったり、心の痛みが沁み入ってくる。
読了日:6月17日 著者:岸虎次郎
竹易てあし漫画全集 おひっこし (アフタヌーンKC)竹易てあし漫画全集 おひっこし (アフタヌーンKC)感想
キャラにツッコミを控えさせてセルフツッコミで切り開くスタイル。一昔前のエロ漫画を思い返す。五夜の上官の指示を待たずに捕虜を撃っちゃう奴だよ遺影が一番のお気に入り。私も惜しむらくはそうしたい。とりあえず天然物でもなんでも良いんで捕虜を捕える事を人生に取り組みたいと思う。漠然と俄然に邁進したい。
読了日:6月17日 著者:沙村広明
神様がうそをつく。 (アフタヌーンKC)神様がうそをつく。 (アフタヌーンKC)感想
評価が異様に高かったので。読み進めるうちに判明する家庭事情のエグさがなかなかどうして。また現実にありそうで言われぬ虚無感が漂うが、ひと夏の思い出、束の間に過ごす事になる楽しい日々、知る恋心と青春の甘酸っぱさもあるが、やはりそれ以上に影落とすどうしようもない現実に対して健気に必死に抗い明日に向かって進もうする子供の懸命さが胸を打つ。でも、子供でまだまだ未熟で力が無いわけで現実に打ちのめされるけど、決して絶望だけではない優しさが救いである。でも、父親ほんっっっとクズ。身勝手過ぎるわ。
読了日:6月17日 著者:尾崎かおり
Z〜ゼット〜 (3)完 (ニチブンコミックス)Z〜ゼット〜 (3)完 (ニチブンコミックス)感想
まぁ見切りをつけたんでしょうな。雑誌の休刊に伴い終了ということで残尿感が大いに残る終わり。一つ気になるのだが発生後期に従って平定されてある程度の秩序を取り戻すが、動物のゾンビ化ではそのような事はあり得なくないか。ネズミ出てきたがネズミのゾンビ化が発生したら抑えようがないような気がするんだが…。媒介者として数、サイズとか考えても爆発的に人ならず様々なものに影響を及ぼすと思うが駆逐したのだろうか?ゾンビのAV撮影は面白かった。需要あるのかよと思うが、実際現実で制作されているからな。人のどうしょうもなさ良かった
読了日:6月20日 著者:相原コージ
うちの妻ってどうでしょう?(7) (アクションコミックス)うちの妻ってどうでしょう?(7) (アクションコミックス)感想
なんだかんだ言いながらも福満氏の妻に傾ける愛の大きさは言わずもがな。最終巻という事で最後に妻から見た夫、福満しげゆきの姿を妻から聞き取り、プロットにして作品に描いても良かったのでは?とは思った。番外編としてまとめて出版したら良いんじゃないですかね、どうでしょう双葉社さん。
読了日:6月20日 著者:福満しげゆき
はるかリフレイン (Jets comics (702))はるかリフレイン (Jets comics (702))感想
絶版から。彼氏を救う為にループを繰り返す話。好きでも嫌いでもない終わり方なのだが、どうにもすっきりしない。うーん、この他になかったのかという…。進研ゼミに連載されていたみたいですが、どう足掻いても変えられない運命は読んでいる人への皮肉だったのかね?
読了日:6月21日 著者:伊藤伸平
だいらんど (Hard comics)だいらんど (Hard comics)感想
読メで知る。絶版から。丸こい絵柄で描かれるメルヘンチックな世界に迷い込んでしまったヤクザというアンバランスな関係性が織り成すユーモアある空間とこの世界の謎に迫りつつ、解き明かしつつも次第に明かされる謎解きがグイッと物語に引き込ませる。そして、最後に辿り着く事になる真相と主人公が選び取った行動もまた興味深くて綺麗にまとめられていた。良作。あと、成人向け漫画も執筆されているみたいだが、この絵柄でどのような内容で描いているか気になる。
読了日:6月22日 著者:がぁさん
女子小学生はじめました P! 1 (ジェッツコミックス)女子小学生はじめました P! 1 (ジェッツコミックス)感想
30歳童貞が魔法使いでは無く女子小学生になってHなハプニングに巻き込まれるTS漫画かと思った?残念、他の女子小学生のパンツを脱がせたり、パンツを穿いたり、パンツを被ったり、パンツを嗅いだり、集めたりする漫画でした!なんだよ最高かよ続けろ‼︎
読了日:6月22日 著者:牛乳のみお
女子小学生はじめました P! 2 (ジェッツコミックス)女子小学生はじめました P! 2 (ジェッツコミックス)感想
るるのお姉さんがクレイジーサイコレズにならないか心配…いや、期待してます。あと、ハガレンのパロディーは何故にこうもパンツが絡んでくるのか?「男子高校生の日常」の中で等価交換のネタでパンツ交換ネタあったが、パンツで錬成陣が描かれようとは思いませんでした。まったく最高かよ続けろ‼︎
読了日:6月22日 著者:牛乳のみお
かごめかごめかごめかごめ感想
ダ・ヴィンチから知る。上手い文章は行間を読ませると言われるがこの漫画はコマとコマの間に流れる余白かな。必要以上に言わないし、語らない、描かないという驚く程、情報が削ぎ落とされているのだが、削ぎ落とされた分、研ぎ澄まされた訴えかけ、伝える人の、人生の縮図が漫画の中に静謐に淡々とながらもしなやかに詰め込まれている。それも引いて眺めるように。漫画家はこうも作品との間に距離を取りながら描けるものなのかと。これも一つの表現の極みかも知れない。稀有な才能。
読了日:6月22日 著者:池辺葵
罪×10(3) (ガンガンコミックスONLINE)罪×10(3) (ガンガンコミックスONLINE)感想
顔バレしてるのに覆面する意味やキャラの大体がドアを開けるのを間違えようが壊そうが死んだはずの奴が普通に生きていようがコピー芸を使って来ようが勢いで片付けるノリに特化したノーガードスタイル私嫌いじゃないわ。
読了日:6月25日 著者:山内泰延
鉄風(6) (アフタヌーンKC)鉄風(6) (アフタヌーンKC)感想
夏央と早苗の因縁対決に決着。そして、明かされる夏央の歪んでしまう過去の因果に絡む早苗の固執する理由が更に試合をヒートアップさせ、盛り上がらせる。楽しい、楽しいぞ、ワクワクする。でも、刊行ペースをもう少し早く……。ほんとそれが辛い。それと、もう一人の過去も明かされるが何とも薄気味悪い。少年マンガのようなひたむきにただただまっすぐに目を輝かせながらも格闘技に打ち込む姿がこの作品だと気持ち悪い存在感として異彩を放つ様に惚れ惚れとし、歪みまくった夏央とゆず子の対決を想像しただけでも否応なしに心が躍る。
読了日:6月25日 著者:太田モアレ
The Mark of Watzel (ヤングジャンプコミックス)The Mark of Watzel (ヤングジャンプコミックス)感想
読メで知る。一冊に過不足無く詰め込まれていてかなりの完成度の高さ。読み込ませるストーリーが一冊にまとまっているので読みやすく良い。何よりも後味が良いのが気持ち良かったりする。こう、信じたくなるよね。これが難しくも大切。
読了日:6月25日 著者:武富智
魔法少女まどか☆マギカ film memories (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)魔法少女まどか☆マギカ film memories (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)感想
第10話「もう誰にも頼らない」(無理だよ…私、何にもできない。人に迷惑ばっかり掛けて、恥かいて。どうしてなの…?私、これからも、ずっとこのままなの?)???「だったらいっそ、死んだほうがいいよね」13:44(死んだ方が良いかな…)???「そう、死んじゃえばいいんだよ」(死んで…しまえば……はっ!?ほむら「ど…どこなの、ここ…?」ほむら「何?何なの!?」ほむら「え?いやっ!あぁっ!」
読了日:6月25日 著者:原作:MagicaQuartet
アホガール(6) (講談社コミックス)アホガール(6) (講談社コミックス)感想
壮大なテーマが織り込まれたマンガや重厚なストーリー展開が待ち受けるマンガも良いけどこういうマンガも必要だよね。今日笑って明日には忘れて、また、ふっとしたきっかけで読んで元気を貰っているというね。全人類がよしこになったらという話には良いかもしれないとは思ったとこで俺の中のジョンレノンが想像してごらんって語り出したので想像したら平和と愛に溢れた世界だったけど人間文明の崩壊した猿の惑星になってた。
読了日:6月26日 著者:ヒロユキ
奉仕委員のおしごと (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)奉仕委員のおしごと (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)感想
評価が異常に高かったので。名前は知っていたがどんなものを描いているのかは知らなかった。調べるうちに富野由悠季に「君の絵には怨念がある」と言われたこと、その画力の高さについての絶賛が見受けられたが、読んで疑問符では無く納得の成る程。女性は頭の天辺から足の爪先まで精妙に描かれ、男性は筋肉ゴリラからショタまでと男女問わず描き分けの幅広さも凄い。内容は全体的にノリが良くて軽いが表題作は話の根幹と画力が相まって生々しいエグさに昇華してあってなかなか。その中でコメディ要素の高い「明日はV」はオチも含めて酷い(爆笑)
読了日:6月27日 著者:胃之上奇嘉郎
終夜セクソロジー (メガストアコミックスシリーズ No. 340)終夜セクソロジー (メガストアコミックスシリーズ No. 340)感想
彼女たちはとんでもないものを盗んでいきました。男たちの貞操です。女性上位の話が多くて男たちの抵抗虚しく奪われてしまう童貞。頑なに守ろうとも奪われるのは止むなしとも言える理性を蹂躙する奔放で惑わす女性たちがエロくて可愛い。蕩けた様子でおねだりせがむ切なそうな表情だったり、誘惑的に魅了するむちっとしたボディだったりと理性など保つことが難くない描写力が素晴らしいです。その中で兄に発情する妹が親の目を盗んで暴走しだす物語と普段は冷徹でクールな飼い猫が擬人化してベット上で甘えに甘え倒す激甘なH描写が堪らなかった。
読了日:6月27日 著者:井雲くす
キツデレ (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)キツデレ (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)
読了日:6月27日 著者:石川シスケ
SYLSYL感想
主催:じぇーむら 内容はクジラックス先生にも使ってもらえたオカズ本と言えば諸兄にもわかりますね。この方はストーリー仕立てのやつよりは一枚絵で読ませるやつが好み。
読了日:6月28日 著者:baroQue
pdpd
読了日:6月28日 著者:baroQue
エリーンペロペロ×2エリーンペロペロ×2感想
主催:もじゃりんモナー歓喜快楽天。動向注意、っと思ったら単行本出るみたいだが……望んでいた形では無かった。買うけどね。
読了日:6月29日 著者:チームキハラ
純愛イレギュラーズ (MUJIN COMICS)純愛イレギュラーズ (MUJIN COMICS)感想
良かった。表紙を見た時、アクロトモフィリア、フリークス嗜好に走ったのかと思ったら、成る程ね。配慮と理解を欠いた作品ではなく敬意と尊重を感じる作品であること、になっていることに取り組んだ真摯な姿勢が感じられる。形はどうあれ純愛。社会や常識から外れてしまう事だろうが、そうなってしまった経緯や背景を示し、哀切をもってそれでも愛し、愛せるその尊さにその行為の美しさまでに昇華させた試みのある挑戦は素晴らしいの一言。乳牛の話はエスプリの効いた風刺漫画になっていてこれもなかなかな物語。他の話は新堂エル先生らしい。
読了日:6月29日 著者:新堂エル
PICTULIAPICTULIA感想
主催:おはぎさん/袁藤沖人 人物から背景そして小道具に至るまで端麗な絵柄で描かれた作品。その美麗な絵からエロ目的より正直、イラスト集を眺めている感覚に陥る。漏れなく眼鏡っ娘しか出てこないので眼鏡っ娘スキーには堪らない逸品。
読了日:6月30日 著者:70年式悠久機関
狸のおばちゃんといっしょ狸のおばちゃんといっしょ感想
主催:小石ちかさ 狸おばちゃんの深い包容力。その包容力にもふられたいです。
読了日:6月30日 著者:磊落神社
Pretty Cure Light WoondsPretty Cure Light Woonds感想
漫☆画太郎が描いたようなプリキュアジオングを一撃で、クィンマンサをこのザマにするキュアブラック。安心安定のコピー芸。尚、ばばあは出てこない模様。
読了日:6月30日 著者:priestess…live

読書メーター

2015年5月まとめ

2015年5月の読書メーター
読んだ本の数:47冊
読んだページ数:8829ページ
ナイス数:235ナイス

うしおととら (11) (小学館文庫)うしおととら (11) (小学館文庫)感想
今巻は何と言ってもとらと真由子との関係性が素晴らしく花開いて双方ともに魅力あるキャラクターとして高められたインパクトのある物語であった。「ま」「ゆ」「こ」との呼び掛けと、誓いに満面な笑みを浮かべて返す真由子のこの仲には私の中で何かが崩壊した。もう、結婚しちゃえばいいのに。そして、もう一つ、さとりの物語は不器用で嘘をつくのがべらぼうに下手なうしおがついた優しい嘘が切ない。こういう話を創るの巧いな。どんどんと進むにつれて密度が濃ゆくなってきて先が益々と楽しみだ。
読了日:5月1日 著者:藤田和日郎
うしおととら 12 (小学館文庫)うしおととら 12 (小学館文庫)感想
妖大戦じゃーー。懐かしい面々が出てきて嬉しい。熱く、そして、次に溜めながらも白面の者との戦いの為、道筋が出来てきてる。ワクワク。
読了日:5月2日 著者:藤田和日郎
うしおととら (13) (小学館文庫)うしおととら (13) (小学館文庫)感想
遂に白面の者とうしおが接触かつお預け。白面の者、ただただ目力がエグい。すげー眼だけでこうか。此処までか。でも、富士鷹ジュビロも思い返して笑いそうになるので吼えろペンの罪は重い。良からぬ事を考えているノブノブさんと負けず劣らずですなぁ。あと、島津の「津゛」かな。其処は影響受けてんのかなーどんなかなぁ〜
読了日:5月2日 著者:藤田和日郎
ゲッカビジン (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)ゲッカビジン (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)感想
この人の場合、はっきりと言ってH描写なんかよりは第一に何よりも目を惹きつけるのは執念を感じさせる口淫シーンですね。ぷっくらと膨らみの暖かさを感じさせるぷりぷりな唇、ねっとりと這わせる舌、窄めた頬、男性を正面から見据え、上目遣いで見つめ、一生懸命に汁まみれになりながら頬張りしゃぶり尽くそうとする女性のエロいこと、卑猥なこと、堪らんです。感じている表情もまたいい。口は第二の性器とは良く表したエロ漫画とも言える作品ですかね。でも、少し難点を挙げるなら女性がテカリ過ぎなんだよなぁーもう少し抑えられないのかね。
読了日:5月2日 著者:イノウエマキト
駄目な石駄目な石感想
ちっさーーーーこんなに小ささに面白さが収まるのかよ。で開いたらシャープ!絵が、えらいシャープに…。すっきりしている。内容は相変わらず霞のような漫画ではあるが、前よりは日常がにじり寄って来ていて綻びを感じさせる。漫画だけど、用いる文体、文法が大好き。持ち入り方が素晴らしい。捏ねくり出してではない抜け出てきた語る文章。欲しい、この才覚が欲しいと願ったのはモリミー以来だなぁ。羨ましのう、この感性は。正直、この著者は言葉や理屈では収まりきらない大きさだからこそ説明が難しく、中々に野暮に感じられる。
読了日:5月3日 著者:平方イコルスン
うしおととら (14)    小学館文庫うしおととら (14) 小学館文庫感想
とらの出自が衝撃。マジかよ。
読了日:5月3日 著者:藤田和日郎
うしおととら (15) (小学館文庫)うしおととら (15) (小学館文庫)感想
また獣の槍造るって原料出来ても鍛治居らんやん。ギリョウ居ないけどそこは考えてなかったのかよ、妖たちは。説明が無いけどどうにかなるようになっていたのか?それよりクライマックスに向かいつつある。
読了日:5月4日 著者:藤田和日郎
キルミーベイベー (7) (まんがタイムKRコミックス)キルミーベイベー (7) (まんがタイムKRコミックス)感想
カヅホがやべぇというより編集がカヅホを抑えきれなくなってきていることがやべぇ。なんなのこの展開!氏賀Y太の漫画かよ!になる日も近い。でも、他の作品で発散しているみたいだし、キルミーではそれは無いかな。いってもハピツリかな。
読了日:5月4日 著者:カヅホ
うしおととら (16) (小学館文庫)うしおととら (16) (小学館文庫)感想
帰る場所も失って、もう、その人のやるべき事を頑張るしかないぞ、うしお。ここから見落とせない、見逃せない展開の濁流の波が押し推せる息苦しさが見失うこと是としない。
読了日:5月5日 著者:藤田和日郎
うしおととら 17 (小学館文庫)うしおととら 17 (小学館文庫)感想
とらと白面の者との因縁が分かる。憎悪という負の感情、憎しみの連鎖をどう断ち切るか。
読了日:5月6日 著者:藤田和日郎
うしおととら〔文庫版〕 18 (小学館文庫)うしおととら〔文庫版〕 18 (小学館文庫)感想
怒濤の闘いに読む手が止められぬ。名シーンの連続にくらくらする。これ、すげぇわ。濃ゆい。本当に濃ゆい。惜しみない。全然惜しまない。結実に向かって一直線に突き進むエネルギーのそのあまりの剛直さに心熱くなりながらも心寂しさが綯い交ぜに。あぁ、もう終わってしまうのだなぁと。久し振りに少年漫画を感じる。
読了日:5月6日 著者:藤田和日郎
うしおととら 19完 (小学館文庫)うしおととら 19完 (小学館文庫)感想
終わった…。終わってしまった。終わりに向かって今までの過程が意味を持ち出し、倒されるもの、倒すもの、悪と正義、陰と陽、絶望と希望、守りたいもの、守るべきもの、守っていきたいもの、守ってくれたもの、教えてくれたもの、過去現在が未来に向かって一つに集まり収束して繋がっていく。うしおととら、いいコンビだなぁ。新一、ミギー以来のいいコンビだ。一番変わったのはうしおでは無く、とらだったかも知れないな。とらの最後で最後の台詞が沁み入る。あぁ、終わった。
読了日:5月6日 著者:藤田和日郎
女子かう生(3) (アクションコミックス)女子かう生(3) (アクションコミックス)感想
女子かう生に挟まれたい……そんな日々を過ごしたい人生だった。ごめんねーまたこの子が変な感想書いちゃったみたい、戻りますよー
読了日:5月7日 著者:若井ケン
三ツ星カラーズ (1) (電撃コミックスNEXT)三ツ星カラーズ (1) (電撃コミックスNEXT)感想
よつばと!」の影響を受け、その意思を継ごうとする漫画は幾つか読んだことあるがとうとう「苺ましまろ」も登場したかと思って読んだけど、絵柄、ノリ、アングルは確かに似ている。でも、ギャグセンスやキレはまだまだ弱く感じた。だからなのか、より日常風景が表立って出ている分、よつばと!苺ましまろで割ったような印象。あんまり他作と比べてばかりもアレだが、今後この著者らしさを出していけるのかと期待して追いたいと思う。それと連載は抜かりなくお願いしたい。そこは頼むぞ、マジで。
読了日:5月7日 著者:カツヲ
ムシヌユン 1 (ビッグコミックス)ムシヌユン 1 (ビッグコミックス)感想
ドゥマンギテドゥマンギテドゥマンギテ、どぅまぎたねーどぅまぎたんだからぁ。ここにフリムンヌ漫画極まる。どぅまんぎるよ。
読了日:5月8日 著者:都留泰作
枕魚枕魚感想
忘れているだけでいつしか見て居た見知ってた奥底に眠っていたはずの脳髄からすっぽ抜け出た記憶の中に巣食う存在や整合性の取れていない夢のあの突飛もない奇天烈で不可思議なことが行われ、発生しているのにそこに妙にしっくりと確かにそうあるものなのだと現像を受け容れる腑に落ちたへんちくりんな確証たる自信と存続する産物たち…そして目覚めた時に起こる奇妙な納得のいかない居心地の座らなさの気味悪さが残るが忘れ去られていたこそばゆさも感じる居心地の良さが呼び起こされる刺激ある後味がゾクッとする。よし、枕魚再読して眠りに耽るか
読了日:5月9日 著者:panpanya
纏う透き色の 羽住都画集纏う透き色の 羽住都画集感想
初見は乙一角川スニーカー文庫での作品で、乙一を追うと同時にイラストを担当していた羽住都さんにも惹かれて画集を買おうという段になった時には、もう絶版になっていて口惜しい思いしたものでした。次の画集はいつ出るのだろう、いつ出るのだろうと手をこまねいて首を長くして待っていましたが…遂に10年振りの画集が出るという情報が舞い込んできた時には、それはそれは矢も盾もたまらずに購入する為に奔走しました。そして、見つかりました。手に入りました。読むことも出来ました。積年の募らせた想いが叶った。それで充分。感想は要らない
読了日:5月10日 著者:羽住都
ファイアスターター湯川さん (Kindle Single)ファイアスターター湯川さん (Kindle Single)感想
悪くはないのだがもう一つの後押しの足りなさが残る読後感で可もなく不可もなしな印象。これは電子書籍でしか出していないのかな。より掘り下げて連作短編集にしたら面白くなりそうだけど、この短編で主人公とパイロキネシスを操る湯川さんとの関係性、物語としてはほぼ完結しているし、広げられる範囲も限られているからなぁ。まぁいいか100円で購入出来て読み易いし。それよりも色々活動が活発になってきているようでファンとしては嬉しい限りですが、山白朝子名義では乏しいのでそこは頑張って貰いたいです、はい。
読了日:5月12日 著者:中田永一
淡島百景 1淡島百景 1感想
言葉にして表す事への難しい言い知れぬ言い難い感情の余白と余韻。その空白に何を見て、何を重ね、何を想うか。それは風景を何層に折り重ねられた情景たちで人によっては往来するものは変わり、違ったものを届けるであろう。幾つものの景、景慕、景象、暮景、烟景、景趣が押しては引き寄せる人間模様の豊かさをさらさらさらりと描き突き付ける素晴らしさと恐ろしさ。人の持ち得る淡い儚さとそこから滲み出る黒さ、重さの暗部がまたエグ味が効いていることでなかなか。でも、一番リレーまんがの商法がエグいわー他の作品も買わなくちゃーじゃん(笑)
読了日:5月13日 著者:志村貴子
ポム・プリゾニエール La Pomme Prisonniereポム・プリゾニエール La Pomme Prisonniere感想
平常運転な鶴田謙二。だが懐かしさも感じた。久しぶりにこういった漫画を読ませて貰ったからか。フルカラーでこの世界に酔い痴れたいなら画集のひたひたもどうぞ。しかし、何で石黒正数寄稿したんだ、好きなのか、仲が良いのか。
読了日:5月14日 著者:鶴田謙二
となりのロボットとなりのロボット感想
物語も重要だがSFと百合を絡めて指し示す一つのカタチとして百合作品としてある種の位置付けとして語らていく作品になるのではないだろうか。SFとしてのロボットが獲得していく人らしさと心。「好き」という感情の定義とその問答。何故に好きになるのか?惹かれるのか?突き動かせられるのか?その過程で得られるまでロボットと人の差異から生じる好きという認識の差異が切実に迫り、その隔たりから生じる辛苦な境遇が胸を締め付け、そして、その隔たりさえも越えた先にある混じり気のない純粋な愛情は百合的な観点とも併せて見事に昇華した出来
読了日:5月15日 著者:西UKO
となりの関くん 7 (MFコミックス フラッパーシリーズ)となりの関くん 7 (MFコミックス フラッパーシリーズ)感想
もう開いてそでの部分で関くんの遊びに対して感心を示している時点で決していますね。前から遊びに対して参加はしていたが、7 巻では横井さんありきになっている遊びも出て来て1人遊びが2人遊びになっている。それでも負けるな横井、頑張れ横井。
読了日:5月15日 著者:森繁拓真
ショートパンツの女の子の発育が良すぎる件について (TENMA COMICS LO)ショートパンツの女の子の発育が良すぎる件について (TENMA COMICS LO)感想
僕が決めるロリ巨乳四天王でイコール、ほかまみつり、Noiseの各先生方が安定して鎮座されておられるのだが、あと一人がどうにもなかなかに埋まらない。このままじゃおちおち死んでられないと心残りに思っていたけど、もうこれ今際の際まで決まらないままに逝けた…イケた方が老後の愉しみなるかも知んないと思いましたとさ、はい。今巻はメガネ成分無しで−1「これを見てくれ」と言ってイチモツを見せるで−1で前作よりは微妙な評価になりますね。
読了日:5月15日 著者:Noise
NOW-中村佑介画集NOW-中村佑介画集感想
四畳半や夜は短し歩けよ乙女から多数の収録が嬉しい。デカい、果てなくデカい。そして、重み。いいね。それ町公式同人誌なんてあったのかと驚きつつもそのイラストには見入ってしまった。AKIRA金田のバイクね。うんうん。やっぱり横顔は見惚れる。その横顔とタモリさんの似顔絵のコラボレーションが妙な目新しさ、正面からのサングラス姿の印象が強かったから変な浮遊感のある感じ。あと、今後気になるのはカスヤナガトが第二画集出す時には本の体裁をどのように整いて出版するのかを当方は関心寄せております。
読了日:5月17日 著者:中村佑介
罪×10(2) (ガンガンコミックスONLINE)罪×10(2) (ガンガンコミックスONLINE)感想
マジかよこいつ1巻のノリのまま2巻も終わらせやがった。クックックッ面白い、その威勢とやらがどこまで続くのか見させてもらいますよ。メガネクイッ
読了日:5月19日 著者:山内泰延
オトメの帝国 2 (ヤングジャンプコミックス GJ)オトメの帝国 2 (ヤングジャンプコミックス GJ)感想
最高、どの子も可愛くてどのペアも最高。もう、ほんと有難うございます。
読了日:5月20日 著者:岸虎次郎
オトメの帝国 3 (ヤングジャンプコミックス BJ)オトメの帝国 3 (ヤングジャンプコミックス BJ)感想
エロスが爆発。寸止めなのにこんなにエロいって天才かよ。この巻ヤバい。エロと青春の混ざり具合が素晴らしい。
読了日:5月20日 著者:岸虎次郎
オトメの帝国 4 (ヤングジャンプコミックス)オトメの帝国 4 (ヤングジャンプコミックス)感想
このにやけさせる天才!!!
読了日:5月20日 著者:岸虎次郎
オトメの帝国 5 (ヤングジャンプコミックス)オトメの帝国 5 (ヤングジャンプコミックス)感想
背徳感、罪悪感が産み落とすエロティシズムと妄想とフェチな眼差しが光る隙間、瞬間に埋め込まれた官能的で刺激ある描写が堪んないっすね。ただのエロじゃないですよ、じゃないんですよーこうエロエロしているんじゃなくて、こうエロいことに対して負い目や気恥ずかしさを抱いていた初々しさのこれはイケナイコトでないのかと思いつつも塞き止めることのできない欲望とか切なる欲求とか衝動的に湧き上がる、込み上げてくる意識していなくとも意識せざるおえないタブー薫る変態性が百合、思春期と混ざり合って最高。岸虎次郎好き。大好き。もう抱いて
読了日:5月20日 著者:岸虎次郎
新世紀エヴァンゲリオン ピコピコ中学生伝説 (1) (カドカワコミックス・エース)新世紀エヴァンゲリオン ピコピコ中学生伝説 (1) (カドカワコミックス・エース)感想
ぴったりのBGMがあるので、これで https://soundcloud.com/yzyx/cruel-angels-thesis-game-boy内容はなんというか悪ふざけ、悪ノリで漏れなく過不足なく駄目だこいつら…早くなんとかしないと…と感じるキャラたち、世界観は清々しい程のぶっ壊れ具合でどういう顔をすればいいかわからないままに飲み込まれました。もうその崩壊っぷりは寧ろ気持ち良い潔さ。既存のイメージを覆すキャラ達に笑っちゃ駄目だ笑っちゃ……と思いつつもつい声に出して笑ってしまうギャグ漫画如何ですか?
読了日:5月23日 著者:河田雄志,行徒
ゴールデンカムイ 3 (ヤングジャンプコミックス)ゴールデンカムイ 3 (ヤングジャンプコミックス)感想
スリリングな展開にショツキングなアイヌ料理の調理法が並ぶこの作品も3巻になっても面白さは損なわれず、どんどんと過熱し入り乱れる思惑、陰謀、野望に流れ出ては飛び散る強者どもの野心溢れ、蠢き立つ血なまぐさい渇望に差し込まれる顔芸とアシリパの愛らしさで洗い流される非常にメリハリの効いた痛快さが良いですねー。生きとしていけるものを頂くという事に与する命を繋げる尊厳さと事を成し遂げよう命を懸けてでも遂げようとする覚悟を決め、渾然と燃え上がらせて命を焼き尽くさん限りに立ち行く男の格好良さが映えていた。やっぱり面白い。
読了日:5月24日 著者:野田サトル
JA~女子によるアグリカルチャー~ (7) (カドカワコミックス・エース)JA~女子によるアグリカルチャー~ (7) (カドカワコミックス・エース)感想
ジジイの恰好良さにすべて持ってかれた。
読了日:5月25日 著者:鳴見なる,唐花見コウ
JA ~女子によるアグリカルチャー~ (8) (カドカワコミックス・エース)JA ~女子によるアグリカルチャー~ (8) (カドカワコミックス・エース)感想
この最終巻の表紙より1巻の表紙が最終巻していて笑った。お疲れ様でした。次の農業漫画はピクピクン先生が描く漫画が楽しみだったりします。
読了日:5月25日 著者:鳴見なる,唐花見コウ
マシカク・ロック (マーガレットコミックス)マシカク・ロック (マーガレットコミックス)感想
綺麗なロック。綺麗だなぁ、あぁ綺麗だ。ぶっ壊してやりたい程に。持たらざるものと持ち得るものの違いか。憎悪の欠片もない。不自由も抑圧も弾圧も不条理ももろもろ無い。ただただ爽やかにキラキラと眩く輝く素敵でセンチメンタルな空間。渡辺カナは嫌いじゃないけどこの作品は鼻に付いた。綺麗過ぎたのだな。他の作品なら全然良いんだけど。しょうがないね僕の音楽プレーヤーはファックやマザーファッカー叫んでるししょうがないね。
読了日:5月25日 著者:渡辺カナ
クローバー (IDコミックス)クローバー (IDコミックス)感想
濃ゆくなくけれども薄くなくも甘過ぎずもせず軽くほどけとける甘さと切なさで引き締められた魅力ある後味が素晴らしくて良い。
読了日:5月26日 著者:乙ひより
岡崎に捧ぐ 1 (コミックス単行本)岡崎に捧ぐ 1 (コミックス単行本)感想
涙を禁じ得ない。ピコピコ少年よりこちらの世代の方が断然に近いので小学生の頃に流行ったエポックメーキングな数々のおもちゃたちは堪らないものがある。無いものあったが、ミニ四駆、ビーダマン、ハイパーヨーヨー、たまごっち、デジモンポケモンなどとか、フルーチェ学校の怪談とか文房具もあったなぁ。色んな消しゴム、かみつきばあちゃん…。金色がヤベェんだよなぁ。今思うと友達の家に行って遊んで知る事も学ぶ世界もあったあったんだよ。80年代の漫画家が増えてきたのが悔しくも嬉しくて頑張って欲しい。誇らしく思う。頑張れ!
読了日:5月26日 著者:山本さほ
働かないふたり 4 (BUNCH COMICS)働かないふたり 4 (BUNCH COMICS)感想
段々と春子の輪郭が丸みを帯びてきて角が取れてますますと微笑ましく見守りたくなる庇護欲を掻き立てるのびのびとしたダメで立派な存在感がある。お兄ちゃんも変わらずに茶目っ気ある悪戯心あるエニートだし、そんな子供達を優しく見守る父親と厳しく諭す母親の生活にお隣さんの倉木さんや兄の友達が加わって徐々に広がりを見せる中でもやっぱり兄妹中心の話は安心感あるほのぼので癒し効果。でも、いつ働き出すんだろう。千葉県からニートが立候補していたけどお兄ちゃんもいずれしたら面白そう。なんてたってエニートだし、そういう目をしている。
読了日:5月27日 著者:吉田覚
日々ロック 6 (ヤングジャンプコミックス)日々ロック 6 (ヤングジャンプコミックス)感想
2巻を越える衝撃、衝動はもう感じられなかったが、サクセスストーリーと謳っていたのだから垢抜けさせずに泥臭さ、青臭さを残しながら登り詰めさせるのは難しい。黎明期に勝るものは無し。見えない大きな敵に向かって闘うものからあの人のために伝えたい、届けたいものに変質していったのでこじんまりとした感じを受けたが、どちらも切っては捨てられない存在ではあるので悪くは言えないが、もう少し、もうちょっと読んでいたかった。それと著者が燃え尽きてないことを祈る。次も楽しみにしているから頼みます。
読了日:5月27日 著者:榎屋克優
ふらいんぐうぃっち(2) (講談社コミックス)ふらいんぐうぃっち(2) (講談社コミックス)感想
前巻より魔女の要素が上がってきてこのまま上がっていくことを期待している。日常ものの難しさというのも存在するのでしょうがなくはないが、日常ものとしたら物語の起伏の付け方や見せ方が淡白な印象をどうしても受けてしまうので魔女要素や田舎ライフがもっと起爆剤になればいいと思う。取り敢えずもう一度ケモミミとかケモミミやらケモミミを入れればいいと思うよ。
読了日:5月27日 著者:石塚千尋
ふらいんぐうぃっち(3) (講談社コミックス)ふらいんぐうぃっち(3) (講談社コミックス)感想
可愛いはあるけど萌えは薄いって感じかな。今時、萌えというのもアレですけれども…。いや、違うんですよ。自分はケモノを望んでいたのに獣が出て来たことについてでは無くてですね、でも、頷くキツネさん可愛いかったねーねーけれども、獣はキツイっす。自分キツイっす。空を放浪するクジラの話が良かった。あと、圭の料理に対するひと工夫が地味に試したくなる。良いお嫁さんになりますよ、彼は。
読了日:5月28日 著者:石塚千尋
蟲師 特別篇 日蝕む翳 (KCデラックス アフタヌーン)蟲師 特別篇 日蝕む翳 (KCデラックス アフタヌーン)感想
新作出ててたのかよ、言ってよ〜分からないまま来てしまった新作となる蟲師ですが、余りの久し振りさにたどたどしく読み始めたが程なく思い出す蟲師と蟲の纏わる世界に引き込まれました。前編と後編に分かれた日蝕に纏わる話。日蝕に騒めき現さなかった存在が動き出す蟲に絡む日蝕の今となっては薄まってしまった畏怖する現象であった鮮烈なる記憶とその解決の糸口になる数奇な運命を辿った双子の流転する関係性とその関係性に覆い重なる影と光を含み表した対比が見事でした。次の新作も楽しみです。
読了日:5月28日 著者:漆原友紀
波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンKC)波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンKC)感想
作者買いなんで内容は其れ程に値踏みはしないで買ったのでまさかラジオが舞台とは。もうね、はっきりと言わせてもらいますけどね、これめちゃくっっっっそ面白い。話や物語とかの面白味も確かにあるがこの表紙を飾る鼓田ミナレの掻き回すパワフルさが最高かつ素晴らしい。口の悪い毒舌、横暴さにスカッとする真心。これよ、これぞラジオDJ。でも、1巻はカレー屋の切り盛りをしているという意味の分からなさ(笑)
読了日:5月28日 著者:沙村広明
内向型を強みにする内向型を強みにする感想
3000冊目登録本。3000冊目にふさわしいと思わんかね(いや思わないわけがない)私は強迫性(回避性≒スキゾ)パーソナリティ障害の気質を多分に含んでいるみたいなので内向型もクソもないんですが、この社会は外向型の人で回ってるし、中心として動いている。だからと言って内向型は決して外向型になる必要性はないし、ある必要性は必ずしもない。内向型である事実を受容し、そうであることに対して否定ないし否認してはいけない。寛容であるべきである。恥ずべきでもそれが悪いというべきでもないのである。
読了日:5月30日 著者:
マンガで分かる心療内科  アドラー心理学編 (ヤングキング・コミックス)マンガで分かる心療内科 アドラー心理学編 (ヤングキング・コミックス)感想
シーモア無料版。やだ、このアドラー先生恰好良い抱いて。ギャグを多く取り混ぜサクッと読めて大まかな概要が分かる漫画。一時期アドラー関連本がアホみたいに出版されてたけどあれは何だったんだろうな。謎である。前は途中までしか載ってなかったけど、アドラー心理学Wikipediaのリンクにこの漫画が貼られているので興味がある方はご購入の参考に覗くのも良いでしょう。でも、リンク貼られているけどあれは良いのか、真面目の方に怒られはしないのか(笑)
読了日:5月30日 著者:ゆうきゆう・原作,ソウ・作画
蟲師 外譚集 (アフタヌーンKC)蟲師 外譚集 (アフタヌーンKC)感想
読んだことのある人が豊田徹也今井哲也しか居なかっ…あら、やだテツヤ繋がり、たので蟲師が持つ世界観とその執筆者が持ちている世界観の溶け具合の判別がつかないのもあるので判断が難しいものがあるが、熊倉隆敏が描く蟲師が原作に准ずる近さが一番あったのかなぁーと感じた。それを初めに持ってくる優しさね。読んだことない執筆者で好きなのは…っと言っても5人しか居ないので限られるが、吉田基巳が良かった。そろそろこの人の作品も読みたいと思う。
読了日:5月30日 著者:芦奈野ひとし,今井哲也,熊倉隆敏,豊田徹也,吉田基已
月影ベイベ 4 (フラワーコミックスアルファ)月影ベイベ 4 (フラワーコミックスアルファ)感想
盛り上がってまいりましたーーーースロースペースながらも気持ちに気づき始めた光の淡い恋心に引き裂かれるような嫉妬の揺れ動きが引き込ませる。この片想いは届くのか?気が気でならい展開。
読了日:5月31日 著者:小玉ユキ
彼とカレット。3彼とカレット。3感想
大体イケダがセクハラ→ボコられるというスタイルが主流の四コマなんですが…見てくださいよこれ、もう表紙から分かるでしょイケダの変態行為が。スッとね、スッとイスとして忍ばせてくる飽くなき勤しむ変態行為ね。そして、その後にボッコボッコにされる姿が目を瞑らなくても浮かびます、もうそれぐらいまでに完成され尽くされた様式美なんです。でも、男性陣はロボも犬も留学生も居ますけど惜しむらくは何奴も変態という誠に残念ですが、そこが素晴らしく思います。今巻読んで感じたがミヤの友達のタマちゃんの今後の方向性が非常に楽しみです。
読了日:5月31日 著者:tugeneko

読書メーター

2015年4月まとめ

2015年4月の読書メーター
読んだ本の数:35冊
読んだページ数:6327ページ
ナイス数:252ナイス

リューシカ・リューシカ(9) (ガンガンコミックスONLINE)リューシカ・リューシカ(9) (ガンガンコミックスONLINE)感想
前巻での帯で「くうそうが、あふれそう。」をくそが、あふれそうと空目して、今巻ははみだそうの文にOBした際には自己責任でというトイレの張り紙を思い出すあたり俺疲れているのかな。そんなことはいいんですよ、とっと流して感想ですよ、感想。まだ知らないからこそ生まれてくる空想や発想は、昔、自身にもあったはずの世界への投げかけを思い返し懐かしくも思う反面、大人になった今、違った目線でまた振り返る子どもの誤解や疑問質問はこそばゆい面白さに富んでいるなと感じました。あとリューシカの母親の名前に鹿でも含まれているのかしら。
読了日:4月1日 著者:安倍吉俊
黒─kuro─ 2 (ヤングジャンプコミックス)黒─kuro─ 2 (ヤングジャンプコミックス)感想
カラーのギミックをふんだんに使った幕引きはゾッとするやら感心するやらで不穏な空気漂う薄気味悪い気持ち悪さがありつつも徐々に一つ一つ薄皮を剥いで物語の核心に向かってるのにひらりと躱す底の見えない得体の知れないざわつきが後を引く不気味さで後ろ髪引かれる思いで御座いますぅ。
読了日:4月1日 著者:ソウマトウ
いまりあ (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)いまりあ (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)感想
愛情表現ですよ。朝凪先生が女の子の瞳にハートマークを描き込むのと同義で武田弘光先生がドスケベ下着を女の子に着けさせるのは。N・T・R‼︎N・T・R‼︎の嵐で選り取り見取りの様々なシチュの合盛りとなる中で純愛だったものを肉便器までに堕とし堕とすチンポには勝てなかったよの快楽の坩堝を貪り食らうまでに堕としまくる様は平成の撃墜王ですよ。NTRものなので非常に好みが分かれますが、不快感や悲しみはテイッシュに包んで捨てて仕舞えばいいんですよ。ちょっと何言ってるかわかんないすね。
読了日:4月2日 著者:武田弘光
下水街 新装版 濁淦 (SANWA COMICS No.)下水街 新装版 濁淦 (SANWA COMICS No.)感想
読メと天然猫肉汁アリス缶詰氏のレビューを読んで購入決意。グルメ漫画ブームの次は人外漫画ブームが来るかという兆しが見える中でのこの復刊は感じるものあるよね。読んだことはなかったものの噂に聞いていた作品で触れられる機会が出来て良かったよ。その作者が固持する世界観が存在するがこれは誰も真似出来ないというか真似しない唯一無二の世界観で本当に久しぶりに「見てはいけないもの」を見させて頂いたなと。あらすじの文からして覚悟はしていたものの実際目の当たりにしても凌駕する圧倒的にうごめく性的倒錯世界は噎せ返る程であった。
読了日:4月4日 著者:掘骨砕三
ビーンク&ロサビーンク&ロサ感想
はっきりとした明瞭な楽しさ、明確な面白さはない。始まりそうで始まらない。見えてきそうで見えない。でも、生きている。生活があり、日常があって風景がある。それが愛おしく堪らないのだ。
読了日:4月8日 著者:模造クリスタル
俺物語!! 8 (マーガレットコミックス)俺物語!! 8 (マーガレットコミックス)感想
ぜってーこのパティシエ振られるわー失恋パティシエだわーもう俺が望んでいる物語からどんどんと俺物語が俺物語しなくなって俺物語が俺物語ではなくなり、俺の物語が俺と物語になって純粋にあった俺物語が俺物語から遠ざかって俺物語にあった俺物語が俺物語ではなくなり俺物語然としなくなってきて俺物語に対して期待していた俺物語は俺物語から離れ別の俺物語になって俺物語が俺物語でありえなくなり俺物語になり俺物語で俺物語の装うを呈し俺物語として俺物語で俺物語の俺物語であった。
読了日:4月10日 著者:アルコ
蝶のみちゆき (SPコミックス)蝶のみちゆき (SPコミックス)感想
読メで知る。たかが漫画されども漫画の凄み。息を呑み、吸い込まれ、引き込まれた瞬間瞬間に訪れる醍醐味と遊女・几帳の胸間に流れる情を汲みした時に思い感じる物憂いがしんしんと胸を打ち、しんみりとしつつもそれでも尚、几帳の凜とした儚さが惚れ惚れする程の美しさを醸し出していて、ただの悲壮感が残るだけでは無い名残欲しい読後感がまたも良い味わいの深さであった。あとは数ページぐらいカラーページがあっても良かったかな〜と表紙見て思いました。
読了日:4月12日 著者:高浜寛
DVD付き 進撃の巨人(16)限定版 (講談社キャラクターズA)DVD付き 進撃の巨人(16)限定版 (講談社キャラクターズA)
読了日:4月13日 著者:諫山創
トクサツガガガ 2 (ビッグコミックス)トクサツガガガ 2 (ビッグコミックス)感想
中野懐かしいなぁ。私の場合はまんだらけらしんばんタコシェを見て回ったなぁ。一緒に赴いたオタクでも何でもない友を5時間ぐらい放ったらかしにして合流した時にアンニュイな表情にさせたのはこの漫画とは違う道だが行動原理は同じで喜ばしく思いました。仲間が続々と増え、仲村さんが活き活きとしていてる様は此方も思わず綻ぶ。何よりもそれよりもトライガー、任侠さんの格好良さが映えていた。特撮の展開を踏襲しつつもあるあるネタやそのものから学んだ、助けられたことを物語に絡めて上手に進めるので面白くて飽きをこさせないのが良い。
読了日:4月15日 著者:丹羽庭
ダ・ヴィンチ 2015年 05 月号ダ・ヴィンチ 2015年 05 月号感想
尾玉なみえ氏の「マコちゃんのリップクリーム」完結の際に祝辞として添えられてた岡村星のエピソードに何言ってんだこいつと思わせられて以来ますますファンでして、そんな岡村星のインタビュー記事はどんな感じに仕上がっているのかと不安半分期待半分で読んだら真面目に受け答えをしていた。ギャグやコメディものを書いている漫画家さんは意外と真面目な方が多いよね☆まんまで来たのって私の知る限り漫画太郎ぐらい…あ、ごめんなさい、今、まん◯画太郎でしたね。そんな事よりラブラブエイリアン電子化はよと思っていたらされていて読むの楽しみ
読了日:4月16日 著者:
ラブラブエイリアン 2ラブラブエイリアン 2感想
初っ端からちんこの話題でツカミはガッチリと掴みますね。それどころか…おっとこれ以上先走り出すと内容が薄くなちゃいますからガマンですね。いけないいけない。いやー今巻も相も変わらずのゲスな下ネタ、愚痴が飛び交っていて寧ろ安心する喜ばしさ。でも、みんななんだかんだで彼氏が出来てあの男の臭いを嗅がせた瞬間に訪れるピリッとした薄皮一枚剥いだら揺らぐ女性の友情の薄さが無くなるのは残念ではあるが、出来たら出来たらでそれはそれは堪らない下品さでしたのでプラマイゼロですかね。ほんとみんな思い思い好き勝手に動いていて良い。
読了日:4月16日 著者:岡村星
少年ノート(7) (モーニング KC)少年ノート(7) (モーニング KC)感想
青々くしくて苦々しい苦渋な選択と決心が重くのしかかる。時間は決して戻らない。町屋の失敗もゆたかの変わりゆく声も巻き戻せない。巻き戻せないないからこそ派生する後悔や思い悩む苦悩に決着を付けるのはやはり本人の意志次第であり、それに準じて大きく揺らいで岐路に立たされた巻であった。登場人物に留まらず合唱部の命運は如何なる選択と結末が待っているのか。
読了日:4月17日 著者:鎌谷悠希
少年ノート(8)<完> (モーニング KC)少年ノート(8)<完> (モーニング KC)感想
いつまで経っても変わらないそんな物あるだろうか。変わったもの、変わりゆくもの、変わってしまったもの、変わって失わられたもの、変わって得られたもの、変わって見えなくなったもの、変わって見えるようになったもの、変わって聞こえなくなったもの、変わって聞こえるようになったもの、変化と成長を紡ぎ出したハーモニーは心に沁み残るものであった。でも、最終巻は今までの巻と比べるあっさりとしていた。
読了日:4月17日 著者:鎌谷悠希
あくまでじょし (1) (電撃コミックスNEXT)あくまでじょし (1) (電撃コミックスNEXT)感想
かきふらい先生か?と噂されている新人の三浦ゆあんの人外女子高生もの。似てると言えば似ているけど…それよりも作品として質が良いか悪いかと言われればまだ1巻ということでまだ未知数な作品。人外の設定を活かした特色のある話よりもゆるふわな脱力系な物語という印象の方が強めで意外と百合百合していてるのでそこは楽しめる作品。舞台がヒロシ魔でサイタ魔もあるみたいだけどグン魔がどんな魔境でどんな魔王が居るのか気になる。ぜってーグン魔の魔王ヤバいぜ。ゆるふわとは思わせないお前だけ絶対別の世界から来た奴だろって奴だぜ。きっと。
読了日:4月17日 著者:三浦ゆあん
ラブやん(21) (アフタヌーンKC)ラブやん(21) (アフタヌーンKC)感想
何気なくアフタで一番最長の連載作品じやないでしょうか。でも、徐々にだが確実に終焉に向かっているが、ロリ・オタ・プーの中で何とかなるのはオタ・プーで問題となるロリ魂にどう折り合いをつけて片すかに焦点があてられるのかな?しかし、熟年夫婦並みの仲なのに付き合ってないし、こうも外堀を埋められていくこういう主人公も珍しいな。腐っても田丸浩史、どうゴールさせるのか。まだまだ油断ならない作品。
読了日:4月18日 著者:田丸浩史
GIRL? NEXT DOOR (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)GIRL? NEXT DOOR (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)感想
エロ漫画におけるギャグは余程のことがないと枷となる存在だが、これはいい感じに頭がおかしかった。受精描写を弾幕シューティングで表わす表現には思わず笑うしかなかった。いいセンス、バカだろ。内容もおねショタを中心とした抑えようとも立ち籠める変態スメルがかぐわしい出来で、微に入りにびっしりと描き込まれた精密で密林な陰毛、射精時の際に使われる独特のフォントで表されたまさにドロッとした擬音、明確に分けられたSMの攻め受けがおねショタと非常にマッチして昇華していく様は寧ろエロに目が行くよりも物語として読み耽られる濃ゆさ
読了日:4月18日 著者:A-10
熱病加速装置熱病加速装置感想
もどかしい噎せかえりの煩わしいわだまかり溜まるフラットレーションに募る苛立ちと抑えきれない無駄に不器用に有り余る熱くドクドクと脈を打つどうしょうもないどうしたらいいのかと上手く立ち往生出来ない青臭さとリピドーの爆発が最高に面倒くさいい。でも、女性だからなのか確かに童貞臭さはあるけど結実はあんまり泥臭さが残らないな。あとは、絵柄の変化も合わせて面白かった。最初は花澤健吾と思ったら最後は黒田硫黄松本大洋を感じさせる変遷には驚いた。あと、重要なのは全体を通してエロかったです(小並感)
読了日:4月19日 著者:元町夏央
ちっぱい道ちっぱい道感想
東にちっぱい娘あれば 行って励ましてやり 西に泣き疲れたちっぱい娘あれば 行ってその哀しみを負い 南に死にそうなちっぱい娘あれば 行って貧乳はステータス‼︎だからこわがらなくてもいいといい 北に喧嘩やバスト吸引器を使うちっぱい娘があれば つまらないからやめろといい 成長した時は涙を流し そんな愛と慈しみを携えて 胸の小ささを気にしながらも健やかに成長する姿を見守る そういうものに わたしはなりたい
読了日:4月20日 著者:
庵野秀明 パラノ・エヴァンゲリオン (\800本 (10))庵野秀明 パラノ・エヴァンゲリオン (\800本 (10))感想
私は作品に対しては興味は示すが、制作者側に対しては無頓着、さほど興味を示さない方が多いが、本書を読んでますます庵野秀明という人物に興味が湧いてきた。庵野秀明の合成人格から出来たキャラ、オナニーショウな自己解体、自己言及、自己追及からの創出。世には魂が込められた作品が存在するが、エヴァは紛うことなきそれであったのだと感じられた。いい作品ほど多方面から興味が湧きだし、これを知ったら次の物事が知りたくなり、また次また次と興味が尽きることなくまた湧き出てくる。これが実に面白くて楽しいのだ。
読了日:4月22日 著者:
侵略!イカ娘 16 (少年チャンピオン・コミックス)侵略!イカ娘 16 (少年チャンピオン・コミックス)感想
三つ編み浴衣姿のイカちゃん可愛いかった。水着姿の千鶴可愛いかった。安定して読めるという事は変化が無いとも言えるが、何気に300回突破しているし、ブレなく安心して読んでられる作品として有り難い。その中でもお気に入りの話は南風のおっさんの話。オチが良いのはやはり良い。一巻に一つ以上はお気に入りになる話が絶対あるのも嬉しいね。
読了日:4月22日 著者:安部真弘
White LieWhite Lie感想
発行者:ホムンクルス 流石、ホムンクルス先生。端麗な絵柄に純愛でならしてきたストーリー運びの丁寧さと営みの柔らかさ、温かさは此方も思わずぽかぽかした気持ちにさせる。小ネタもクスッときて、邪魔にならない塩梅の解け具合いでまた心地よい。
読了日:4月22日 著者:Homunculus
Look at meLook at me感想
発行者:すがいし、オオノ した後、何人の人が「最低だ、俺って………」って思って過ごされて居るんでしょうか?この本に限らず。
読了日:4月22日 著者:ManiacStreet
有害都市 上 (ヤングジャンプコミックス)有害都市 上 (ヤングジャンプコミックス)感想
前作にも言えることなのですが、今、この瞬間に読む事で描かれるリアリテイのディテールに突き詰められたリアルの説得力が何重にもなって読者に投げ掛けられる醍醐味。また前作同様◯◯に似たキャラが出てくるが、分かる範囲でアグネス、秋元康居たね(笑)見せたくないものに蓋をし、聞かせたくないものを塞ぐ。一部を選び取り、絶対悪だとする姿勢、事件を起こした因果性の一部として表現の一部結びつけて刈り取って全体を潰すのは正直、どうかと思う。やはり。少女マンガ4冊所有していたらおかしいと言われるこんな世の中じゃPOIZUNN
読了日:4月24日 著者:筒井哲也
坂本ですが? 3 (ビームコミックス)坂本ですが? 3 (ビームコミックス)感想
すみません、凡人の私にはツッコミが追いつかないまでの領域に坂本君たちが達せられたようです。シュールギャグって言うよりはツッコミ役が不在の漫画だな。その様は、もうシュールやスタイリッシュやクールでは無くて、超次元に歪められた訳の分からない空間に変貌していた。基本馬鹿な小学生がやってそうなことを如何に真面目にスタイリッシュにクールに美少年がやって、周りが囃し立てるかというのが多く感じられた。
読了日:4月24日 著者:佐野菜見
ほしのうえでめぐる 2 (BLADE COMICS)ほしのうえでめぐる 2 (BLADE COMICS)感想
時系列がバラバラでまとめて読んだ方が整理がつきやすく、しっくりくる物語でそうすべきであった。如何せん間を空けすぎて読んだために話が横滑りして頭に入らない、残らない。じゃあ、一巻から読み直して読めよという意見も御座いましょうがそういうのは良いんで。正直そこ迄の労力を掛けようとは思えないので。取りあえずメーテルみたいな人が出てきたのでドクロのニット帽が動き出さないか肝を冷やしたぜ。ニュースになってないから大丈夫でしょう。
読了日:4月24日 著者:倉橋ユウス
うしおととら (3) (小学館文庫)うしおととら (3) (小学館文庫)感想
十郎、馬鹿野郎死ぬことないだろう…ほんと馬鹿野郎だよ。辛いなぁ、相容れない存在になっていくなんて辛いよなぁ。みんな幸せに暮らせればいいはずなのに…なぁ。十郎の笑顔が忘れられない。
読了日:4月26日 著者:藤田和日郎
うしおととら (4)うしおととら (4)感想
「おまえはそこでかわいてゆけ。」って吐き捨てるうしおが格好良かった(小並感)あと、とらがツンデレ可愛すぎて辛い。何この妖。
読了日:4月27日 著者:藤田和日郎
うしおととら (5) (小学館文庫)うしおととら (5) (小学館文庫)感想
一本気に筋が通った主人公。それは、どこまでも真っ直ぐに突き通す無骨な格好良さが、これぞ少年漫画だよと捩じ伏せる熱さよ。
読了日:4月28日 著者:藤田和日郎
うしおととら (6) (小学館文庫)うしおととら (6) (小学館文庫)感想
省みない行動をしてきたうしおにとうとう弊害の魔の手が迫ることになるが…。もう、こんな剛直な主人公は今では珍しくて煙たがられるのだろうか?それとも逆に…。アニメではどう映るのだろう?しかし、格好良いな、うしお。言わされて言ってるんじゃなくて言い放ってるキャラの痺れる格好良さは格別で別格ですなぁー。
読了日:4月28日 著者:藤田和日郎
うしおととら (7) (小学館文庫)うしおととら (7) (小学館文庫)感想
人でないものが人を諭すシーン好き。人でないものが人の愚かしくも欠点とも言える弱さを諭すシーン大好き。いいね。強大な力に対抗するにはやはり修羅の道に…。それを扱うにはこれまた大いなる力には大いなる責任を負えるものでは…と言うことで白面の者との戦いに向けてカウントダウンが始まる。
読了日:4月28日 著者:藤田和日郎
うしおととら (8) (小学館文庫)うしおととら (8) (小学館文庫)感想
うしお強くなったかなと思ったら意外に苦戦を知られるのね。白面の者との勝負迄に何処まで強くなれるか。そして、其れはいつ来るのか。先は長そうだなぁ。あと、とらが可愛い。
読了日:4月29日 著者:藤田和日郎
POPEE THE PERFORMERPOPEE THE PERFORMER感想
同タイトルのアニメの漫画版。アニメの一話を動画サイトで見てそのブラックさに心を鷲掴みにされ、BOX買って以来、漫画版の存在は知っていたが長らく絶版でありましてこの度復刊と相成りましたが、内容はアニメと一概にしてはならない別のクオリティで漫画という体裁よりはファンに向けた作品という印象の方が強かった。読んでいる間やはりあの音楽が鳴り響くね。しかし、キッズステーションはこの作品といい、チャージマン研!の配信と子供達に何を教え、伝えたいのだ?
読了日:4月29日 著者:増田龍治作増田若子絵
がいがぁかうんたぁがいがぁかうんたぁ感想
その内容で巻き起こすは討論 動かすぜ世論 突き動かすぜ論争! 読んでくれた親にマジ感謝しな 描いてるは別のONE PIECE ピースのかわりに中指立て beef dis のはじまりだぜ JKに囲まれてロリしか描けない(wiki調べ)クジラックス お前で抜いたことない(quzilax)男はクズクズ人間のクズだ(kuzuga!)たぶん薬打ってる(quzilax)自身で描いた漫画でマスかいている(quzilax)緻密な犯罪描写 犯行にあった奴は大体PTSD(quzilax)めちゃくちゃ胸糞悪い(kusoga!)
読了日:4月30日 著者:クジラックス
うしおととら (9) (小学館文庫)うしおととら (9) (小学館文庫)感想
この巻のAmazonの内容紹介がえらい懇切丁寧に書かれているけど、斗和子の正体も綺麗に説明しているのは許されるのか?もう正体分かっていたから私は一向に構わないが、知らない人が読んだらげんなりだぞ。お役目様の死に際に際して、凶羅の言動、行動には驚いた。多少、道を間違えど彼にも彼なりの理念があり、それに従って動いているのだろうと汲み取れて、キャラが生きてるなぁと感じつつ、新たな局面の展開で俄然と先が気になる熱さに。
読了日:4月30日 著者:藤田和日郎
うしおととら (10) (小学館文庫)うしおととら (10) (小学館文庫)感想
斗和子の気味の悪いこと悪いこと。これで白面の使いって言うんだから白面の者の底知れぬ薄気味悪い強さが感じられる。そして、この巻でとらのツンデレ具合が最高潮に達していた。うしお並びに人の弱さ故の強さに惹かれるとらがくそ可愛いわ。
読了日:4月30日 著者:藤田和日郎

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